キリンホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 2503
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 飲料・たばこ・嗜好品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1907年02月
- 上場年
- 1949年05月
- 公式サイト
- https://www.kirinholdings.com/jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
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- 他の会社
- 明治HD, サッポロHD, アサヒ, 宝ホールディングス, オエノンホールディングス
概要
キリンホールディングスは1907年創業の日本を代表する総合飲料・医薬品会社で、ビール製造を軸に多様な酒類・飲料事業と医薬品を手掛け、三菱グループの一員として国内外で高い存在感を持つ企業です。
現状
キリンホールディングスは2023年12月期に連結売上高約2.13兆円、営業利益約1502億円、純利益約1127億円を計上し、飲料業界をリードしています。主要事業であるビール系飲料は国内で強いブランド力を保持しつつ、低アルコール飲料や清涼飲料水の新商品開発にも注力しています。海外展開ではオーストラリアや東南アジアなど複数の市場で事業基盤を拡大し、現地子会社を通じグローバルな成長を目指しています。医薬品・バイオ事業も子会社協和キリンを中心に強化。サステナビリティ面では環境負荷低減や多様な社会貢献活動を推進し、2030年までの中長期戦略においては事業の多角化とイノベーション創出を戦略の柱としています。最近はファンケルの完全子会社化を実施し健康食品分野の拡充を図るなど成長分野への積極投資を継続中です。
豆知識
興味深い事実
- 日本初の大衆向けビール醸造企業の系譜を持つ。
- 独自のプラズマ乳酸菌素材は健康飲料に活用。
- 三菱財閥の創業家である岩崎家と歴史的繋がりあり。
- 国内最多級のビール系飲料ブランドラインナップを展開。
- 複数の国際的指数(日経平均株価等)に採用される。
- 長年にわたる飲料事業と医薬品事業の複合企業。
- 近年は食品以外にバイオ医薬品にも積極投資。
- ミャンマー事業から人権問題を理由に撤退した経緯がある。
- 北海道産農産物活用のカクテルコンクールに協賛実施。
- サッカー日本代表のオフィシャルパートナーを務める。
- 日本国内の高品質な乳製品を製造する小岩井乳業を子会社化。
- 高い技術力によるクラフトビールブランド開発に注力。
- 創業以来、品質と伝統を重視したブランド経営。
- 社内に醸造研究所や医薬品研究所を設置し研究開発推進。
- 2023年に主要地方証券取引所からの上場廃止を実施。
隠れた関連
- 三菱グループの一員として幅広い産業界と深い繋がりを有する。
- コカ・コーラと独自素材プラズマ乳酸菌の技術提供契約を結ぶ。
- 長年、スポーツや文化イベントのスポンサーとして積極的に活動。
- 日本のビール産業発祥地横浜との歴史的関係を保有。
- 海外ビール市場での買収や子会社設立でグローバル化を推進。
- 医薬品子会社協和キリンはアムジェンとの合弁事業を展開。
- 2019年に通信販売事業を新たに立ち上げ、健康食品領域で拡大。
- キリンビール園など地域密着型飲食店も経営している。
将来展望
成長ドライバー
- 国内飲料市場の健康志向化による需要拡大
- 海外市場でのブランド認知度向上と新規事業展開
- 機能性食品・ヘルスケア製品の開発促進
- 持続可能な製造技術と環境対応商品の投入
- デジタル化推進による業務効率化と顧客サービス向上
- 高齢化社会への対応と免疫力強化商品への需要増加
- ESG投資の増加による資金調達環境の改善
- 多様化する消費者ニーズに合わせた商品ポートフォリオ拡大
- グローバルM&A戦略による市場シェア拡大
- 地域・国際的な社会課題解決への貢献によるブランド価値向上
- 自動運転技術等による物流の最適化
- サステナブル認証商品の比率増加による信頼獲得
戦略目標
- グローバル売上比率を40%以上に拡大
- 環境負荷削減に向けたCO2排出量50%削減
- サステナブル認証商品を全商品の70%以上に
- 機能性飲料・健康食品分野の売上10倍増
- 新興市場でのブランド展開強化と現地生産拡大
- デジタルトランスフォーメーションの全業務導入
- 多様な働き方とダイバーシティ推進の徹底
- 持続的な企業価値向上に向けたESG情報開示の充実
- 物流網の自動化と効率化でコスト20%削減
- 革新的技術開発による新商品創出を年間5件実施
事業セグメント
飲料・酒類販売業者向け
- 概要
- 飲食業界や小売店向けに多彩な飲料製品を安定供給。
- 競争力
- 広範な物流網と多様な飲料ラインナップでニーズに即応。
- 顧客
-
- 小売業者
- 飲食店チェーン
- 居酒屋
- ホテル
- 空港・駅売店
- 製品
-
- ビール
- 発泡酒
- 清涼飲料水
- 低アルコール飲料
- ワイン
- 洋酒
医薬品・バイオケミカル
- 概要
- 医療現場と製薬業界へ高品質医薬品を提供。
- 競争力
- バイオ技術を駆使した高付加価値製品開発力。
- 顧客
-
- 医療機関
- 製薬企業
- バイオテクノロジー企業
- 研究機関
- 製品
-
- 医療用医薬品
- バイオ製剤
- 生物由来製品
- 協和キリン製品
物流・流通サービス
- 概要
- グループ製品の物流最適化を推進し供給安定を確保。
- 競争力
- 専用物流子会社で高効率物流サービス実現。
- 顧客
-
- グループ各事業会社
- 外部流通業者
- 製品
-
- 製品輸送
- 倉庫管理
- 品質管理
- 物流効率化サービス
飲料製造装置・技術提供
- 概要
- 製造現場の効率化を支援する最新技術を提供。
- 競争力
- 製造ラインの品質向上に貢献する技術力。
- 顧客
-
- 飲料製造業
- 製造機器販売業
- 製品
-
- 瓶検査機
- PET検査システム
- 生産効率化設計
外食・飲食事業
- 概要
- 自社店舗運営とプロモーション支援でブランド価値向上。
- 競争力
- 飲料製品と連携した顧客体験創出。
- 顧客
-
- 自社直営ビアレストラン
- フードチェーン
- イベント企画会社
- 製品
-
- 飲料提供
- 店舗運営ノウハウ
- イベント協賛
競争優位性
強み
- 長い歴史に裏打ちされたブランド力
- 多様な飲料と医薬品の事業ポートフォリオ
- 強固な国内外の流通ネットワーク
- 高度な製造技術と研究開発力
- 三菱グループのネットワーク活用
- 積極的なM&A戦略で事業拡大
- 環境・社会貢献への積極姿勢
- 高品質の医薬品製造能力
- 多様な消費者ニーズへの対応力
- グローバル市場でのブランド展開
- 持続可能な製品開発に注力
- 多角化した収益構造
- 国内ビール市場での確固たる地位
- 独自の健康志向商品開発
- 優れた経営陣と安定した財務基盤
競争上の優位性
- 日本初の大衆向けビール醸造企業としての市場基盤
- 多彩な飲料ブランドによる顧客囲い込み
- バイオ・医薬品技術を活用した事業多角化
- 三菱グループとの連携による経営安定性と資金力
- 海外複数市場での子会社運営による地域特化戦略
- 革新的な商品開発による市場トレンド先取り
- 充実した物流網による製品供給効率化
- 多様な販売チャネルに対応した販売力
- 健康志向市場への積極的参入とブランド構築
- 強力な研究開発拠点と技術力を持つ
- ブランド資産を活かしたプロモーション展開
- 長期的なESG戦略による企業価値向上
- 飲料と医薬品の連携によるシナジー創出
- 国内大手競合との協調と差別化戦略の両立
- サステナビリティ関連製品の拡充推進
脅威
- 国内ビール市場の縮小傾向
- 激しい価格競争による利益率低下リスク
- 海外市場の政治的不安定性や規制リスク
- 原材料価格や為替変動によるコスト増加
- 新規参入者との競争激化
- 健康志向の変化による商品の需要変動
- 環境保護規制の強化による運用コスト増
- 飲酒規制の強化による酒類販売制限
- 経営統合失敗やM&Aリスク
- グローバル市場の競合多様化
- 新技術開発の遅れによる競争劣位
- 社会的批判によるブランドイメージ低下
イノベーション
2024: ファンケル完全子会社化と健康食品事業強化
- 概要
- ファンケルの株式公開買付け完了により健康食品分野を強化。
- 影響
- 健康志向市場での競争力強化と事業多角化に寄与。
2023: プラズマ乳酸菌素材のコカ・コーラ向け供給開始
- 概要
- 独自開発のプラズマ乳酸菌を日本コカ・コーラに供給し、新商品展開を支援。
- 影響
- 免疫ケア市場への新たな製品供給ルートを確立。
2023: ヘルシアと共同開発サプリメント発売
- 概要
- 花王との連携で免疫ケアに特化したダブルブランドサプリメントを発売。
- 影響
- 健康飲料市場での差別化と販売拡大に成功。
2022: RTD製品の研究開発機能集約
- 概要
- 低アルコール飲料や焼酎の研究をキリン醸造研究所に集約し効率化。
- 影響
- 新製品投入加速による市場競争力強化。
2021: 協和発酵バイオ通販事業開始
- 概要
- 子会社から通信販売事業を譲受し健康食品の販路拡大を推進。
- 影響
- ダイレクトマーケティングを強化し売上増を目指す。
サステナビリティ
- 環境負荷低減型製品開発の推進
- プラズマ乳酸菌など健康素材の研究増強
- 多様な社会貢献・地域連携活動の展開
- 持続可能な製造・物流プロセスの構築
- 再生可能エネルギーの活用率向上
- 食品ロス削減のためのサプライチェーン最適化
- フェアトレード原料調達の拡大
- 環境意識向上のための社内教育強化
- 省資源・省エネルギー活動の推進
- ESG情報開示の充実による透明性向上
- 多様性推進と働き方改革の実施
- 地域コミュニティとの協働プログラム展開