三井化学
基本情報
- 証券コード
- 4183
- 業種
- 化学
- 業種詳細
- 化学・化成品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1955年07月
- 上場年
- 1962年10月
- 公式サイト
- https://jp.mitsuichemicals.com/jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
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- 他の会社
- 旭化成, レゾナック・ホールディングス, 住友化, 東ソー, 信越化学工業, 三菱ケミG, UBE
概要
三井化学は1955年設立の国内大手総合化学メーカーで、機能性材料に強みを持ち、海外事業比率40%以上のグローバル企業です。
現状
三井化学は2021年3月期に連結売上高約1兆2,117億円、純利益約579億円を計上し、国内総合化学メーカーの上位に位置しています。主力の機能材料事業は自動車や電子分野で高い競争力を持ち、基礎化学品や先端化学品も幅広く展開しています。海外売上比率は40%を超え、海外在籍者比率も高くグローバル体制を確立。近年は石化事業の分社化や構造改革を検討し、事業効率化を推進しています。技術革新としてICTソリューションやヘルスケア分野への投資を強化し、持続可能な社会を支える材料開発に注力。サステナビリティ課題にも積極的に対応し、環境負荷低減への取り組みを実施。2030年までに新規事業拡大や海外市場強化を戦略目標に掲げ、持続的成長を目指しています。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄として市場からの信頼も厚い企業です。
豆知識
興味深い事実
- 三井化学は国内で石油化学素材のシェア上位企業である。
- 国内に多数の工場と研究所を保有し、地域経済に貢献している。
- 繊維原料の不織布・フェルト製造も手掛ける少数派の総合化学企業。
- 環境対応素材の研究開発に積極的で、再生プラスチック技術に注力。
- 設立以来多数の合併と事業再編を経て総合化学の地位を確立。
隠れた関連
- 三井グループの化学部門中核として、三井物産と密接に連携している。
- 自動車メーカーや電子機器製造企業との長期的な技術提携がある。
- 国内石油化学協会および天然ガス鉱業会の主要メンバーで影響力を持つ。
- 環境保全活動を通じて自治体や公共団体と強い連携関係を築いている。
将来展望
成長ドライバー
- 世界的な機能性材料需要の拡大
- 環境対応製品への市場シフト
- 海外新興市場での事業展開強化
- ICTや医療分野での技術革新
- 石化事業の効率化と構造改革
戦略目標
- 石油化学事業の分社化完了と事業効率向上
- 環境負荷削減技術の業界リーダーとなること
- 海外売上比率50%以上の達成
- 新規事業での売上高2,000億円以上の獲得
- 持続可能性を考慮した全製品の環境規格対応
事業セグメント
自動車材料
- 概要
- 自動車の軽量化や性能向上を支える材料を提供。
- 競争力
- 高耐熱・耐久性素材の豊富なラインナップ
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 部品サプライヤー
- 設計会社
- 製品
-
- 高機能プラスチック
- 合成ゴム素材
- 樹脂複合材料
電子・情報材
- 概要
- 半導体・電子部品の製造工程に不可欠な材料を供給。
- 競争力
- 高い技術力と製品の信頼性
- 顧客
-
- 半導体メーカー
- 電子機器メーカー
- ディスプレイ製造業者
- 製品
-
- フォトレジスト
- 電子封止材
- 光学フィルム
包装材供給
- 概要
- 安心・安全な包装資材を幅広い業界へ提供。
- 競争力
- 環境配慮型素材・技術の開発力
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 物流業者
- 化粧品メーカー
- 製品
-
- 食品包装フィルム
- 医薬品包装材
- 産業用重包装袋
農薬・化学原料
- 概要
- 農業分野向けの高品質な化学製品を供給。
- 競争力
- 広範な製品ラインナップと研究開発体制
- 顧客
-
- 農業協同組合
- 農薬製造各社
- 化学品メーカー
- 製品
-
- 農薬中間体
- 殺虫剤原料
- 特殊化学品
ヘルスケア材料
- 概要
- 医療・健康分野に革新的素材を提供。
- 競争力
- 高機能性と安全性に優れた素材
- 顧客
-
- 医療機器メーカー
- 製薬会社
- 健康機器開発企業
- 製品
-
- 生体適合ポリマー
- ICTソリューション用材料
環境・リサイクル材料
- 概要
- 持続可能社会を支える環境対応材料を開発。
- 競争力
- 廃プラ循環技術への先進的取り組み
- 顧客
-
- リサイクル業者
- 環境保全企業
- 公共団体
- 製品
-
- 廃プラスチック再生材料
- 環境保護素材
競争優位性
強み
- 総合化学メーカーとしての多角的事業展開
- 国内トップクラスのフェノール製造能力
- グローバル展開による海外売上比率40%以上
- 機能性材料に特化した技術力の高さ
- 強固な研究開発体制
- 多様な製造・研究拠点の全国ネットワーク
- 環境対応・持続可能性への積極的取組
競争上の優位性
- 国内外での幅広い事業ポートフォリオ
- 高機能プラスチック・電子材料分野での技術優位
- 石油化学分野では世界シェアトップクラスの素材を保有
- エネルギー・資源効率の高い製造プロセス
- 海外における現地生産と販売力
- グループの強力なバックアップ体制(三井グループ)
- ICT・ヘルスケア分野など成長市場への注力
脅威
- 国際的な原材料価格の変動リスク
- 競合他社との激しい価格競争
- 環境規制の強化によるコスト増大
- 海外市場における政治・経済不確実性
- 技術革新のスピードに適応する必要性
- 市場ニーズの多様化・変化による対応遅れ
- サプライチェーンの途絶リスク
イノベーション
2024: 石油化学事業の分社化検討
- 概要
- 石油化学事業の効率化と成長戦略のための分社化を計画中。
- 影響
- 事業基盤の強化と収益性向上を目指す。
2023: ICTソリューション研究センター設立
- 概要
- デジタルトランスフォーメーション推進のための研究施設開設。
- 影響
- 生産効率と製品価値の向上に貢献。
2022: 廃プラスチックの資源化技術開発
- 概要
- 廃ブルーシートの粉砕・洗浄・再生技術を実用化。
- 影響
- 環境負荷低減と新たな原料供給源の確保に寄与。
2021: 生体適合性ポリマーの医療応用拡大
- 概要
- 医療機器向けの高機能ポリマー素材の開発強化。
- 影響
- 医療分野での製品競争力向上に貢献。
サステナビリティ
- 廃プラスチック資源化とリサイクル技術の推進
- エネルギー効率改善によるCO2排出削減
- 環境負荷低減型製品の開発・普及
- 地域社会と連携した環境保全活動の実施
- 持続可能なサプライチェーンの確立