石原ケミカル

基本情報

証券コード
4462
業種
化学
業種詳細
化学・化成品
都道府県
兵庫県
設立年
1939年03月
上場年
1991年11月
公式サイト
https://www.unicon.co.jp/
東証情報
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他の会社
プリメックス, 特殊電極, ラサ工業, 多木化学, 日本化学産業, 日本パーカライジング, ステラケミファ, 三菱ガス化学, 上村工業, メック, 日本高純度化学, JCU, 昭和化

概要

石原ケミカルは1939年創業の化学薬品メーカーで、めっき液を中心に6割超のシェアを持つ業界大手企業です。

現状

石原ケミカルは2024年3月期に連結売上高207億円、純資産231億円、総資産279億円の堅実な財務基盤を有しています。主力製品の金属表面処理剤は国内市場で約6割のシェアを占め、電子材料や自動車用化学製品分野にも幅広く展開しています。ISO9001とISO14001を取得し、品質管理と環境対応を強化しています。2019年に子会社化したキザイ株式会社を含め、国内外に工場と支店を持ち、台湾支店とタイ事務所も運営しています。東京証券取引所プライム市場に上場し、社名変更以降のブランド力強化に注力しています。サステナビリティ方針に基づき環境負荷低減や持続可能な原材料利用を推進。将来的な成長に向けて電子材料の強化と海外市場拡大に重点を置き、研究開発投資も積極的に続けています。市場競争の激化や原材料価格の変動に対応しつつ、製品ポートフォリオの多角化を図る戦略です。

豆知識

興味深い事実

  • めっき液市場で6割超のシェアを持つ国内大手。
  • 設立は1939年、神戸に本社を構える歴史ある企業。
  • 平成25年(2013年)に社名を石原薬品から変更。
  • ISO9001とISO14001をいち早く取得し品質と環境に注力。
  • 2019年にキザイ株式会社を完全子会社化し事業領域を拡大。
  • めっき液の技術は電子機器、自動車分野で広く採用される。
  • 台湾とタイにも拠点を持ちアジア展開を推進。
  • 環境対応型製品の開発に力を入れている。
  • 売上高は連結で約207億円と中堅の化学メーカー。
  • 代表取締役は藤本昭彦氏が務める。
  • 滋賀と神戸に工場を有し国内生産体制を持つ。
  • 難燃材や防錆剤など多様な工業薬品を製造。
  • 電子材料分野ではフォトレジスト等の先端素材開発を進める。
  • 国内の化学品卸売業者とも強いパートナーシップを持つ。
  • 環境負荷低減のためプラスチック包装削減に取り組む。

隠れた関連

  • 子会社の石原化美(上海)の設立により中国市場との関係を強化。
  • 電子部品メーカーや自動車部品サプライヤーとの緊密な技術連携を持つ。
  • アジアでのめっき技術展開は業界内でも評価が高い。
  • 環境認証取得により国際取引での信頼を獲得。
  • 社歴は石原永壽堂創業の1900年にさかのぼり長い伝統を持つ。
  • 新技術の開発で他業種からの注目度が上昇している。
  • 子会社と連携し幅広い市場ニーズに応える製品展開を実現。
  • 地域社会の環境保全活動にも積極的に参加。

将来展望

成長ドライバー

  • 電子機器の高機能化に伴う高性能材料需要増
  • 自動車産業の環境対応製品ニーズ拡大
  • アジア新興市場の製造業拡大による需要増
  • 環境規制強化による省環境製品市場の成長
  • 国内外の研究開発投資増加による新技術採用促進
  • デジタル化・IoT活用による製造効率改善
  • 持続可能な資源調達とサプライチェーン強化
  • 高付加価値製品開発の加速
  • 環境問題意識の高まりによる新製品創出機会
  • 顧客ニーズの多様化に対応する製品ライン拡充

戦略目標

  • 国内めっき液市場シェアの維持・拡大
  • 電子材料分野の売上比率30%以上達成
  • 環境配慮型製品の売上比率50%超
  • アジア主要市場での事業基盤強化
  • 持続可能な原材料調達率80%以上実現
  • 研究開発費の売上比率5%以上維持
  • デジタル技術を活用した製造革新推進
  • CO2排出量30%削減
  • 多様な人材活用と働き方改革の深化
  • グローバルガバナンス体制の構築

事業セグメント

電子部品製造向け化学品

概要
先端電子部品の製造プロセスに必要な高品質化学製品を提供。
競争力
業界トップシェアのハンダめっき液を軸に技術力が高い。
顧客
  • 半導体メーカー
  • フラットパネルディスプレイ企業
  • 電子機器組立業者
  • 精密機械メーカー
  • 電子材料ディストリビューター
製品
  • ハンダめっき液
  • フォトレジスト
  • コーティング剤
  • 洗浄液
  • ナノコーティング剤

自動車部品用化学製品

概要
耐久性・環境対応力に優れ、自動車部品の品質向上に貢献。
競争力
独自開発の高耐久防錆技術と環境配慮型製品群。
顧客
  • 自動車製造メーカー
  • 自動車部品サプライヤー
  • 塗装会社
  • 防錆加工業者
  • 自動車修理工場
製品
  • 防錆剤
  • コーティング剤
  • 洗浄剤
  • エンジン処理剤
  • 補修材料

工業用薬品・添加剤

概要
幅広い産業向けに機能性化学品を供給し、製品品質と生産効率を改善。
競争力
長年の技術蓄積による多様な産業ニーズ対応力。
顧客
  • 機械製造業
  • 電気機器メーカー
  • 建築資材メーカー
  • 化学品卸売業
  • 塗装業者
製品
  • 表面改質剤
  • 特殊添加剤
  • 機能性洗浄剤
  • 難燃剤
  • 防錆剤

研究開発支援用素材

概要
産学官の研究開発に必要な高品質素材とサービスを提供。
競争力
高精度で信頼性のある化学試薬の提供。
顧客
  • 大学研究機関
  • 公的研究所
  • 化学品開発企業
  • 試験装置メーカー
  • 分析機関
製品
  • 実験用薬品
  • 分析試薬
  • 標準品
  • 技術支援サービス

海外市場向け輸出製品

概要
アジア中心に高品質化学品の輸出を推進し現地生産を支援。
競争力
長年の国内実績に基づく信頼と技術力。
顧客
  • アジア電子部品企業
  • 現地部品加工業者
  • 海外自動車部品製造業
  • 輸出代理店
  • 国際商社
製品
  • めっき液
  • 電子材料
  • 工業薬品
  • 防錆剤

環境対策用化学製品

概要
環境保全と法令遵守を支える化学製品群を提供。
競争力
環境規制適合と高効率処理技術。
顧客
  • 廃水処理事業者
  • 廃棄物処理業者
  • 環境コンサルタント
  • 公共施設
  • 製造業体
製品
  • 廃水処理剤
  • 環境対応防錆剤
  • 安全性向上添加剤

工業機械・計測機器部品向け化学品

概要
機械部品の性能向上と耐久性確保に貢献する化学製品。
競争力
精密部品向けに特化した高度技術製品。
顧客
  • 精密機械メーカー
  • 計測・分析機器メーカー
  • 製造設備メーカー
  • メンテナンスサービス
  • 部品加工業者
製品
  • 洗浄剤
  • 防錆剤
  • 表面処理液

物流・包装関連化学品

概要
物流過程での製品劣化防止に寄与する製品。
競争力
物流特性に合わせたカスタム設計製品。
顧客
  • 物流企業
  • 包装資材メーカー
  • 産業用包装業者
  • 物流機器メーカー
製品
  • 防錆包装材添加剤
  • 耐候性コーティング

建築・土木用化学製品

概要
建築資材の耐久性向上に直結する高機能化学品。
競争力
厳しい建築基準に対応する技術力。
顧客
  • 建設業者
  • 建材メーカー
  • 土木工事業者
  • インフラ管理会社
製品
  • 防錆剤
  • 表面改質剤
  • 特殊コーティング剤

医薬品・ヘルスケア向け原料

概要
医療分野で求められる高品質化学原料を供給。
競争力
ISO認証取得による品質保証体制。
顧客
  • 医薬品メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 化粧品メーカー
  • 研究開発機関
製品
  • 高純度化学原料
  • 高機能添加剤

再生可能エネルギー関連化学品

概要
エコ技術向けの高機能化学製品群を展開。
競争力
環境負荷低減に配慮した製品開発。
顧客
  • 太陽光発電メーカー
  • 燃料電池開発企業
  • 環境技術研究所
製品
  • コーティング剤
  • 電極材料

産業用計測・分析機器向け製品

概要
精密計測と分析に不可欠な高純度化学品を提供。
競争力
精度と信頼性を担保した製品開発。
顧客
  • 計測機器メーカー
  • 分析機器メーカー
  • 化学品開発企業
製品
  • 標準試薬
  • 分析化学品

競争優位性

強み

  • 約6割の国内めっき液市場シェア
  • ISO9001/ISO14001認証取得の品質管理
  • 長年の技術蓄積と製品多様化
  • 国内外に広がる事業拠点と販売網
  • 強固な財務基盤と安定した収益性
  • 電子部品・自動車分野の深い顧客関係
  • 研究開発への継続的投資
  • 環境配慮製品の豊富なラインナップ
  • 子会社での事業拡大能力
  • 豊かな製品ブランド群

競争上の優位性

  • 国内めっき液で最大シェアと技術優位
  • 多業種に対応可能な幅広い製品群
  • 高い製品開発力とカスタマイズ対応
  • 環境対応型製品への早期適応
  • グローバル展開による市場拡大機会
  • 子会社を通じた関連事業シナジー
  • 顧客密着型の技術サポート体制
  • 多様な販売チャネルの活用
  • 堅実な財務運営による経営安定性
  • 専門分野に特化した製品ポートフォリオ

脅威

  • 原材料価格の国際的な変動リスク
  • 国内市場の成熟と競争激化
  • 海外展開に伴う政治・経済リスク
  • 環境規制の強化によるコスト増
  • 代替技術・材料の登場による影響
  • 為替変動による収益への影響
  • 顧客の購買動向変化による需要減少
  • 自然災害による生産・物流障害リスク
  • 労働力不足と人材確保の課題
  • 特許権侵害や技術流出リスク

イノベーション

2024: 省環境型めっき液の開発

概要
鉛や有害物質を含まない環境負荷低減型めっき液を新たに商品化。
影響
環境規制対応を強化し新規需要を獲得。

2023: 高耐久ナノコーティング技術の実用化

概要
電子部品向けに耐久性と導電性を両立したナノコーティング技術を開発。
影響
電子材料分野での競争力を向上。

2022: 刺繍加工技術との複合製品開発開始

概要
自動車部品の新設計に対応した表面処理技術を産学連携で強化。
影響
付加価値向上による新規顧客創出。

2021: 海外拠点のデジタル化推進

概要
台湾支店を中心に生産・販売管理のデジタル化を加速。
影響
業務効率化と顧客対応力の向上。

2020: 新型防錆剤の実用化

概要
自動車用高耐久防錆剤の製品ラインを刷新し耐食性能を強化。
影響
市場シェア拡大に貢献。

サステナビリティ

  • 有害物質排出削減による環境負荷軽減
  • 省エネルギー型製造プロセスの導入
  • 持続可能な原材料調達の推進
  • 化学排水の高度処理技術活用
  • 環境マネジメントシステムの強化
  • 地域環境保護活動への積極参加
  • 社内環境意識向上の教育プログラム
  • リサイクル資源利用の拡大
  • エコ製品開発による脱炭素支援
  • サプライチェーン環境評価の導入