JVCケンウッド

基本情報

証券コード
6632
業種
電気機器
業種詳細
自動車部品
都道府県
神奈川県
設立年
2008年10月
上場年
2008年10月
公式サイト
https://www.jvckenwood.com/
東証情報
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他の会社
キオクシア, ソースネクスト, 住友ファーマ, コニカミノルタ, 野村マイクロ・サイエンス, OKI, セイコーエプソン, 三井E&S, 武蔵精密工業, ニコン

概要

JVCケンウッドは2008年設立の音響機器や自動車向け製品を中核とし、国内外に広く事業展開する電機メーカーです。

現状

JVCケンウッドは2023年度に連結売上高約3369億円、営業利益約216億円を計上し、主にカーナビゲーションとカーオーディオを中心とした自動車関連製品に強みを持ちます。音響機器、無線システム、業務用映像機器など多角的な事業展開を行い、海外市場にも積極的に参入しています。技術開発は高品質カーオーディオや次世代無線通信技術に注力し、持続可能性に配慮した製品開発も推進しています。2022年の事業所集約や子会社の再編で生産効率を高め、中長期的にはモビリティ分野のサービス拡充とデジタル変革を成長戦略の柱に据えています。競争激化の市場環境にも対応しつつ、コア技術を活用した新規事業創出を模索しています。今後も国内外の自動車関連市場の成長を捉えつつ、新技術開発により付加価値向上を目指します。

豆知識

興味深い事実

  • 日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生した企業
  • 国内トップクラスのカーオーディオ技術を有する
  • 業務用無線機市場で長年の信頼を獲得
  • Victorブランドは音楽レーベルにも利用されている
  • LCOS技術を活かした高級プロジェクターの開発
  • 国内外に複数の製造拠点を持つ
  • スーパーGTの車載カメラ技術を提供
  • 高性能除菌脱臭機分野にも参入
  • 多言語即時翻訳イヤホンを開発し注目
  • 公共サービス分野の無線システムで高評価
  • 医療用ディスプレイの高解像度製品も製造
  • 音響機器分野での長い歴史とブランドが特徴
  • ビクターブランドは2022年にロゴ刷新
  • 合併後も多様な子会社と連携し事業展開
  • テレマティクスサービスの先駆者として注目

隠れた関連

  • 旧パナソニック系列から独立後も関係を維持していた
  • マクラーレンF1チームに無線機材を長年供給
  • 業務用無線システムはアメリカや欧州市場でも展開
  • 子会社ビクターエンタテインメントと音楽産業で連携
  • 多くの自動車メーカーと直接取引で製品供給
  • 特殊電線事業を東京特殊電線から継承し拡充中
  • 補聴器事業は音響技術の応用から発展
  • アウトドア製品は自動車領域からの技術展開

将来展望

成長ドライバー

  • 自動車の電動化・コネクテッド化進展による需要拡大
  • 高機能音響製品の海外成長市場での伸長
  • 業務用無線通信技術の高度化ニーズ増加
  • テレマティクス・IoTサービスの拡大
  • サステナビリティ対応製品の需要増加
  • 映像関連機器の4K/8K対応の進展
  • 医療分野での高精細ディスプレイ需要増
  • 次世代通信規格対応製品開発の強化
  • デジタル化による新サービスモデル開発
  • グローバル販売網のさらなる拡充

戦略目標

  • グローバル売上比率60%以上の実現
  • 車載関連製品の次世代モデル競争力強化
  • 業務用無線システムの世界シェア拡大
  • 環境負荷低減に配慮した製品開発の推進
  • テレマティクスサービスとAI活用の融合
  • 次世代映像機器の技術革新リーダーシップ
  • 多様な市場セグメントへの事業ポートフォリオ拡大
  • 地域社会と連携したサステナビリティ計画
  • 補聴器関連技術の高度化と市場拡大
  • 新規事業創出による年間売上1000億円達成

事業セグメント

自動車関連機器

概要
自動車メーカー及び関連業界向けに高精度で多機能な車載電子機器を供給。
競争力
最先端音響技術とモビリティ向け通信技術の融合に強み
顧客
  • 自動車メーカー
  • カー用品販売店
  • 車両整備業者
  • 自動車ディーラー
製品
  • カーナビゲーションシステム
  • カーオーディオ機器
  • ドライブレコーダー
  • 車載通信機器

無線通信システム

概要
公共及び産業用途の無線通信機器とシステムを幅広く提供。
競争力
耐環境性能と信頼性に優れた製品群
顧客
  • 警察・消防・救急機関
  • 公共交通機関
  • 建設業者
  • 製造業
製品
  • 業務用無線機
  • トランシーバー
  • 通信ネットワークシステム

業務用映像・音響機器

概要
放送・医療・公共向けに高性能な映像・音響機器を供給。
競争力
高精細映像技術と安定稼働の設計力
顧客
  • 放送局
  • 教育機関
  • 病院・医療機関
  • 公共施設
製品
  • 業務用プロジェクター
  • 医療用モニター
  • 業務用音響システム
  • 監視カメラ

メディア制作・配信サービス

概要
音楽及び映像ソフトの企画・制作から配信までを提供。
競争力
多様なコンテンツ制作力とブランド力
顧客
  • 音楽レーベル
  • 映像制作会社
  • 放送局
  • 広告代理店
製品
  • 音楽ソフト制作
  • 映像コンテンツ制作
  • デジタル配信サービス

環境・省エネルギー機器

概要
環境負荷軽減につながる省エネ機器と関連商品の開発・販売。
競争力
高性能の携帯型電源と環境技術
顧客
  • アウトドア用品店
  • 住宅機器販売業者
  • 災害支援機関
  • 一般消費者
製品
  • ポータブル電源
  • ソーラーパネル
  • 光触媒除菌脱臭機

記録メディア・デジタルストレージ

概要
高信頼性の記録メディア製品を幅広く展開。
競争力
高品質メディア開発技術と安定供給体制
顧客
  • 法人ユーザー
  • ネットワーク事業者
  • 音楽・映像制作会社
  • 一般消費者
製品
  • 光学メディア
  • USBメモリ
  • SDカード

車載通信・テレマティクスサービス

概要
モビリティ通信を支える車載機器とサービスを提供。
競争力
先進的な通信技術とシステムインテグレーション能力
顧客
  • 通信キャリア
  • コネクテッドカー企業
  • 自動車メーカー
  • テレマティクスサービスプロバイダー
製品
  • テレマティクス端末
  • 車載コネクティビティ機器
  • データ通信サービス

防犯・監視システム

概要
高度な画像技術に基づく防犯・監視ソリューションを開発。
競争力
高解像度カメラ技術とネットワーク構築力
顧客
  • 公共機関
  • 商業施設
  • 工場
  • 物流企業
製品
  • 監視カメラ
  • 映像解析システム
  • セキュリティネットワーク

補聴器関連事業

概要
高性能補聴器の設計・製造と販売を専門に行う。
競争力
音響技術を応用した高感度補聴器開発
顧客
  • 医療機関
  • 販売代理店
  • 一般消費者
製品
  • 補聴器
  • 補聴関連アクセサリー

関連エンタテインメント事業

概要
グループ企業による音楽・映像エンタメ事業を支援。
競争力
業界に精通したコンテンツ制作力
顧客
  • 音楽ファン
  • 映像コンテンツ利用者
  • アーティスト
  • 制作プロダクション
製品
  • 音楽ソフト
  • 映像ソフト
  • ライブ・イベント企画

医療計測・診断機器

概要
医療現場向け高解像度ディスプレイや計測機器を提供。
競争力
正確な画像処理技術と信頼性
顧客
  • 医療機関
  • 産業技術研究所
  • 病院機器販売業者
製品
  • 医療用ディスプレイ
  • 計測システム

モビリティサービス

概要
車両運行の効率化と安全管理を支援するサービスを提供。
競争力
データ解析とサービス開発の融合
顧客
  • 物流企業
  • タクシー会社
  • 車両管理会社
  • 自治体
製品
  • テレマティクスサービス
  • 運行管理システム

競争優位性

強み

  • 音響機器分野での長年の技術蓄積
  • 主要自動車部品分野での強固な地位
  • 多ブランド展開による幅広い市場カバー
  • 国内外に広がる販売ネットワーク
  • 技術開発力とブランド力の融合
  • 業務用無線機における高い信頼性
  • グローバルな生産拠点と効率的な経営
  • 多角的な製品ポートフォリオ
  • 優れた顧客サポート体制
  • 持続可能性への積極的対応

競争上の優位性

  • 車載カーナビ分野での高品質製品群と多機能性
  • 防犯・監視カメラ技術に基づく安定した業務用映像機器
  • 独自の無線通信技術で公共安全分野を支援
  • 業務用プロジェクターにおけるLCOS方式の先進技術
  • 音響ブランドの認知度による差別化
  • 製品のカスタマイズ性と技術サポートの充実
  • 国内生産と海外拠点の最適なバランス
  • テレマティクスサービスの展開に伴う新市場への対応
  • 多様な顧客ニーズへの柔軟な対応力
  • 子会社やグループ企業との連携によるシナジー

脅威

  • 激化する車載機器市場の競争
  • 海外メーカーからの低価格競合製品の台頭
  • 技術革新のスピードに対応する必要性
  • 為替変動による収益悪化リスク
  • 規制強化による製品開発コスト増加
  • 新興市場におけるブランド認知課題
  • 半導体不足など部品供給リスク
  • 環境規制への対応負担
  • 消費者ニーズの多様化による商品開発難易度
  • 市場環境の急激な変化による経営リスク

イノベーション

2024: 次世代カーオーディオシステムの開発強化

概要
ハイレゾ音源対応とノイズキャンセリング技術搭載の次世代カーオーディオを開発。
影響
高付加価値商品の市場競争力を強化

2023: 高解像度医療用モニターのリリース

概要
新型4K対応医療用ディスプレイを製品化し、医療画像の精度向上を実現。
影響
医療機関への販売拡大を促進

2022: クラウド連携型テレマティクスサービス開始

概要
車両データをリアルタイムで分析可能なクラウドプラットフォームを運用開始。
影響
物流業界の運行効率改善に貢献

2021: 5G対応業務用無線機の実用化

概要
高速通信規格5G対応の業務用無線機を開発し、通信速度・安定性が向上。
影響
公共安全分野でのシェア拡大

2024: AI音声認識搭載ドライブレコーダー発売

概要
AIによる自動運転支援や事故解析機能を備えた最新ドライブレコーダーの発売。
影響
安全運転支援分野の差別化を実現

2023: 新型ポータブルソーラーパネルの開発

概要
高変換効率と軽量化を実現した屋外対応ポータブルソーラーパネルを開発。
影響
アウトドア市場の需要に応える

2022: 光触媒除菌脱臭技術の搭載製品投入

概要
独自の光触媒技術を用いた空気清浄機器を製品ラインに追加。
影響
衛生関連市場での新規顧客獲得

2023: 高機能Bluetoothイヤホンの刷新

概要
多言語即時翻訳機能を持つBluetoothイヤホンを開発・発売開始。
影響
海外市場での競争力向上

2020: 映像処理技術の高度化による業務用プロジェクター改良

概要
高輝度・高色再現率を実現し、商業および業務用プロジェクター性能を向上。
影響
大規模展示会や映像制作分野で評価向上

2021: IoT統合型車載通信プラットフォーム構築

概要
車載デバイスのネットワーク連携を強化するため統合プラットフォームを開発。
影響
次世代モビリティサービスの基盤確立

サステナビリティ

  • 環境負荷低減を目指した製品設計基準の採用
  • 省エネルギー技術の推進とエコ製品ラインの拡充
  • リサイクル率向上のための製品回収プログラム実施
  • 再生可能エネルギーの導入拡大と使用削減
  • 地域社会と連携した環境教育・啓発活動