ケル

基本情報

証券コード
6919
業種
電気機器
業種詳細
半導体・電子部品
都道府県
東京都
設立年
1962年07月
上場年
1990年12月
公式サイト
https://www.kel.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
ソトー, IDEC, アルプスアルパイン, 鈴木, SMK, ホシデン, ヒロセ電機, 日本航空電子工業, 精工技研, イリソ電子工業, 山一電機, ムトー精工, 太平発

概要

ケルは1962年創業の東京都を拠点とする電気機器メーカーで、主に産業用コネクタ製造に特化し、多様な製品ラインと環境対応技術を強みとしています。

現状

ケルは2020年3月期に連結売上高約106億円、営業利益約10億円を計上し安定した財務基盤を維持しています。主力の産業用コネクタ製造事業では小型・高速伝送コネクタを中心に国内外の電子機器需要に対応し競争力を発揮。ISO14001取得やRoHS対応製品の展開など環境面でも先進的な取り組みを継続中です。山梨・長野に複数の生産拠点を持ち、多様な規格準拠製品を開発・製造し競合他社との差別化を図っています。近年は高速信号伝送用コネクタを開発し技術革新を推進、産業用途の拡大に伴う市場の成長ドライバーとして期待されています。取締役含め経営陣は生産改革プロジェクトに注力し効率化を推進中です。主要株主には菊水電子工業や三菱UFJ銀行などが名を連ね中長期の安定的成長を見据えた経営を目指しています。今後は環境配慮製品の比率増加とグローバル展開強化により持続的成長を目指す戦略を掲げています。

豆知識

興味深い事実

  • 1962年創業の老舗産業用コネクタメーカー
  • 日本国内の複数の工場で一貫生産を実施
  • 環境対応製品に早期着手しRoHS全対応を完了
  • 高速信号伝送コネクタ技術が業界で評価
  • 主要株主に菊水電子工業など業界関連企業多数
  • 山梨と長野に事業所を構え安定生産体制を確立
  • 製品は軍事規格準拠コネクタもラインアップ
  • 機器内細部固定用ハーフピッチコネクタに特化
  • 創業以来、日本の産業機器連結部品に貢献
  • 東証スタンダード市場に上場し安定的経営を継続

隠れた関連

  • 菊水電子工業などの主要株主と業務提携し技術連携を強化
  • 三菱UFJ銀行からの経営支援で財務基盤が安定
  • ISO14001取得により大手産業機械メーカーとの取引促進
  • 山梨事業所と長野事業所が連携し効率的生産体制を実現
  • 産業用ラック製品は国内の特定大手産業機器メーカーで採用
  • 高速信号伝送技術は一部防衛産業のニーズにも対応
  • 代表取締役社長が生産改革プロジェクトを統括し経営効率向上

将来展望

成長ドライバー

  • 産業機器の高度化による高速コネクタ需要拡大
  • 環境規制強化に伴う環境対応製品の需要増
  • IoTや5G対応製品の技術革新
  • グローバル市場での産業用コネクタ需要成長
  • 生産効率向上とコスト競争力改善

戦略目標

  • 環境配慮型製品比率80%超の達成
  • 高速信号伝送関連製品の売上50億円超
  • 海外市場比率を増加しグローバル展開強化
  • 生産改革による収益構造の強化
  • 持続可能な製造プロセスの確立
  • ISO規格への適合製品ラインアップ拡充

事業セグメント

産業用電子機器向けコネクタ製造

概要
産業向けに高信頼性・高性能コネクタを製造し多様なニーズに応える。
競争力
多様な規格に対応する技術力と環境配慮製品の提供力
顧客
  • 電子機器メーカー
  • 通信機器企業
  • 自動車部品メーカー
  • 産業機械メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 電力制御機器企業
  • IT関連企業
  • 航空・防衛産業
製品
  • 高速信号伝送コネクタ
  • 特殊規格コネクタ
  • 産業機器用ラック
  • バックプレーン
  • 耐環境性コネクタ
  • 小型基板用コネクタ
  • バッテリー用コネクタ

設計支援およびカスタム製品開発

概要
顧客のニーズに合わせたオーダーメイド設計と開発支援を実施。
競争力
豊富な設計ノウハウと迅速な対応体制
顧客
  • 大型製造業
  • 技術開発部門
  • OEM企業
  • 研究機関
製品
  • カスタムコネクタ設計
  • 試作開発
  • 設計コンサルティング

環境対応製品の供給

概要
環境規制に対応した安全・信頼性の高い製品を提供。
競争力
早期の環境対応と幅広い認証取得
顧客
  • 環境機器メーカー
  • グリーン家電製造企業
  • 規制遵守部門
製品
  • RoHS対応コネクタ
  • 省エネ機器用接続部品
  • リサイクル対応部品

競争優位性

強み

  • 高度な小型・高速コネクタ技術
  • 多様な製品規格への対応力
  • 環境対応製品への積極的取組
  • 安定した国内生産体制
  • 長年の業界実績と信頼

競争上の優位性

  • 多様な規格(MIL、IEC)準拠製品の充実
  • ISO14001取得による環境配慮体制
  • 幅広い産業分野への提案力
  • 山梨・長野に複数事業所を有し柔軟生産
  • 高速信号伝送技術の先進性

脅威

  • 電子部品市場の国際競争激化
  • 原材料価格の変動影響
  • 海外低コストメーカーの台頭
  • 環境規制のさらなる強化リスク
  • 技術革新の速さに対応困難な場合

イノベーション

2023: 機器内配線用高速信号伝送コネクタ発売

概要
高周波数対応で産業機器のデータ通信速度向上を実現する新製品を開発。
影響
産業機器の高速化ニーズに応える商品ライン強化

2022: RoHS対応製品の全製品化完了

概要
環境規制対応のため全製品の鉛フリー化と有害物質削減を達成。
影響
環境対応力の向上と市場競争力強化

2021: 製造プロセスの省エネルギー化導入

概要
工場の生産ラインに省エネルギー設備を導入しCO2削減を推進。
影響
環境負荷軽減と生産コスト削減

サステナビリティ

  • ISO14001環境マネジメントシステムの構築・維持
  • RoHS対応製品の推進と有害物質削減
  • 工場におけるエネルギー効率化の継続的改善
  • 廃棄物リサイクル率の向上
  • 環境負荷の低減を目指した製品設計