共同紙販ホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 9849
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 繊維・化学・製紙卸
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1952年03月
- 上場年
- 1989年11月
- 公式サイト
- https://www.kyodopaper.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 協立情報通信, 日本紙パルプ商事, KPPグループホールディングス, ジェネックス, 平和紙業
概要
共同紙販ホールディングスは1952年設立の紙製品卸売業界の有力企業で、関東一円での販売・物流拠点を持ち在庫1万トンを常備する特徴があります。
現状
共同紙販ホールディングスは2024年3月期において連結売上高約167億円、営業利益約9億円を計上しており堅調な業績を維持しています。主力事業は紙二次卸売であり、関東一円に販売と物流の拠点を展開し、1万トンの在庫を蓄えることで安定供給を実現しています。日本製紙グループの関連会社として安定した取引基盤を有しており、主要株主には日本製紙、日本紙通商などが名を連ねます。2016年に監査等委員会設置会社に移行し、コーポレートガバナンスの強化に努めています。市場では東証スタンダードに上場しており、競合他社との価格競争や製品差別化が課題となっています。近年は業務効率化と物流の最適化に注力し、デジタル化の推進も進めています。持続可能な資源活用や環境対応の商品開発も進め、業界内での地位向上を図っています。将来的には新規物流拠点の展開と取引先の多様化を目指し、安定成長路線を堅持しています。
豆知識
興味深い事実
- 国内紙卸売業で関東最大規模の物流拠点を保有
- 1952年創業の老舗企業である
- 日本製紙グループの関連会社として連携強化
- 1万トンの豊富な紙在庫で即納体制を構築
- 監査等委員会設置会社としてコーポレートガバナンス強化
- 京浜地区の流通網を中心に関東圏をカバー
- 紙製品の卸売として初めて東証上場を果たした
- 環境に配慮した紙製品の販売に積極的
- 経営統合や再編を繰り返し業界内で存在感を拡大
- 主要子会社の関東流通が物流の中核を担う
隠れた関連
- 主要株主の多くが製紙業界大手で業界内ネットワークが強固
- 取引先の多くが地場印刷会社や包装資材メーカーで地域経済を支える中核企業
- 過去に同業他社の経営統合を通じ物流拠点と販売網の拡充を実現
- 物流子会社を通じて紙製品以外の物流業務にも一部携わっている
- 東京証券取引所の東証スタンダード市場上場により透明性と信頼性を高めている
- 紙卸売業の中では比較的早期から環境対応商品に注力している
- 社長交代や人事異動は業界紙の人事欄で注目されることが多い
- 本社ビルは東京都台東区の交通利便性が高い地区に立地
将来展望
成長ドライバー
- 環境配慮型紙製品需要の拡大
- 国内印刷市場の再編と効率化ニーズ
- 地域物流網の高度化と効率化
- デジタル化が進む紙卸売業務の革新
- サプライチェーンのグリーン化対応強化
- 製紙メーカーとの連携による新商品企画
- 官公庁や教育市場向けの安定需要
- 業界再編に伴うシェア拡大機会拡充
- 国内市場のニッチ需要への対応強化
- 従業員技術力向上によるサービス品質向上
戦略目標
- 物流効率化によるコスト20%削減
- 環境配慮商品売上比率50%達成
- 関東圏内物流拠点の更なる最適化
- 製紙業界トップクラスの顧客満足度獲得
- デジタルトランスフォーメーションの完遂
- 新規取引先の開拓による売上拡大
- 脱炭素経営の推進とカーボンニュートラル達成
- 業界内での人材育成リーダーシップ確立
- 地域社会との共生を重視したCSR活動強化
- リスク管理体制の高度化と透明性向上
事業セグメント
紙卸売業務
- 概要
- 多様な業界向けに紙製品の卸売を手掛け、安定した供給と品質管理を行う。
- 競争力
- 関東一円の販売・物流ネットワークと豊富な在庫量
- 顧客
-
- 出版社
- 印刷会社
- 包装資材メーカー
- 文具メーカー
- 広告代理店
- 商社
- 官公庁
- 教育機関
- 食品メーカー
- 物流業者
- 製品
-
- 洋紙
- パルプ原料
- 特殊紙
- 包装用紙
- 印刷用紙
- 環境配慮紙
- クラフト紙
- 防湿紙
- 耐油紙
- 再生紙
物流サービス
- 概要
- 物流効率化と迅速な配送を実現するサービスを提供し、卸売業務を支援。
- 競争力
- 最新の在庫管理技術と地域に密着した物流網
- 顧客
-
- 子会社関東流通
- 外部取引先
- 配送業者
- 倉庫管理会社
- 製品
-
- 倉庫管理
- 配送手配
- 在庫管理システム
環境配慮商品開発
- 概要
- 環境負荷軽減を目的とした紙製品の企画・販売に注力。
- 競争力
- 環境配慮素材の豊富なラインアップ
- 顧客
-
- 製紙メーカー
- 印刷業者
- 環境意識の高い法人顧客
- 製品
-
- リサイクルペーパー
- エコパルプ
- 環境適合包装材
商社機能
- 概要
- 国内外の紙製品調達を担い、原料調達と需給調整をサポート。
- 競争力
- 広範な業界ネットワーク
- 顧客
-
- 国内製紙メーカー
- 海外紙製品メーカー
- 中小企業
- 製品
-
- 紙原料輸入
- 製品輸出入
- 調達支援
情報システムサービス
- 概要
- 卸売業務を支えるITソリューションの提供・開発。
- 競争力
- 紙卸売業特有の業務ノウハウを活かしたシステム設計
- 顧客
-
- 社内業務部門
- 取引先
- 物流関連企業
- 製品
-
- 在庫管理システム
- 販売管理ソフト
- 顧客管理システム
営業・マーケティング支援
- 概要
- 営業部門の効率化とマーケティング戦略の支援を行う。
- 競争力
- 業界に特化した顧客情報と販売データ
- 顧客
-
- 販売代理店
- 紙製品メーカー
- 流通業者
- 製品
-
- 市場調査
- 営業支援ツール
- 顧客管理
競争優位性
強み
- 関東に広がる物流と販売拠点のネットワーク
- 約1万トンの豊富な在庫による供給安定性
- 日本製紙グループの強固な支援体制
- 長年の業界経験と信頼性
- 多様な紙製品ラインアップを保持
- 堅実な財務基盤
- 効率的な物流システム
- 優れた顧客サービス
- 先進的な在庫管理技術
- 強いサプライチェーンマネジメント
競争上の優位性
- 紙二次卸として関東最大級の物流・販売拠点網
- 主要製紙企業との安定した取引関係
- 環境配慮型商品の充実と提案力
- 迅速な供給体制で顧客ニーズに即応可能
- 細分化された紙種ごとの専門的知識とサービス
- 強力な調達力と価格競争力を保有
- 継続的な業務効率化でコスト優位性を確立
- 多角的な販売チャネル展開
- 財務の健全性による長期的な信用安定
- 業界特有ニーズに適合したIT活用
脅威
- 製紙業界の原材料価格変動の影響
- 国内市場の縮小と需要減退
- 環境規制強化によるコスト増加
- 競合他社との激しい価格競争
- デジタルメディアによる紙需要の減少
- 物流コストの高騰
- 新規参入企業の増加による競争激化
- 天災等による物流停止リスク
- 労働力不足による運営効率低下
- 環境問題への対応遅れによるブランドリスク
イノベーション
2023: デジタル在庫管理システムの導入
- 概要
- AIを活用した在庫監視と自動発注システムを導入し効率化。
- 影響
- 在庫最適化とコスト削減を実現
2022: 環境配慮紙商品の企画強化
- 概要
- リサイクル素材を利用したラインアップを拡充し環境負荷低減を推進。
- 影響
- 環境意識高い顧客層の獲得に成功
2021: 関東圏新物流センター開設
- 概要
- 物流機能の強化と配送時間短縮を目的とした新拠点を設立。
- 影響
- 納期短縮と顧客満足度向上
サステナビリティ
- 廃棄物削減による環境負荷軽減活動
- 再生紙およびエコ素材製品の拡充
- 省エネルギー物流の推進
- サプライチェーンのグリーン化推進
- 社員向け環境教育の実施