雪印メグミルク
基本情報
- 証券コード
- 2270
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 食品製造
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2009年10月
- 上場年
- 2009年10月
- 公式サイト
- https://www.meg-snow.com
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 森永, 森永乳, 六甲バター, ヤクルト本社, 明治HD, アヲハタ, JFLAホールディングス
概要
雪印メグミルクは1925年創業の乳製品大手で、牛乳・ヨーグルト・チーズを中心に国内トップクラスの製造・販売を展開する日本の食品メーカーです。
現状
雪印メグミルクは2021年3月期に連結売上高約6152億円、営業利益197億円を達成しています。主力の乳製品市場では、牛乳類、ヨーグルト、チーズ、バター等の幅広い製品ラインナップを持ち、国内市場で強い競争力を有しています。子会社や関連会社を通じた北海道を中心とした酪農基盤により安定した原料確保を実現。2010年代以降は工場集約や設備投資を通じて生産効率の向上に努め、チーズ増産計画に475億円を投資するなど拡充を図っています。2025年にはコーポレートアイデンティティ刷新を予定し、ブランド価値向上を目指しています。サステナビリティにも注力し、環境配慮製品や容器リサイクル事業を展開。将来に向けて、国内需要の安定確保と新技術採用による品質・効率向上を重点課題と位置付けています。また、海外子会社を通じ市場多角化も進め、2020年代後半の持続的成長に向けた基盤整備を進行中です。
豆知識
興味深い事実
- 1925年創業の日本を代表する乳製品メーカー
- 旧雪印乳業と日本ミルクコミュニティの経営統合により設立された
- 国内乳製品市場でトップクラスの生産能力を持つ
- 北海道を中心とした酪農地域と強い連携を持つ
- 社名の由来は雪印乳業とメグミルクの合成
- スキー部の強豪チーム「チーム雪印メグミルク」を有する
- 2025年に創業100周年の節目でCIとスローガンを刷新
- 学校給食用牛乳の安全で高品質な供給実績
- 全国農業協同組合連合会が主要株主の一つ
- 健康志向商品の開発に積極的
隠れた関連
- JA全農との密接な提携により国内酪農家からの原料調達を強化
- 協同乳業の約20%株式を持分法適用関連会社として連携強化
- 飲料用牛乳瓶のキャップ再生事業で他業界と連携し環境貢献
- 雪印スキー部は創業時から続く実業団スポーツ活動で知名度が高い
将来展望
成長ドライバー
- 国内乳製品市場での高品質商品需要の拡大
- 健康志向・機能性乳製品の市場成長
- 環境配慮型製品・循環型経営への期待
- 施設給食・業務用市場での需要増加
- チーズ需要の持続的な成長
- BtoBサービスの拡充による新規市場開拓
- 海外子会社を通じた市場多角化
- デジタルトランスフォーメーションによる効率化
- 育児用粉ミルクの専門性を活かした市場開拓
- ブランド価値強化による顧客ロイヤルティ向上
戦略目標
- ブランド価値のさらなる向上と認知拡大
- 環境負荷削減とサステナブル製品比率50%以上達成
- 設備投資による生産効率の最大化
- 国内市場でのシェア維持と拡大
- 海外事業の段階的拡大による収益多角化
- イノベーション推進による新製品開発の加速
- 業務用市場での送客シェア-up
- 地域社会と連携したCSR活動の強化
- 健康・育児分野の製品ポートフォリオ拡充
- デジタル化によるマーケティング効率の向上
事業セグメント
病院・介護施設向け乳製品
- 概要
- 医療・福祉領域向けに特化した乳製品を開発・提供するセグメント。
- 競争力
- 高品質・安全性で医療現場の信頼を獲得
- 顧客
-
- 病院
- 介護施設
- 保育園
- 学校給食
- 福祉施設
- 製品
-
- 栄養強化牛乳
- 粉ミルク
- 高タンパクヨーグルト
- 特殊用途チーズ
業務用食品・原材料供給
- 概要
- 食品メーカーや外食産業に対して安定供給と製品開発を支援する事業。
- 競争力
- 大規模生産体制による安定供給力
- 顧客
-
- レストラン
- ホテル
- 食品加工業者
- 給食センター
- 外食チェーン
- 製品
-
- チーズ原料
- バター・マーガリン
- 乳製品飲料
- 加工乳
畜産・飼料事業
- 概要
- 新鮮な生乳調達のため、酪農支援に特化した飼料製造・販売事業。
- 競争力
- 北海道を中心とする地域密着の原料調達基盤
- 顧客
-
- 畜産農家
- 養鶏場
- 酪農家
- 養魚業者
- 製品
-
- 配合飼料
- 単体飼料
物流・流通支援
- 概要
- 乳製品配送を効率化し品質保持を支援する物流セグメント。
- 競争力
- 全国ネットワークによる配送品質と効率性
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 小売業者
- 外食チェーン
- 製品
-
- 冷蔵・冷凍物流サービス
- 流通加工
研究開発サービス
- 概要
- 機能性成分の研究や新商品開発のための技術サービス提供。
- 競争力
- 業界最先端のミルクサイエンスラボを保有
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 健康食品企業
- 栄養補助食品メーカー
- 製品
-
- 乳製品新技術開発
- 健康成分研究
- 商品開発支援
競争優位性
強み
- 強固な原料調達ネットワーク(特に北海道)
- 多様な製品ラインナップ
- 歴史あるブランド力と高い知名度
- 大規模生産と効率的な設備投資
- 堅実な財務基盤
- 地域密着の販売チャネル
- 技術開発と品質管理の高度化
- 育児用粉ミルク市場での専門性
- 環境配慮型製品開発の推進
- 業務用分野の安定顧客基盤
競争上の優位性
- 北海道を中心とした生乳確保力が競合に優位
- 統合により乳業大手の経営資源を効率活用
- 製品多角化により市場変動リスクを低減
- チーズ増産投資による市場シェア拡大計画
- コーポレートブランド刷新による顧客ロイヤルティ向上
- BtoBおよびBtoC両面での強固な販売網
- 育児用粉乳と離乳食での市場専門性
- 持続可能な製品・容器開発による環境対応
- 物流・流通の効率化でコスト競争力を確保
- 関連子会社グループによる一貫供給体制
脅威
- 原料である生乳価格の変動リスク
- 国内乳製品市場の人口減少・縮小傾向
- 競合他社による価格競争激化
- 食品安全・衛生問題によるブランドリスク
- 環境規制強化による生産コスト上昇
- 消費者嗜好の多様化でブランド維持困難
- 海外製品・輸入品の市場侵入
- 為替変動による原材料費の影響
- 健康食品市場の競争激化
- 物流コストの高騰リスク
イノベーション
2021: 北海道磯分内工場バター新棟起動
- 概要
- 200億円を投資し最新設備を導入、バター製造能力を大幅増強。
- 影響
- 生産効率向上と供給安定化に寄与
2023: 環境配慮型牛乳瓶キャップのリサイクル事業開始
- 概要
- 牛乳瓶キャップを日用品容器に再生するリサイクル技術を雪印メグミルクとライオンが共同開発。
- 影響
- 循環型社会の実現に貢献
2024: チーズ増産体制へ475億円の投資決定
- 概要
- 工場と生産設備の強化を計画し、国内チーズ需要増加に対応。
- 影響
- 生産能力拡大により市場シェアを拡大可能
2022: 新機能性ヨーグルト製品の開発
- 概要
- 独自乳酸菌を用いた健康志向ヨーグルトを市場投入。
- 影響
- 付加価値商品売上高が増加
サステナビリティ
- 牛乳瓶キャップをリサイクルして日用品容器に再生する循環型取り組み
- 環境負荷低減を目指し製造工程でのCO2排出削減
- 北海道中心の地域酪農支援による持続可能な酪農推進
- 廃棄物削減と製品包装の省資源化
- サプライチェーン全体での環境負荷モニタリング