日本調剤
基本情報
- 証券コード
- 3341
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 専門店・ドラッグストア
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1980年03月
- 上場年
- 2004年09月
- 公式サイト
- https://www.nicho.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ファーマライズホールディングス, クオールHD, コスモス調剤, メディカル一光グループ, エフアンドエフ, メディカルシステムネットワーク, 住友ファーマ, GMOインタ, ミアヘルサホールディングス, HYUGA PRIMARY CARE, アインホールディングス, 札幌臨床検査センター
概要
日本調剤は1980年創業の保険調剤薬局チェーン大手で、全国展開とIT活用に強みを持つ業界リーディングカンパニーです。
現状
日本調剤は2024年3月期に連結売上高約3403億円、従業員約5864人の大手調剤薬局チェーンです。全国全都道府県に店舗を展開し、約6割が大病院門前薬局タイプで高い競争力を有しています。ITを活用した独自のeラーニングシステムやオンライン服薬指導システムを開発し、教育とサービスの質を向上。ジェネリック医薬品供給にも注力し、平均使用率約89.3%を達成。2024年9月に発表した長期ビジョン2035ではROE15%、売上高年平均成長率10%以上の達成を目標としています。サステナビリティ経営を推進し、環境対応やガバナンス強化にも積極的です。近年は子会社再編や新技術導入など事業展開にも注力しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は札幌市にて1980年に設立された。
- 国内全都道府県に調剤薬局店舗を開設済み。
- お薬手帳プラスアプリ会員数が2024年8月に200万人超。
- 調剤薬局業界で初の薬剤師専門人材会社をグループに持つ。
- 日本初の調剤薬局「水野薬局」を子会社化している。
- オンライン服薬指導システムNiCOMSを自社開発・運用中。
- 2016年より全国規模の社内学術大会を開催している。
- ジェネリック医薬品使用率は約89.3%と高水準。
- 長期ビジョン2035ではROE15%、売上成長率10%以上を目標。
- 業務システムを自社開発し効率的な運営を実現している。
隠れた関連
- 日本ジェネリックが長生堂製薬を子会社化しグループ内製造体制を強化。
- 第一生命グループとの業務提携で保険分野と連携した店舗運営を推進。
- JPラーニングは業界外の薬剤師にも利用され技術普及に寄与。
- 横須賀市のジェネリック薬局推奨制度で日本調剤7店舗が認定されている。
- オンライン服薬指導許認可を業界に先駆け取得し先進的サービスを展開。
- 薬機法改正に伴い市販薬のコンビニ販売促進の業界動向に注目。
- 港区田町タワーに本社を置き医療・ITの融合を象徴している。
- 「お薬手帳プラス」アプリは服薬情報だけでなく薬局との連携機能を持つ。
将来展望
成長ドライバー
- 高齢化社会に伴う調剤薬局需要の拡大
- オンライン服薬指導等IT活用によるサービス革新
- ジェネリック医薬品の普及促進とコスト削減ニーズ
- 薬剤師の専門性向上・教育への投資
- サステナビリティ経営による社会評価の向上
- 医療・介護連携分野での新規事業開拓
- 地域密着型店舗による患者基盤の強化
- 多角化した医療関連事業による収益安定化
- 規制緩和や法改正に伴う事業機会の拡大
- 健康管理アプリ等デジタルサービスの成長
戦略目標
- 売上高年平均成長率10%以上の持続的達成
- ROE15%, ROIC15%の資本効率改善
- 連結営業利益400億円から500億円の実現
- オンライン服薬指導サービスの全国拡大
- ジェネリック医薬品使用率90%以上の維持・向上
- サステナビリティを重視したESG経営の深化
- 薬剤師教育・育成体制の更なる強化
- IT活用による業務効率の持続的向上
- 地域医療連携の強化と新サービス創出
- 多角的医療関連事業の収益拡大
事業セグメント
調剤薬局運営支援
- 概要
- 医療機関向けに調剤薬局運営の各種支援とサービスを提供。
- 競争力
- 門前薬局ノウハウとIT活用による効率化
- 顧客
-
- 大病院
- 地域病院
- クリニック
- 診療所
- 製品
-
- 調剤サービス運営
- 人材派遣
- ITシステム提供
- 教育・研修支援
ジェネリック医薬品製造販売
- 概要
- 高品質な後発医薬品を製造し、グループ内外に供給。
- 競争力
- 高いジェネリック使用率と製造ノウハウ
- 顧客
-
- 薬局チェーン
- 病院
- ドラッグストア
- 医療卸
- 製品
-
- 後発医薬品製造
- 品質管理
- 販売サポート
医療人材サービス
- 概要
- 医療専門職の派遣と紹介サービスを提供。
- 競争力
- 調剤薬局業界に強い専業人材ネットワーク
- 顧客
-
- 薬局
- 病院
- 介護施設
- 医療関連企業
- 製品
-
- 薬剤師派遣
- 看護師派遣
- コメディカル人材サービス
医療情報・コンサルティング
- 概要
- 医療業界向けに情報分析と経営支援サービスを展開。
- 競争力
- 専門的知見と薬剤師視点の強み
- 顧客
-
- 医療機関
- 製薬企業
- 保険組合
- 医療関連団体
- 製品
-
- 情報提供サービス
- 経営コンサルティング
- 研修プログラム
競争優位性
強み
- 全国的な調剤薬局ネットワーク
- ITを活用した調剤・教育体制
- 高いジェネリック医薬品使用率
- 強力な薬剤師育成システム
- 多角的な医療関連事業ポートフォリオ
- 門前薬局での優位な立地戦略
- 長期的なサステナビリティ経営
- 豊富な業界知識と経験
- 独自開発のオンライン服薬指導システム
- 高い顧客満足度と信頼
競争上の優位性
- 全都道府県の調剤薬局店舗展開による広範囲サービス網
- 社内eラーニング等教育システムで薬剤師のスキル向上を実現
- 自己開発のITシステムにより効率的な店舗運営
- ジェネリック医薬品製造販売子会社を持つ垂直統合モデル
- オンライン服薬指導の早期導入によるサービス差別化
- 豊富な子会社群で医療関連領域を幅広くカバー
- 持続可能な経営目標設定とESG重視の姿勢
- 長期ビジョン2035による明確な成長戦略
- 大手医療機関門前に強い薬局ネットワーク
- 薬剤師の専門資格取得支援による人材強化
脅威
- 厚労省の調剤報酬改定リスク
- 競合他社の再編・大型資本参入
- 薬剤師不足による人材確保困難
- 医薬品価格引き下げ圧力
- 法規制強化による業務負担増加
- オンライン・AIによる業界構造変化
- 新型感染症等による社会情勢の影響
- 地域による市場飽和と出店制限
- 医療費削減圧力による収益減少
- 品質問題によるブランドリスク
イノベーション
2024: 長期ビジョン2035の発表
- 概要
- ROE15%・売上年平均10%以上成長を目標に掲げた長期戦略。
- 影響
- 中長期の成長加速と企業価値向上を目指す。
2023: アプリ会員数200万人突破
- 概要
- お薬手帳プラスの会員数が大幅に増加しユーザー基盤強化。
- 影響
- 顧客エンゲージメントと服薬管理の向上。
2020: オンライン服薬指導システム自社開発
- 概要
- 全国店舗でNiCOMS運用開始、非対面サービス強化。
- 影響
- 患者利便性向上とサービス多様化。
2021: 長生堂製薬の株式譲渡再編
- 概要
- 不正問題の改善で子会社再編を実施し品質管理強化。
- 影響
- 子会社のコンプライアンス改善と信頼回復。
2024: 自社開発eラーニングJPラーニング拡充
- 概要
- 薬剤師知識技能向上のためのeラーニングシステムを全国展開。
- 影響
- 薬剤師教育水準の向上と業界貢献。
サステナビリティ
- 気候変動対応と省エネ活動の推進
- サーキュラーエコノミー推進による資源循環強化
- 人的資本経営による社員満足・成長促進
- 強固なコーポレートガバナンス体制構築
- 地域医療・健康増進の社会貢献活動参加
- ジェンダーダイバーシティ推進
- 環境負荷低減製品・サービスの拡大
- サステナビリティ報告書の定期公表
- コンプライアンスと倫理的行動の徹底
- 健康経営優良法人認定の維持・拡大