レンゴー

基本情報

証券コード
3941
業種
パルプ・紙
業種詳細
製紙・紙製品
都道府県
大阪府
設立年
1920年05月
上場年
1949年05月
公式サイト
https://www.rengo.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
特種東海製紙, 王子HD, 日本紙, 大王紙, 岡山製紙, 古林紙工, トーモク, ダイナパック, ザ・パック, 大村紙業

概要

レンゴーは1920年創業、段ボール・板紙及び紙製包装資材製造の国内最大手で、原紙から包装まで一貫生産体制を持つ企業です。

現状

レンゴーは2024年3月期に連結売上高約9,007億円、営業利益約488億円、純利益約341億円を達成しています。国内最大手として段ボールと板紙分野で高いシェアを有し、板紙から段ボール、紙器および軟包装製品まで幅広い包装資材を製造。技術革新ではデルタフルートや防炎段ボールなど新素材・用途開発に注力し、国内外54工場8拠点でグローバル展開を加速。環境面では太陽光発電の導入や段ボール軽量化で持続可能な包装材を推進。積極的な設備再編と業界改革により収益性を高めつつ、国内外の需要変化に柔軟に対応。2024年には愛媛に新工場を稼働開始し物流効率を強化。中長期的には海外事業拡大と環境対応を戦略の柱に据え、業界リーダーとして成長を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • 段ボールの連続運転装置を世界で初めて開発
  • 創業者井上貞治郎が「段ボール」の名称を命名
  • 国内外に54工場を展開し国内最大手の地位を確立
  • 社章は創業時の文字を図案化し継承
  • 経営哲学「きんとま」は商売の鉄則として根付く
  • 防炎段ボールや空調ダクトなど特殊用途開発に積極的
  • 2010年に太陽光発電で昼間電力を賄う工場を開設
  • 2011年震災で仙台工場壊滅後、迅速に新工場を福島県に建設
  • 海外展開は1990年代から本格化し幅広い国で展開
  • 連結売上高9,000億円超の資本規模を持つ
  • 従業員数は連結で約23,000人規模
  • 環境配慮型素材のリサイクルを推進する業界リーダー
  • 業界内の競争激化に対応してプラットフォーム構築改革を主導
  • 豊通ニューパックなど多数の子会社を持つ
  • ジャパン・グローバル・コンパクトのメンバーに所属

隠れた関連

  • 多くの国内大手食品メーカーの包装資材を手がける影響力
  • 日本製紙や王子HDなど競合との共同出資や協業関係
  • サプライチェーンで大手物流企業と密接に連携
  • 長年の業界リーダーとして業界団体の政策形成に影響力
  • 環境規制強化に伴い環境素材開発に業界最先端のノウハウ有す
  • 震災復興や地域雇用保護に積極的な社会的貢献
  • 紙製包装の技術革新が新用途市場創出に貢献
  • 複数国で製造拠点を構え現地ニーズ適応で海外展開成功

将来展望

成長ドライバー

  • 国内外での包装資材需要増加
  • 新素材開発と製品多様化
  • 環境規制対応によるリサイクル推進
  • グローバル物流ネットワークの拡充
  • 国内段ボール産業の高機能化
  • Eコマース市場の成長による包装需要拡大
  • 自動化・デジタル化による生産効率向上
  • 新興国市場での展開強化
  • 環境意識の高まりによるエコ包装の需要増加
  • 企業のサステナビリティ経営強化

戦略目標

  • 段ボール及び包装資材の環境負荷50%削減
  • 海外売上比率40%以上の達成
  • サステナブル製品の売上比率70%以上
  • デジタル化による生産効率30%向上
  • 持続可能なサプライチェーンの構築
  • 新規用途開発で年間売上300億円拡大
  • 太陽光発電など再生可能エネルギー比率60%達成
  • 段ボール製造におけるCO2排出量40%削減
  • 顧客満足度向上による継続的成長
  • 人材育成と多様性推進を強化

事業セグメント

段ボール製造

概要
多種多様な業種向けに段ボール製品を提供し、物流の効率化を支援。
競争力
原紙から箱まで一貫生産の製造技術
顧客
  • 物流会社
  • 食品メーカー
  • 電子機器メーカー
  • 小売業者
  • 製造業
製品
  • 段ボールケース
  • 輸送用包装資材
  • カスタムパッケージ

板紙製造

概要
高品質な板紙製品を製造し、段ボール等の素材供給を行う。
競争力
高耐久かつ環境配慮の素材開発
顧客
  • 紙加工業者
  • 段ボール製造業者
  • 包装資材メーカー
製品
  • 段ボール用原紙
  • 印刷用板紙

紙器製造

概要
高品質な紙器を製造し、多様な包装ニーズに対応。
競争力
多彩なデザイン加工技術
顧客
  • 化粧品メーカー
  • 食品メーカー
  • 小売業者
製品
  • 紙製包装箱
  • 特殊加工紙器

軟包装・重包装事業

概要
機能性軟包装製品及び重包装材を提供。
競争力
業界特化型の梱包ソリューション
顧客
  • 食品製造業
  • 医薬品メーカー
  • 工業品製造業
製品
  • 軟包装フィルム
  • 重包装袋

物流サービス

概要
製品の安定供給を支える物流体制を構築。
競争力
グループ内連携による効率的物流
顧客
  • グループ関連会社
  • 外部物流企業
製品
  • 物流管理
  • 配送サービス

研究開発・技術サービス

概要
新素材・新技術の研究開発を推進。
競争力
業界先駆けの技術開発力
顧客
  • 自社事業部門
  • 業界外パートナー
製品
  • 材料開発
  • 包装設計

環境ソリューション

概要
環境配慮型ソリューションを提供し持続可能性を促進。
競争力
100%リサイクル可能な包装材の製造
顧客
  • 地方自治体
  • 企業顧客
  • リサイクル業者
製品
  • リサイクル包装資材
  • 環境負荷低減技術

海外事業

概要
中国、タイ、米国等の拠点で海外展開を推進。
競争力
各国のニーズに対応する現地生産体制
顧客
  • 現地メーカー
  • 輸出入業者
製品
  • 段ボール製造
  • 包装資材販売

競争優位性

強み

  • 一貫生産体制による高い製造効率
  • 国内最大の段ボール・板紙シェア
  • 多様な包装資材の製造技術
  • 環境配慮技術の先進性
  • 充実した国内外の生産拠点
  • 強固な顧客基盤
  • 積極的な研究開発推進
  • 幅広い製品ラインアップ
  • 高い品質管理力
  • 長い歴史と信頼性
  • 強力な企業ブランド
  • 安定した財務基盤
  • 政府・業界団体との連携
  • 高度な物流システム
  • 海外市場の展開力

競争上の優位性

  • 原紙から包装までの完全一貫生産でコスト低減と品質保持
  • デルタフルートなど独自技術による製品差別化
  • 国内最大規模の生産拠点網による供給力
  • 防炎段ボールなど多様なニッチ分野への対応力
  • 海外54工場8拠点によりグローバル展開を強化
  • 環境負荷低減技術で市場のサステナブルニーズに応答
  • 統廃合による効率的な生産体制確立
  • 多角的な製品開発によるリスク分散
  • 堅実な財務運営で長期投資が可能
  • 大手顧客との強固な取引関係
  • 幅広い業界とのパートナーシップ
  • 高度な包装設計技術の提供
  • 時流に合った業界改革の推進
  • 研究開発センターによる技術革新
  • 千差万別な顧客要求への対応力

脅威

  • 原材料価格の高騰リスク
  • 国内段ボール市場の成長鈍化
  • 海外競合企業の台頭
  • 環境規制の強化負担
  • 物流費上昇によるコスト増加
  • 為替変動による収益影響
  • 自然災害による生産拠点リスク
  • 市場ニーズの急激な変化
  • デジタル化による紙需要減退
  • 労働力不足による生産性低下
  • 貿易摩擦・政治リスク
  • 技術革新競争の激化

イノベーション

2024: 愛媛東温工場稼働開始

概要
松山工場を移設し、省エネ型の最新鋭設備を備えた愛媛東温工場が稼働。
影響
生産効率向上と物流コスト削減に寄与

2023: デルタフルート段ボール開発強化

概要
軽量かつ高強度のデルタフルート段ボールの用途拡大を推進。
影響
顧客のコスト削減と環境負荷軽減を実現

2022: 防炎段ボール『RAFEP』の市場展開

概要
特殊素材を用いた防炎段ボールの販売を拡大。
影響
安全性の高度化により新規顧客獲得

2021: 大興製紙子会社化による事業強化

概要
大興製紙の支援スポンサー及び完全子会社化で製紙事業基盤を強化。
影響
原材料安定確保と製品開発力向上

2020: 段ボール用途の新規開発強化

概要
段ボール製空調ダクトや特殊包装資材の開発・販売開始。
影響
多様な市場ニーズに対応し製品拡充

サステナビリティ

  • 太陽光発電による工場電力供給
  • 段ボール軽量化で輸送時CO2削減
  • 100%リサイクル可能な包装資材開発
  • 環境負荷低減の製造プロセス推進
  • グリーン調達方針の厳格化
  • エコラベル取得製品の拡大
  • サプライチェーン環境監査実施
  • 工場排水の再利用システム導入
  • 従業員の環境教育強化
  • 廃棄物削減のためのリサイクル促進
  • 環境マネジメントシステムの継続的改善
  • 地域環境保護活動への積極参加