富士製薬工業
基本情報
- 証券コード
- 4554
- 業種
- 医薬品
- 業種詳細
- バイオ・医薬品関連
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1965年04月
- 上場年
- 1995年06月
- 公式サイト
- https://www.fujipharma.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ウインP, 東和薬品, ゼリア新薬, サワイグループホールディングス, デンヨー
概要
富士製薬工業は1965年創業の医薬品企業で、後発医薬品を中心に不妊治療剤や造影剤の製造販売で業界内で確固たる地位を築いています。
現状
富士製薬工業は2019年9月期に連結売上高約363億円、営業利益約42億円を計上し、安定した収益基盤を有しています。主力事業は後発医薬品で、不妊症治療剤やX線診断用血管造影剤が高い市場シェアを誇ります。技術開発面ではホルモン注射剤や造影剤の製造販売権を取得し、医薬品の多角化を図っています。サステナビリティへの取組として製造工程の環境負荷低減や適切な医薬品供給に注力しています。三井物産との資本業務提携により国際展開も強化し、今後は創薬技術の高度化と海外市場拡大を戦略の柱としています。関連企業や競合他社との連携強化により、新規事業開拓も進展中です。近年は月経困難症治療薬の販売契約や新規承認品の取得など積極的な製品ポートフォリオ拡充が特徴です。
豆知識
興味深い事実
- 1954年設立の富士薬品商会から発展した老舗医薬品メーカー。
- 後発医薬品の中でも不妊症治療剤分野で強固なポジションを持つ。
- 三井物産が22%出資する戦略的パートナーシップを保持。
- 月経困難症治療薬『ルナベル』は同社の中核製品の一つ。
- 富山県の工場は高品質医薬品製造の拠点として知られる。
- 社内での持続可能な製造工程開発に注力している。
- 東京証券取引所プライム市場に2012年7月に上場。
- 連結従業員数は約1500人で中堅の製薬メーカー規模。
- 医療用後発医薬品の業界で長年の経験を持つ。
- 豊富なホルモン注射剤ラインアップを有する。
- 子宮内膜症治療薬の製造販売承認を取得済み。
- X線造影剤の安全性と品質で医療現場から高評価。
- 社内での品質管理システムは国内トップクラス。
- 競合のサワイグループや東和薬品と市場競争。
- 医薬品研究開発部門はAI技術導入に積極的。
隠れた関連
- 三井物産との資本提携により海外事業展開を加速している。
- 子宮内膜症治療薬の製造でノーベルファーマとの関係を持つ。
- 富山県工場は国際品質基準を満たす先進設備を有する。
- 後発医薬品業界の中で独自にホルモン注射剤を多く扱う。
- 医療用造影剤分野で特許を活用した差別化戦略を展開。
- 社内品質管理にAIやクラウドを活用する先進企業。
- 月経困難症治療分野で複数の治療薬導入実績がある。
- 研究所と工場が富山市水橋に集中し密接に連携している。
将来展望
成長ドライバー
- 後発医薬品の国内市場拡大の継続。
- 三井物産との連携による海外市場開拓加速。
- 特許切れバイオ医薬品の新規参入拡大。
- 医療現場のニーズに対応した新規製品開発。
- AI・デジタル技術活用による研究開発効率向上。
- 高齢化社会に対応する医薬品需要の増加。
- 環境対応型製造技術によるコスト競争力強化。
- 後発医薬品のジェネリック市場での競争優位。
- 多様化する医療ニーズに応える製品ポートフォリオ構築。
- サステナビリティに配慮した事業経営による評価向上。
- 人体に優しい医薬品製造技術の追求と導入。
- 臨床検査用試薬製造の拡大と品質強化。
戦略目標
- 年間売上高500億円超を達成すること。
- 海外売上比率を20%以上に拡大すること。
- 特許切れ医薬品で国内トップシェアを維持。
- 環境負荷を大幅に削減した製造工程構築。
- AIを活用した新規医薬品研究体制の確立。
- 高品質で安全な医薬品供給体制の継続維持。
- 後発医薬品の製品ラインアップを倍増する。
- 地域社会への持続可能な貢献活動増強。
- 医療現場と連携した製品開発の深化。
- デジタルプラットフォームを活用した販売強化。
事業セグメント
医療用医薬品製造
- 概要
- 医療機関向けに信頼性の高い医薬品を製造し、安定供給に努めています。
- 競争力
- 製品の品質保証と多様な医薬品ラインアップ
- 顧客
-
- 病院
- 調剤薬局
- 医療卸
- 医薬品輸出業者
- 医療機器メーカー
- 製品
-
- 後発医薬品
- ホルモン注射剤
- 造影剤
- 外用薬
- 月経困難症治療薬
- アレルギー治療薬
医薬品輸入販売
- 概要
- 国内未承認薬の輸入販売権を取得し、幅広い商品群を提供。
- 競争力
- 海外製品の迅速な導入と販売網の強化
- 顧客
-
- 製薬会社
- 販売代理店
- 国内流通業者
- 製品
-
- 海外製ホルモン注射製剤
- 特許切れバイオ医薬品
- 新規後発医薬品
研究開発支援
- 概要
- 医薬品の研究開発を支援する素材や技術を提供しています。
- 競争力
- 研究開発向け高純度素材の供給
- 顧客
-
- 大学
- 医薬研究機関
- 製薬企業
- 製品
-
- 臨床試験用原薬
- 研究用中間体
- 技術ライセンス
OEM医薬品製造
- 概要
- 他社ブランド医薬品の製造受託サービスを展開。
- 競争力
- 高い品質管理と生産技術
- 顧客
-
- 海外製薬会社
- 国内ジェネリックメーカー
- 製品
-
- ジェネリック医薬品製造
- ホルモン製剤製造
国際物流・流通管理
- 概要
- 適切な温度管理を伴う製品物流を実現しています。
- 競争力
- 医薬品専用の保管・輸送ノウハウ
- 顧客
-
- 医薬卸
- 海外販売代理店
- 製品
-
- 医薬品輸送
- 冷蔵保管サービス
健康関連商品販売
- 概要
- 医薬品以外の健康関連商品の流通も手掛けます。
- 競争力
- 医薬知識を活かした商品開発
- 顧客
-
- ドラッグストアチェーン
- 健康食品メーカー
- 製品
-
- ビタミン剤
- 健康サプリメント
製剤技術提供
- 概要
- 製剤技術の提供や共同開発を実施しています。
- 競争力
- 高品質製剤技術のノウハウ
- 顧客
-
- 製薬企業
- 研究機関
- 製品
-
- 新規製剤技術
- 注射剤技術
品質管理サービス
- 概要
- 医薬品の品質保証に必要な分析・検査を提供。
- 競争力
- 厳密かつ迅速な品質チェック体制
- 顧客
-
- 製薬会社
- 受託製造企業
- 製品
-
- 分析技術
- 品質評価
医薬品原料製造
- 概要
- 医薬品用原料の製造および供給を担います。
- 競争力
- 安定的な供給体制と高純度製品
- 顧客
-
- 製薬メーカー
- ヘルスケア企業
- 製品
-
- 医薬品中間体
- 有効成分
環境対応支援事業
- 概要
- 医薬品製造に係る環境負荷低減を支援しています。
- 競争力
- 環境配慮の製造技術とコンサル
- 顧客
-
- 製薬企業
- 医療機関
- 製品
-
- 環境負荷低減技術
- 廃棄物処理サービス
臨床検査用試薬提供
- 概要
- 臨床検査に用いる薬剤や試薬を供給しています。
- 競争力
- 高い純度と安全性の試薬製造
- 顧客
-
- 病院検査部
- 研究機関
- 製品
-
- 造影剤
- 検査用試薬
医療情報提供サービス
- 概要
- 製品に関する正確な情報提供により医療現場を支援。
- 競争力
- 最新医薬品情報の迅速提供
- 顧客
-
- 医師
- 薬剤師
- 製品
-
- 医薬品情報
- 治療薬ガイド
競争優位性
強み
- 長年の後発医薬品製造実績
- 安定した品質管理体制
- 主要ホルモン剤の製造販売権保有
- 多様な医薬品ラインアップ
- 資本業務提携による国際展開強化
- 堅実な経営基盤と収益力
- 幅広い医療機関ネットワーク
- 研究開発における技術力
- 迅速な製品承認取得能力
- 専業的かつ集中した事業領域
- 信頼性の高い造影剤製品
- 経験豊富な経営陣
- 規制対応力の高さ
- 堅実な財務体質
- 社会的責任を重視した企業風土
競争上の優位性
- 後発医薬品市場での確固たる地位とブランド力
- ホルモン注射剤における数少ない権利保有企業
- 三井物産との資本業務提携による安定調達と販路拡大
- 豊富な製品ポートフォリオによる市場リスク分散
- 医療用造影剤分野での高い専門技術と信頼性
- 医薬品製造工程の厳格な品質管理による製品安全性
- 専門的な研究開発体制による製品開発速度の速さ
- 薬価改定に対応した価格競争力の保持
- 持続可能な製造体制と環境対策での差別化
- 国内外の規制に即応できる準備体制
- 特許切れ医薬品の迅速な市場投入能力
- 安定した顧客基盤による継続収益の確保
- 医療現場との強固な信頼関係構築
- 国内製造拠点の集中による品質維持
- 多様な販売チャネルを活用した市場展開
脅威
- ジェネリック医薬品市場の激しい価格競争
- 国内人口減少による医薬品需要の減退
- 特許切れによる他社参入の増加リスク
- 規制強化および薬価改定の影響
- 原材料価格の変動リスクによるコスト増加
- 海外市場の政治・経済不安定さ
- 技術革新の遅れによる競争力低下
- 自然災害による生産拠点のリスク
- 為替変動による収益不安定性
- 急速なDX対応遅れによる業務効率低下
- サプライチェーンの混乱リスク
- 新規参入企業の市場拡大による競合激化
イノベーション
2024: 月経困難症治療薬『ルナベルULD』の製造販売承認取得
- 概要
- 月経困難症における新たな治療薬として承認を獲得し市場拡大を狙う。
- 影響
- 市場シェア拡大と新規顧客獲得に寄与
2023: 特許切れバイオ医薬品の製造販売権獲得
- 概要
- 成長分野の特許切れバイオ薬に参入し事業多角化を推進。
- 影響
- 年間売上増加と競争力強化に貢献
2022: 製造プロセスの環境負荷低減技術導入
- 概要
- 製薬工場で省エネルギーや廃棄物削減技術を採用。
- 影響
- CO2排出量削減とコスト節減を実現
2021: クラウド連携による品質管理システムの刷新
- 概要
- 製造品質管理を高度化しトレーサビリティ強化を図る。
- 影響
- 製品安全性の向上と迅速な問題対応が可能に
2020: 後発医薬品開発にAI技術導入
- 概要
- AI活用で新規医薬品候補の探索効率を向上させた。
- 影響
- 開発期間短縮と研究効率の大幅改善
サステナビリティ
- 製造工程における廃棄物削減活動の推進
- 環境負荷低減のためのエネルギー効率改善
- 持続可能な原材料調達方針の確立
- 地域医療支援と医薬品適正使用の啓発
- 社員の健康増進と多様性推進への取り組み
- 環境ISO認証取得と継続的改善
- 水使用量削減ならびにリサイクル推進
- グリーン調達によるサプライチェーン環境強化
- プラスチック使用の削減とリサイクル促進
- 持続可能な社会貢献プログラムの展開
- 臨床用医薬品供給の安定確保
- ヘルスケア教育・支援活動の充実