ユシロ

基本情報

証券コード
5013
業種
石油・石炭製品
業種詳細
化学・化成品
都道府県
東京都
設立年
1944年07月
上場年
1985年12月
公式サイト
https://www.yushiro.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
クリップ, 綜研化学, ビーピー・カストロール, MORESCO, 三京化

概要

ユシロは1944年創業の金属加工油剤及びビルメンテナンス用品製造のリーディングカンパニーで、石油・石炭製品業界において高い技術力と幅広い製品展開で強固な地位を築いています。

現状

ユシロは2022年3月期に連結売上高約373億円、営業利益約22億円を計上し、安定した財務基盤を持っています。主力の金属加工油剤分野では自動車や鉄鋼、機械産業向けに高いシェアを持ち、海外展開も積極的に推進しています。ビルメンテナンス用品では幅広い用途で幅広い製品ラインナップを展開し市場ニーズに対応しています。技術開発では高性能の切削油や潤滑剤、防錆剤の研究開発を継続し品質向上に努めています。環境対応製品の開発や製造に注力し、サステナビリティの観点から持続可能な生産体制の実現を目指しています。中長期戦略としては海外市場での事業拡大、新製品開発による成長を図り、2025年の商号変更に合わせたブランド強化を進めています。直近ではデジタル技術活用による生産効率向上へ取り組みも始まっています。

豆知識

興味深い事実

  • 創業者が油脂とロウの精製目的で設立した
  • 1978年 枚方工場で大規模爆発事故を経験
  • スティール・パートナーズのTOBに対抗後株価が上昇
  • 製造現場向け高機能切削油剤で市場最大手
  • OEM製品はパナソニックなど大手家電に供給
  • 従業員約1000人規模で技術者比率が高い
  • 業界屈指の長期的顧客との信頼関係を構築
  • 東京都大田区に本社を置く老舗企業
  • 商号を2025年にユシロに変更予定
  • 環境負荷低減製品の開発に積極的に注力

隠れた関連

  • OEM洗濯槽クリーナーは複数の大手家電メーカーと密接な関係がある
  • 大手自動車メーカー群の潤滑油サプライヤーとして重要な存在
  • 長年の取引先持株会が主要株主の一角を形成している
  • 環境規制強化の流れを早期にとらえ製品開発につなげる体制がある
  • 工場爆発事故後の再建で安全管理意識の高度化を実現
  • 自社運送部門が物流の迅速化と品質保持に貢献している
  • 歴代社長が技術出身者で技術本位の経営を継続している
  • 地元東京都大田区の産業育成に積極的な役割を担う

将来展望

成長ドライバー

  • 国内製造業の高度化による専門油剤需要増加
  • 海外市場の自動車・機械産業成長
  • 環境規制による環境対応製品の拡大
  • デジタル技術活用による生産効率向上
  • 多機能製品開発による差別化戦略強化
  • 堅牢なOEM取引拡大による安定収益基盤強化
  • 環境重視の新規市場参入促進
  • 労働力不足への自動化・省力化技術革新促進
  • サステナビリティに対応したブランド価値向上
  • 地域連携を強化した社会的信用向上
  • 研究開発力の継続的強化
  • エネルギー価格変動に対応したコスト制御能力

戦略目標

  • 海外売上構成比を30%以上に拡大
  • 環境対応製品を全製品の70%以上にする
  • 製造工程のデジタルトランスフォーメーション完遂
  • 持続可能な調達と生産体制の確立
  • 新製品開発により売上高年率5%成長を維持
  • OEM取引先との戦略的連携強化
  • 地域社会との共生を深化させたCSR活動推進
  • 従業員の技能向上と働き方改革の実現
  • グローバル生産体制の構築・最適化
  • 安全管理と品質保証体制の高度化

事業セグメント

金属加工油剤製造

概要
自動車や鉄鋼産業向けの高品質金属加工油剤の製造と供給。
競争力
業界トップクラスの技術力と製品品質
顧客
  • 自動車メーカー
  • 鉄鋼メーカー
  • 機械加工工場
  • 航空機産業
  • 造船業
製品
  • 切削油
  • 潤滑剤
  • 防錆剤
  • 離型剤
  • 研削油

ビルメンテナンス用品供給

概要
多様な施設の清掃・保護を目的としたケミカル製品の提供。
競争力
幅広い用途に対応可能な製品ラインナップ
顧客
  • 清掃業者
  • ビル管理会社
  • 工場管理者
  • 商業施設運営者
製品
  • 床用ワックス
  • 洗浄剤
  • ガム取り剤
  • カーペットクリーナー

OEM製品製造・販売

概要
大手メーカー向けOEM製造で高品質製品を供給。
競争力
柔軟なカスタマイズ対応力
顧客
  • 家電メーカー
  • 日用雑貨メーカー
  • 化粧品メーカー
製品
  • 洗濯槽クリーナー
  • 特殊ワックス
  • 工業用洗剤

産業用潤滑剤販売

概要
多種産業に対応する潤滑剤・オイルの販売とサポート。
競争力
高度な技術サポート体制
顧客
  • 産業機械メーカー
  • エネルギー企業
  • 輸送関連企業
製品
  • 産業用潤滑油
  • 特殊潤滑剤
  • メンテナンスオイル

研究開発サービス

概要
新素材開発や製品改良を目的とした研究支援サービス。
競争力
長年の技術蓄積と豊富な実績
顧客
  • 企業研究所
  • 大学・公的研究機関
製品
  • 技術コンサルティング
  • 共同研究開発
  • 製品試作

物流・配送サービス

概要
グループ内外への製品配送および物流効率化支援。
競争力
自社運送部門による迅速対応
顧客
  • グループ企業
  • 製品販売店
製品
  • 輸送サービス
  • 在庫管理
  • 配送最適化

競争優位性

強み

  • 高度な金属加工油剤技術
  • 幅広い製品ラインナップ
  • 海外市場への積極展開
  • 安定した財務基盤
  • 多様な顧客層の確保
  • 強固なOEM供給体制
  • 環境対応製品の展開
  • 自社運送部門による迅速対応
  • 長年の事業継続と信頼
  • 技術開発へ継続的投資
  • 総合的なメンテナンス用品製造
  • 熟練した従業員の存在
  • 規模の経済によるコスト競争力
  • 安定した株主構成
  • 業界内でのブランド認知度

競争上の優位性

  • 金属加工用油剤で最大手の市場シェア保持
  • 自動車や鉄鋼業界への強力な販売網とサポート体制
  • 多様な潤滑剤や防錆剤など一括供給による顧客利便性
  • OEMによる大手製造業者との長期取引関係
  • 環境規制対応製品の開発リード
  • 自社運送による物流品質とコスト制御
  • 海外市場での拠点拡大による新規顧客獲得
  • 技術的な問題解決力とカスタマイズ対応の柔軟性
  • 安定的な売上と利益の確保による持続可能な経営
  • 製品カテゴリ横断による多角化戦略の実践
  • 歴史的なブランド力を活かした顧客信頼
  • 社内での研究開発と技術者育成の強化
  • 幅広い業種への対応力
  • 迅速な市場変化対応力を持つ組織体制
  • 高品質製品により国際標準規格を取得

脅威

  • 国際原材料価格の大幅変動リスク
  • 新規参入者による競争激化
  • 環境規制の強化による製品仕様変更負担
  • 為替変動による輸出採算の影響
  • 顧客の内製化や代替品開発による売上減少
  • 景気悪化による需要縮小の可能性
  • 海外市場での政治リスク及び規制変更
  • 人手不足による生産・物流体制の制約
  • デジタル技術導入競争での遅れ
  • 価格競争激化による利益率低下リスク
  • 法規制遵守コストの増加
  • 原油価格の高騰によるコスト増大

イノベーション

2023: 環境対応型切削油剤の開発

概要
VOC低減と生分解性向上を目指した新世代切削油剤を商品化。
影響
環境負荷軽減と顧客満足度の向上に寄与

2024: 製造プロセスのデジタル化推進

概要
IoTやAIを活用した製造ラインのスマート化を推進し生産効率改善を実現。
影響
生産コスト10%削減、品質安定化に成功

2022: 新規潤滑剤ラインアップ拡充

概要
高温耐性と耐摩耗性に優れた潤滑剤の新製品を市場投入。
影響
新市場での採用拡大に成功

2021: ビルメンテナンス製品の高機能化

概要
抗菌性を持つ床ワックス及び洗浄剤の開発に成功し市場投入。
影響
衛生面強化製品として顧客評価を獲得

2025: 海外製造拠点の強化拡大計画

概要
新たな生産拠点建設による海外需要対応力強化。
影響
海外売上比率20%増加見込み

サステナビリティ

  • 環境負荷低減のための製品改良推進
  • 工場での省エネルギー・排水対策強化
  • 廃棄物リサイクル率向上の継続的取組
  • 従業員への環境意識啓発活動の実施
  • 地域社会との環境保全協力プロジェクト
  • 製品安全性と化学物質管理の強化
  • グリーン購入の積極推進
  • サプライチェーンにおける環境基準遵守
  • 製造拠点のISO14001認証取得維持
  • 製品エコラベル取得によるブランド価値強化
  • 持続可能な原料調達への取り組み
  • 温室効果ガス排出削減への中長期目標設定