MORESCO
基本情報
- 証券コード
- 5018
- 業種
- 石油・石炭製品
- 業種詳細
- 化学・化成品
- 都道府県
- 兵庫県
- 設立年
- 1958年10月
- 上場年
- 2003年11月
- 公式サイト
- https://www.moresco.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- MERF, 昭栄薬品, ユシロ, ビーピー・カストロール, 中本パックス
概要
MORESCOは1958年創業の兵庫県拠点の化学品メーカーで、特殊潤滑油・ホットメルト接着剤分野に強みを持つ業界大手です。
現状
MORESCOは2021年2月期に連結売上高約245億円、営業利益約8.4億円を計上し安定した収益を維持しています。主力の特殊潤滑油は自動車やHDDなどの先端産業向けに高いシェアを誇ります。事業所は兵庫・千葉を中心に国内5拠点、さらにタイ、中国、インドネシア、米国に海外子会社を展開しグローバル供給体制を構築しています。技術開発では難燃性作動液や耐放射線性潤滑剤など高度な機能性化学品の研究を継続。2030年に向けて国内外での市場拡大と製品多様化を掲げ、環境負荷低減や品質管理強化を推進します。近年はISO9001取得による品質保証体制の強化や海外生産能力増強に注力しています。強力な販売ネットワークと研究開発力を基盤に、安定成長路線を堅持しています。
豆知識
興味深い事実
- 1958年に松村石油研究所から独立設立された企業。
- 国内唯一の無水硫酸スルホン化プラントを有する。
- 難燃性作動液は国産初の開発製品。
- 放射線耐性潤滑剤を日本原子力研究所と共同開発。
- ホットメルト接着剤事業は1980年代から展開。
- 海外展開は1995年のタイ進出から本格化。
- ISO9001認証を2001年に取得。
- 主要株主に松村石油やコスモ石油が名を連ねる。
- 1960年代から特殊潤滑油で市場拡大を開始。
- 神戸市中央区港島南町に本社及び研究拠点を置く。
- 工場は兵庫県赤穂市と千葉県市原市に所在。
- 製品は自動車・電子機器産業で重用される。
- グループ会社が国内外で多角的に事業展開。
- 研究開発部門を独立子会社として分離強化。
- ホットメルト接着剤は合板や紙おむつに広く採用。
隠れた関連
- 松村石油から分離独立した歴史的背景が強み。
- 日本原子力研究所との共同開発で技術力を発揮。
- 主要株主の石油関連企業との強固な連携。
- 国内唯一のスルホネート製造技術が競合優位。
- 海外拠点の進出が東南アジア市場での拡大を支援。
- 大阪支店のモレスコ本町ビルは自社資産として賃貸事業も。
- 子会社のモレスコテクノは分析・計量技術を専門で展開。
- 1960年代からの特殊潤滑油製造技術が根幹に。
将来展望
成長ドライバー
- 特殊潤滑油の高機能化ニーズ増加
- 環境規制に対応したエコ製品開発強化
- 海外市場の自動車・電子機器産業成長
- 研究開発およびデジタル化の推進
- 産業多様化による新規顧客獲得
戦略目標
- 特殊潤滑油分野で国内外トップシェア維持
- 環境負荷低減製品の比率を50%以上へ向上
- 海外売上比率を現在の30%から50%へ拡大
- 研究開発投資を年間売上の5%以上に増加
- グループシナジーを活かした事業多角化推進
事業セグメント
石油特殊製品製造
- 概要
- 産業機械や自動車向けの高機能潤滑油製造および供給。
- 競争力
- 高機能性特殊潤滑剤の国内トップシェア
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 電子機器メーカー
- 産業機械メーカー
- ハードディスク製造業
- 製品
-
- 高真空ポンプ油
- 難燃性作動液
- 特殊潤滑油
- ブレーキ液・不凍液
接着剤製造・販売
- 概要
- 多様な産業向けホットメルト接着剤の開発・製造を担う。
- 競争力
- 国内唯一のスルホネート製造技術保有
- 顧客
-
- 製本業者
- 合板メーカー
- 紙おむつメーカー
- 産業用接着剤ユーザー
- 製品
-
- ホットメルト接着剤各種
化学原材料供給
- 概要
- 幅広い産業に利用される化学品の製造と卸売を行う。
- 競争力
- 高純度化学品の安定供給体制
- 顧客
-
- 化粧品メーカー
- プラスチック製造業者
- 農業・工業化学品業者
- 製品
-
- 流動パラフィン
- スルホネート
- 防錆剤原料
環境関連機器販売
- 概要
- 環境保全対応製品の販売と付随する試験サービスを提供。
- 競争力
- 技術力に基づく環境機器の提案力
- 顧客
-
- 産業廃水処理施設
- 環境機械メーカー
- 製品
-
- 廃水処理装置
- 分析試験サービス
物流サービス
- 概要
- 工場構内の効率的物流・保安管理サービスを実施。
- 競争力
- グループ内連携による高品質サービス
- 顧客
-
- グループ企業
- 外部顧客
- 製品
-
- 構内荷役
- 製造補助
- 保安・清掃業務
競争優位性
強み
- 特殊潤滑油分野での高市場シェア
- 国内唯一のスルホネート製造技術
- 独自のホットメルト接着剤研究開発力
- 全国に展開する事業所・子会社ネットワーク
- 豊富な技術開発実績とISO9001認証
- 堅実な財務基盤と安定した利益水準
- 顧客密着型の直販体制
- 海外拠点によるグローバル展開
- 幅広い産業に対応可能な製品ラインナップ
- 高い生産技術と品質管理体制
- 環境対応型製品開発への注力
- 従業員持株会を通じた社員貢献
- 業界内の信頼性とブランド力
- 長期的な研究投資姿勢
- 安全性の高い難燃性潤滑油の提供
競争上の優位性
- 高機能特殊潤滑油の独自技術を保持し差別化できる
- 合成潤滑油や難燃性作動液で製品群が多様
- ホットメルト接着剤で国内唯一の技術保有
- 石油特殊製品の製造における幅広い顧客群
- 海外市場にタイ・中国・米国・インドネシアで展開
- 高度工業分野向け製品の高い信頼性と品質
- 継続的な製造設備投資で生産力向上
- 国の新技術開発融資措置第一号として認定歴
- 多様な販売チャネルと直販ネットワーク
- 環境対応製品開発で先進的なポジション
- ISO9001取得による高品質保証体制
- 堅実な資本政策による安定した財務体質
- 国内外での強固な販売・生産拠点連携
- 研究開発部門の独立子会社設立による専門性強化
- 高付加価値製品中心のポートフォリオ
脅威
- 世界的な原油価格の変動リスク
- 新規参入企業による競争激化
- 環境規制強化による生産コスト増加
- 海外市場での政治・経済リスク
- 為替変動による収益の不安定化
- 技術革新に遅れるリスク
- 顧客の内製化や代替品採用リスク
- グローバル競合他社の台頭
- サプライチェーンの途絶リスク
- 品質管理上のトラブルによる信用低下
- 人材確保・育成の難航
- 経済不況による需要減退
イノベーション
2023: 環境対応型難燃性作動液の改良
- 概要
- 低環境負荷で性能維持した難燃性作動液を開発し市場投入。
- 影響
- 環境規制強化対応および顧客満足度向上
2022: 高真空ポンプ油の性能向上技術開発
- 概要
- 耐熱性と耐酸化性を強化した新世代高真空ポンプ油を完成。
- 影響
- 産業機械の信頼性と寿命延長に寄与
2021: ホットメルト接着剤の新用途展開
- 概要
- 紙おむつ製造向けで接着性と速乾性を高めた新製品を開発。
- 影響
- シェア拡大と新顧客獲得に成功
2020: 生産管理デジタル化推進
- 概要
- 製造ラインのIoT活用による効率化と品質安定化を実現。
- 影響
- 生産コスト削減と納期短縮効果
サステナビリティ
- 廃棄物排出削減プログラムの推進
- 環境負荷低減型製品の開発強化
- ISO14001環境管理システム運用
- 地域環境保全活動への積極的参加
- 省エネルギー設備投資と効率化