オハラ
基本情報
- 証券コード
- 5218
- 業種
- ガラス・土石製品
- 業種詳細
- 業務用機械器具
- 都道府県
- 神奈川県
- 設立年
- 1935年10月
- 上場年
- 2005年10月
- 公式サイト
- https://www.ohara-inc.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ジェイテックコーポレーション, SCAT, ジャストプランニング, 共和工業所, TVE, OSGコーポレーション, のむら産業, オータケ, 東北化学薬品, シグマ光機, タムロン, オービス, 日本アイ・エス・ケイ
概要
オハラは1935年創業の光学ガラス専業メーカーで、世界トップクラスの技術力を誇り、光学・エレクトロニクス分野で高機能ガラス素材を提供しています。
現状
オハラは連結売上高約246億円(2017年10月期)を持ち、光学ガラス分野で国内最大手の一角を維持しています。主力の光学ガラス製造は、多様な高精度素材をカメラ、天体望遠鏡、半導体装置に供給。異常分散ガラスFK01の技術は業界標準となり、30m級巨大望遠鏡にもガラス素材を納入。キヤノンやオリンパスなど多数の大手企業と堅固な取引関係を有し、技術力と信頼性に強みがあります。積極的に特殊低膨張ガラス製品の開発に取り組み、エレクトロニクス分野にも展開中。サステナビリティとして環境負荷抑制ガラス開発に着手し、超大型望遠鏡計画への参画を通じて世界的評価を受けています。財務は安定的な黒字基調を維持し、将来の持続的成長へ向け研究開発を推進。国内外の市場での競合に対して技術革新と多角化戦略を展開し、2030年までにさらに光学・電子材料の高付加価値化を図っています。
豆知識
興味深い事実
- 日本で最初に設立された光学ガラス専業メーカー。
- 1975年に開発したFK01ガラスは業界標準となっている。
- 30メートル望遠鏡用低膨張ガラスの主要サプライヤー。
- キヤノンやオリンパスとの長期的資本・取引関係。
- 光学兵器関連の技術を背景に創業された歴史。
- ASMLのステッパー用光学ガラスも供給している。
- 半導体装置向けの高機能ガラスでも世界的評価が高い。
- 創業者小原甚八は海軍造兵廠の光学技術者出身。
- 装飾用クリスタルガラスも製造している。
- 国内最大規模の光学ガラス生産能力を持つ。
隠れた関連
- セイコーグループの資本支援により安定した経営基盤が形成されている。
- 子会社の足柄光学を通じて映像機器用ガラスに強みを持つ。
- キヤノンの技術革新と共に光学ガラス技術を発展させてきた。
- 超大型望遠鏡プロジェクトで欧米の研究機関と密接に連携。
- 日本光学工業(ニコン)創業期の技術者が起業した背景を持つ。
- ASMLとの取引により最先端半導体製造装置技術に関与。
- 国立天文台や大学研究機関向けに特注ガラス素材を供給。
- 国内外の環境規制対応で製造方法の革新を進めている。
将来展望
成長ドライバー
- 光学機器や半導体分野の高度化に伴う需要増加
- 大型天文プロジェクトの継続的進展
- AI・IoT応用で新製品開発を加速
- 環境対応型製品への市場ニーズの高まり
- 国内外の研究機関との連携強化
- 自動車・医療機器向け光学素材の拡大
- 高機能電子材料分野の拡大可能性
- 製造工程のDX推進による効率化
戦略目標
- 光学及びエレクトロニクス分野での世界シェア拡大
- 年間売上高400億円達成
- 持続可能な生産体制と環境負荷ゼロ実現
- 革新的低膨張ガラス製品の開発強化
- 多角的研究開発体制の確立とグローバル連携
- 人材育成と多様性を推進する企業文化の構築
- デジタル化による生産性向上
- 海外市場への積極的拡大
- 安全・安心な製品の提供と社会貢献の強化
- 地域社会との共生と持続可能な発展の実現
事業セグメント
光学機器向けガラス素材
- 概要
- 多彩な光学機器に使用される高機能ガラス素材を提供。
- 競争力
- 世界トップクラスの光学ガラス技術力
- 顧客
-
- カメラメーカー
- 望遠鏡・双眼鏡メーカー
- 顕微鏡メーカー
- 天文台
- 計測器メーカー
- 光学部品メーカー
- 製品
-
- 異常分散光学ガラス
- 低膨張ガラス
- 高透過ガラス
- 特殊ガラス成型品
- ガラスモールド
半導体・電子部品向けガラス・セラミックス
- 概要
- 半導体製造や電子機器に不可欠な高機能材料を供給。
- 競争力
- 高精度な素材開発と量産技術
- 顧客
-
- 半導体製造装置メーカー
- 液晶ディスプレイメーカー
- 電子部品メーカー
- 半導体関連サプライヤー
- 製品
-
- ステッパー用ガラス素材
- 多層膜用ガラスセラミックス
- リチウムイオン伝導ガラス
- 液晶パネル用ガラス基板
装飾・インテリア向けガラス
- 概要
- 美術品や高級インテリア用の装飾ガラスを提供。
- 競争力
- 高透明度と加工技術の融合
- 顧客
-
- 建築資材メーカー
- 高級家具メーカー
- インテリアデザイナー
- ギフト・装飾品メーカー
- 製品
-
- クリスタルガラス製品
- 装飾用加工ガラス
計測・分析サービス
- 概要
- ガラス素材の品質管理と研究支援のための分析を実施。
- 競争力
- 専門性の高い分析技術
- 顧客
-
- ガラスメーカー
- 研究機関
- 試験検査機関
- 製品
-
- 光学特性測定
- 材質分析
競争優位性
強み
- 高度な光学ガラス製造技術
- 多様な製品ラインナップ
- 安定した大手取引先との関係
- 長い歴史と信頼性
- 先端研究への積極的投資
- 国内最大級の生産能力
- 高精度な低膨張素材開発
- 多業種への展開力
- 特殊用途ガラスの専門性
- グローバルな技術提携
競争上の優位性
- 異常分散ガラスFK01技術の業界標準化
- 超大型望遠鏡用低膨張ガラスの供給実績
- 多様な専門ガラス素材の自社一貫製造
- 主要大手光学機器メーカーとの長期取引
- 半導体製造装置用高品質素材での優位性
- 強力な研究開発体制と特許保有
- 環境負荷低減ガラス技術の開発進展
- 多様な顧客ニーズに対応可能な柔軟性
脅威
- 世界的な原材料価格変動リスク
- 海外新興企業の技術追い上げ
- 半導体業界の景気変動による需要影響
- 環境規制強化による生産コスト増
- 特許訴訟リスク
- 為替変動による収益変動リスク
- 新規代替材料の研究開発加速
- 人材確保の難しさ
イノベーション
2024: 低膨張ガラスの新素材開発
- 概要
- 次世代超大型望遠鏡向けに改良した低膨張ガラスを開発。
- 影響
- 性能向上と市場競争力強化に寄与
2023: エレクトロニクス用高機能ガラスセラミックス強化
- 概要
- 半導体製造装置向けの耐熱性・耐衝撃性を強化した新製品を展開。
- 影響
- 主要顧客からの採用拡大に貢献
2022: 光学ガラス成形技術の自動化
- 概要
- 生産ラインの自動化で歩留まり率と生産効率を向上。
- 影響
- 製造コスト低減に成功
2021: 環境対応型廃棄物削減技術導入
- 概要
- 生産工程の廃棄物削減とリサイクル率向上技術を導入。
- 影響
- 環境負荷軽減とコスト削減を実現
2020: 光学ガラスのナノ加工技術開発
- 概要
- 表面加工技術をナノレベルまで制御可能にする技術を開発。
- 影響
- 新規高付加価値製品の可能性を拡大
サステナビリティ
- 生産工程でのCO2排出削減計画の推進
- 廃棄物リサイクル率の向上
- エネルギー効率の良い設備導入
- 環境負荷低減を目指した製品開発
- 地域環境保全活動への積極参加
- 持続可能な調達基準の設定
- 従業員の環境教育プログラム実施
- 水資源の節約・再利用推進
- 環境監査の定期実施
- 化学物質の使用削減