LIXIL
基本情報
- 証券コード
- 5938
- 業種
- 金属製品
- 業種詳細
- 建設資材・設備
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年09月
- 上場年
- 1985年08月
- 公式サイト
- https://www.lixil.com/jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- JT, アステラス, TOTO, ASAHI EITOホールディングス, ジャニス工業, 川崎汽
概要
LIXILは1949年創業の建築材料・住宅設備機器分野で最大手の企業で、国内外に幅広いブランド展開と高い技術力を持つ総合住生活企業です。
現状
LIXILは2022年度に連結売上高約1兆4,285億円、営業利益約694億円を計上し、国内最大級の建材・住設機器メーカーとして堅調な業績を維持しています。主力ブランドにはトステム、INAX、新日軽、サンウエーブなどがあり、多角的な製品ポートフォリオで顧客基盤を拡大中です。製品分野別の競争力を強化し、水回り設備やシステムキッチン、住宅用サッシなどで高い品質と先進技術を導入。近年は国内外でのM&Aや事業再編により事業効率化を進め、サステナビリティへの取り組みも積極的に推進しています。組織再編により営業体制を強化し、フランチャイズチェーンを刷新することで販売チャネル拡大を図っています。2024年にはアイシンからシャワートイレ事業を取得予定でさらなる強化も見込まれます。国内外の競合他社に対し技術・ブランド力で優位性を維持しつつ、省エネルギー・防犯技術など新規技術開発にも注力する姿勢を示しています。将来的には2030年に向けて国内外の需要増加を背景に成長を目指しており、持続可能な住生活を支えるリーディングカンパニーとしての地位確立を図っています。
豆知識
興味深い事実
- LIXILは5社の建材メーカーの合併により誕生した大型複合企業
- ブランドロゴに旧ブランド名を併記する独特のコンポジットロゴを使用
- 全国に広がるLIXILショールームは業界トップクラスの規模
- 東京2020オリンピック・パラリンピックの住宅設備部門ゴールドパートナー
- 鹿島アントラーズのユニフォームスポンサーを10年以上務める
- 製造から販売、リフォームまで一気通貫のビジネスモデルを持つ
- 住宅リフォームのフランチャイズチェーンが国内最大規模
- 子会社のオンライン住宅設備販売を強化しデジタルシフト推進
- 2013年にはシャープと資本業務提携を実施
- 東京電力と共同でスマートエネルギー住宅サービスを展開
- LIXIL出版は2022年秋に書籍販売を終了予定
- 全国の工務店や販売店に設置される袖看板は旧ブランドから更新中
- 社長は2016年から瀬戸欣哉氏が務める
- 全国の工務店向けフランチャイズ『LIXIL FC マドリエ』を運営
- 建材・設備以外にも公共向けエクステリア製品を展開
隠れた関連
- LIXILは川崎汽船や日本たばこ産業など多業種の企業と資本や商取引の関係が深い。
- ゼネラルエレクトリック出身の経営陣が海外M&Aを推進した歴史がある。
- 子会社や関連会社の再編により経営効率化と組織のスリム化を実施している。
- 東京オリンピック関連の住宅設備部門で公式スポンサーとして認知度を強化。
- 建築材料大手ながらテレビ番組のスポンサーやCM出演者を積極的に起用。
- ライフスタイル提案型のリフォームショップ展開で顧客体験を向上。
- リフォーム市場では独自のフランチャイズネットワークにより競合との差別化を図る。
- 日本の住宅市場の縮小を見据え、海外展開と技術革新に注力している。
将来展望
成長ドライバー
- 国内住宅リフォーム市場の拡大と高齢化対応需要
- 省エネ・スマートホーム技術の普及加速
- 海外新興国市場における建材・設備需要増
- DX推進による業務効率化と顧客接点強化
- 持続可能な環境配慮型製品への消費者関心の高まり
- IoT・AI連携製品の開発と販売拡大
- フランチャイズネットワークの全国的強化
- 公共インフラ整備需要に伴う設備製品の拡大
- 生活様式変化による新たな住宅ニーズ創出
- 次世代素材・技術の研究開発強化
- リモートワーク普及に対応した住宅設備需要増
- 政府の住宅政策による新築・改修促進
戦略目標
- 国内外での売上高2兆円超達成
- サステナブル認証取得製品を全製品の80%以上に拡大
- 省エネルギー対応製品ラインの充実と普及
- スマートホーム全製品の標準搭載化
- グループ全体でカーボンニュートラル達成
- デジタル販売チャネルの拡充と顧客満足度向上
- フランチャイズ加盟店数を国内最大規模に維持・拡大
- 海外新興市場におけるトップシェア確立
- 持続可能な材料調達の完全実施
- 技術革新による製品差別化の継続と強化
事業セグメント
建材メーカー向け
- 概要
- 建設業界向けに高品質建材を提供し、施工効率化と耐久性能向上に貢献。
- 競争力
- 多様な建材ブランドと技術開発力
- 顧客
-
- 住宅建設会社
- 工務店
- 建設資材卸売業者
- 製品
-
- アルミサッシ
- 鋼製建具
- システムキッチン
- システムバス
- 住宅用トイレ設備
リフォーム事業者向け
- 概要
- リフォーム市場をターゲットにした多様な商品展開と販売支援を実施。
- 競争力
- 全国ネットのフランチャイズチェーン運営
- 顧客
-
- リフォーム会社
- フランチャイズ加盟店
- 住宅設備販売代理店
- 製品
-
- 水回り設備
- キッチン取り替え製品
- 省エネルギー建材
商業・公共施設向け
- 概要
- 商業施設や公共施設の安全・快適性向上に寄与する製品提供。
- 競争力
- 法規制対応とカスタム設計技術
- 顧客
-
- 商業施設管理者
- 地方自治体
- 公共団体
- 製品
-
- 防火シャッター
- 公共トイレユニット
- 店舗用建材
流通販売業者向け
- 概要
- 多様な流通チャネルに対応した建材供給とサポート体制を提供。
- 競争力
- プロユース向け会員制建材店舗の運営
- 顧客
-
- ホームセンター
- 住宅資材専門店
- 建材卸業者
- 製品
-
- 建材卸売
- DIY関連製品
- 専門店向け資材
環境・エネルギー関連事業
- 概要
- 環境負荷低減に資するスマート建材・省エネサービスを展開。
- 競争力
- 東京電力との合弁による一体サービス
- 顧客
-
- 電力会社
- ゼロエネルギーハウス開発会社
- スマートホーム開発者
- 製品
-
- ZEH向け建材
- 太陽光発電システム
- 電力販売サービス
住生活ソリューション
- 概要
- 住宅設備のオンライン販売と金融サービスで顧客利便性を向上。
- 競争力
- グループ内のシナジー活用
- 顧客
-
- 住宅購入者
- リフォーム顧客
- 製品
-
- オンライン販売住宅設備
- 住宅ローンサービス
- アフターサービス
資材製造子会社向け
- 概要
- グループ内外へ高品質な建材製品及び部品を供給。
- 競争力
- 統合された製造開発体制
- 顧客
-
- グループ製造事業部門
- 外部建材製造パートナー
- 製品
-
- 建築材料
- 住宅用設備機器部品
設備機器メンテナンスサービス
- 概要
- 住宅及び公共設備のメンテナンス事業を展開し長期顧客支援を実施。
- 競争力
- 全国規模のサービスネットワーク
- 顧客
-
- 住宅オーナー
- 施設管理会社
- 製品
-
- 住宅設備保守
- メンテナンスサービス
ファイナンス事業
- 概要
- 建材・住宅設備の購入支援のための金融サービス提供。
- 競争力
- グループ内連携による一貫金融ソリューション
- 顧客
-
- 住宅購入希望者
- リフォーム検討者
- 製品
-
- 住宅ローン
- リフォームローン
海外事業展開
- 概要
- 海外市場向けの現地化製造と販売網を強化。
- 競争力
- グローバルM&Aとブランド展開
- 顧客
-
- 海外建設企業
- 現地販売代理店
- 製品
-
- 住宅設備機器
- 建材製品
住宅関連技術開発
- 概要
- 技術革新を推進し競争力強化を図る。
- 競争力
- 国内随一の研究開発体制
- 顧客
-
- 内部開発チーム
- 製造部門
- 外部パートナー
- 製品
-
- 省エネ技術
- スマート施錠システム
- 新素材
フランチャイズ事業運営
- 概要
- 国内最大規模の住宅リフォーム支援フランチャイズチェーンを運営。
- 競争力
- 全国ネットワークと販売力
- 顧客
-
- 加盟工務店
- 販売代理店
- 製品
-
- LIXILリフォームショップ
- LIXILリフォームネット
- LIXIL FC マドリエ
競争優位性
強み
- 国内最大の建材・住設機器総合メーカー
- 強力かつ多彩なブランドポートフォリオ
- 高度な技術開発力と製品品質の高さ
- 全国的な販売網とフランチャイズチェーン
- 多角的な事業展開によるリスク分散
- 豊富な資本力と安定した経営基盤
- 積極的な海外M&Aによるグローバル展開
- 省エネ・スマート設備技術の先進性
- ユーザー志向の製品開発
- 長期的なサステナビリティ戦略有
- 幅広い顧客層への販売チャネル
- 高水準の営業利益率
- 業界最大の生産能力
- 強固なサプライチェーンマネジメント
- 多様なフランチャイズ加盟店舗ネットワーク
競争上の優位性
- 独自開発の節水・節電技術を搭載した住宅設備が強み
- 国内トップクラスのトイレ・キッチン市場占有率
- 海外M&Aを通じたグローバルブランド展開力
- 多様なニーズに応える幅広い製品群
- 強力な営業組織とフランチャイズ支援体制
- 高い品質管理体制で顧客信頼を獲得
- 研究開発費の積極投資による技術革新推進
- エネルギー効率と環境配慮技術のリーディングカンパニー
- 包括的なリフォームチェーンによる市場拡大力
- 強力なブランドロゴによる市場認知度向上
- 多角化により建設資材と住宅設備の両面で優位
- 公的施設向け製品ラインナップの充実による競争力
- 東電と連携したスマートエネルギーサービス提供
- 全国的なショールーム展開で顧客体験向上
- 強力な資金調達能力と安定株主基盤
脅威
- 住宅市場の景気変動による業績影響
- 海外市場での競合増加によるシェア圧迫
- 資材コストの高騰と調達リスク
- 環境規制強化に伴う対応コスト増大
- 為替変動による海外収益の不安定化
- 急速な技術革新への適応遅れリスク
- 国内人口減少に伴う市場縮小圧力
- リフォーム市場での競合増大
- 災害時の生産・供給チェーンの混乱
- M&A失敗による財務リスク
- 労働力不足による製造・営業力低下
- 社会的信頼低下のリスク
イノベーション
2024: アイシンからシャワートイレ事業を取得
- 概要
- アイシンより高機能シャワートイレ事業を譲受し製品ラインアップを拡充。
- 影響
- ブランド強化と市場シェア拡大に寄与
2023: スマート施錠門扉の開発
- 概要
- 戸建住宅向けのIoT対応スマート施錠門扉を製品化。
- 影響
- 防犯性向上と住宅価値向上を実現
2022: オンライン販売事業の強化
- 概要
- LIXIL住生活ソリューションのオンライン住宅設備販売を開始。
- 影響
- 顧客接点拡大と販売チャネル多様化を推進
2021: ZEH向け建材の普及促進
- 概要
- 東京電力と合弁のスマートホーム対応建材を開発・販売。
- 影響
- 省エネ住宅普及と環境負荷低減に貢献
2020: 事業統合による効率化
- 概要
- 国内・海外の事業子会社を機能別に再編し生産性向上を図る。
- 影響
- 経営効率化と収益改善を達成
サステナビリティ
- 資源循環と省エネルギー技術の推進
- 環境負荷低減型製品開発を加速
- 地域密着型の環境保護活動推進
- サプライチェーンにおけるCSR遵守強化
- 社員教育によるSDGs意識向上促進
- グリーン調達基準の導入と徹底
- 廃棄物削減とリサイクル率向上努力
- 電力使用効率改善と再生可能エネルギー利用
- 製品の長寿命化とメンテナンス支援強化
- 環境報告書の公開と透明性確保
- 安全衛生管理体制の強化
- 地域社会への貢献活動の体系化