ツガミ

基本情報

証券コード
6101
業種
機械
業種詳細
製造用機械・電気機械
都道府県
東京都
設立年
1937年03月
上場年
1949年06月
公式サイト
https://www.tsugami.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
オークマ, 岡本工作機械製作所, 牧野フライス製作所, DMG森精機, ソディック, 西部電機, ミクロン精密, 豊和工業, キクカワエンタープライズ, スター精, シーイーシー, 泉州電

概要

ツガミは1937年創業の精密工作機械メーカーで、主に自動旋盤や研削盤を製造し、国内外に高い技術力を持つ企業です。

現状

ツガミは2025年3月期に連結売上高1074億円、営業利益233億円を計上し、安定した収益基盤を有しています。主力製品はCNC自動旋盤やターニングセンタ、研削盤であり、高精度加工技術を強みに世界市場に展開しています。近年はインドや中国に現地法人を設立し、積極的な海外展開を進めています。研究開発に力を入れ、スイス式自動旋盤分野では高い加工精度を実現し、世界的競合社とも提携関係にあります。製品の品質向上と顧客ニーズへの対応に注力し、競争力を持続しています。サステナビリティを重視し、生産効率向上や環境負荷低減のための技術投資を継続中です。今後はデジタル化とグローバル化を推進し、中長期的な事業成長を見据えています。経営体制では代表取締役CEOの西嶋尚生氏のリーダーシップの下、組織改革や海外市場開拓を加速させています。市場の変動や国際情勢の変化にも柔軟に対応し、収益性の維持と拡大を図っています。

豆知識

興味深い事実

  • 1923年創業の津上退助がゲージブロック研究を開始。
  • スイス式自動旋盤で「ピーターマン型」と呼ばれる技術を有する。
  • 新潟県長岡市に主力工場を持ち、高い技術品質を保つ。
  • 2000年にDMG森精機と欧州での販売提携を結ぶ。
  • かつて印刷用ベントン母型彫刻機を国産化した実績がある。
  • 1960年に京都大学の60cm反射望遠鏡を製造。
  • 多様な海外子会社を持ちグローバル展開を推進。
  • 主要株主にみずほ信託銀行や第一生命保険が名を連ねる。
  • 華やかな工作機械技術で多くの特許取得実績あり。
  • 加工技術の歴史が古く、長年信頼を得ている。

隠れた関連

  • 森精機製作所と欧州市場での販売提携により競合から協業へ転換。
  • 新潟地域の製造業ネットワークと密接な関係を保持。
  • 主要顧客に自動車や医療機器メーカーが多く信頼されている。
  • 日本の工作機械産業の発展に長く寄与してきた歴史的存在。
  • 一部製造工程が独自開発の国際特許技術で保護されている。
  • 創業者津上退助の技術者精神が社風として継承されている。
  • 旧社名は「津上」で、1982年に現在の社名に変更。
  • インド、中国、タイでの事業展開が現地産業促進に貢献。

将来展望

成長ドライバー

  • 高精度工作機械の需要増加による成長
  • アジア新興市場での事業拡大
  • IoT・AIを活用した製造プロセス革新
  • 医療・航空宇宙向け高付加価値製品開発
  • 環境規制対応の省エネ機械需要拡大
  • グローバル顧客基盤の強化
  • DX推進による製造効率向上
  • 海外現地法人の販売力向上
  • 精密部品市場の拡大傾向
  • 技術者育成による技術革新の持続

戦略目標

  • グローバル売上比率50%以上の実現
  • 省エネ・環境配慮型製品の比率拡大
  • 新興国市場でのシェア拡大
  • 高度加工技術開発のリーダーシップ確立
  • DX推進で生産効率を30%向上
  • 持続可能な調達と事業運営の確立
  • サステナビリティ経営の国際認証取得
  • 新規事業分野での売上300億円達成
  • 地域社会との共生を深めCSR強化
  • 多様な人材採用と育成による企業価値向上

事業セグメント

精密工作機械製造

概要
多様な産業向けに高精度の工作機械を提供し、製造工程の効率化と品質向上に貢献。
競争力
高精度加工技術と長年の実績による信頼性
顧客
  • 自動車部品メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 電子機器メーカー
  • 航空宇宙産業
製品
  • CNC自動旋盤
  • ターニングセンタ
  • マシニングセンタ
  • 研削盤
  • 転造盤

海外営業・サービス

概要
グローバルネットワークを活用した販売とサポート体制を構築。
競争力
各国現地法人の迅速な対応力
顧客
  • 海外工作機械販売代理店
  • 製造業グローバル企業
製品
  • 工作機械本体
  • メンテナンスサービス
  • 技術サポート

研究開発支援

概要
研究機関のニーズに合わせた専用機械の設計・製造を実施。
競争力
高い柔軟性と技術力
顧客
  • 大学研究機関
  • 産業技術研究所
製品
  • カスタム精密工作機械
  • 試作開発用機器

競争優位性

強み

  • 高水準の加工精度
  • 長年の工作機械製造実績
  • 国内外に広がる販売ネットワーク
  • 多彩な製品ラインアップ
  • 堅実な財務基盤
  • 研究開発への継続投資
  • グローバルな現地法人体制
  • 顧客仕様への高い対応力
  • 高度なスイス式旋盤技術
  • システム提携による販売力向上

競争上の優位性

  • スイス式自動旋盤分野での技術力は業界トップクラス
  • OEMやカスタム機器対応が充実し顧客満足度が高い
  • 広範な海外現地法人で販売とアフターサービスを強化
  • 安定した利益率を確保し長期的な成長基盤を形成
  • 独自の加工技術でニッチ市場にも対応可能
  • 森精機製作所との提携による欧州市場での販売拡大
  • 多種多様な工作機械を一貫生産できる体制
  • 高いブランド力と信頼性でリピーターが多い
  • 高難易度素材の加工技術に強み
  • 航空宇宙や医療機器など高度産業分野への展開力

脅威

  • グローバルな競合他社との激しい価格競争
  • 為替変動リスクによる収益への影響
  • 半導体・電子部品市場の変動による需要減退
  • 世界的な資源・物流コストの高騰
  • 新興国製造機械企業の台頭
  • 国際的な保護主義の影響による貿易障壁増加
  • 労働力不足に伴う生産効率低下のリスク
  • 環境規制強化によるコスト増
  • 技術革新のスピードに追随できないリスク
  • 新型コロナウイルス等の不確定要素

イノベーション

2024: 高度CNC切削プログラム開発

概要
AI支援による切削プロセス最適化で生産性を向上。
影響
加工時間20%短縮、品質均質化に成功

2023: デジタルツイン技術の導入

概要
工作機械のリアルタイム監視と稼働予測システムを構築。
影響
メンテナンスコスト15%削減と稼働率向上

2022: 環境負荷低減型製造プロセス開発

概要
省エネ技術を搭載した新型工作機械を販売開始。
影響
電力消費量を従来比25%削減

2021: 海外現地法人の販売強化

概要
インド、中国、タイにて積極的な営業拠点拡大を実施。
影響
海外売上比率が30%から40%に拡大

2020: スマートファクトリー化推進

概要
IoT連携による製造プロセスの自動管理システム導入。
影響
生産効率10%向上、トレーサビリティ強化

サステナビリティ

  • 生産工程での省エネ・省資源技術の強化
  • 環境負荷低減型材料の使用推進
  • 廃棄物削減とリサイクル率向上活動
  • 地域社会との協働による環境保全活動
  • 従業員の環境意識向上教育の徹底
  • ISO14001環境マネジメントシステムの運用
  • グリーン調達基準の導入
  • 再生可能エネルギーの利用拡大
  • 労働環境の改善と多様性推進
  • CO2排出量削減目標の策定と公開