ヤマシンフィルタ
基本情報
- 証券コード
- 6240
- 業種
- 機械
- 業種詳細
- 製造用機械・電気機械
- 都道府県
- 神奈川県
- 設立年
- 1956年04月
- 上場年
- 2014年10月
- 公式サイト
- http://www.yamashin-filter.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 日リーテック, クラスターテクノロジー, カーリット, オーケストラ, 筑波精工, 千代田インテグレ
概要
ヤマシンフィルタは1956年創業の機械業界のフィルタ専門メーカーで、建機用オイルフィルターの世界市場占有率トップを誇り、高い技術力を武器に事業を展開しています。
現状
ヤマシンフィルタは2024年3月期において連結売上高約180億円、営業利益約14億円と安定した収益基盤を有しています。主力の建機用フィルタ事業は建設機械市場向けに高いシェアを持ち、世界トップクラスの競争力を誇ります。2019年に子会社化したアクシーのエアフィルタ事業を加え、事業多角化と拡大を図っています。研究開発はナノファイバーを活用した新素材開発に注力し、マスク製品など新規事業も展開中です。持続可能性に配慮した製品設計と環境負荷低減を推進。今後は海外市場のさらなる開拓と技術革新により2030年までの成長を目指しています。新型コロナ禍におけるマスク需要にも対応し、幅広い市場ニーズに応えた製品開発が進行しています。
豆知識
興味深い事実
- 建機用オイルフィルタにおいて世界シェア1位を誇るメーカー。
- 創業時は醤油・味噌用の濾布製造からスタートした。
- ナノファイバー技術をいち早く製品に応用。
- 子会社アクシーのエアフィルタ製品も好評。
- マスク製造に新規参入し市場シェア拡大中。
- 本社は横浜みなとみらい地区の高層ビルに所在。
- 佐賀県の工場は歴史的に長い稼働実績を持つ。
- 主要株主に建設機械業界大手が名を連ねる。
- 連結で755人の従業員がグローバルに活躍。
- 建機だけでなく産業用各種機械向けフィルタも製造。
- ナノファイバー製品は世界的な素材革命の一端を担う。
- 新車向けと交換用部品双方で売上が安定している。
- ISOなど国際品質認証を複数取得している。
- 耐久性と性能で業界標準となっている製品多数。
- 研究開発に注力し先端素材と技術開発を推進。
隠れた関連
- 大手建設機械メーカーと長期的に技術提携し製品共同開発を行う。
- アクシー子会社を通じてエアフィルタ市場での新規顧客層を獲得。
- ナノファイバー技術は医療分野のマスク製造にも応用。
- 佐賀の工場が昔から地元経済の主要な雇用拠点となっている。
- 主要株主のやまびこホールディングスは農機や建機で知られる。
- 本社のある横浜みなとみらいは多数の先端企業が集積している。
- 厳しい品質管理により、自動車関連企業からの信頼も厚い。
- 海外工場での生産拡大により、アジア・米国市場に強い。
将来展望
成長ドライバー
- 建設機械業界のグローバル需要拡大
- ナノファイバーなど先端素材技術の応用拡大
- エアフィルタ市場の多様化と環境規制強化
- 海外子会社による生産能力と販売網の拡充
- プロセス用フィルタの医療・半導体分野需要増
- ヘルスケア事業のマスク製品による新市場獲得
- サステナビリティ対応製品の需要拡大
- デジタル技術を活用した製造効率向上
- 耐久性・性能向上のための研究開発強化
- グローバル市場でのブランド認知度向上
- 建機新車市場及びメンテナンス市場の両面強化
- 顧客ニーズに即応したカスタマイズ提案力強化
戦略目標
- 建機用フィルタ市場における世界シェア40%達成
- ナノファイバーテクノロジーで新規市場創出
- 海外売上比率を50%以上に引き上げ
- エアフィルタ事業で業界トップクラスの地位獲得
- 環境負荷低減製品比率を70%以上に拡大
- 生産ラインの完全デジタル化と効率化実現
- プロセス用フィルタの医療市場参入拡大
- サステナビリティ報告の充実と透明性向上
- 多様な顧客ニーズに応える製品開発体制の強化
- 従業員の技術力向上によるイノベーション推進
事業セグメント
建設機械向けフィルタ事業
- 概要
- 油圧系統を中心に建機向けフィルタを提供し、高い市場占有率を誇る。
- 競争力
- 世界市場首位の技術と高性能ナノファイバー応用製品
- 顧客
-
- 建設機械メーカー
- 建設機械販売店
- 整備業者
- 農機具メーカー
- 産業機械メーカー
- 製品
-
- 油圧オイルフィルタ
- 燃料フィルタ
- エアフィルタ
- メンテナンス用交換部品
- ナノファイバーフィルタ
エアフィルタ事業
- 概要
- 空気清浄と除塵に特化したフィルタを多様な産業に提供。
- 競争力
- アクシー子会社の技術と幅広い顧客基盤
- 顧客
-
- 産業機械メーカー
- ビルメンテナンス会社
- 空調設備業者
- 環境機器メーカー
- 自動車関連企業
- 製品
-
- 産業用エアフィルタ
- 車両用エアフィルタ
- 空調用フィルタ
- フィルタ交換サービス
プロセス用フィルタ事業
- 概要
- 高度な清浄度が求められる分野向けの専用フィルタを開発・提供。
- 競争力
- 精密濾過技術とカスタマイズ力
- 顧客
-
- 半導体製造企業
- 化学プラント
- 食品加工会社
- 医薬品メーカー
- 環境関連企業
- 製品
-
- 高純度水フィルタ
- 化学液体フィルタ
- 食品加工用衛生フィルタ
- ガスフィルタ
ヘルスケア・マスク事業
- 概要
- ナノファイバー技術応用の医療・一般用マスク製造・販売。
- 競争力
- 高性能ナノ繊維技術による安全性と快適性
- 顧客
-
- 医療機関
- 一般消費者
- 小売事業者
- 公共機関
- 企業
- 製品
-
- ナノファイバーマスク
- 使い捨てマスク
- 高機能防塵マスク
競争優位性
強み
- 世界首位の建機用オイルフィルタ市場占有率
- 高い技術力を持つナノファイバー応用技術
- 多様な事業ポートフォリオと事業拠点のグローバル展開
- 安定した財務基盤と連結売上の拡大傾向
- 強固な顧客基盤と主要子会社アクシーの存在
- 高い研究開発力による製品差別化
- 環境配慮を取り入れた製品開発
- 幅広い販売チャネルの確保
- 業界特化型ノウハウの蓄積
- 有資格監査法人の監査体制
競争上の優位性
- 世界トップクラスの建設機械用フィルタの技術力と市場占有率
- ナノファイバー技術を活かした高性能製品の開発力
- 国内外に広がる生産・販売ネットワーク
- 耐久性と環境適合性を両立した製品設計
- 子会社のエアフィルタ事業による事業多角化
- 高精度なプロセス用フィルタで産業界の多様なニーズに対応
- 顧客との長期的な取引関係による安定収益
- 特殊素材活用技術の継続的なイノベーション
- マスク分野への新規参入による市場拡大
- 効率的な生産体制と品質管理の徹底
脅威
- グローバルな建設機械市場の景気変動
- 新興国メーカーからの競争激化
- 原材料価格の高騰リスク
- 環境規制強化に伴う製品適合の必要性
- 技術革新のスピードについていけないリスク
- 経済制裁や貿易摩擦による海外販売への影響
- 新型コロナウイルスなどの感染症拡大による生産停滞
- 為替変動による収益圧迫リスク
- 技術流出リスクと知的財産の保護
- 顧客ニーズの多様化への対応遅れ
イノベーション
2024: ナノファイバー技術の量産化確立
- 概要
- 高効率のナノファイバー濾過技術の量産技術を確立した。
- 影響
- 市場競争力が大幅に向上し新規用途開拓が進展。
2023: アクシー子会社のエアフィルタ技術統合
- 概要
- エアフィルタ技術と製品開発の統合による新製品開発を加速。
- 影響
- エアフィルタ事業の売上増加と製品競争力強化。
2022: ナノファイバーマスクの市場投入
- 概要
- 新型コロナ対応で高性能ナノファイバーマスクを製造・販売開始。
- 影響
- ヘルスケア事業の新たな収益源を獲得。
2021: 環境対応型リサイクル素材の採用
- 概要
- 再生可能資源を利用したフィルタ素材の開発に成功。
- 影響
- 環境意識高い顧客層へのアピール強化。
2020: AIを活用した生産プロセス最適化
- 概要
- 生産効率向上のためのAI導入を推進した。
- 影響
- 製造コストの削減と品質安定化を実現。
サステナビリティ
- 環境に優しい再生可能素材の導入
- 生産工程でのCO2排出削減活動
- 廃棄物リサイクルの推進
- エネルギー効率の高い設備導入
- 従業員への環境意識教育の実施
- 地域社会と連携した環境保全活動
- サプライチェーンにおける環境負荷低減
- 持続可能な調達方針の策定
- 製品の長寿命化による廃棄物削減
- 水資源の効率的利用と保全
- サステナビリティ報告書の公開
- 従業員の健康と安全確保の推進