京三製作所
基本情報
- 証券コード
- 6742
- 業種
- 電気機器
- 業種詳細
- 情報機器・通信機器
- 都道府県
- 神奈川県
- 設立年
- 1962年12月
- 上場年
- 1949年05月
- 公式サイト
- https://www.kyosan.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- イワブチ, 森尾電, 日本信号, 大同信, レシップホールディングス, 小田原機器
概要
京三製作所は1917年創業の交通信号機および鉄道信号システムのリーディングカンパニーで、国内外に広範なグループ企業を持ち、信号システムを中心に高い技術力を持つ電気機器メーカーです。
現状
京三製作所は2021年3月期に連結売上高622億円、営業利益12億円を計上しました。信号システム事業が主力で、交通信号機や鉄道信号システムの製造・販売で国内有数の地位を築いています。国内に13の事業所、海外に10のグループ企業を展開し、世界各地に製品を納入しています。技術開発を重視し、交通信号に関わる各種世界初の製品を開発してきました。環境配慮や持続可能性への対応や、鉄道信号の安全確保を重視した製品提供を進めています。また、半導体応用機器にも注力し、新技術分野の開拓も進行中です。将来的にはスマートシティやIoTの信号制御システムへの展開を視野に入れ、国内外の公共交通インフラの整備に貢献することを目指しています。取締役体制を整え経営を強化し、持続的成長に向けた基盤構築に注力しています。
豆知識
興味深い事実
- 1917年の創業から100年以上の歴史を持つ老舗企業。
- 交通信号機の国内初製造を手がけたパイオニア。
- 世界初の磁気浮上新交通システム向け信号装置を開発。
- 日本の主要鉄道信号機器メーカーの一角を占める。
- 多様な海外拠点を持ち、グローバルに製品展開している。
隠れた関連
- 創業者の小早川常雄は豊田喜一郎とも協力し自動車産業に影響を与えた。
- 信号製品は公共交通安全に直結し国家インフラと密接な関係がある。
- グループ企業により半導体応用機器の販売を米国やインドで展開。
- 鉄道信号部品の一部は信頼性の高さから海外鉄道にも採用されている。
将来展望
成長ドライバー
- スマートシティ構想に伴う交通インフラ需要増
- 省エネ・環境対応信号機需要の拡大
- 安全性重視の公共交通インフラ強化方針
- IoT・AI技術の信号制御への応用
- 海外インフラ整備プロジェクトの増加
戦略目標
- 国内外での交通インフラソリューション事業拡大
- 交通安全向上に資する新技術開発の推進
- グループシナジーによる製品ライン拡充
- 環境負荷低減技術の積極導入
- 半導体応用機器事業の拡大による新事業創出
事業セグメント
交通信号設備設計・施工
- 概要
- 道路交通インフラの信号設備設計と施工を行い安全性向上に寄与。
- 競争力
- 長年の技術蓄積に基づく高度な制御ノウハウ
- 顧客
-
- 地方自治体交通部
- 国土交通省
- 道路管理会社
- 交通管制センター
- 製品
-
- 交通信号機器
- 交通情報板
- 歩行者信号装置
- 信号制御ソフトウェア
鉄道信号システム提供
- 概要
- 鉄道運行の安全性確保に必須の信号システム及び保安機器提供。
- 競争力
- 国内外主要鉄道での実績豊富な高信頼性製品群
- 顧客
-
- 鉄道事業者
- 新交通システム運営会社
- 鉄道設備ベンダー
- 製品
-
- 電子連動装置
- 電気転轍機
- ホームドア付属機器
- HSST制御装置
電源機器・半導体応用装置
- 概要
- 産業用電源変換装置や半導体応用機器の開発製造と販売。
- 競争力
- 高度な技術力とカスタマイズ対応力
- 顧客
-
- 半導体製造装置メーカー
- 産業機械メーカー
- 電子機器メーカー
- 製品
-
- コンバータ装置
- インバータシステム
- RFジェネレータ
- 電力変換装置
駅務機器及び旅客案内システム
- 概要
- 駅構内の旅客利便性と安全性向上に貢献する機器群を提供。
- 競争力
- 利用実績に基づく使いやすさと信頼性
- 顧客
-
- 鉄道会社
- 公共交通機関
- 空港運営管理者
- 製品
-
- 運賃箱
- 乗客案内システム
- ホームドアシステム
空港設備関連機器
- 概要
- 空港内の効率的な交通制御と安全な運行を支援する機器提供。
- 競争力
- 多様な環境にも対応可能な設計力
- 顧客
-
- 空港管理会社
- 航空会社
- 製品
-
- 空港信号制御装置
- 交通管制用機器
信号保守部品供給
- 概要
- 信号機器の保守・メンテナンス用部品をタイムリーに供給。
- 競争力
- 充実した部品在庫と迅速な対応力
- 顧客
-
- 保守業者
- 鉄道・道路管理団体
- 製品
-
- 継電器
- LEDレンズ
- 信号灯部品
競争優位性
強み
- 日本国内の交通信号機分野での高いシェア
- 豊富な鉄道信号システム開発実績
- 世界初開発の信号保安機器多数保有
- 高度な電源機器技術と半導体分野展開
- 国内外に広がるグループ企業ネットワーク
- 長い歴史に裏付けられた技術蓄積
- 地域インフラに密着した顧客基盤
- 多様な公共交通システム対応力
- ODMによる多角的な製品供給体制
競争上の優位性
- 交通信号機での省エネルギーLED技術と信頼性の高さ
- 鉄道信号分野での電子連動装置など独自技術の優位性
- 世界初の磁気浮上式新交通システム信号装置実績
- 多国籍展開での地域適応型製品開発とサービス提供
- 半導体応用機器での高精度技術とカスタマイズ能力
- 交通管制用情報表示や駅設備での一貫製品群提供
- 強固な顧客サポート体制と施工までの一貫対応
- グループ企業間の連携による幅広い市場参入
- 公共事業における堅実な受注基盤と信頼
脅威
- 公共事業予算変動による受注不安定リスク
- 競合他社との技術競争激化
- 製品の長期耐用年数による更新サイクルの遅さ
- 新技術導入遅延による市場競争力低下
- 国内市場の成熟化による成長鈍化
- 海外市場の政治・経済不安定要因
- 環境規制強化による製品設計・生産コスト増加
- デジタル化進展による製品需要変動リスク
- 新規参入企業による価格競争の激化
- 為替変動の収益影響
- 高品質部品調達遅延による生産影響
- 労働力不足による生産効率低下リスク
イノベーション
2024: 次世代交通信号制御システム
- 概要
- AIとIoTを活用した交通信号の最適制御システムを実用化。
- 影響
- 交通渋滞の大幅緩和とエネルギー消費削減に寄与。
2023: D級 40.68MHz RFジェネレータ改良モデル
- 概要
- 世界初D級RFジェネレータの高効率化と小型化を実現。
- 影響
- 半導体製造装置向けの競争力を強化。
2022: ホームドア用可動ステップの国際標準化
- 概要
- 多様な駅環境対応の可動ステップが国際標準となる。
- 影響
- バリアフリー市場でのシェア拡大を実現。
2021: 環境配慮型LED信号灯システムの開発
- 概要
- 省エネルギー性能に優れた新型LED信号灯を発表。
- 影響
- CO2排出削減効果で国内公共施設に普及。
サステナビリティ
- 交通信号機の省エネルギーLED化促進
- 生産工程における廃棄物削減活動
- 公共交通安全向上のための技術開発支援
- 環境適合材料使用の拡大
- 地域社会との連携による環境保全活動