京セラ

基本情報

証券コード
6971
業種
電気機器
業種詳細
情報機器・通信機器
都道府県
京都府
設立年
1959年04月
上場年
1971年10月
公式サイト
https://www.kyocera.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
富士フイルムホールディングス, コニカミノルタ, 理想科学工業, 桂川電機, ブラザー工業, セイコーエプソン, TDK, 村田製, キヤノン電子, キヤノン, リコー, KDDI

概要

京セラは1959年創業の電子部品・電気機器大手で、ファインセラミックスや通信機器に強みを持つグローバル企業です。

現状

京セラは2023年3月期で連結売上高約2兆円を計上し、電子部品を中心に多角的に事業を展開しています。ファインセラミックス製品や半導体関連部品は高い技術力で市場をリードし、情報通信機器も手掛けることで事業の多様化を図っています。通信事業では法人向けスマートフォンや高耐久モデル『TORQUE』が市場で評価されており、2025年には個人向け携帯電話事業から撤退し法人へ集中する方針です。サステナビリティへの取り組みも進め、太陽光発電システムの開発・販売を軸に環境事業の拡大を目指しています。研究開発は国内外の複数拠点で強化され、新素材の開発や自動運転バスの実用化にも着手。今後も成長戦略として電子部品の高度化、先進モビリティへの参画、環境ソリューションの拡充を推進します。近年はM&Aで事業基盤を拡大し、競争激化の中でもブランド力と技術力を武器に持続的成長を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • 創業者は稲盛和夫で、アメーバ経営方式の提唱者。
  • 初のカメラ付き携帯電話を世界で発売した企業の一つ。
  • 携帯電話ブランド『京ぽん』が業界で高評価を得た。
  • 『TORQUE』は北米で耐久型スマホの代名詞に。
  • 京セラドーム大阪の命名権を取得しスポーツにも貢献。
  • ファインセラミックス技術を幅広い業界に展開。
  • 第二電電(現KDDI)設立に関与した歴史を持つ。
  • カメラ事業からは2005年に撤退し多角化へ転換。
  • 合成宝石の技術で宝飾品分野にも進出。
  • 企業買収による事業拡大を積極的に推進している。
  • 多数の国内外研究拠点でイノベーションを展開。
  • 法人向けコミュニケーション機器に強いポジションを持つ。
  • セラミック部品の耐久性と信頼性が高く評価されている。
  • 地域スポーツ振興に寄与し社会貢献活動を継続。
  • 医療用人工関節材の製造でも高シェアを誇る。

隠れた関連

  • 創業者稲盛和夫は日本航空の再建にも携わった。
  • 第二電電(現KDDI)とも密接な関係を持つ企業。
  • 京セラの合成宝石技術が京都の伝統産業と融合。
  • 京セラドーム大阪の名称はスポーツと地域連携の象徴。
  • 太陽光発電事業は東京センチュリーリースとの共同出資。
  • 携帯電話事業では契約先の通信キャリアとの強力な連携がある。
  • 電子部品関連で村田製作所やTDKとサプライチェーンを形成。
  • 京セラのコミュニケーションシステム子会社は情報サービスも展開。

将来展望

成長ドライバー

  • 電子部品の高性能化による需要増加
  • DX推進に伴う情報通信機器市場の拡大
  • 法人向け通信端末へのシフトと市場ニーズの多様化
  • 環境規制強化による再生可能エネルギー市場の成長
  • 自動運転や先進モビリティ関連技術の発展
  • グローバルなサプライチェーンの再編成と最適化
  • 医療用高機能部品の需要拡大
  • 合成宝石技術による新規市場開拓
  • M&Aや提携による事業多角化とリスク分散
  • 国内外の研究拠点による技術革新促進
  • グローバルIoT普及に伴う関連製品の成長
  • 地域社会とのパートナーシップ強化

戦略目標

  • 電子部品事業の売上高を2兆5000億円に拡大
  • 法人向け通信端末市場で高シェア獲得
  • 再生可能エネルギー関連事業の収益比率を20%に向上
  • 自動運転技術を活用したモビリティ事業の確立
  • 環境負荷低減を目指す製造プロセスの全面導入
  • グローバルな研究開発拠点の連携強化
  • 合成宝石技術の応用範囲拡大と市場浸透
  • DX推進による業務効率化と顧客サービス向上
  • 持続可能な社会に貢献するCSR活動の継続
  • 海外市場におけるブランド認知度の大幅向上

事業セグメント

半導体関連部品供給

概要
半導体デバイスの信頼性向上に不可欠な部品群を提供。
競争力
高精度加工技術と品質管理
顧客
  • 半導体メーカー
  • 電子機器メーカー
  • 産業機械メーカー
  • 自動車メーカー
製品
  • セラミックパッケージ
  • 有機多層パッケージ
  • 電子受動部品
  • リードフレーム

産業・自動車用部品

概要
高耐久性を持つセラミック部品で自動車・産業機器を支える。
競争力
機能性素材の多彩な適用力
顧客
  • 自動車メーカー
  • 電機メーカー
  • 産業機械メーカー
製品
  • セラミックヒーター
  • グロープラグ
  • 車載液晶ディスプレイ

情報通信インフラ機器

概要
通信インフラ構築に不可欠な各種高性能機器を製造。
競争力
高度な設計技術と信頼性
顧客
  • 通信事業者
  • 放送局
  • ネットワークインテグレーター
製品
  • 基地局アンテナ
  • 移動体通信基地局設備
  • 放送用アンテナ

電子機器用コネクタ・スイッチ

概要
電子回路の接続部品で安定した性能を確保。
競争力
多様なニーズに対応可能な製品ラインナップ
顧客
  • 電子機器メーカー
  • 自動車部品メーカー
製品
  • FPC/FFC用コネクタ
  • スイッチ
  • リレー

太陽光発電システム事業

概要
再生可能エネルギー分野での環境貢献を推進。
競争力
高効率太陽電池技術とサービス融合
顧客
  • 住宅建設業者
  • 発電事業者
  • 公共施設
製品
  • 太陽電池モジュール
  • 発電システム
  • 電力サービス

プリンター・複合機ソリューション

概要
広範な業界にオフィス機器と情報管理サービスを提供。
競争力
信頼性の高い製品と顧客対応力
顧客
  • オフィス事業者
  • 教育機関
  • 自治体
  • 企業
製品
  • プリンター
  • 複合機
  • ドキュメントソリューション

医療用材料・製品

概要
高機能生体材料で医療分野に貢献。
競争力
高度な材料技術と品質管理
顧客
  • 医療機関
  • 医療機器メーカー
製品
  • 人工関節用セラミックス
  • デンタルインプラント
  • 抗菌表面処理技術

電子部品製造設備

概要
効率的かつ高精度な製造ラインを支える設備を提供。
競争力
高度な技術力による自動化システム
顧客
  • 半導体製造業者
  • 電子部品メーカー
製品
  • 電子部品検査装置
  • 製造自動化設備

IoTデバイス・ソリューション

概要
産業向けIoTソリューションの提供で業務効率化促進。
競争力
強力な通信技術とカスタマイズ能力
顧客
  • 製造業
  • 物流業
  • 公共機関
製品
  • IoT通信モジュール
  • ネットワーク管理システム

商業施設向け設備

概要
商業空間の快適性・効率性の向上を支援。
競争力
高品質設計と環境配慮型製品
顧客
  • 商業施設運営者
  • ビル管理会社
製品
  • 照明設備
  • 案内表示システム

スポーツ・文化イベント支援

概要
地域・文化活動の支援を通じてブランド価値向上。
競争力
多様な地域連携と広報効果
顧客
  • スポーツクラブ
  • 文化施設
製品
  • 施設命名権
  • イベントスポンサーシップ

宝飾・アクセサリー卸売

概要
産業技術を活かし高品質宝飾品を製造販売。
競争力
合成宝石技術の独自性
顧客
  • 宝飾店
  • 百貨店
製品
  • 合成宝石
  • ジュエリー加工品

競争優位性

強み

  • 高度なファインセラミックス技術
  • 幅広い通信機器・部品の製造能力
  • 安定したグローバル販売ネットワーク
  • 多角的な製品ポートフォリオ
  • 強固なブランドイメージ
  • 豊富な研究開発拠点
  • 歴史ある経営ノウハウ
  • 法人向け携帯電話市場での優位性
  • 環境製品分野の積極展開
  • 信頼性の高い半導体部品
  • 高耐久スマートフォン技術
  • 積極的なM&A戦略
  • グループ会社との連携強化
  • 独自の表面処理技術
  • 通信インフラ機器での実績

競争上の優位性

  • 創業から一貫したセラミックス技術の蓄積
  • 法人・産業向け通信端末の専門性
  • 耐久性に優れた『TORQUE』ブランドの認知度
  • 多様な業界に対応した製品ラインナップ
  • 国内外の研究開発拠点による技術革新力
  • 太陽光発電システム事業での環境貢献ポジション
  • 連結売上高2兆円規模の資金力と安定性
  • 業界内での幅広いパートナーシップ
  • グローバル企業としての市場カバレッジ
  • 迅速な事業ポートフォリオの見直し能力
  • 高品質な電子部品の供給信頼性
  • 通信機器分野での法人市場へのシフト戦略
  • 豊富な製品経験によるカスタム対応力
  • 積極的なスポーツ・文化支援による社会的ブランド強化
  • 多種多様な技術分野への進出と連携

脅威

  • スマートフォン市場における大手競合の激化
  • 世界的な半導体不足による製造リスク
  • 国際的な貿易規制の影響
  • 原材料価格の変動によるコスト増加
  • 環境規制強化による事業適応コスト
  • 技術革新の遅れによる市場退潮リスク
  • 法人顧客のIT投資減少傾向
  • グローバル経済の不確実性
  • 新規参入企業による価格競争
  • 特許・知的財産に対する訴訟リスク
  • 為替変動による収益圧迫
  • 地政学リスクとサプライチェーンの分断

イノベーション

2023: 自動運転バス『trota』の開発と実証実験

概要
滋賀県内の工場間を結ぶ自動運転バス技術を開発し、実証走行を成功させた。
影響
先進モビリティ分野での事業拡大の基盤構築

2022: 新工場建設による生産能力強化

概要
長崎県諫早市に最新鋭工場を建設し生産効率と規模を拡大。
影響
製造キャパシティ向上と地域経済への貢献

2021: 高耐久スマートフォン『TORQUE』のグローバル展開

概要
北米を中心に高耐久モデルの販売を強化し市場シェア拡大。
影響
ブランド認知度向上と収益増加に寄与

2020: 京セラドキュメントソリューションズと連携したプリンター製品強化

概要
業務用複合機・プリンターの技術革新とソリューション提供を強化。
影響
法人顧客の満足度と販売促進に貢献

2024: 環境配慮型太陽光発電システムの開発

概要
効率性と持続性に優れた次世代太陽電池モジュールを発売予定。
影響
環境事業における競争力強化

サステナビリティ

  • 太陽光発電事業の地域密着型展開
  • 環境配慮型製品の開発促進
  • 国内外のクリーンエネルギー推進への貢献
  • 製造工程での省エネルギー推進
  • CSR活動を通じた地域社会支援