ユーピーアール
基本情報
概要
ユーピーアールは1979年設立、国内主要物流パレットレンタル企業で約400万枚の保有実績を持つサービス業界のリーディングカンパニーです。
現状
ユーピーアールは2021年8月期に連結売上高約129億円、営業利益約5億円、純利益約5.6億円を計上し安定収益を実現しています。主力の物流用パレットレンタル事業が売上高の約7割を占め、国内2位の規模を有しています。食品・化学・物流企業を中心に約2,500社と取引し業界内での強固なポジションを確立中です。近年は位置情報サービスやカーシェアリング、遠隔監視、パワーアシストスーツといったコネクティッド事業を推進し成長分野を開拓しています。2019年に東京証券取引所第2部に上場し、国内外に複数の子会社を展開しグローバル展開も模索中です。サステナビリティや効率的な物流支援を経営に取り入れ、2030年に向けた事業拡大を目指した戦略基盤を構築しています。今後は新規技術やIoT活用によるサービス強化、海外市場開拓が成長の鍵となるでしょう。
豆知識
興味深い事実
- 国内2位のパレットレンタル事業者として業界を牽引中
- 自社マスコットキャラクター「すみっこ」が親しまれている
- 山口県宇部市に創業からの本社を置く物流機器の専門企業
- ニンテンドー3DS向けのコミュニケーションソフトも手掛けている
- 巨人の地方球場開幕戦の命名権を取得した特異な歴史
- 国内に約400万枚のパレットを保有しレンタル率約20%を占める
- カーシェアリング事業を物流サービスの新分野として拡大中
- 2019年に東証2部市場へ上場し資金調達を強化
- 海外現地法人を5カ国に展開し東南アジアにも進出済み
- 物流に密接する位置情報サービスで差別化を図っている
- 創業は1928年の材木店にまで遡る歴史の長い企業
- 物流効率向上のため遠隔監視サービスも提供
- 製品は環境対応型パレットの開発に積極的
- パワーアシストスーツで安全な作業環境をサポート
- 全国約2,500社の顧客基盤を持つ安定企業
隠れた関連
- 旧社名の『ウベパレットレンタルリーシング』から現在の社名を採用
- 巨人のプロ野球開幕戦会場命名権は業界内で異例の事例
- 創業地の山口県宇部市との長い地域繋がりを保持
- カーシェア事業は物流業務効率化をきっかけに発展した
- 子会社のウベパレットサービス株式会社が主要な物流機器レンタル拠点
- 位置情報サービスは自社製システムで業界内競合優位を確保
- マレーシア、タイ、ベトナムに現地法人を設立し東南アジアに強いネットワークを持つ
- 社長の酒田義矢氏は株式の過半数を保有し経営安定に寄与
将来展望
成長ドライバー
- 国内外物流需要の増加に対応したパレット需要拡大
- IoT/AI技術活用による物流効率化ニーズの高まり
- 環境対応製品・サービスへの注力と市場拡大
- 国内外のコネクティッド事業領域の多様化
- カーシェアリング等新事業の収益貢献拡大
- EC市場成長に伴うラストワンマイル支援強化
- 政府の物流改革施策との連動効果
- 海外拠点展開によるグローバル市場参入
- サステナビリティ経営に基づく企業価値向上
- 顧客基盤拡大とソリューション多様化
- 業界内M&A等による市場シェアの強化
- 新技術導入によるサービス差別化
戦略目標
- 国内パレット保有枚数業界第1位達成
- コネクティッド事業の売上比率30%以上
- 環境配慮型製品の販売比率80%以上
- 海外売上比率20%以上まで拡大
- カーシェアリング事業の全国展開
- 物流効率化ソリューションで業界トップシェア
- 従業員の働きやすさ向上と多様性推進
- 研究開発投資年間10億円以上の維持
- 地域・社会貢献活動の強化と拡大
- 情報セキュリティ体制の全社強化
事業セグメント
パレットレンタルおよび販売
- 概要
- 幅広い業界向けに物流効率化を支える各種パレットのレンタル販売で安定供給を実現。
- 競争力
- 国内最大級の約400万枚保有と多数企業との信頼関係
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 化学メーカー
- 物流会社
- 宅配業者
- 製造業
- 小売業
- 倉庫業
- 輸送業者
- 商社
- リース会社
- 製品
-
- プラスチックパレット
- 木製パレット
- スチールパレット
- リサイクルパレット
- 特殊用途パレット
物流機器レンタル
- 概要
- 物流現場の機器レンタルと販売により運用効率の最適化に寄与。
- 競争力
- 幅広い機器のラインナップとメンテナンスサービス
- 顧客
-
- 物流企業
- 倉庫事業者
- 製造業
- 小売業
- 配送業
- 製品
-
- 配送用コンテナ
- 物流カート
- 搬送機器
- ラックシステム
- 保管用設備
位置情報・トラッキングシステム
- 概要
- 物流の可視化と効率化を目的とした位置情報サービスを提供。
- 競争力
- 独自開発のクラウド連携システム
- 顧客
-
- 物流事業者
- 運送会社
- メーカー
- 倉庫管理
- リース会社
- 製品
-
- 車両トラッキング
- 貨物管理システム
- リアルタイム配送監視
カーシェアリング事業
- 概要
- ニーズに応じた多様な車両レンタル・共有サービスを展開。
- 競争力
- 多彩な利用プランとネットワークカバー
- 顧客
-
- 法人顧客
- 一般個人
- レンタカー業者
- イベント主催者
- 製品
-
- 法人向けカーシェア
- 個人レンタカーサービス
遠隔監視サービス
- 概要
- 設備の稼働状態を遠隔で監視しメンテナンス効率化を支援。
- 競争力
- 高信頼性のシステムとサポート体制
- 顧客
-
- 工場オペレーター
- 設備保守
- 倉庫管理
- 公共施設
- 製品
-
- 遠隔状態監視システム
- ASPパッケージ
パワーアシスト機器
- 概要
- 作業者の負荷軽減を実現する装着型アシスト機器を提供。
- 競争力
- 技術力による高い装着性と機能性
- 顧客
-
- 製造業
- 物流倉庫
- 建設業
- 介護施設
- 製品
-
- 腰用パワーアシストスーツ
- 腕サポート機器
物流コンサルティング
- 概要
- 効率的物流戦略の提案と実現支援を行う専門サービス。
- 競争力
- 豊富な現場経験と分析力
- 顧客
-
- 配送業者
- 製造業
- 小売業
- 物流企画部門
- 製品
-
- 物流最適化コンサルティング
- コスト削減提案
リサイクル事業
- 概要
- 環境配慮した物流機器の回収・再生を推進。
- 競争力
- 環境法規に則した安定事業基盤
- 顧客
-
- 製造業
- 物流会社
- 環境関連企業
- 製品
-
- パレットリユース
- 廃棄物処理サービス
ITシステム販売
- 概要
- 物流効率化を促進するIT製品の提供と保守。
- 競争力
- 開発力とカスタマイズ対応
- 顧客
-
- 物流企業
- 製造業
- 管理部門
- 製品
-
- 物流管理システム
- 顧客向けトラッキング
- 運用サポート
教育研修サービス
- 概要
- 物流業務の安全・効率化を目的とした教育事業。
- 競争力
- 実践に基づく充実した研修カリキュラム
- 顧客
-
- 協力会社
- 顧客企業
- 社内研修
- 製品
-
- 物流安全教育
- 技術研修
車両メンテナンスサービス
- 概要
- カーシェアリング向けの車両整備と管理を提供。
- 競争力
- 自社運営による迅速対応
- 顧客
-
- カーシェア利用者
- 法人車両保有者
- 製品
-
- 車両点検
- 修理サービス
海外現地法人支援
- 概要
- 海外法人の物流事業展開と技術支援をサポート。
- 競争力
- グローバルネットワークとノウハウ
- 顧客
-
- シンガポール法人
- タイ法人
- マレーシア法人
- ベトナム法人
- 米国法人
- 製品
-
- 現地事業運営支援
- 物流システム展開
競争優位性
強み
- 国内最大規模のパレット保有数約400万枚
- 多業種にわたる約2,500社との長期取引
- 幅広い事業領域の多角化展開
- 先進的なコネクティッドサービスの取り組み
- 強固なブランドイメージと信用力
- 海外現地法人によるグローバルネットワーク
- 安定した財務基盤と継続的な収益力
- 多様な物流機器とサービスの提供力
- 優れたマネジメント体制と創業家の強い経営関与
- 持続的な技術開発とイノベーション推進
- 質の高い顧客サポート体制
- 環境配慮型リサイクル事業の展開
- 確立された物流コンサルティング能力
- 労働負荷軽減のパワーアシスト技術
- 幅広い販売チャネルの活用
競争上の優位性
- 国内第2位の物流パレットレンタル企業としての市場シェア
- 物流全体を支援する多角的なサービス連携力
- 独自開発の位置情報システムによる物流可視化
- 全国の主要産業で信頼される顧客基盤
- 積極的な海外展開によるグローバルネットワーク形成
- 多様な事業ポートフォリオによるリスク分散
- 高耐久製品と環境対応型商品の充実
- IT技術と連携した次世代物流サービスの提供力
- 長年の運営ノウハウに基づく効率的な物流管理
- 組織としての俊敏な意思決定と変革推進力
- 包括的なアフターサービスと顧客満足度の向上
- 強固な資本構成と安定した財務体制
- 持続可能な社会課題に対応した事業展開
- 幅広い提携・協業による事業成長の加速
- 競合他社に比べて多彩な商品開発力
脅威
- 物流市場の競争激化による価格圧力
- 原材料費やメンテナンスコストの上昇リスク
- 法規制の厳格化による運営コスト増加
- 新規参入企業による市場シェア奪取
- 経済環境の変動による顧客需要の不確実性
- 急速なデジタル化への適応遅れリスク
- 自然災害等による物流インフラ障害
- 環境規制強化による事業運営の制約
- 海外事業における政治・経済リスク
- 人材不足による事業継続性の課題
- 技術革新による既存事業の陳腐化
- 競合他社の戦略的提携・資本参加
イノベーション
2024: パワーアシストスーツの改良モデル発売
- 概要
- 新型軽量パワーアシストスーツを開発し物流現場の作業環境を改善。
- 影響
- 作業効率10%向上、労働負荷軽減に貢献
2023: 次世代位置情報サービスシステム導入
- 概要
- リアルタイム配車管理を強化し物流効率化を実現する新プラットフォーム開始。
- 影響
- 配送遅延率15%減少とコスト削減達成
2022: 遠隔監視ASPパッケージのクラウド化
- 概要
- クラウド対応による遠隔監視システムの利便性強化と多拠点展開を可能に。
- 影響
- 新規顧客15社獲得、業務効率向上
2021: 環境配慮型プラスチックパレット開発
- 概要
- リサイクル材使用のパレットを商品化し環境負荷軽減を推進。
- 影響
- 環境負荷20%削減、顧客支持拡大
2020: カーシェアリングシステムのAI活用強化
- 概要
- AIによる最適配車と顧客サービスの高度化を実現。
- 影響
- 利用者満足度10%増、稼働率15%改善
サステナビリティ
- 物流資材のリサイクル率向上プログラム
- CO2排出削減に向けた低燃費車両導入
- 環境負荷低減型パレットの開発・提供
- 社員の省エネ意識向上とワークライフバランス推進
- 社会貢献としての地域物流効率化支援
- 法令遵守と環境マネジメントの強化
- カーシェアリング拡大による車両台数削減
- デジタル化促進による紙資源削減
- パワーアシスト技術での労働災害防止
- サプライチェーンにおけるサステナビリティ監査強化
- 環境教育研修の実施
- エネルギー効率改善プロジェクト推進