メディパルホールディングス

基本情報

証券コード
7459
業種
卸売業
業種詳細
医薬品・医療品卸
都道府県
東京都
設立年
1923年05月
上場年
1995年09月
公式サイト
https://www.medipal.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
アルフレッサ, ほくやく・竹山ホールディングス, バイタルケーエスケー・ホールディングス, コスモ・バイオ, 大木ヘルスケアホールディングス, ソレイジア・ファーマ, アステナホールディングス, 東邦HD, コーア商事ホールディングス, スズケン

概要

メディパルホールディングスは1923年設立の医薬品・日用品卸売業界最大手で、医療用医薬品卸を軸に多様な関連事業を展開する持株会社です。

現状

メディパルホールディングスは2022年3月期に連結売上高3兆2909億円、純利益294億円を計上し、国内医薬品卸売業界のリーディングカンパニーとして安定した業績を維持しています。主力の医療用医薬品卸売事業に加え、PALTACなど日用品卸事業や動物用医薬品・食品加工原材料の販売を行う多角的なグループ構造を持ちます。近年はITを駆使した医薬物流効率化や創薬ベンチャーへの出資などイノベーションに注力し、PMS事業も拡大中です。環境・社会貢献活動にも積極的で地域と連携した持続可能な事業運営を進めています。社内体制整備や業務提携を通じて競争力強化を図り、2025年以降の成長も見据えています。2023年には住友ファーマフード&ケミカルの完全子会社化と東七の子会社化を進め、事業基盤拡充に努めています。

豆知識

興味深い事実

  • 1898年創業の老舗医薬品卸企業が母体
  • 医療用医薬品卸売で国内最大シェアを持つ
  • PALTACは日用品卸売業界トップクラスの存在
  • 全国に広がる12,800人超の従業員を抱える
  • 創薬ベンチャー設立に産業革新機構と連携
  • 長期物流戦略「30年の計」を策定実行中
  • 医療現場向けPMS事業を拡充し専門性高い
  • ロート製薬の新製品流通に深く関与
  • 医療材料データベース運用で業界をリード
  • デジタル化による医薬物流効率化に積極的
  • 地域別子会社で地域ニーズに柔軟対応
  • 保険代理店業で医療従事者と強固な関係
  • 動物用医薬品分野でも北海道を中心に展開
  • 多様な資本業務提携で事業領域を拡大中
  • 社名の由来は旧メディセオとパルタックの組合せ

隠れた関連

  • 武田薬品、アステラス製薬等大手製薬会社と強い資本・取引関係を持つ
  • 産業革新機構と共同出資の創薬ベンチャーにグループ企業が名を連ねる
  • 元々の熊田三星堂薬舗から続く長い歴史が業界内での信頼を築く
  • 小林製薬の卸売子会社を統合し、美容・化粧品分野に強みを持つ
  • エムティーアイとの資本業務提携でデジタル医療領域にも進出
  • 地方別子会社体制で地域ごとの市場特性に高度対応している
  • 三菱商事との業務提携により資金力と物流網を活用している
  • 製薬会社製品のPMS事業で専業子会社を持つ先駆者的存在

将来展望

成長ドライバー

  • 高齢化進展に伴う医療用医薬品需要の増加
  • 医療・介護連携によるサービス多様化
  • デジタルトランスフォーメーションの加速
  • 創薬ベンチャー投資による新規事業拡大
  • サステナビリティ重視の物流効率改善
  • 地域特化型医薬品卸売の強化
  • 動物用医薬品市場の成長
  • 医療PMS事業の拡大と高付加価値化
  • 保険代理店業の医療関連ネットワーク活用
  • 業界再編による市場シェア拡大機会
  • グローバル製薬企業との戦略的提携強化
  • AI・IoT活用による業務効率・サービス品質向上

戦略目標

  • 連結売上高5兆円規模の達成
  • 医療物流のカーボンニュートラル実現
  • PMS事業における国内トップシェア維持
  • 創薬支援ベンチャー投資ポートフォリオ拡大
  • DX技術導入による物流自動化率70%達成
  • 地域密着型医薬品卸売の全国網完全構築
  • 動物用医薬品分野で業界リーダーになる
  • 多様性推進と女性管理職比率30%の実現
  • 顧客満足度向上を軸としたサービス革新
  • ESG投資評価のトップクラスランク入り

事業セグメント

医療用医薬品卸売

概要
病院や薬局向けに医療用医薬品と医療関連製品を提供する事業。
競争力
広範囲な販売網と専門的な物流システムを有する。
顧客
  • 病院
  • 調剤薬局
  • 医療機器販売店
  • ヘルスケア施設
製品
  • 医療用医薬品
  • 医療機器
  • 医療材料
  • PMSサービス

化粧品・日用品卸売

概要
小売業向けに化粧品や生活用品を安定供給し業界シェアを維持。
競争力
幅広い流通チャネルと強力な販売ネットワーク。
顧客
  • ドラッグストア
  • スーパー
  • 専門店
  • 通販事業者
製品
  • 化粧品
  • トイレタリー用品
  • 日用品
  • 生活関連商品

動物用医薬品・食品原材料卸売

概要
北海道中心に動物医薬品と食品加工原材料を供給する事業。
競争力
地域密着型の販売網と専門性の高い商品群。
顧客
  • 畜産業者
  • ペットショップ
  • 食品加工メーカー
  • 農業関連企業
製品
  • 動物用医薬品
  • 食品添加物
  • 食品素材

保険代理店業務

概要
医療関係者向けに保険商品の募集と代理店業務を展開。
競争力
医療業界に特化した商品提案力
顧客
  • 医療従事者
  • 医療機関
製品
  • 損害保険
  • 生命保険

競争優位性

強み

  • 業界最大手の医薬品卸売ネットワーク
  • 多角的な事業ポートフォリオ
  • 先進的な医薬品物流システム
  • 強固な取引先関係
  • 豊富な子会社群によるシナジー
  • 専門性の高いPMS事業展開
  • 地域密着の動物用医薬品市場参入
  • 策略的な資本業務提携
  • 豊富な資金力と安定した財務基盤
  • 高度な医療材料データベース運用
  • 医療関連サービスの多角化
  • 高いブランド力と業界認知度
  • 広範な全国流通網
  • サステナビリティ活動
  • 新規事業ベンチャー出資経験

競争上の優位性

  • 国内最大級の医薬品卸売規模と全国カバー率
  • グループ子会社による広範な商品ポートフォリオ
  • 高度に効率化された医薬物流インフラとIT活用
  • 医療用医薬品PMS事業で競合に先駆けた展開
  • 医療機関や製薬会社との強固な取引関係
  • 多様な業界提携企業とのシナジー効果創出
  • 全国各地の地域特性に対応した販売戦略
  • 次世代創薬ベンチャーなどへの積極的出資
  • 経営陣の豊富な業界経験と戦略的経営判断
  • 保険代理店業務による医療従事者との関係強化
  • 市場ニーズの先取りと顧客密着型サービス
  • プライム市場上場企業としての信頼性
  • 多角化事業による収益の安定性向上
  • 積極的なDX推進と物流効率化の取り組み
  • 環境・社会貢献活動での企業イメージ向上

脅威

  • 競合他社との熾烈な価格競争
  • 医薬品業界の規制強化や法改正リスク
  • 新規参入者による市場シェアの侵食
  • 物流コストの増加と運送網の不安定化
  • 製薬業界の構造変化による取引条件変動
  • 人口減少による市場縮小傾向
  • 後発医薬品普及による利益率低下
  • 自然災害やパンデミックによる供給障害
  • デジタル化遅延による競争力低下リスク
  • 為替変動による輸入コストの増加
  • サイバーセキュリティリスク
  • 業界再編の進展による競争環境の変化

イノベーション

2023: 住友ファーマフード&ケミカルの完全子会社化

概要
食品加工原材料事業の拡充を目的に子会社化を実施。
影響
食品関連卸売事業の売上基盤強化に貢献。

2022: 創傷治療システム「オートロジェル システム」業務受託

概要
ロート製薬の新製品流通業務を受託し医療物流強化。
影響
医療分野での事業拡大に寄与。

2020: PMS専業子会社ファルフィールド設立

概要
医薬品の市販後調査事業を統合しサービス強化。
影響
製薬メーカーとの関係性拡大と専門性向上。

2020: みらかホールディングスとの医療・ヘルスケア業務提携

概要
戦略的連携を通じたシナジー創出を図る。
影響
新規事業開発と市場拡大の強化を狙う。

2020: 医薬物流効率化戦略「30年の計」の策定

概要
長期的視点で物流システムの改革に着手。
影響
コスト削減と品質向上を目標とする。

2023: 東七の完全子会社化実施

概要
長崎県を中心とした医薬品卸事業の強化を図る。
影響
地域密着型サービスの拡大とブランド強化。

2021: 医療用医薬品卸売事業のデジタル化推進

概要
AI・DX技術を活用し業務効率化を推進。
影響
物流速度の大幅向上とコスト削減を実現。

2023: 創薬ベンチャー企業スコヒアファーマ設立支援

概要
産業革新機構、武田薬品と共同出資で参画。
影響
新技術創出による事業拡大の基盤を構築。

2022: 医療材料データベースサービス強化

概要
子会社メディエによる高度なデータ管理技術の展開。
影響
医療機関向けサービスの信頼性と利便性向上。

2024: 物流システムのスマート化推進計画開始

概要
自動化・ロボティクス技術導入による物流革新。
影響
人件費削減と業務精度向上を目指す。

サステナビリティ

  • 医薬品流通における環境負荷低減活動の推進
  • 地域医療支援プログラムへの積極的参加
  • 働き方改革を踏まえた従業員健康管理の充実
  • 持続可能な調達方針の策定と実施
  • 災害時緊急支援体制の構築
  • 地域社会との共生を重視したCSR活動
  • プラスチック製品削減の取り組み強化
  • エネルギー効率の良い物流設備の導入
  • 医療材料廃棄物削減のための管理強化
  • ダイバーシティ&インクルージョン推進