JMS
基本情報
概要
ジェイ・エム・エスは1965年創業の精密医療機器メーカーで、透析用AVF針をはじめとする使い捨て医療器具で世界的シェアを誇る企業です。
現状
ジェイ・エム・エスは2022年3月期に連結売上高約581億円、純資産約370億円を達成し、堅実な経営基盤を有しています。主力の透析用AVF針は世界的に高い評価を受け、輸液セットや人工心肺関連機器等の医療機器分野で強みを有しています。積極的にアジアや欧州へと事業展開を進め、海外市場の売上拡大も図っています。近年は医療安全や効率化に貢献する製品開発に注力し、健康経営優良法人認定や日本赤十字社の賞を受賞するなど社会的評価も高いです。子会社を多数持ち、グローバルな生産・販売ネットワークを構築。2023年には東京証券取引所の市場変更を行い、中長期的な事業の安定と成長を目指しています。今後も高度な医療技術とクオリティ・オブ・ライフ向上を両輪に、持続可能な成長を追求しています。
豆知識
興味深い事実
- 透析用AVF針で世界的なシェアを有する
- 広島県の地域文化施設の命名権を取得し地域貢献
- 健康経営優良法人(ホワイト500)に認定されている
- 日本赤十字社から銀色有功章を受章
- アジアおよび欧州にも積極展開中
- 多国籍子会社を多数保有しグローバルに展開
- 1950年代に広島血液銀行をルーツとする歴史を持つ
- 医療機器から再生医療関連製品まで多様な製品ラインナップ
- 1990年代以降積極的な海外買収と合弁事業を展開
- 人工心肺関連製品に特化したゲティンゲ社と提携
- 透析以外の外科治療分野でも医療機器を製造
- 医療用不織布製品も手掛けている
- 2019年から在宅透析支援にも注力
- シリンジポンプや輸液ポンプなど医療用機器も開発
- 法人番号5240001004384で広島市中区に本社を所在
隠れた関連
- 医療安全性向上の製品開発により、他社製品との差別化を実現
- 広島の文化施設命名権取得により地域社会の強い支持を獲得
- 日本赤十字社との連携を通じて医療現場の信頼を構築
- アジア市場進出により国際的医療機器ブランドとして地位を拡大
- ゲティンゲ社との協業により人工心肺市場で競争力を強化
- 多国籍の子会社展開により現地ニーズに迅速対応可能
- 透析関連製品の技術優位性が高い医療機関との取引基盤を形成
- 健康経営の推進が従業員の定着率向上に寄与
将来展望
成長ドライバー
- 透析市場の拡大と高齢化社会の進展
- 海外医療機器市場の積極的拡大戦略
- 安全性と効率性を兼ね備えた医療製品開発
- 再生医療関連技術の推進と事業化
- 健康経営を通じた企業ブランド向上
- 医療の効率化ニーズ増加によるシステム需要
- デジタル技術を活用した製品イノベーション
- 環境規制強化に対応したサステナブル製造
- グローバル規模での販売チャネル拡充
戦略目標
- 世界市場での透析用使い捨て医療器具トップシェア維持
- 売上高約1000億円の達成
- 医療安全性を高める新技術の開発と実用化
- サステナビリティ経営の推進と環境負荷削減
- 海外子会社のさらなる拡充と現地適応力強化
- 健康経営により従業員満足度90%以上を達成
- 地域社会との連携強化による持続可能な成長実現
事業セグメント
医療機器製造・販売
- 概要
- 医療機関向けに多様な医療器具を提供し、海外展開も積極的。
- 競争力
- 高品質かつ安全性に優れた製品と世界的ブランド力
- 顧客
-
- 総合病院
- 専門クリニック
- 医療機器販売業者
- 医療卸売業者
- 海外医療機関
- 公的病院
- 診療所
- 製品
-
- 透析用AVF針
- 人工心肺装置
- 輸液セット
- 血液回路
- 腹膜透析液
- 血液バッグ
- 医療用不織布製品
医薬品製剤及びクローズドシステム
- 概要
- 安全性を高めるクローズドラッグデリバリーシステムを提供。
- 競争力
- 医療安全性向上を実現する独自技術
- 顧客
-
- 病院薬局
- 調剤薬局
- 医療機関
- 製薬会社
- 製品
-
- 抗がん剤調製クローズドシステム
- プレフィルドシリンジ
- 経管栄養システム
海外子会社及び合弁事業
- 概要
- シンガポール、アメリカ、中国、タイなどに展開しグローバル競争力を維持。
- 競争力
- 現地密着型の迅速な供給体制
- 顧客
-
- 海外医療機関
- 現地医療機器販売業者
- 製品
-
- 透析用医療製品
- 人工心肺装置
医療用消耗品サプライ
- 概要
- 医療現場の消耗品需要に応じた安定供給体制を構築。
- 競争力
- 幅広い商品の取り扱いと即応力
- 顧客
-
- 病院
- 介護施設
- 診療所
- 製品
-
- 手袋
- マスク
- ガウン
競争優位性
強み
- 透析用AVF針で世界トップシェア
- 国内外に幅広い生産拠点を保有
- 高度な医療安全製品開発技術
- グローバルネットワークによる販売力
- 多製品カテゴリーの事業多角化
- 長年の業界経験と信頼性
- 健康経営優良法人認定
- 日本赤十字社からの表彰実績
- 強固な研究開発体制
- 広島に本社を置く地域密着企業
- 安定した財務基盤
- 海外市場への積極的進出
- 多国籍子会社との協業体制
- 医療現場のニーズに即した製品開発
- 安全性と効率性の両立
競争上の優位性
- 長期にわたる透析用医療機器の市場リーダーシップ
- 医療用使い捨て医療器具の総合ラインアップ
- 海外拠点を活かした迅速な国際対応能力
- 独自技術による医療安全性向上製品の提供
- 多様な医療領域に対応する製品群
- 健康経営に裏打ちされた社員の高いモチベーション
- 日本及び海外での認証取得による信頼性
- 多角的な製品開発と市場開拓戦略
- 豊富な医療機関との取引実績
- 持続可能な製品開発への積極的取り組み
- 高度な品質管理体制
- 経済産業省主催の健康経営優良法人『ホワイト500』認定
- 医療用不織布製品の充実
- グローバルに広がる販売チャネル
- 先進国及び新興国市場での競争力
脅威
- 医療制度の変更による市場影響
- 国際的な医療規制強化の対応負担
- 競合他社の技術革新加速
- 為替変動による原材料コスト増加
- パンデミック等の社会的影響による需給変動
- 原材料供給の不安定化リスク
- 新規参入企業との競争激化
- 国際情勢の不安定化による海外事業リスク
- 製品リコールや品質問題発生の可能性
- 環境規制強化によるコスト負担増加
- 技術標準の変化による対応遅延リスク
- 医療機器市場の価格競争激化
イノベーション
2023: 東京証券取引所市場変更
- 概要
- プライム市場からスタンダード市場へ市場区分を変更。
- 影響
- 市場の透明性向上と株主層多様化促進
2022: 人工心肺製品が「出雲ブランド商品」認定
- 概要
- 地域ブランド認定により製品のブランド価値向上。
- 影響
- 国内外での認知度と信頼性強化
2021: ゲティンゲ社との製品供給契約
- 概要
- 人工心肺関連製品の相互製品供給体制構築。
- 影響
- 製品ラインナップ拡充と市場競争力強化
2020: 日本赤十字社から銀色有功章受章
- 概要
- 社会貢献活動の顕著な功績を称える受賞。
- 影響
- 企業イメージ向上と社会的信用強化
2020: 健康経営優良法人認定継続
- 概要
- ホワイト500認定を保持し健康経営を推進。
- 影響
- 従業員満足度向上と働きやすい環境形成
サステナビリティ
- 健康経営優良法人「ホワイト500」認定の継続
- 医療安全性向上のための製品開発強化
- 地域文化施設の命名権取得による地域貢献
- 再生医療関連製品の研究開発推進
- 生産拠点の環境負荷低減対策