幸和製作所
基本情報
- 証券コード
- 7807
- 業種
- その他製品
- 業種詳細
- 医療・ヘルスケア・介護
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1987年10月
- 上場年
- 2017年11月
- 公式サイト
- https://kowa-seisakusho.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 幼児活動研, 日本ケアサプライ, タケダ機械, プラッツ, パラマウントベッドホールディングス, フランスベッドホールディングス, 旭化学
概要
幸和製作所は1987年創業の福祉用具の総合メーカーで、シルバーカー市場最大手として独自ブランドを展開し業界をリードしています。
現状
幸和製作所は2024年2月期に連結売上高約64億円、営業利益約9億円と堅調な経営を維持しています。主力の歩行補助カートやシルバーカー「テイコブ」シリーズを中心に市場で高い評価を得ており、福祉用具業界での競争優位を確立しています。自社ブランドの拡充とロボット技術による製品革新を積極的に推進し、利用者の生活支援製品の開発に注力しています。また、物流拠点やメンテナンスセンターを充実させサービス品質向上に努めています。2024年には新ブランド「AURULA」を創設し、市場拡大を目指しています。M&Aによる子会社化で事業多角化と販路拡充を図り、中長期的な成長戦略を展開しています。地域密着の企業姿勢と持続可能な福祉用具の提供に注力し、これからも安定成長を見込んでいます。
豆知識
興味深い事実
- 高齢者向け歩行補助カート市場でトップシェアを占める。
- 業界初の歩行補助ロボット『リトルキーパス』を開発・発売。
- 1987年設立の比較的若い企業ながら急成長を遂げた。
- インターネット通販にも早期から参入し販売網を拡大。
- 自社ブランド『テイコブ』『ジェンティル・マローネ』『アウルラ』を保有。
- 2019年以降M&Aで複数社を連結子会社化し事業領域を拡大。
- 大阪府堺市に本社を置き地域に密着した経営を展開。
- 介護用品メンテナンス専門センターを複数の拠点に設置。
- 海外に製造子会社を持ちグローバルにも展開。
- 非上場時代から高品質とデザイン性にこだわる姿勢が特徴。
- 高齢化社会のニーズに応えた多様な製品群を提供。
- 社名『幸和』は幸せと和を意味し企業理念に反映。
- 介護業界におけるパイオニア的存在としても認知。
- 新技術と福祉ニーズの融合を積極的に図っている。
- 全国に営業所を展開し顧客近接型のサービスを維持。
隠れた関連
- 複数の介護関連企業を子会社化し一大介護グループとして業界での影響力を拡大。
- 産学連携でロボティクス技術を早期採用し製品革新に活かしている。
- 大阪を拠点に地域福祉活動を積極的に支援し、地元社会との強い結びつきを持つ。
- 自社通販サイトの成功によりオンライン介護用品市場の先駆者的地位を獲得。
- 歩行補助器具の設計に介護・医療専門家の意見を多く取り入れている。
- 連結子会社の海外工場での生産によりコスト競争力を強化している。
- 製品ブランド名が利用者層のニーズや生活文化に密着して策定されている。
- 福祉用具市場の競争激化の中、メンテナンスサービスで差別化を図っている。
将来展望
成長ドライバー
- 高齢化社会の進展による介護用品需要増加
- ロボット技術とITの融合による新製品開発
- オンライン販売チャネルの拡大と効率化
- 法人向けメンテナンスサービスの拡充
- M&A戦略による市場シェアと事業範囲拡大
- 海外市場、とくにアジア圏への進出強化
- 高齢者の生活の質向上ニーズの多様化対応
- 環境配慮商品開発によるサステナビリティ対応
- 介護施設の増加に伴う法人需要の拡大
- 医療連携サービスの強化による新規顧客獲得
- 地域密着営業体制による顧客基盤強化
- 介護職員研修・教育サービスの充実による付加価値向上
戦略目標
- 国内介護用品市場シェア40%達成
- 自社ブランド売上比率70%以上維持
- 海外売上比率20%達成とアジア市場拡大
- AI・ロボティクス技術搭載製品ラインアップ拡大
- 福祉用具リサイクル率50%実現
- オンライン販売売上50%増加
- 顧客満足度90%以上の維持
- 介護サービス提供におけるトータルソリューション展開
- 地域社会貢献プログラムの全国展開
- カーボンニュートラル達成に向けた生産体制構築
事業セグメント
介護施設向け製品
- 概要
- 福祉・介護施設向けの幅広い製品とサービスを提供し効率的な介護を支援しています。
- 競争力
- 多様な製品ラインアップと充実したメンテナンス支援
- 顧客
-
- 老人ホーム
- デイサービスセンター
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- 病院の介護部門
- 訪問介護事業所
- 障害者支援施設
- 福祉施設全般
- リハビリセンター
- 医療機関
- 製品
-
- 歩行補助カート
- 入浴補助用品
- 排泄補助用品
- リハビリ用器具
- 介護ベッド用手すり
- 移乗補助具
- 福祉用具レンタル
- メンテナンス用品
- 介護補助家具
- 介護消耗品全般
小売・販売店向け卸売
- 概要
- 全国の小売店および通販業者に多様な福祉用具を卸し、販売網を支えています。
- 競争力
- 安定供給体制と顧客ニーズに即した商品提案力
- 顧客
-
- 介護用品専門店
- ドラッグストア
- 百貨店バリアフリー売場
- 地方福祉用具販売店
- オンライン通販事業者
- スーパーマーケット
- 福祉用具レンタル会社
- 医療機器販売業者
- ショッピングモール
- ホームセンター
- 製品
-
- 主要ブランド製品
- 歩行補助具
- 入浴用品
- 排泄用品
- 生活支援用品
- 福祉用品アクセサリー
- 季節限定商品
- 新製品
- 補修・メンテナンス用品
- 通販限定商品
OEM・ODM製造
- 概要
- 顧客のブランド向け製品の受託製造に対応し高品質なOEM供給を実現しています。
- 競争力
- 技術力と品質管理体制の充実
- 顧客
-
- 他社福祉用具メーカー
- 医療機器メーカー
- 介護保険関連企業
- 海外福祉用具販売会社
- 製品
-
- 歩行補助器具OEM
- 入浴用品OEM
- 排泄補助具OEM
- 生活補助用品OEM
- 特殊仕様製品
法人向けメンテナンス業務
- 概要
- 法人顧客向けに福祉用具のメンテナンスと修理サービスを提供し安全利用をサポート。
- 競争力
- 専用メンテナンスセンターによる迅速・確実な対応
- 顧客
-
- 介護施設
- 医療機関
- 福祉用具レンタル会社
- 高齢者施設運営会社
- 製品
-
- 福祉用具点検
- 修理サービス
- 利用者向けアフターサービス
介護事業者向けIT支援サービス
- 概要
- 介護事業者向けにIT系サービスや通販連携を支援し業務効率化に貢献しています。
- 競争力
- 自社通販子会社を活用したITソリューション提供
- 顧客
-
- 介護事業運営会社
- 訪問介護サービス事業者
- 福祉用具レンタル事業者
- 製品
-
- 介護用品オンライン販売プラットフォーム
- 顧客管理システム
- 物流管理サポート
海外市場向け事業
- 概要
- 東南アジアを中心に海外市場開拓を進め、製品の輸出と現地支援を行っています。
- 競争力
- 連結子会社による海外生産体制と販売ネットワーク
- 顧客
-
- 海外介護用具販売代理店
- 現地福祉施設
- 海外物流パートナー
- 製品
-
- 歩行補助器具輸出
- 介護用品セット
- 技術指導支援
医療機関向け製品提供
- 概要
- 医療現場のニーズに合わせた高品質製品を供給しています。
- 競争力
- 医療規格対応の製品設計と安全性
- 顧客
-
- 病院リハビリ部門
- 診療所
- リハビリ施設
- 製品
-
- 歩行補助具
- 入浴補助用品
- 排泄補助製品
介護施設のレンタル・リース支援
- 概要
- 介護施設向けに福祉用具レンタルとメンテナンス一括サービスを提供しています。
- 競争力
- 長期契約による安定供給とサポート体制
- 顧客
-
- 高齢者住宅
- 介護ホテル
- 老人保健施設
- 製品
-
- 福祉用具レンタルシステム
- メンテナンス契約
- 備品リース
販売代理店向けマーケティング支援
- 概要
- 販売代理店の販売力強化のため、各種マーケティング支援を実施。
- 競争力
- 充実した研修プログラムと販売支援ツール
- 顧客
-
- 福祉用具販売代理店
- 介護用品卸業者
- 地域販売店
- 製品
-
- 販促資料提供
- 製品教育研修
- 展示会支援
介護職員向け研修・教育サービス
- 概要
- 介護職員向けに福祉用具の正しい使い方の教育研修を提供。
- 競争力
- 製品開発部門と連携した実践的研修
- 顧客
-
- 介護施設
- デイサービス
- 訪問介護ステーション
- 製品
-
- 福祉用具取り扱い講習
- 安全利用研修
- 製品特性説明
公共機関・自治体向け支援
- 概要
- 公共機関との連携で高齢者支援や住環境改善を推進しています。
- 競争力
- 幅広い製品ラインと地域密着型サービス
- 顧客
-
- 自治体福祉部門
- 公共介護施設
- 福祉相談窓口
- 製品
-
- 福祉用具提供
- 住環境バリアフリー支援
- 市民講座開催
福祉イベント・展示会運営
- 概要
- 福祉関連イベントの開催や展示会運営を通じて製品・技術をPR。
- 競争力
- 実績ある企画運営と専門スタッフの配置
- 顧客
-
- 業界団体
- 地方自治体
- 福祉事業者
- 製品
-
- 製品デモ展示
- セミナー企画
- 利用者相談会
競争優位性
強み
- シルバーカー市場最大手のブランド力
- ロボット技術を活用した革新製品
- 幅広い福祉用具製品ラインアップ
- 安定した国内物流・メンテナンス体制
- M&Aによる事業拡大と多角化
- 優れた顧客サービスと販売支援体制
- 地方展開を含む充実の営業ネットワーク
- 高い製品安全性と品質管理
- 連結子会社による海外生産と販売
- 豊富な介護分野に関する知見
- 強固な財務基盤と堅実な利益率
- 介護施設向け幅広い導入実績
- 独自ブランドの多角展開
- 物流拠点の効率的活用
- 専門的な研修・教育サービス
競争上の優位性
- 業界初の歩行補助ロボット製品リリースで技術的優位性を確立
- 福祉用品全般にわたる多彩な製品群とブランド戦略による顧客囲い込み
- 連結子会社を通じた製造・販売チャネルの広範囲展開により市場変動リスク軽減
- メンテナンスセンター設置で利用者満足度向上と安全性強化を実現
- 電子商取引を利用した介護用品のオンライン販売で顧客利便性を向上
- 介護施設・医療機関向けにカスタマイズ製品提供とサポートを強化
- M&A戦略による事業ポートフォリオの拡充と市場シェア拡大
- 強固な財務体質を活かした持続的研究開発投資が可能
- ブランドごとにターゲット層を分けたマーケティングで需要多様化に対応
- 地域密着営業所と全国販売網による迅速な顧客対応
- サステナビリティ取り組みを製品設計に反映し環境配慮製品を開発
- 高齢化社会に特化したニッチ市場で強みを発揮
- 介護現場からのフィードバックを活かした製品改良の継続
- 専門スタッフによる充実した販売促進支援とケアサポート
- 効果的なオンライン・オフライン販売チャネルの複合利用
脅威
- 国内市場の高齢者人口増加に伴う競争激化
- 新規参入企業の増加による市場シェア圧迫
- 福祉用具助成制度の見直しによる販売影響
- 原材料価格の上昇によるコスト増大リスク
- 物流遅延や供給網の不安定化リスク
- 技術革新の停滞による製品競争力の低下
- 海外市場での規制や競合他社の台頭
- 介護人材不足が利用促進に制約となる可能性
- 自然災害やパンデミックによる事業影響
- 法規制強化による事業適応コスト増
- 高齢者の購買力減少による需要変動
- 資本投資回収遅延による財務リスク
イノベーション
2024: 『AURULA』ブランド創設
- 概要
- 高齢者向け生活支援製品の新ブランド立ち上げにより市場拡大を目指す。
- 影響
- 新規顧客獲得とブランド多様化を促進
2023: AI技術搭載歩行支援ロボット開発
- 概要
- 歩行補助カートにAIを導入し安全性と快適性を向上。
- 影響
- 利用者満足度と使用率の大幅向上
2022: 介護用品オンライン販売プラットフォーム構築
- 概要
- 介護用品のECサイト構築で販売チャネルを強化し利便性向上。
- 影響
- 売上増加と新規顧客層開拓に成功
2021: リトルキーパス歩行補助車の機能改良
- 概要
- ロボット歩行補助車の安全機能と軽量化を実現。
- 影響
- 競合製品との差別化に寄与
2020: メンテナンスセンターの統合・拡充
- 概要
- 大阪市南港への新メンテナンスセンター移転により対応能力を強化。
- 影響
- サービス品質の向上と効率化を達成
サステナビリティ
- 福祉用具のリサイクル推進プログラム
- 環境負荷低減素材の製品採用拡大
- 地域福祉支援活動への積極参画
- 省エネルギー生産設備への投資
- 従業員の健康と安全を重視した職場環境整備
- 持続可能なサプライチェーンの構築
- 生産工程での廃棄物削減活動推進
- エコ梱包材の採用による包装資源削減
- 地域社会との協働による福祉サービス改善
- 顧客参加型製品開発ワークショップ開催
- 透明性のある企業統治体制強化
- 障害者雇用促進と多様性尊重の実践