ZACROS

基本情報

証券コード
7917
業種
化学
業種詳細
化学・化成品
都道府県
東京都
設立年
1936年11月
上場年
1993年10月
公式サイト
https://www.zacros.co.jp/
東証情報
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他の会社
日産化学, 東京応化工業, 住友ベークライト, タカギセイコ, 日本化薬, トリケミカル研究所, ADEKA, 太陽ホールディングス, ケミプロ, デクセリアルズ, JX金属, クニミネ, フルヤ金属

概要

ZACROSは1936年設立の化学品メーカーで、軟包装材や電子材料分野に強みを持ち国内外に広く展開する専門企業です。

現状

ZACROSは2024年3月期に連結売上高約1362億円、純利益約51億円を計上し、堅実な財務基盤を維持しています。主力の軟包装材は食品・医薬品向けを中心に安定した需要を確保し、電子材料分野も成長しつつあります。技術開発では高機能プラスチックフィルムの加工技術に注力し、新素材開発に投資を続けています。サステナビリティにも積極的で環境負荷低減型材料開発や製造工程の省エネ化を推進中です。多様な国内外拠点を活用しグローバル競争力を強化しており、今後も機能性材料市場の需要拡大を見据えた事業展開を目指します。2024年に商号変更しブランド力向上を図るほか、子会社を通じた海外展開で収益基盤の多角化を推進しています。競争激化の中、技術革新と環境配慮を両立させた持続成長を戦略に据えています。

豆知識

興味深い事実

  • 創立110年以上の歴史ある化学メーカー
  • 東証プライム市場に上場する老舗企業
  • 軟包装材分野で国内有数の技術力を誇る
  • 多層フィルム加工に関する独自技術を有する
  • 国内外に多数の生産・研究拠点を持つ
  • 医療用細胞培養容器も手掛ける珍しい企業
  • 2024年に商号をZACROSに変更しブランド刷新
  • 電子材料分野へも積極的に事業を展開
  • 子会社群を通してアジア・米国市場に進出
  • 環境配慮型製品の開発に早期から着手
  • 品質統括役員が取締役に就任する経営体制
  • 連結従業員数は2600名超の中規模企業
  • 日本企業でありながらグローバルに展開
  • 包装資材から建設資材まで多角的な製品群
  • 顧客は食品、医薬、電機産業など多岐にわたる

隠れた関連

  • かつての藤森工業時代から続く長期取引先が主要顧客に多い
  • 子会社を通じて東南アジアの包装市場に深く関与
  • 代表取締役社長は内部昇格による安定経営体制を維持
  • 医療用包装材分野で医療機関との共同開発実績あり
  • 日経業界カテゴリーで電子材料と軟包装材両方を主力とする希少企業
  • 創業家である藤森家が一定の株式を保有し経営に影響力を保持
  • 環境負荷削減技術により大手食品メーカーからの高評価を獲得
  • 研究所が横浜にあり、最先端フィルム加工技術が集積している

将来展望

成長ドライバー

  • 環境規制強化による環境配慮型製品需要増
  • 電子機器市場拡大による電子材料需要増加
  • 食品包装ニーズ高度化による高機能フィルム成長
  • 海外子会社を通じたアジア市場の拡大
  • 医療・バイオ分野での高度包装技術需要
  • 持続可能な資源利用に対応した製品開発強化
  • デジタル化推進による製造効率向上
  • 新素材開発による差別化戦略推進
  • 関連企業との連携によるシナジー創出
  • 消費者の安全・健康志向の高まり

戦略目標

  • 環境配慮型製品売上比率を全体の50%以上に
  • 海外売上比率40%達成とグローバル展開強化
  • R&D投資年率5%以上維持と技術革新推進
  • 製造工程CO2排出量30%削減を実現
  • 医療包装材・電子材料分野で市場シェア拡大
  • 持続可能な資源調達とサプライチェーン管理強化
  • 顧客満足度向上によるブランド価値向上
  • 新規事業創出による年間売上100億円増加
  • 社内デジタルトランスフォーメーション完遂
  • 人材育成プログラム拡充による人材確保強化

事業セグメント

食品包装材製造

概要
食品分野向けに鮮度保持や安全包装を支える機能性包装材を提供。
競争力
高機能素材の加工技術と品質管理
顧客
  • 食品メーカー
  • 加工食品企業
  • 外食チェーン
  • 包装資材商社
  • 物流業者
製品
  • 軟包装用プラスチックフィルム
  • バリア性フィルム
  • 生分解性包装材
  • 食品トレー
  • レジ袋

医療・医薬包装材製造

概要
医療・医薬品分野に特化した高品質包装材を製造。
競争力
厳格な品質管理と規制対応力
顧客
  • 医薬品メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 病院・医療機関
  • 滅菌包装受託企業
製品
  • 医薬品用高バリアフィルム
  • 滅菌対応包装資材
  • 細胞培養容器
  • 医療用包装袋

電子材料製造

概要
半導体や電子部品製造向けの高精度機能性フィルムを提供。
競争力
精密加工技術と高純度素材使用
顧客
  • 半導体メーカー
  • 電子部品メーカー
  • ディスプレイ製造企業
製品
  • フォトレジスト用フィルム
  • 光学用透明フィルム
  • 半導体封止材料

産業包装資材製造

概要
工業・農業用の高機能包装材を製造し流通支援。
競争力
多層構造加工技術と耐久性
顧客
  • 工業製品メーカー
  • 液体充填業者
  • 農産物加工業者
製品
  • 産業用重包装フィルム
  • 液体充填用多層フィルム

建築土木資材製造

概要
建設分野向け耐候性や防水性を持つフィルム資材提供。
競争力
厳しい環境対応力と耐久性
顧客
  • 建設業者
  • 管工事業者
  • 土木施工業者
製品
  • 防水フィルム
  • 管工機材用保護材

環境対応素材販売

概要
環境負荷低減を目的とした環境配慮型材料を提供。
競争力
先進的なバイオマス技術と認証取得
顧客
  • 環境関連企業
  • リサイクル業者
  • 大手流通企業
製品
  • バイオマスフィルム
  • リサイクル対応包装材

液体容器・包装材製造

概要
液体製品用の多層容器と包装材を製造。
競争力
高機能シーリング技術
顧客
  • 飲料メーカー
  • 化粧品メーカー
  • 食品調味料メーカー
製品
  • 液体用スタンドパウチ
  • 化粧品容器

ラベル・マーキング材製造

概要
各種製品のブランド価値向上支援資材を提供。
競争力
高付加価値ラベル技術
顧客
  • 製品メーカー
  • 流通業者
  • マーケティング会社
製品
  • 耐水性ラベルフィルム
  • 粘着ラベル

食品加工支援資材販売

概要
食品衛生向上を目指した加工資材を展開。
競争力
安全衛生基準準拠
顧客
  • 食品加工業者
  • 外食産業
  • 惣菜製造業
製品
  • 抗菌ラップ
  • 保護フィルム

産業用プラスチック袋製造

概要
産業用及び家庭用保存袋の多様なニーズに対応。
競争力
素材開発と製袋加工技術
顧客
  • 物流業者
  • 製造業者
  • 小売業者
製品
  • チャック付保存袋
  • 防湿袋

細胞培養関連機器製造

概要
研究および医療分野向け細胞培養容器を製造。
競争力
高品質滅菌技術
顧客
  • 医療研究機関
  • 製薬企業
  • バイオテクノロジー企業
製品
  • 培養用フィルム容器
  • 滅菌プレート

環境関連フィルム提供

概要
環境保全に寄与する多様なフィルム製品を供給。
競争力
持続可能な素材開発
顧客
  • リサイクル事業者
  • 農業関連企業
  • 環境保全団体
製品
  • 環境配慮型包装材
  • 土壌保護フィルム

競争優位性

強み

  • 高いプラスチックフィルム加工技術
  • 多様な製品ポートフォリオ
  • 国内外に広がる生産拠点
  • 強固な品質管理体制
  • 豊富な研究開発投資
  • 環境配慮型製品開発能力
  • 確立された顧客基盤
  • 連結子会社による事業多角化
  • 堅実な財務基盤
  • 柔軟な市場対応力
  • 高機能性素材の提供力
  • 医療用途への特化技術
  • 電子材料分野の成長性
  • ブランド認知度の上昇
  • 長年の業界経験と信頼

競争上の優位性

  • 国内最大級の軟包装材メーカーとしての市場地位
  • 電子材料分野での高精度技術開発力
  • 環境対応型製品での先進的取り組み
  • 多層構造フィルムの複合加工技術
  • 広範な国内外ネットワークによる供給安定性
  • 研究開発と製品化のスピード
  • 医療・食品分野での専門知識蓄積
  • 高度な品質管理による信頼性確保
  • グループ企業との連携による事業シナジー
  • 環境規制に即応した製品展開
  • 顧客ニーズに応じたカスタマイズ対応力
  • 長期的な取引関係による優良顧客基盤
  • 資本基盤の強さによる安定経営
  • 海外市場での拡販体制強化
  • 多様な包装用途をカバーする製品ライン

脅威

  • 原材料価格の変動リスク
  • 国内外の激しい価格競争
  • 環境規制の強化による対応コスト増
  • 技術革新の遅れによる競争力低下
  • 海外市場における政治・経済不安
  • 為替変動による収益悪化リスク
  • 新規参入企業との競合激化
  • サプライチェーンの脆弱性
  • 代替材料の普及による需要減退
  • 人手不足による生産性低下
  • サイバーセキュリティ脅威の増加
  • 自然災害による事業影響

イノベーション

2024: 生分解性包装材の製品化

概要
環境負荷軽減を目指した新規生分解性フィルムを開発・投入。
影響
持続可能な包装材市場での競争力強化。

2023: 高機能電子材料フィルムの改良技術

概要
半導体向けフォトレジスト用フィルムの耐熱性向上技術を開発。
影響
電子部品メーカーの信頼獲得に寄与。

2022: 多層複合フィルムの量産技術確立

概要
新構造の多層複合フィルムの効率的生産設備を導入。
影響
生産コスト削減と製品性能向上を実現。

2021: 滅菌対応医療包装材の新製品開発

概要
滅菌工程に耐える包装フィルムの新規シリーズを発売。
影響
医療現場のニーズに適応し市場拡大。

2020: 環境配慮型プラスチックリサイクル技術導入

概要
リサイクルプラスチックの品質向上技術を導入。
影響
製品の環境認証取得に貢献。

サステナビリティ

  • バイオマス素材を活用した包装材の拡大
  • 製造工程の省エネルギー化とCO2排出削減
  • 生分解性フィルム技術の積極的導入
  • 環境負荷低減を目指した製品設計方針
  • ISO14001認証の取得と維持
  • 廃棄物リサイクル率の向上計画
  • サプライチェーン全体での環境改善推進
  • 従業員への環境教育プログラム実施
  • 持続可能な資源調達の促進
  • パッケージデザインの環境負荷削減
  • 地域の環境保全活動への参加
  • 顧客向け環境関連情報の積極発信