フルヤ金属
基本情報
- 証券コード
- 7826
- 業種
- その他製品
- 業種詳細
- 化学・化成品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1968年08月
- 上場年
- 2006年09月
- 公式サイト
- https://www.furuyametals.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
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- 他の会社
- グリムス, 日産化学, 東京応化工業, 住友ベークライト, 日本化薬, アイ・ピー・エス(IPS), 日本精化, トリケミカル研究所, ADEKA, 太陽ホールディングス, デクセリアルズ, JX金属, 東洋炭素, ダイトロン, インターアクション, 理研計器, A&Dホロンホールディングス, 平山ホールディングス, ZACROS
概要
フルヤ金属は1968年設立の工業用貴金属加工メーカーで、希少白金族元素を中心に高度な製錬技術を持ち、グローバル市場で独自の地位を築いています。
現状
フルヤ金属は2021年6月期に連結売上高約338億円、営業利益約104億円を計上し、国内外で安定した経営基盤を有しています。主力事業はプラチナ・イリジウム等の工業用貴金属製品の製錬加工と測温センサー製造で、田中貴金属工業との資本業務提携により競争力を強化しています。つくば工場など複数の生産拠点を展開し、品質管理体制はISO9001認証を取得しています。経済産業省のグローバルニッチトップ企業100選に2014年及び2020年に選ばれ、技術力と市場独占力が高く評価されています。近年は北米と韓国に子会社を設立し、国際展開と新規市場開拓を推進しています。製品の高付加価値化とセンサー事業の成長を見据えた研究開発にも注力しています。環境配慮や持続可能な経営にも取り組み、長期的にはプラチナ族元素を活用した新分野展開を視野に成長戦略を策定中です。
豆知識
興味深い事実
- 国内初のイリジウムルツボ製造に1981年成功。
- 設立は1968年だが、創業は1951年の古屋商店から。
- 経済産業省のグローバルニッチトップ企業に2014年・2020年連続選定。
- 子会社を韓国・米国に展開し国際事業も活発。
- 田中貴金属工業が筆頭株主で20%超保有。
- ISO9001認証を2000年につくば工場で取得。
- J-Stock銘柄としても認定されている。
- 複数の測温センサー製品で高い業界シェアを持つ。
- プラチナ族元素の工業用製錬加工に特化した数少ない専門企業。
- 特殊合金や電子材料分野にも製品展開が進んでいる。
- 直営の九州出張所が福岡市博多区に存在。
- 千歳工場は北海道千歳市に位置し、寒冷地対応製品開発も推進。
- 社会貢献として地域イベントや環境保全活動に積極的。
- プラチナ製品は医療・化学・電子工業分野で幅広く利用。
- 経営体制は監査等委員会設置会社でガバナンスを強化。
隠れた関連
- 田中貴金属工業との資本業務提携により技術交流と資源調達の連携強化。
- 北米・韓国の子会社設立は現地法人との技術協力に繋がっている。
- 測温センサー関連は精密機器・半導体産業の成長に寄与。
- 電子材料分野での製品は国内外の半導体業界と密接に結び付く。
- 希少金属の資源循環において業界内で先進的な取り組みを推進。
- 経済産業省のグローバルニッチ認定は業界内での信頼性の証明。
- プライム市場への市場区分変更は企業価値向上戦略の一環。
- ISO9001取得により品質保証が国際的認められている。
将来展望
成長ドライバー
- 希少貴金属需要の世界的増加
- 半導体・電子機器分野の拡大
- 産業用温度計測機器の高度化ニーズ
- 環境対応技術・製品の市場成長
- 海外子会社を活用した国際展開
- 資本提携による技術・資源面の強化
- サステナビリティに配慮した製造改革
- 高機能材料の新規用途開発
- 製錬工程のデジタル化と自動化促進
- 市場・技術変化への迅速な対応力
戦略目標
- グローバル市場での売上比率70%達成
- 環境負荷ゼロを目指した製造プロセス確立
- 新規高機能材料事業での売上高150億円
- 持続可能な資源循環システムの実装
- 国内外拠点での生産自動化と品質最適化
- 研究開発投資を現在比30%増加
- ISO14001・ESG基準での業界リーダーを目指す
- 新規B2B顧客層の開拓と深化
- 持続可能な調達ネットワーク構築
- 社員の多様性と働き方改革の推進
事業セグメント
精密機器部品供給
- 概要
- 先端産業向けに極めて高精度かつ高品質な部品を供給し、製造工程の安定化を支援。
- 競争力
- 高度な金属加工技術と安定品質管理による信頼性向上
- 顧客
-
- 半導体製造装置メーカー
- 電子機器製造業者
- 光学機器メーカー
- 分析装置メーカー
- 各種産業機械メーカー
- 製品
-
- プラチナ合金製部品
- イリジウムルツボ
- 高精度温度センサー
- 耐腐食性合金部品
- 半導体用金属材料
化学工業用材料
- 概要
- 化学プロセスの安全性と効率を高める高機能材料を提供し、産業革新に寄与。
- 競争力
- 独自製錬技術による高純度材料製造能力
- 顧客
-
- 化学薬品製造企業
- 触媒メーカー
- 研究機関
- 環境技術企業
- 素材開発企業
- 製品
-
- 白金触媒
- 高純度プラチナ粉末
- 耐熱合金製品
- 化学反応装置部品
- 工業用触媒材料
電子部品製造向け材料
- 概要
- 精密電子部品の製造に必要な高品質素材を安定供給し、信頼性向上に貢献。
- 競争力
- 用途に応じた素材カスタマイズ技術
- 顧客
-
- 電子部品メーカー
- 半導体製造装置メーカー
- 計測機器メーカー
- 自動車部品メーカー
- 医療機器メーカー
- 製品
-
- 高純度白金薄膜材料
- 電子接点材
- 特殊合金線材
- 測温抵抗体センサー
- 小型センサー製品
研究開発支援サービス
- 概要
- 高度な研究開発用素材と技術支援により、イノベーション創出を促進。
- 競争力
- 細分化されたニーズに応える技術サポート体制
- 顧客
-
- 大学・研究機関
- 材料開発企業
- 工業技術研究所
- 産業技術センター
- 医療・バイオ研究所
- 製品
-
- 試作用高純度金属材料
- カスタムセンサー開発
- 材料評価・分析サービス
- 技術相談・技術支援
- 共同研究プログラム
海外顧客向け輸出事業
- 概要
- 海外市場での事業展開を強化し、グローバルな産業ニーズに対応。
- 競争力
- 子会社との連携による現地サポート体制
- 顧客
-
- 北米産業機器メーカー
- 韓国研究機関
- 欧州工業材料商社
- アジア電子部品企業
- 国際商社
- 製品
-
- プラチナ製品輸出
- センサー関連製品
- 工業用特殊合金
- OEM供給品
- 技術支援サービス
競争優位性
強み
- 高度な製錬・加工技術を保有
- 希少白金族元素の専門メーカー
- 田中貴金属工業との資本業務提携
- ISO9001認証による品質管理体制
- 複数の国内外生産拠点展開
- 経済産業省グローバルニッチトップ認定
- 長年にわたる業界内の信頼と実績
- 多様な産業分野への製品供給実績
- 持続可能な製造プロセスの推進
競争上の優位性
- 白金族元素に特化した高精度製造能力
- グローバルな販売ネットワークと提携
- 独自製錬技術による高純度製品
- 顧客要望に対応したカスタム製品展開
- 北米・韓国など海外市場拠点の確立
- 多様な産業用途への材料供給実績
- 強固な財務基盤による安定経営
- 持続可能性に配慮した環境対応
- 高性能測温センサーの開発技術
- 経済産業省認定の継続的ブランド力
脅威
- 希少金属の価格変動リスク
- 競合他社による技術革新競争
- 環境規制強化による製造コスト増加
- 国際情勢の不安定化とサプライチェーン影響
- 半導体市場の需要変動
- 技術進歩による代替材料の台頭
- 労働力不足による人材確保課題
- 円高による輸出競争力低下
- 感染症等のグローバルリスクによる受注減少
イノベーション
2023: 高純度イリジウムルツボの新製造技術開発
- 概要
- 従来比20%耐久性を高めたイリジウムルツボを開発し、半導体加工精度向上に寄与。
- 影響
- 製品寿命延長により顧客満足度向上とコスト削減
2022: 測温センサー用新型耐熱合金素材開発
- 概要
- 高温環境向けに耐久性と感度を両立させた新素材を開発し、一部量産化を開始。
- 影響
- 新規顧客獲得と市場シェア拡大に貢献
2024: 海外生産拠点での製錬工程自動化導入
- 概要
- 韓国・米国子会社に最新自動化設備を導入し生産効率と品質安定性向上を実現。
- 影響
- 生産性20%向上、品質ムラの低減
2021: 環境負荷軽減型製錬技術の開発
- 概要
- 製錬における有害物質排出削減とエネルギー効率改善の新技術を確立。
- 影響
- 環境規制対応強化とサステナビリティ推進
2023: 高感度小型温度センサーの製品ライン拡充
- 概要
- 微小領域測定可能な高感度センサーを開発し半導体や医療機器分野に投入。
- 影響
- 新市場開拓と売上拡大促進
2020: プラチナ触媒粉末の高活性化技術開発
- 概要
- 化学反応効率を向上させる活性触媒粉末の生産技術を実用化。
- 影響
- 顧客プロセス効率化で採用拡大
サステナビリティ
- 環境影響低減に向けた省エネ製錬工程導入
- 廃棄物リサイクル率の向上と排出削減
- プラチナ族元素資源の循環利用推進
- 社員健康と安全管理の徹底
- 地域社会環境保全活動への協力
- ISO14001環境マネジメントシステム認証取得
- サプライチェーンにおける環境・社会配慮強化
- 製品の長寿命化による資源効率改善
- 節水技術の採用と水資源保護
- 温室効果ガス排出量削減目標の設定