鈴与シンワート
基本情報
概要
鈴与シンワートは1947年創業の情報・通信業界の老舗企業で、ITシステム受託開発や物流関連ITコンサルを主軸に、鈴与グループ内での信頼を背景に安定的な成長を遂げています。
現状
鈴与シンワートは2022年3月期に連結売上高144億58百万円、営業利益3億66百万円、純利益2億75百万円を計上しています。東京都港区に本社を構え、ソフトウェア開発、物流ITコンサルティング、人事給与アウトソーシング、データセンター&クラウドサービス事業を展開しています。主力のシステム開発事業は、NTTデータとの協業を通じて安定した受注基盤を築いており、物流関連企業向けのITソリューションに強みを持ちます。ISO9001やISO/IEC27001の認証を取得し、品質管理や情報セキュリティにも注力。近年はクラウドサービスの拡充とデータセンター事業の拡大に注力し、効率化と新規顧客獲得を推進しています。鈴与グループ内では唯一の上場企業としてグループシナジーを生かしつつ、独自に多角化を進めています。今後はDX推進や物流業界のIT化ニーズの高まりを成長の原動力と位置付けています。環境・社会課題への対応も進行中で、持続可能なITサービス提供に向けた中長期戦略の策定が期待されます。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1947年で70年以上の歴史を持つ。
- 鈴与グループ唯一の株式公開企業である。
- NTTデータのビジネスパートナーに登録。
- データセンター事業を2008年から開始。
- ISO9001及びISO/IEC27001の認証を全社取得。
- 物流事業部門を2011年に分社化済み。
- 東京都港区に本社を置く老舗IT企業。
- 主に物流・人事給与向けITサービスに強み。
- クラウドサービス開始は2010年。
- 従業員数は約700名で安定した組織力。
隠れた関連
- 鈴与グループの物流資産とIT事業の連携が強み。
- NTTデータと協業し大手企業案件を手掛ける。
- 子会社群と連携し多角的な物流ITサービスを提供。
- ISO認証の取得により大手顧客からの受注増加に寄与。
- 港湾運送とIT事業の複合的事業展開が特徴。
- データセンター設備を活用し地域ITインフラを支える。
- 物流BPOとIT開発を融合した独自サービス展開。
- 関連子会社のシンワ運輸東京と深い業務連携を持つ。
将来展望
成長ドライバー
- 物流業界のDX推進によるIT需要増大。
- クラウドサービスの利用拡大。
- セキュリティ意識向上に伴うサービス強化。
- 鈴与グループ内外の連携深化による案件増加。
- データセンターの多様化と高付加価値化。
- BPOサービスの拡充による顧客基盤強化。
- 北海道から九州までの地域展開強化。
- 政府DX推進に伴う官公庁案件増加。
- 人材育成による技術力強化。
- AI・自動化技術の取り入れによる効率向上。
- 環境配慮型ITサービスの需要増加。
- 中小企業向けIT支援サービスの拡充。
戦略目標
- DX事業の売上比率50%以上達成。
- クラウドサービス顧客数を現在の2倍に拡大。
- データセンターの環境負荷を30%削減。
- 全社での情報セキュリティ強化と認証維持。
- 物流ITソリューションを全国展開し市場シェア拡大。
- BPO事業を柱の一つに成長させる。
- 人材育成プログラムを充実化し技術者数倍増。
- 顧客満足度を業界トップクラスに向上。
- 地方拠点を増やし地域密着サービスを強化。
- 新規事業による売上高100億円超達成。
事業セグメント
システム開発事業
- 概要
- 多様な業界向けに受託システム開発とITコンサルを提供し、業務効率化を支援。
- 競争力
- NTTデータとの提携に基づく安定した技術力と信頼性
- 顧客
-
- 物流企業
- 製造業
- 流通業
- 官公庁
- 金融機関
- 医療機関
- サービス業
- 製品
-
- 業務システム開発
- カスタムソフトウェア
- 物流ITコンサルティング
- クラウドサービス
アウトソーシング・BPO事業
- 概要
- 人事や経理などの業務をITとBPOで支援し、コスト削減と効率化を実現。
- 競争力
- 業務に密着したITと運用の統合サービス提供
- 顧客
-
- 中小企業
- 大手企業
- 物流関連企業
- 人事部門
- 製品
-
- 人事給与処理代行
- バックオフィス業務代行
- クラウドIT運用支援
データセンター・クラウドサービス事業
- 概要
- 信頼性の高いデータセンターとクラウドサービスを提供し、高度なセキュリティと可用性を保証。
- 競争力
- ISO/IEC27001認証を全社展開し安心安全な運用
- 顧客
-
- IT企業
- 物流企業
- 製造業
- 金融機関
- サービス業
- 製品
-
- データセンターサービス
- クラウド基盤提供
- セキュリティ運用支援
物流関連事業
- 概要
- 実務物流サービスとITを融合し、効率的なサプライチェーンを構築。
- 競争力
- グループ連携による物流とITの強力なシナジー
- 顧客
-
- 鈴与グループ
- 一般物流企業
- 製造業の物流部門
- 製品
-
- 倉庫管理サービス
- 貨物自動車運送
- 港湾運送
- 物流ITコンサル
競争優位性
強み
- 長年のシステム開発実績と安定性
- NTTデータとの協業による技術基盤
- 物流業に特化したITコンサル力
- ISO認証取得による品質保証
- グループの経営基盤と支援
- 多様なITサービスを総合提供
- 従業員数700名超による組織力
- 堅実な財務体質
- クラウドとデータセンター事業の強化
- 地域に根差した物流サービス
- BPOとの一体サービス開発
- 継続的な技術革新の推進
- セキュリティ対応の高度化
- 物流とITの融合による強固な市場位置
- 顧客密着のカスタマイズ対応
競争上の優位性
- 物流業界の知見を活かした独自ITサービス
- グループ内連携による安定受注基盤
- NTTデータとのビジネスパートナー関係
- 豊富なISO認証に裏付けられた品質管理
- 一式請負からBPOまで多面的に対応可能
- 東京都港区に本社を置く利便性
- 多分野の顧客層への幅広い対応力
- データセンター事業の拡大と信頼性
- 中堅ながら業界での確固たる実績
- 物流ITとクラウドサービスの高度融合
- 安定した財務体制による長期視野の戦略
- 内部統制と情報セキュリティ徹底
- 技術者の育成と人材確保に注力
- 機動的な顧客対応とソリューション提供
- 継続的なサービス品質向上活動
脅威
- 大手IT企業との競争激化
- 物流業の自社IT内製化の進展
- 技術革新の速度に追随困難なリスク
- 人材不足による人件費高騰
- 新型コロナ等による物流市場変動
- 情報漏洩リスクへの対応強化
- ITアウトソーシング市場の価格競争激化
- 規制強化や法制度変更への適応性
- クラウド市場の大手集中傾向
- サイバー攻撃の高度化
- 経済環境の不透明感
- 既存顧客のIT戦略変更リスク
イノベーション
2022: クラウドサービス基盤の拡充
- 概要
- データセンターの設備増強と新クラウドサービス展開で顧客対応力を向上。
- 影響
- 顧客獲得率15%増、事業拡大の基礎固め
2021: 物流ITコンサルティング強化
- 概要
- 物流業界のDXニーズに合わせた専門コンサルティングチームを設置しサービス拡大。
- 影響
- 新規案件30%増加、業界での認知度向上
2020: ISO/IEC27001の全社適用拡大
- 概要
- 情報セキュリティマネジメントの全社体制強化で顧客信頼を深化。
- 影響
- 情報管理堅牢化により大手顧客からの評価向上
2023: AI活用によるシステム開発効率化
- 概要
- AIツール導入で開発工数を削減し品質向上を達成。
- 影響
- 開発期間平均20%短縮、品質課題減少
2024: クラウドセキュリティ認証(ISMS)取得
- 概要
- クラウド事業部門で認証取得しセキュリティ対応強化。
- 影響
- 顧客信用度向上、新規契約増加
サステナビリティ
- データセンターの省エネルギー化推進
- ペーパーレス化による環境負荷低減
- 地域のIT人材育成支援プログラム参加
- 社内の情報セキュリティ教育徹底
- 地域社会の物流効率化支援