東京都競馬
基本情報
- 証券コード
- 9672
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- レジャー・レジャー施設
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年12月
- 上場年
- 1955年09月
- 公式サイト
- https://www.tokyotokeiba.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 太平電, ビーグリー, 応用技術, 日本エコシステム
概要
東京都競馬は1949年創業の第三セクター企業で、大井競馬場を中心に競馬・オートレース施設運営と関連サービスを展開する業界主要プレーヤーです。
現状
東京都競馬は2024年12月期に連結売上高404.43億円、営業利益139.26億円、純利益97.06億円を計上して堅調な収益基盤を維持しています。主力の大井競馬場や伊勢崎オートレース場の施設運営が収益の柱であり、競馬・オートレースの開催に加え、施設内の商業・エンターテインメント機能の強化にも注力しています。2019年12月末時点で資本金は約105億円、従業員数は連結で167人と効率的な運営体制を構築しています。東京都が筆頭株主として27.98%を保有し、都および特別区競馬組合と連携しながら地域社会に根ざした事業を推進しています。また、新規事業展開としてショッピングモール運営や小林牧場など関連施設の多角化も実施中です。中長期的には大井競馬場の再整備やエンタメ機能拡充によりファン層拡大を目標に掲げ、競馬文化の振興と施設活用の最適化を図っています。今後はデジタル化による顧客接点強化や施設効率向上を図り、収益性の持続的改善と成長戦略の推進を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 東京都競馬は全国の地方競馬場の中で最大級の施設を保有。
- 大井競馬場は多彩なレースとエンタメ施設で都心のスポーツ観戦拠点。
- 東京サマーランドは都競馬の子会社により安定運営されている。
- 群馬県の伊勢崎オートレース場は日本の代表的なオートレース場。
- 新潟地区の旧県営競馬を継承し地域の競馬文化を維持している。
- 子会社の東京倉庫は立地を活かし物流サービスの重要拠点となっている。
- 商業施設ウィラ大井は競馬場来場者以外も利用できる複合施設。
- 長期的に競馬と地域イベントの融合でファン基盤拡大を目指す。
- 競馬とオートレースの複合開催は地方競馬界でユニークな存在。
- 東京都の第三セクター企業として公的・民間の橋渡し役を担っている。
隠れた関連
- 東京都と特別区競馬組合が主要株主として運営安定性を享受。
- 東京サマーランドは東京都競馬のグループ会社として遊園地運営を担当。
- 伊勢崎オートレース場運営はグループ会社の関東興産設立後に継承。
- 東京都競馬の持株子会社が競馬場関連施設の運営と整備を効率化。
- 商業施設運営は競馬場集客効果を補完し多角的収益構造を形成。
- 日経が関連銘柄に含む情報技術企業とは業界横断的な情報連携あり。
- 競馬・オートレース業界内の環境変化に対応した独自再編戦略を実施。
- 東京ドーム等大手企業が大株主に名を連ねることで資金調達面で有利に。
将来展望
成長ドライバー
- 大井競馬場の再整備による施設魅力向上と来場者増加
- デジタル技術活用によるファン層拡大と新サービス創出
- 多角化した娯楽事業とのシナジー効果
- 地域連携強化による社会的信頼度向上
- 新規事業や施設運営ノウハウの他自治体展開可能性
戦略目標
- 大井競馬場のエンターテインメント機能強化及び再整備完成
- 地域コミュニティとの連携強化を通じた社会的価値創造
- デジタルトランスフォーメーションによる運営効率化及び顧客体験向上
- 収益多角化と持続可能な成長モデル構築
- 環境・社会・ガバナンス(ESG)に配慮した事業展開
事業セグメント
施設運営アウトソーシング
- 概要
- 政府・自治体向けに競馬・オートレース施設の運営を受託、商業施設の管理を実施。
- 競争力
- 地方競馬施設運営における専門ノウハウ
- 顧客
-
- 地方公共団体
- 競馬組合
- イベント運営会社
- 商業テナント
- 製品
-
- 競馬場運営サービス
- オートレース場管理
- 商業施設運営管理
- イベント企画運営支援
不動産・倉庫賃貸
- 概要
- 自社施設の倉庫や物流センターの賃貸及び付帯サービスを提供。
- 競争力
- 東京都内に立地する利便性の高い施設
- 顧客
-
- 物流企業
- 製造業
- 小売業
- IT企業
- 製品
-
- 物流倉庫賃貸
- 保管サービス
- ピッキング・梱包業務
- 施設管理サービス
コンサルティング・施設企画
- 概要
- 競馬施設運営を基盤とした施設活用の企画・コンサルティングを提供。
- 競争力
- 長年のスポーツ施設運営経験
- 顧客
-
- 自治体
- 競技団体
- イベント主催者
- 製品
-
- 施設活用企画
- 経営改善提案
- イベント運営サポート
広告・プロモーション
- 概要
- 競馬・オートレース関連広告及びイベントを企画運営。
- 競争力
- 競馬ファン層への高いリーチ力
- 顧客
-
- 競馬関連企業
- 地方自治体
- 製品
-
- 場内広告
- イベント企画
- デジタルプロモーション
関連設備工事
- 概要
- グループ子会社を通じた空調設備工事などの技術サービスを提供。
- 競争力
- グループ内連携による迅速対応
- 顧客
-
- グループ子会社
- 外部企業
- 製品
-
- 空調設備工事
- 施設メンテナンス
競争優位性
強み
- 東京都が筆頭株主の安定した財務基盤
- 大井競馬場など複数の直営競馬施設運営
- 多角的なレジャー・物流事業展開
- 競馬・オートレースの長年の運営実績
- 地域社会との強固な連携体制
- 効率的な子会社経営による多角化推進
- 競馬ファンへの高いブランド認知
- 豊富な経営資源による施設再整備力
- 堅調な収益力を支える複数事業ポートフォリオ
- 連結経営によりリスク分散が可能
競争上の優位性
- 東京都と特別区競馬組合の強力な支援体制がある
- 大都市圏に位置する大井競馬場の高い集客力
- 競馬・オートレース・遊園地の複合事業展開
- 商業施設や物流賃貸など多様な収益源を持つ
- 競技施設の再整備やエンタメ機能強化に注力
- グループ子会社による施設運営・メンテナンスの効率化
- 多様なチャンネルを活用したファン接点の強化
- 地域経済への貢献と社会的信用の高さ
- 業界特有の規制環境に適応した運営能力
- 安定的なキャッシュフローを伴う事業構造
脅威
- 日本国内の競馬・オートレース参加者数の減少リスク
- 少子高齢化によるファンベースの縮小可能性
- 施設老朽化による大規模投資負担の増加
- 新興レジャー市場やデジタル娯楽との競合激化
- 法規制変更による事業運営の不確実性
- 景気変動による消費者支出の減少リスク
- 競合他社の施設拡充による集客競争
- 天然災害や感染症等の不測事態による影響
イノベーション
2024: 大井競馬場シアターH開業
- 概要
- 2024年6月に大井競馬場内で新たなエンターテインメント施設シアターHを開業。
- 影響
- 施設来場者増加と多様な収益源創出に貢献
2023: offt伊勢崎オートレース場開設
- 概要
- 伊勢崎オートレース場内にofft伊勢崎の地域活性化施設を設置。
- 影響
- 地元交流促進とイベント拡大を支援
2022: デジタル投票システム強化
- 概要
- スマホ対応のオンライン投票環境を拡充し、ファン利便性向上を図った。
- 影響
- 売上向上と若年層顧客の獲得に寄与
2021: 新潟地区旧競馬施設統合運営
- 概要
- 新潟県旧県営競馬施設を継承し、事業の地域分散と効率化を実現。
- 影響
- 地域拠点強化と収益多角化に貢献
サステナビリティ
- 省エネルギー型施設運営の推進
- 地域社会と連携した環境保全活動
- 多様な人材の積極的採用・育成
- 施設バリアフリー化の推進
- デジタル化による運営効率化