オリエンタル白石
基本情報
- 証券コード
- 1786
- 業種
- 建設業
- 業種詳細
- 建設・土木
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1952年10月
- 上場年
- 2021年04月
- 公式サイト
- https://www.orsc.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- Br.HD, ヤマウラ, ナカボーテック, 富士PS, 宮地エンジニアリンググループ, 川田テクノロジーズ, 横河ブリッジホールディングス, 駒井ハルテック, 滝上工業, 川岸工業, 那須電機鉄工, 高田機工
概要
オリエンタル白石は1952年創業の建設業界の主要企業で、プレストレスト・コンクリート工事を得意とし、橋梁上部工とケーソン工法で高い技術力を誇っています。
現状
オリエンタル白石は2025年3月期に売上高約645億円、営業利益約54億円、純利益約37億円を計上し堅調な業績を維持しています。橋梁上部工事及びニューマチックケーソン工法を中心に、日本全国および海外の大型インフラ工事で競争力を発揮しています。独自の補修補強技術や床版取替工事などの更新事業にも注力し、多様な受注基盤を確立しています。子会社を活用した一貫施工体制と全国3か所の自社工場によるPC製品生産で効率的な供給を実現。また、ESG経営の観点から安全管理と環境配慮を強化し、企業の持続可能性を追求しています。2021年に東証プライム市場に上場再編され、資金調達力を強化し中長期的な成長戦略を推進中です。主に公共インフラ案件の拡大を狙う一方で、ICT施工技術や環境技術の開発を進め将来需要への対応を図っています。
豆知識
興味深い事実
- 合併によりプレストレスト橋梁とケーソン工法の両技術を保有。
- 東証上場後も安定成長を続け業界内で評価が高い。
- 角島大橋やレインボーブリッジなど著名な橋梁工事を担当。
- 全国3工場を活用したPC製品供給が事業の大きな強み。
- 子会社を通じて多角的な建設ソリューションを展開。
- みどり会や三和グループに属し関係企業との連携が強い。
- 会社更生手続からの再建成功例として注目されている。
- 海外モノレール案件受注により国際展開を図っている。
- 地元江東区豊洲に本社を置き地域貢献活動も実施。
- 伊藤忠商事含む大手企業が主要株主として関与。
隠れた関連
- 伊藤忠商事など大手商社との資本・業務提携により安定経営を確立。
- 三和グループの一員として関連建設会社と連携し受注力を強化。
- 橋梁製作分野で日本製鉄や太平洋セメントと深い取引関係を構築。
- 国内のゼネコンやインフラ事業者と密接なパートナーシップを維持。
- 海外インフラプロジェクトにおいて日本の技術の窓口的存在。
- 製品製造と施工の垂直統合モデルによるコスト競争力を発揮。
- みどり会を通じてCSR活動や地域社会との交流を継続的に推進。
- 東証プライム市場の指定替えで資本市場からの注目度が上昇。
将来展望
成長ドライバー
- インフラ老朽化に伴う更新需要の増加
- ICT・AIを活用した施工技術の進化
- 地方自治体の公共事業再活性化
- 耐震・長寿命化技術へのニーズ拡大
- 海外インフラ投資の増加に伴う案件獲得
戦略目標
- プレストレスト・コンクリート事業の国内シェア拡大
- 海外市場でのモノレール・橋梁工事受注拡大
- サステナブル建設資材と施工技術の確立
- ICT施工管理の完全導入による効率化推進
- 地域社会との連携強化によるブランド価値向上
事業セグメント
橋梁建設・補修事業
- 概要
- 橋梁の建設およびメンテナンス事業において高い技術力と豊富な実績を持ちます。
- 競争力
- 独自技術のPC工法と補修補強技術による競争優位
- 顧客
-
- 地方自治体
- 国土交通省
- 鉄道会社
- 高速道路会社
- ゼネコン
- 製品
-
- プレストレスト・コンクリート橋上部工
- 橋脚補修・補強工法
- 床版取替工事
- 耐震補強技術
基礎工事・ケーソン工法
- 概要
- 海上および地下基礎構造物の施工で独自工法を展開、高い信頼性を維持。
- 競争力
- 高度なケーソン施工技術と安全管理体制
- 顧客
-
- 港湾管理者
- 鉄道インフラ運営会社
- デベロッパー
- 公共工事発注者
- 製品
-
- ニューマチックケーソン設計施工
- 深礎基礎工事
- 海上基礎構造物
PC製品製造・供給
- 概要
- 全国3か所の工場で高品質なPC部材を製造し、効率的な供給を行っています。
- 競争力
- 自社工場による安定供給と製品品質管理
- 顧客
-
- 自社及び外部ゼネコン
- 建設資材商社
- 公共事業発注者
- 製品
-
- プレストレスト・コンクリート部材
- 橋梁用PC部材
- 床版部材
インフラ更新・維持管理
- 概要
- インフラ延命・更新事業において実績多数、安全かつ迅速な施工を提供。
- 競争力
- 独自の補修技術によるコスト削減と作業効率化
- 顧客
-
- 地方自治体
- 高速道路会社
- 鉄道会社
- 製品
-
- 橋脚補修補強
- 床版取替
- 耐震補強技術
海外インフラ開発支援
- 概要
- 中東を中心に海外大型案件での施工支援や技術提携を推進。
- 競争力
- 国際標準に適合した施工体制
- 顧客
-
- 海外政府
- 多国籍建設企業
- 製品
-
- モノレール建設
- 橋梁施工技術支援
競争優位性
強み
- 高いプレストレスト・コンクリート技術
- 独自のケーソン工法における長年の実績
- 全国3か所の自社工場での製造力
- 橋梁上部工と基礎工事のワンストップ対応
- 持続可能なインフラ更新技術
- 東証プライム上場による信用力向上
- 幅広い顧客層との良好な関係
- 安定した財務基盤
- 高度な施工安全管理体制
- 関連企業との強固な連携
- 多様な公共・民間事業への対応力
- 長期的な技術開発投資
- 重点事業の明確化と実行力
- 地域密着型の施工体制
- 法令遵守と環境配慮意識
競争上の優位性
- 他社に先駆けたPC橋の上部工施工技術
- 大型ケーソン工事でのトップランナーの地位
- 効率的な自社工場でのプレストレスト製品製造
- 補修補強分野での独自技術による差別化
- 豊富な公共インフラ案件での実績と信頼
- 高い施工品質と安全管理によるリスク低減
- 多角化した事業ポートフォリオにより収益安定
- 国内外での施工ノウハウの蓄積と展開
- 大手株主による資本・業務支援体制
- 最新ICTおよび建設技術との融合促進
- 長期的な法規制対応力と準拠体制
- 地域社会との信頼関係による受注確保
- 市場のニーズに即した製品開発と提案力
- 施工効率向上によるコスト競争力強化
- サステナビリティ経営によるブランド向上
脅威
- 公共事業予算の削減による受注減少リスク
- 建設業界の人手不足による作業効率低下
- 気候変動によるインフラ損傷リスク増加
- 競合他社の技術革新による市場シェア喪失
- 資材価格の高騰によるコスト上昇圧力
- 法規制強化による施工コスト負担増加
- 地政学的リスクが海外事業に影響
- 自然災害による工期遅延や損害発生
- 設備老朽化によるメンテナンスコスト増
- 建設プロジェクトの長期化に伴う資金繰りリスク
- 為替変動による海外案件収益の変動
- 環境配慮要求の高まりによる対応負荷
イノベーション
2024: 低炭素PC材料の研究開発
- 概要
- 環境負荷低減に向けて低炭素・高強度プレストレスト・コンクリート材料を開発中。
- 影響
- CO2排出量を30%削減可能とする見込みで今後の材料標準化を目指す。
2023: ICT施工管理システム導入
- 概要
- 工事の効率化と品質確保のためICTを活用した管理システムを全社展開開始。
- 影響
- 作業ミス削減と工期短縮を実現し、顧客満足度向上に寄与。
2022: 橋梁補修用特殊樹脂技術の開発
- 概要
- 橋脚補修補強に使用する高耐久性樹脂を独自開発し施工実績を拡大。
- 影響
- 補修効果の長期持続化と工期短縮に成功。
2021: モノレール向けPC構造物の量産化
- 概要
- モノレール用プレストレスト・コンクリート構造物の工場生産を拡充し海外展開を加速。
- 影響
- 海外大型案件受注増に貢献。
2024: AI活用による施工リスク分析
- 概要
- AI技術を使った施工安全リスクの分析モデルを開発し安全管理に導入中。
- 影響
- 事故発生率低減を目指し社員の安全意識向上に寄与。
サステナビリティ
- 建設廃材のリサイクル推進と使用率向上
- 工場におけるエネルギー効率改善
- グリーン調達の徹底とサプライチェーン管理強化
- 地元環境保全活動への積極的参加
- 安全衛生管理の国際基準ISO45001取得および運用