クシム
基本情報
概要
クシムは1997年創業の情報・通信業界の企業で、ブロックチェーン技術を中心にシステム開発や人材育成事業を展開し、教育分野を強みとしています。
現状
クシムは近年ブロックチェーン技術のR&D及び関連ソリューションを主力とし、学習支援や人材紹介事業でも高いシェアを持つ。東京市場に上場後、多数の子会社を傘下に置き、多角的に技術開発と市場拡大を推進している。2023年にかけて複数のM&Aと資本提携を行い、グループ体制を強化。社員の高度ITスキル育成に注力し、AI検知システム等の研究開発も進展中。サステナビリティの観点からはブロックチェーン推進協会への加盟や環境配慮を含む事業展開を進めている。不適切行為調査の影響で決算発表延期があったが、経営体制の刷新と成長ドライバーの複数確保で中長期の安定成長を目指している。
豆知識
興味深い事実
- 『クシム』の社名は世界最古の人名に由来する。
- 学習ソフトiStudyは1999年から展開する歴史あるブランド。
- 東京大学と共同で介護向けAI検知システムを開発中。
- 2020年に複数の子会社を連結子会社化しグループ強化。
- ブロックチェーン推進協会に早期から加盟している。
- M&A事業を活用し積極的に事業領域を拡大中。
- HR事業で高度IT人材育成に注力している。
- 2023年に複数のWeb3関連子会社を連結化。
- 動画配信ソリューション『Qumu』で企業向けを強化。
- 決算発表延期の報道が市場に影響を与えた事がある。
隠れた関連
- 財務子会社のひとつZaif株式会社は仮想通貨取引所を運営する関連会社。
- 株式会社CAICA DIGITALと資本業務提携を経て連携強化した歴史がある。
- フィスコ関連グループとの2017年からの業務提携は業界内で注目されている。
- 複数の学習支援ソフトウェアは企業の研修サービスと連動している。
- ブロックチェーン技術とHR事業の連携により独自のビジネスモデルを成立させている。
- 子会社構成が多彩でグループ内のシナジー創出を重視している。
- 中核社員は情報処理技術者試験を多数取得しており社内教育に活かされている。
- 社名変更は企業の歴史的な意義を踏まえブランディング戦略の一環で行われた。
将来展望
成長ドライバー
- ブロックチェーン技術の社会実装拡大
- IT資格取得支援市場の安定的需要
- AI技術を活用した新規事業分野の拡大
- Web3関連事業の成長と市場浸透
- M&A戦略による多角的事業基盤の強化
- DX推進に伴うシステム開発ニーズの増加
- 社会人教育事業の需要拡大
- 公共・民間分野でのセキュリティ強化必須化
- 人材不足を背景としたスキル育成需要
- eラーニング市場のさらなる拡大
- 企業のデジタル化促進による技術開発強化
- AIとブロックチェーン連携による革新的サービス
戦略目標
- グループ売上高100億円超の達成
- ブロックチェーン関連事業の国内トップブランド確立
- AI技術を活用した社会貢献型製品の拡充
- 教育分野における市場シェア拡大と高付加価値化
- 持続可能な経営基盤の確立とCSR強化
- 高度IT人材育成プログラムの業界標準化
- 多様な業界連携による新規事業創出
- 海外市場開拓および国際展開の促進
- サイバーセキュリティ分野でのイノベーション推進
- デジタル人材紹介サービスの全国展開
事業セグメント
ブロックチェーン開発事業
- 概要
- 企業向けにブロックチェーン基盤構築とコンサルティングを提供。
- 競争力
- 高度な技術力と多領域での展開力
- 顧客
-
- 金融機関
- IT企業
- 大手製造業
- 官公庁
- 物流企業
- スタートアップ企業
- 製品
-
- ブロックチェーンプラットフォーム
- スマートコントラクト開発
- セキュリティ監査
- システムインテグレーション
- R&Dサービス
教育・人材育成事業
- 概要
- IT人材の育成及びキャリア支援サービスを幅広く提供。
- 競争力
- 実践的コンテンツと連携した高度な教育
- 顧客
-
- システムエンジニア
- IT技術者派遣会社
- 企業研修担当者
- 人材紹介事業者
- 大学・専門学校
- 製品
-
- IT資格取得支援ソフトウェア
- LMSシステム
- ブロックチェーン技術教育
- 職業紹介サービス
- 研修プログラム
AIシステム開発事業
- 概要
- 介護分野向けにAIを活用した見守りシステム等を開発。
- 競争力
- 大学との共同研究で実用性の高い技術開発
- 顧客
-
- 介護施設
- 医療機関
- 福祉団体
- 製品
-
- AI検知システム
- 画像解析サービス
- 共同研究開発
M&A及び資本提携サポート
- 概要
- 企業間の統合・連携を支援するサービスを提供。
- 競争力
- 複数のグループ子会社との連携可能
- 顧客
-
- 中堅中小企業
- スタートアップ企業
- 投資ファンド
- 製品
-
- M&Aコンサルティング
- 資本業務提携支援
- 企業価値評価
競争優位性
強み
- ブロックチェーン技術の高度な専門性
- 多様な子会社を活用した事業展開力
- IT資格教育分野での豊富な実績
- 大学との共同研究による技術革新
- 幅広い業界と連携したネットワーク
- 柔軟なM&A戦略による事業拡大
- 高度IT人材を育成する教育プログラム
- 東証スタンダード市場上場の信頼性
- 多様な事業ポートフォリオによる安定性
- 迅速な市場変化への対応力
- 強力なブランドイメージ
- 先端技術の積極的導入
- 専門知識を有する経営陣
- 効果的なHR事業展開
- 広範な顧客基盤
競争上の優位性
- ブロックチェーン分野での豊富な開発実績と特化型サービス
- 教育分野におけるIT資格取得支援のリーディングカンパニー
- 多様な子会社を通じたシナジー効果で競争力強化
- 大学と連携したAI技術の研究開発による独自技術保有
- M&A事業を通じた迅速な事業拡大と経営資源の最適化
- 高度ITスキルに焦点を当てた人材紹介と育成で差別化
- ブロックチェーン業界の推進協会加盟による信頼性
- 柔軟な事業戦略で急速変化するIT業界に対応
- 幅広い業種へのソリューション提供による市場多角化
- 堅実な財務基盤を持ち安定的な成長を遂げている
- 強い企業文化とブランドによる顧客ロイヤリティ
- 先進的な技術導入によるサービス品質の向上
- 市場のニーズに合わせた迅速な製品開発能力
- DXおよびデジタル教育分野での専門性
- IT資格取得支援市場での確固たるポジション
脅威
- IT技術の急速な変化による技術陳腐化リスク
- 人材不足によるスキル確保の困難
- 不適切行為調査に関連した企業イメージ低下
- 競合他社の増加による市場競争激化
- 法規制や政策変更による事業影響可能性
- 新興技術の出現による市場シェア減少リスク
- 景気変動によるIT投資の減少
- データセキュリティおよびプライバシーリスク
- 海外市場での成長が限定的である点
- M&A失敗による財務リスク
- 採用市場の競争激化による人件費上昇
- 社会的信用の低下による取引先離れ
イノベーション
2023: 新LMS「SLAP」のリリース
- 概要
- 個々の学習者の成長を管理できる新型の学習管理システムを開発。
- 影響
- 教育サービスの付加価値向上と顧客満足度増加
2021: 介護施設向けAI検知システムの共同研究開始
- 概要
- 東京大学松尾研究室と連携し高精度AI検知システムを開発。
- 影響
- 介護現場の安全性向上と効率改善
2020: ブロックチェーン推進協会加入と業務提携拡大
- 概要
- 業界団体に加入しStake Technologies等と連携強化を推進。
- 影響
- 最新技術活用と業界内プレゼンス向上
2022: グループ組織再編と子会社統合
- 概要
- クシムソフトとクシムテクノロジーズを合併し組織効率化。
- 影響
- 経営効率向上と事業シナジー強化
2023: Web3関連子会社3社の連結子会社化
- 概要
- 最新ブロックチェーン技術の事業基盤拡大。
- 影響
- Web3分野での競争力を大幅に強化
サステナビリティ
- ブロックチェーン推進協会加盟による技術透明性強化
- IT教育を通じた社会人のスキルアップ支援
- AI技術による介護施設の安全支援
- グループ全体でのCSR活動促進
- 多様性と包摂性のある職場環境整備