久世
基本情報
- 証券コード
- 2708
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 食品卸
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1950年01月
- 上場年
- 2001年09月
- 公式サイト
- https://www.kuze.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 伊藤忠食品, 仙波糖化, 神戸物産, ヤマエグループホールディングス, 三菱食品, 尾家産, G-7ホールディングス, セントラルフォレストグループ, ユアサ・フナショク, トーホー, 加藤産業, サトー商会
概要
久世は1950年設立の東京都豊島区を拠点とする業務用食材卸売大手企業で、外食産業向けに手作り・安全・安心の食材提供と徹底した物流最適化を特徴としています。
現状
久世は2024年3月期に連結売上高644億円、営業利益18億円、純利益20億円と安定的な業績を維持しています。主力は外食向け食材卸売業で、高品質な食材の提供と365日定時配送による物流効率化が競争力の源泉です。子会社キスコフーズをはじめとした自社製造も行い、PB商品やメニュー企画開発で顧客ニーズに対応。品質管理室を1981年設置し、細菌検査や衛生管理の徹底を図っています。直近では中国子会社設立や海外展開の拡大、物流センターの機能強化に注力。2025年の労働安全衛生法違反の問題を受け、より安全管理体制の強化を進めています。2030年に向け、業務効率化と持続可能性対応を推進し、外食市場拡大を成長ドライバーと位置付けています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1934年の久世商店に遡る歴史ある企業。
- 品質管理室は1981年に設置され、業界先駆け。
- 365日定時配送を実現し物流の安定供給を重視。
- 外食産業向けPB商品に特化し高い顧客信頼を獲得。
- 香港と中国成都に連結子会社を持つグローバル展開。
- 安全衛生違反で送検された事例が報告された。
- 独自のメニュー企画開発部門を有する。
- 食品卸売業界でISO22000認証取得の先駆者。
- 神奈川県に複数の配送センターを設置している。
- 多摩、横浜、川崎、海老名、大阪などの物流拠点を持つ。
- PB商品には「キスコフーズ」ブランドがあり手作り重視。
- 不動産賃貸業も事業の一部として展開している。
- 豊島区東池袋の本社は物流センターの近隣に位置。
- 国分グループが主要株主の一社であり資本関係が強い。
- 複数の業務提携や子会社統合を経て事業拡大を図る。
隠れた関連
- 国分グループとの資本関係を活用し中国法人を強化。
- キスコフーズは製造ラインから販売まで一体化している。
- 外食産業向け配送ネットワークは業界内で高い評価を受ける。
- 複数の関連会社が食品加工や販売に広く関与している。
- PB商品の企画開発で飲食チェーンと密接に連携。
- 労働安全衛生法違反事件は業界内でも注目を集めた。
- 物流最適化には自社開発の情報システムを活用している。
- 藤沢DC、大阪天保山DCなど主要物流拠点は戦略的配置。
将来展望
成長ドライバー
- 外食産業の市場拡大に伴う業務用食材需要増加。
- PB商品開発力強化による差別化拡大。
- 物流最適化と配送効率化によるコスト削減。
- 海外事業拡大による売上多角化。
- 食の安全・品質志向の高まりによる信頼強化。
- デジタル化推進による業務効率化と顧客サービス改善。
- 健康志向商品の充実と市場拡大。
- 食品廃棄削減などサステナビリティ対応の強化。
- 新規技術導入による製造革新と製品多様化。
- 労働安全衛生規範強化による企業価値向上。
- 法人間取引の拡大と多様な顧客層獲得。
- 情報システム投資による顧客対応の高度化。
戦略目標
- 国内外市場での売上高700億円以上達成。
- PB商品売上比率を40%以上に拡大。
- 品質管理ISO認証維持と高度化を推進。
- 環境負荷削減に向けた物流完全デジタル化。
- 社員の安全衛生体制完全遵守を実現。
- 海外子会社の収益拡大と新規市場開拓。
- 食品ロス削減と持続可能な資源調達の確立。
- 顧客満足度調査で業界トップクラスを維持。
- 地域貢献活動の拡充と社会的責任強化。
- 新技術導入による生産効率30%向上。
事業セグメント
業務用食材卸売
- 概要
- 外食産業や給食市場向けに多彩な食材とPB製品を安定供給する卸売セグメントです。
- 競争力
- 物流最適化と品質管理で365日安定供給を実現。
- 顧客
-
- 外食チェーン
- レストラン
- 居酒屋
- ホテル
- 病院・介護施設
- 給食業者
- 学校
- スーパー業者
- 小売店
- 食品加工業者
- 惣菜製造業
- 飲食フランチャイズ
- 製品
-
- 生鮮野菜
- 冷凍加工食品
- 業務用冷凍食材
- レトルト食品
- 液体スープ
- 調味料
- 肉加工製品
- 海産加工品
- PB商品
- 乾燥食品
- 加工食品原料
- 惣菜用材料
- デザート加工品
- 飲料関連原料
- 健康食品素材
食材製造・PB開発
- 概要
- こだわりの自社開発PBやOEM商品を製造し、顧客ニーズに速やかに対応。
- 競争力
- 品質管理の徹底と多様な製造ラインを保有。
- 顧客
-
- 自社ブランド顧客
- 販売代理店
- 外食産業
- 小売店
- フランチャイズ
- OEM企業
- 輸出業者
- 食品開発企業
- 健康食品メーカー
- スーパー
- コンビニ
- 製品
-
- PB食品
- レトルトカレー
- 業務用スープ
- ハンドメイド惣菜
- 冷凍デザート
- 健康指向商品
- 液体調味料
- 特製ソース
- 業務用調味料
- オリジナル加工品
- 冷凍パン
物流サービス・配送
- 概要
- 365日体制の配送と最適化により迅速かつ安全な食材流通を支える。
- 競争力
- 高度な情報システムによる物流最適化
- 顧客
-
- 自社販売網
- 外食チェーン
- 百貨店
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- 通販事業者
- 惣菜製造業
- 食品加工工場
- 販売代理店
- 製品
-
- 定時配送サービス
- 物流センター管理
- 品質検査システム
- 在庫管理支援
- 冷凍・冷蔵輸送
- 配送効率化ツール
海外事業
- 概要
- 中国や香港を中心に海外市場への業務用食材の展開と販売を強化しています。
- 競争力
- 現地法人の設立と現地物流網の拡充
- 顧客
-
- 現地外食産業
- 輸出入業者
- 国際販売代理店
- アジア地域顧客
- 製品
-
- 業務用食材
- 冷凍食品
- 加工食品材料
- PB商品
不動産賃貸業
- 概要
- 保有不動産の賃貸による安定収益を確保しています。
- 競争力
- 物流・販売ネットワークにリンクした不動産運用
- 顧客
-
- 物流関連企業
- 自社グループ事業
- 外部テナント
- 製品
-
- 倉庫賃貸
- オフィス賃貸
- 物流施設管理
競争優位性
強み
- 365日定時配送と物流最適化
- 独自PB商品の製造能力
- 厳格な品質管理体制
- 中国・香港への海外拠点展開
- 多様な食材調達ネットワーク
- 豊富な業界経験による信頼
- 地域密着型サービス提供
- 安全衛生管理の徹底
- メニュー企画開発力
- 強固な顧客基盤(外食産業中心)
- 迅速な物流・配送網
- 持続可能な製品開発姿勢
- 高い市場シェア
- 柔軟な顧客対応力
- PB・OEM事業の拡大
競争上の優位性
- 外食業界特化の専門性でシェアを確保
- 製造から卸売までの一気通貫体制
- 情報システム駆使の物流効率と品質管理
- 海外子会社設立による海外展開加速
- 多彩なPBブランド展開による差別化
- 高い信頼性を持つ顧客対応とメニュー提案
- 業界トップクラスの品質検査と衛生管理
- 全国配送網の最適化と連携強化
- 持続的な商品開発と技術革新
- 地域毎の営業所網による顧客密着戦略
- 安定的な不動産事業による収益基盤の多角化
- 労働安全衛生法遵守強化による安全体制
- 子会社キスコフーズの高度な製造技術
- 環境対応製品の拡充と向上施策
- 迅速な市場変化対応と新商品投入
脅威
- 労働安全衛生法違反による社会的信用低下
- 原材料価格の変動リスク
- 新規競合他社の市場参入増加
- 食の安全に対する消費者意識の高まり
- 物流コスト上昇によるマージン圧迫
- 海外情勢による海外事業の不確実性
- 自然災害による物流・生産拠点の影響
- 規制強化や法改正リスクの増加
- 市場の競争激化による価格競争
- 労働力不足による配送・製造の制約
- サプライチェーンの複雑化による管理負担
- 消費者嗜好の急激な変化への対応遅れ
イノベーション
2024: 物流センター自動化施策開始
- 概要
- 倉庫内のピッキング作業にロボット導入を開始し効率化推進。
- 影響
- 作業効率20%向上と人的ミス削減を実現。
2023: PBレトルトカレー新ライン開設
- 概要
- 顧客ニーズに応じた高品質PBレトルト食品製造ラインを増設。
- 影響
- 年間売上30億円規模の新製品を投入。
2022: 中国子会社久華世設立
- 概要
- 中国四川省成都市に業務用食材販売子会社を設立し海外展開拡大。
- 影響
- 海外売上20億円規模まで成長。
2021: 品質管理システムの高度化
- 概要
- AIを活用した細菌検査効率化とプロセス監視システム導入。
- 影響
- 不良品率10%削減と迅速な品質チェックを実現。
2020: CFD(カスタマイズドフーズ開発)推進
- 概要
- 顧客別メニュー開発強化し、オーダーメイド商品提供体制を確立。
- 影響
- 顧客満足度向上とリピート率増加。
サステナビリティ
- 食材の地産地消推進活動
- 廃棄物削減とリサイクル推進
- 環境負荷低減型物流の導入
- ISO22000認証取得による食品安全強化
- 社員向け安全衛生研修の徹底
- 持続可能な原材料調達の促進
- 省エネ設備導入による環境負荷低減
- 地域社会と連携した環境保全活動
- 健康志向商品の開発と普及促進
- 安全管理システムの継続的改善
- サプライヤーとの環境基準強化
- 食品ロス削減のためのシステム改善