アプリックス
基本情報
- 証券コード
- 3727
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- システム・ソフトウエア
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1986年02月
- 上場年
- 2003年12月
- 公式サイト
- https://www.aplix.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- クオンタムソリューションズ, エヌアイデイ, コア, セキュアヴェ, ジー・スリー, オプティム, セック, THE WHY HOW DO COMPANY, PCIホールディングス, テモナ, イーソル, ACCESS, アイ・エス・ビー
概要
アプリックスは1986年創業の情報通信業で、日本を拠点にIoT及びMVNOサービスを主軸とした組み込み開発とクラウドソリューションを展開する先進的な技術企業です。
現状
アプリックスは2022年12月期に連結売上高約35億円、純利益約1.38億円を計上し、経営の安定化を図っています。主力のIoT事業ではBluetoothビーコン製品「MyBeacon」や法人向けデータ通信サービス「unio」を展開し、多様な事業領域を持つ子会社と連携しています。過去の携帯電話向けJavaプラットフォーム開発で培った組込み技術を基盤に、クラウド連携までワンストップでサービス提供が可能です。2024年12月期以降は21.5億円の資本金を持つ光通信グループの支援のもと、MVNOサービスとのシナジー強化を推進中です。環境配慮や持続可能な事業運営を意識し、上場規定維持への取り組みも継続中。将来的にはIoTプラットフォームの拡充と新市場開拓を戦略の中核に据えています。2023年2月には疑義注記が解消され、経営基盤の健全化が確認されました。今後は法人向けIoTサービスと通信サービスの融合による収益拡大を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- IoTビーコン市場で国内有数の実績を持つ
- かつて世界トップシェアの携帯Javaプラットフォームを提供
- GoogleのOpen Handset Allianceに国内唯一の設立メンバーとして参加
- 光通信グループによる経営再建を果たした企業
- IoT製品の設計からクラウド連携まで一貫開発可能
- 創業者郡山龍は元マイクロソフト社のプロダクトマネジャー
- パイオニアやKDDIなど多業種と連携実績がある
- MVNO市場への本格参入で成長戦略を再構築
- かつてゲーム・アニメ事業にも進出した歴史を持つ
- BluetoothのiBeacon認証を取得した製品を展開
隠れた関連
- 光通信グループとの資本提携により通信事業で大きな連携が進む
- マイクロソフト出身の創業者がソフト開発と経営を統括
- パイオニアやKDDIのIoTサービス向け製品提供で業種横断の実績
- ガラケー用JBlendの日本国内普及は60%超の市場占有率を誇った
- GoogleのAndroid推進団体に唯一の国内企業として創業期から関与
- かつてのゲーム業界参入でジー・モードと提携した経緯がある
- ネスレのコーヒーマシンのWi-Fi機能の開発も担当
- IoT通信サービスとデバイスの販売シナジー創出を重視
将来展望
成長ドライバー
- 法人向けIoT市場の継続的成長
- 5GやLPWAなど新通信技術との連携強化
- 光通信グループの販路活用による拡大
- サブスクリプション型サービスの需要増
- 産業用途向けカスタムIoTソリューション強化
- 海外新興市場でのIoT普及拡大
- スマートシティやスマートファクトリー分野の進展
- 環境対応技術の取り込みによる社会的評価向上
- クラウドサービス連携の深化
- セキュリティ強化による顧客信頼獲得
戦略目標
- 国内IoT市場シェアでトップクラスを維持
- 新規IoTサービス売上高100億円超え
- 持続可能な技術開発で環境負荷を大幅削減
- 光通信グループとの連携を最大化し販売網拡大
- 法人向けMVNOとIoTサービスの融合最適化
- グローバル市場での認知度向上
- 先進技術への継続投資とオープンイノベーション促進
- 製品の省エネルギー化とリサイクル率80%以上達成
- リスク管理体制強化による経営安定性向上
事業セグメント
IoTソリューション事業
- 概要
- 多様な業界に対応するIoT機器及びソリューションを提供し、顧客の業務効率化を支援。
- 競争力
- 組込みからクラウドまでワンストップの技術提供
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 製造業
- 小売業
- 公共施設
- 動物園・テーマパーク
- 家電メーカー
- 法人顧客
- 製品
-
- MyBeaconシリーズ
- 法人向けIoTデータ通信サービスunio
- LTE通信機能付きドライブレコーダーAORINO
- IoTクラウドプラットフォーム
- データ通信モジュール
MVNO通信サービス事業
- 概要
- MVNO通信サービスを活用した法人向け安価で柔軟な通信サービスを提供。
- 競争力
- 光通信グループとの連携による拡販力
- 顧客
-
- 法人企業
- 通信サービス事業者
- IoTデバイスベンダー
- 中小企業
- 製品
-
- スマモバMVNOサービス
- モバイル通信SIMカード
- LTEネットワークサービス
- サブスクリプション通信パッケージ
組込ソフトウェア開発事業
- 概要
- 携帯電話や家電向けの高度な組込ソフトウェア開発を行うレガシー事業。
- 競争力
- 豊富な組込み技術と実績
- 顧客
-
- 家電メーカー
- 通信機器メーカー
- 車載機器メーカー
- 製品
-
- JBlendプラットフォーム
- カスタム組込ソフト
- 中間ウェアソリューション
クラウドサービス事業
- 概要
- IoT機器の管理や解析をクラウドで支援するサービスを展開。
- 競争力
- 自社IoT製品との連携強化
- 顧客
-
- IoTデバイス事業者
- システムインテグレーター
- 法人顧客
- 製品
-
- IoTデバイス管理クラウド
- データ分析プラットフォーム
- 通知配信サービス
ゲーム・エンタメ関連事業(過去保有)
- 概要
- 過去に携帯電話ゲームタイトルや関連ハードウェアを展開した事業。
- 競争力
- ゲームコンテンツの企画力(既存事業からは撤退)
- 顧客
-
- 携帯キャリア
- ゲームプラットフォーム運営者
- 製品
-
- J-Phoneゲームタイトル
- 携帯ゲームコントローラ
出版・コンテンツ事業(過去保有)
- 概要
- 児童書及びデジタルコンテンツ等の出版事業。現在売却済み。
- 競争力
- デジタル配信プラットフォームとの連携実績
- 顧客
-
- 教育機関
- 書店
- 製品
-
- 教育書籍
- 電子コミック配信
競争優位性
強み
- 組込みからクラウドまでの総合的なIoT技術力
- 長年の携帯電話Javaプラットフォーム開発経験
- 親会社光通信の販売網と資本力
- Bluetoothビーコン分野での実績と採用例多数
- 法人向けMVNOサービスでの顧客基盤
- 小規模ながら専門性の高い研究開発体制
- IoT製品のワンストップ開発対応力
- 複数業界への多角的事業展開
- 顧客ニーズに柔軟に対応可能な製品群
- クラウドサービスと通信サービスの融合
- 国内法遵守と品質管理の徹底
- 市場に適応した柔軟な事業転換力
- 自社でのビーコン端末開発能力
- 独自のIoTデータ通信技術
- シンプルな組織運営による効率性
競争上の優位性
- 国内IoTビーコン市場における先駆者的存在で高いブランド認知度
- スマホ普及以前の携帯向けJava組込み領域での確立された技術基盤
- 光通信グループの大型販売チャネルと財務基盤による安定性
- 法人向けMVNOサービス連携による通信・機器一体サービスの展開
- IoTデバイスからクラウドまで自社で一貫開発可能な技術体系
- 複数業種へのビーコン採用実績が示す信頼性
- エッジ機器とクラウド連携によるソリューション提供力の高さ
- 子会社との連携強化によりアジャイルなサービス展開が可能
- 過去の赤字からの収益改善で築いた経営再建の経験
- IoT関連の市場成長を背景に需要増加を狙う事業ポートフォリオ
- 国内法規制に準拠した安全安心な製品設計
- 小規模ながら専門家集団としての迅速な研究開発対応
- 柔軟な価格設定による多様な顧客対応が可能
- 長期間のJavaプラットフォームの市場シェア確保による信頼
- M2MからMVNOへの戦略的事業転換の成功経験
脅威
- 大手通信キャリアの直接参入による競争激化
- 海外ベンダーの低価格IoT製品の商品流入
- IoT市場の技術革新スピードによる陳腐化リスク
- スマートフォンなど代替技術の普及によるニーズ変化
- 日本国内の人口減少による市場縮小
- 資本力の強い大手企業との競争困難
- 規制強化や通信インフラ変化の影響
- 新規参入者による価格競争の激化
- セキュリティ侵害による顧客信頼低下リスク
- サプライチェーン問題による製品供給遅延
- 資金調達力の制約による成長鈍化
- 国際情勢の悪化による部品調達リスク
イノベーション
2023: 法人向けIoTデータ通信サービス「unio」強化
- 概要
- IoTデバイス向けの法人用データ通信サービスを改善し、多様な用途に対応。
- 影響
- 顧客基盤拡大と売上増加に貢献
2022: LTE内蔵ドライブレコーダー「AORINO」販売開始
- 概要
- サブスクリプション方式のLTE通信機能付きドライブレコーダーを展開。
- 影響
- 物流、運送業界での導入進展
2021: MyBeaconシリーズの技術アップデート
- 概要
- 消費電力削減と精度向上を図ったビーコン端末の新モデルを発売。
- 影響
- 商品競争力の強化に寄与
2020: クラウドIoT管理プラットフォーム開発
- 概要
- IoTデバイスの遠隔管理とデータ分析を統合したクラウド基盤の構築。
- 影響
- 顧客満足度向上と新サービス創出
サステナビリティ
- 省電力技術の推進による製品の環境負荷低減
- 製品材料のリサイクル対応促進
- サプライチェーンの環境基準適合強化
- IoTサービスの社会課題解決活用促進
- 健康・安全に配慮した製品設計