田谷
基本情報
- 証券コード
- 4679
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- 生活関連サービス
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1975年09月
- 上場年
- 1997年09月
- 公式サイト
- https://www.taya.co.jp/tww/company/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 協立情報通信, テクノマセマティカル, エムケイシステム, 城南進学研究社, ピーエイ, 日本製缶, キュービーネットホールディングス, コンヴァノ, 日本抵抗器製作所, マックハウス, アートネイチャー, タカセ, AB&Company, エム・エイチ・グループ, 植松商会
概要
田谷は1975年創業の美容室チェーン大手で、多数のブランド展開と直営店舗運営に強みを持つ国内トップクラスの美容サービス企業です。
現状
田谷は2021年3月期に売上高約67.8億円を計上しましたが、経常利益は約12.8億円の赤字となっています。主要ブランド「TAYA」を中心に首都圏や九州を主力市場として直営美容室を展開しています。新型コロナウイルス感染拡大により顧客数が減少し、業績は厳しい状況にありますが、2021年には構造改革プラン「T9」を実施し、店舗閉鎖や運営効率化を図っています。2024年にはブランドロゴ刷新を行い、イメージ向上と顧客関係強化を狙っています。直営経営と自社商品の開発・販売により収益源を多様化し、業界内の競争激化に対応しています。経営陣の交代もあり、再建と持続的成長を目指す中期戦略を推進中です。サステナビリティ面は今後拡充が期待されています。
豆知識
興味深い事実
- 1964年東京オリンピック開会式の日に創業者が美容室を開業。
- 「TAYA」ブランドは全国に直営で約80店舗展開。
- 低価格型サロン「Shampoo」を福岡県に最初に開設。
- 1988年より国際ヘアドレッシングコンテストに複数回出場歴あり。
- 楽天市場やYahoo!ショッピングで自社製品を販売。
- 会員向け情報誌「MARIQUITA」を自社発行。
- 2024年にブランドロゴを刷新し漢字の『人』をモチーフに採用。
- 社長交代劇と経営再建プランを2022年に実施。
- 創業者で名誉会長だった田谷哲哉氏は2022年に81歳で逝去。
- オンラインショップとリアル店舗を連携させたOMO戦略を展開。
隠れた関連
- 創業者田谷哲哉は日本の美容業界における国際交流に尽力し、アジア各都市での美容コンテストを主催。
- 美容用ウィッグ事業は医療機関との連携も深く、がん患者支援に貢献。
- 低価格業態『Shampoo』は地域コミュニティに根づいた新たなマーケットを創造。
- 直営重視の店舗展開で全国の雇用を支え、美容業界の人材育成に寄与。
- ブランド刷新でのロゴに込めた『人と人』の意味は企業文化の根幹を示す。
- 楽天市場進出によりECと店舗販売の融合を早期に推進。
- 国際コンテストの出場は技術向上と海外展開の橋渡しも兼ねている。
- 代表取締役社長交代は再建期に経営の求心力を向上させている。
将来展望
成長ドライバー
- デジタル化による予約・販売の利便性向上
- フリーランス美容師市場の拡大と連携強化
- 高齢化社会による医療用ウィッグ需要増加
- 首都圏以外地域での店舗展開拡大
- 新規自社製品開発による収益多角化
- 美容業界での人材育成・教育強化
- サステナブル素材・サービスの需要増加
- オンラインコミュニティ構築と顧客ロイヤルティ向上
- 美容技術の国際展開・ブランド強化
- 健康志向の生活者向けサプリ需要増大
- EC販売チャネルの積極活用と強化
- 政府の地域活性化支援と連携促進
戦略目標
- 全国各地に直営店舗150店舗以上の実現
- ブランド認知度と顧客満足度の全面的向上
- サステナブル美容商品の売上比率50%以上
- DX推進による店舗運営効率30%増改善
- 医療用ウィッグ市場における国内トップシェア獲得
- フリーランス美容師店舗ネットワークの拡大
- 収益構造の多角化で安定利益の確保
- 地域連携型の美容技術教育基盤の充実
- 近未来的美容サービス導入による差別化推進
- 自治体・地域社会との連携強化による社会的価値創造
事業セグメント
美容室運営支援
- 概要
- 直営美容室の運営と品質管理を支援するサービス。
- 競争力
- 長年培った直営ノウハウと教育体制
- 顧客
-
- 直営店舗運営本部
- エリアマネージャー
- スタッフ教育部門
- トレーニングセンター
- 製品
-
- 美容技術指導
- スタッフ研修プログラム
- 店舗運営システム
- 店舗装飾・設備管理
美容用商品開発・卸売
- 概要
- 自社ブランドやOEM商品の製造販売を行う。
- 競争力
- 独自の技術開発力およびブランド力
- 顧客
-
- 直営店舗
- 美容室チェーン
- 化粧品小売店
- オンラインストア
- 製品
-
- ヘアケア製品
- スキンケア商品
- ウィッグ製品
- 美容用化粧品
ITソリューション提供
- 概要
- 美容室向けITサービスの開発と提供を実施。
- 競争力
- 業界に特化した実績あるシステム構築
- 顧客
-
- 自社美容室
- フリーランス美容師
- 小規模美容サロン
- 製品
-
- 予約管理システム
- 顧客管理ツール
- オンラインショッププラットフォーム
美容講習・イベント事業
- 概要
- 美容師技術向上のための講習会や催事開催。
- 競争力
- アジア連携の国際的コンテスト企画
- 顧客
-
- 美容師
- 美容専門学校
- 美容業界団体
- 製品
-
- ヘアメイク講習
- 技術コンテスト運営
- 業界向けセミナー
ウィッグ販売・メンテナンス
- 概要
- 医療向けを中心に高品質ウィッグを提供。
- 競争力
- 医療現場のニーズに合った製品開発
- 顧客
-
- 医院・クリニック
- 美容室顧客
- 医療用ウィッグ需要者
- 製品
-
- 医療用ウィッグ
- メンテナンスサービス
- カスタムオーダー
競争優位性
強み
- 首都圏・九州での強固な直営店舗網
- 多彩なブランド展開による顧客層の広さ
- 自社開発商品の保有で収益多角化
- 長年の美容業界実績と信頼ブランド
- 積極的なデジタル化による予約利便性
- 教育制度によるスタッフ技術力の向上
- 経営構造改革への迅速な対応
- 地域密着型サービスの提供
- 多岐にわたるBtoB事業展開
- 全国的な知名度とブランド認知度
- 新規ブランドと低価格業態の併存
- 強力な顧客会員組織の運用
- 専門的なクリエイティブチームの活躍
- 多言語対応や海外経験者の育成
- 柔軟な人材採用とフリーランス支援
競争上の優位性
- 幅広い価格帯に対応した多様なブランド戦略
- 直営経営による店舗サービス品質の安定性
- オンライン予約システムの早期導入
- 業界屈指のスタッフ教育と技術継承ノウハウ
- 自社製品の開発・販売による付加価値提供
- 地域特性を考慮した店舗展開の最適化
- 国際的な美容コンテストへの継続的参加で技術力をアピール
- 柔軟な店舗構成で新たな顧客ニーズに対応
- 構造改革プランによる収益改善の即効性
- ブランドリニューアルで顧客ブランドロイヤルティを強化
- 医療用ウィッグ市場への特化で差別化
- 情報誌とアプリの活用による顧客接点強化
- 高い店舗立地戦略による集客力確保
- 多角化サービス展開による市場変動リスク分散
- フリーランス支援で人材獲得競争に対応
脅威
- 新型コロナウイルスによる集客減少
- 美容業界の人材不足と競争激化
- 低価格サロンやフリー美容師の増加
- 経済状況の変動による消費者支出減
- 美容商材の外部競合ブランド拡大
- 地域別の人口減少による市場縮小
- オンライン美容サービスの台頭
- 原材料価格の高騰が利益率圧迫
- 規制強化によるコスト増加リスク
- 社会的価値観の変化によるブランド影響
- 急速なIT技術変化への対応遅れ
- 競合他社の積極的M&A戦略の影響
イノベーション
2024: ブランドリニューアル・ロゴ刷新
- 概要
- ブランドロゴを正体「TAYA」に変更し、ブランドイメージを刷新。
- 影響
- 顧客のブランド認知度と親近感が向上。
2021: 構造改革プラン「T9」の実施
- 概要
- 33店舗の閉鎖や運営効率化を含む経営改革を推進。
- 影響
- 赤字体質の改善と事業持続可能性の向上。
2020: オンライン予約・販売システム強化
- 概要
- 予約管理システム「リザービア」と公式アプリを導入拡充。
- 影響
- 顧客利便性向上とネット売上拡大に寄与。
2022: 自社開発ウィッグ製品の拡充
- 概要
- 医療・美容用途向け高品質ウィッグの製造・販売強化。
- 影響
- 新たな収益源の確立と市場シェア拡大。
2023: フリー美容師向け店舗展開強化
- 概要
- 自由契約型店舗を全国で拡大し人材不足に対応。
- 影響
- 人材確保とサービス多様化に成功。
サステナビリティ
- 店舗の省エネ設備導入促進
- 廃棄物リサイクル率向上プログラム
- 環境に優しい美容材料の採用推進
- 地域社会への美容技術教育支援
- 感染症対策の徹底による安全環境整備