マンダム
基本情報
- 証券コード
- 4917
- 業種
- 化学
- 業種詳細
- 日用品・生活用品
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1927年12月
- 上場年
- 1988年11月
- 公式サイト
- https://www.mandom.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- パス, 資生堂, ミルボン, コーセー, ハーバー研究所, ポーラHD, ノエビアホールディングス, プレミアアンチエイジング, リベルタ, アクシージア, エステー, ハウスオブローゼ
概要
マンダムは1927年創業の男性用化粧品大手で、国内トップクラスのシェアを誇り、ギャツビーなどの強力なブランドを有する企業です。
現状
マンダムは2019年3月期に連結売上高約790億円、従業員約2,900名で事業を展開しています。主力の男性用化粧品ブランド「ギャツビー」は国内市場で高いシェアを持ち、インドネシアをはじめとするアジア各国での売上成長が今後の柱となっています。近年は高齢者向け「マンダム」シリーズや若年層向けの「ギャツビー」など幅広い世代に対応した製品群を展開。製品開発ではミドル脂臭の成分特定や環境に配慮した工場設備の整備などに注力し、2021年には新生産棟を福崎工場に建設しました。サステナビリティへの積極的な取り組みも進めており、国内外でのブランド強化やデジタルマーケティングで競争力を高めています。経営体制は同族企業の特色を活かしつつ、グローバル展開と新分野開拓への投資を継続中です。事業面ではスキンケアや洗顔料など多角化を図り、コロナ禍での除菌製品販売や遠隔診療企業との提携など新しい市場開拓も行っています。
豆知識
興味深い事実
- 1933年発売の丹頂チックはロングセラー商品
- 1970年代のチャールズ・ブロンソンCMが社会現象に
- ギャツビーは若者向け男性化粧品市場で最大ブランド
- 30代〜40代の『おやじ臭』原因物質を特定した企業
- VI刷新で新コーポレートスローガンを2021年に制定
- 福崎工場に146億円の最新設備を導入済み
- 海外ではインドネシア市場が主要成長ドライバー
- 多くの有名俳優や歌手をCMキャラクターに起用歴あり
- 特殊な要時生成型亜塩素酸イオン水溶液技術を所有
- みどり会・三和グループの会員企業として連携強化
隠れた関連
- マンダムは三和グループの重要企業で多業種と資本関係が深い
- チャールズ・ブロンソンのCMが日本のポップカルチャーに影響を与えた
- 長年のCM戦略で芸能界とのコネクションが強固
- インドネシアの現地法人がジャカルタ証券取引所に上場している
- 国内主要株主に公益財団法人西村奨学財団が挙げられる
- 販売体制は直販から代理店経由へ複数回変遷してきた
- 女性用化粧品市場への参入は1984年のピュセルブランド開始から
- 1970年代後半に販売したスポーツイメージのスポルディングブランドも展開歴あり
将来展望
成長ドライバー
- アジア市場での男性化粧品需要の持続的成長
- 新技術による製品品質と安全性の向上
- 積極的なデジタルマーケティング展開
- 消臭・除菌製品など新規カテゴリーの開拓
- 持続可能な製造プロセスの拡大、環境意識の高まり
- 高齢化社会に対応した新製品開発強化
- グローバルサプライチェーンの最適化
- 多様な顧客層に応える製品ラインの多様化
- 遠隔診療や健康関連市場参入による事業拡大
- ブランド価値の向上とファンベースの拡大
- 新興国市場における販売チャネル強化
- イノベーションを促進する社内外連携
戦略目標
- グローバル売上比率を50%以上に拡大
- 持続可能な工場運営による環境負荷30%削減
- 次世代消臭・スキンケア技術の確立
- 多世代対応の製品群多様化と市場シェア拡大
- 社会的責任を果たす企業活動の継続強化
- 国内外でのブランド認知度を高める
- 新規事業領域として健康・医療市場への本格参入
- デジタル販売チャネルの多角化と収益化
- 従業員の多様性と働きやすさの推進
- 製品安全性基準の国際的整合性向上
事業セグメント
海外製造・販売事業
- 概要
- アジア各国に現地法人を設置、多様な製品を展開するグローバル事業。
- 競争力
- 広範な現地ネットワークと国際的ブランド力
- 顧客
-
- インドネシア市場
- シンガポール市場
- 台湾市場
- タイ市場
- フィリピン市場
- マレーシア市場
- 中国市場
- 韓国市場
- インド市場
- ベトナム市場
- 製品
-
- 男性化粧品
- スキンケア用品
- ヘアケア用品
- 除菌製品
美容サロン・エステ向け製品販売
- 概要
- 専門店ルートへの高品質製品供給とサービス提供。
- 競争力
- 専門性の高い製品開発と顧客サポート
- 顧客
-
- 美容サロン
- エステティックサロン
- 理美容師
- 製品
-
- エステ用化粧品
- 医薬部外品
- ヘアケア製品
人材派遣・請負サービス
- 概要
- 障害者雇用促進を含む人材派遣を展開する特例子会社事業。
- 競争力
- 社会的責任を果たす運営体制
- 顧客
-
- グループ会社
- 外部企業
- 製品
-
- 人材派遣サービス
- 請負業務
競争優位性
強み
- 国内男性化粧品市場トップシェア
- 主力ブランドの強力な市場認知度
- アジアを中心としたグローバル展開
- 長年の技術開発による製品多様性
- 独自成分を活かした製品開発力
- 安定した資本基盤と同族経営の強み
- 多様な販売チャネルの確保
- 積極的なサステナビリティ対応
- 高い生産技術と効率的な工場運営
- 効果的なマーケティングと広告戦略
- 豊富な製品ラインナップとブランド力
- 地域に密着した社会貢献活動
- 長期的な海外市場戦略
- 堅実な財務体質
- 強力な研究開発チーム
競争上の優位性
- 「ギャツビー」を中心とした男性用化粧品ブランドの市場浸透力
- 東南アジアを主軸にした成長戦略で海外売上を拡大
- 独自の香料開発や消臭技術による製品差別化
- 本社と海外工場の連携による供給網の強固化
- デジタルマーケティング活用による若年層への訴求強化
- サステナビリティ推進による企業イメージの向上
- 長期的なブランド育成と歴史に裏付けされた信頼感
- 充実した商品ラインアップによる顧客ニーズへの対応
- 戦略的なCMキャラクター起用による認知度アップ
- 協働事業による新市場開拓と技術革新促進
- 環境対応製品や安全性の高い商品開発力
- 同族経営による迅速な意思決定
- 高品質製品の海外市場での優位性
- 多国籍人材の活用によるグローバル人財育成
- 市場トレンドに対応した製品開発の柔軟性
脅威
- 大手他社との激しい国内競争環境
- 海外経済の不安定化リスク
- 環境規制強化による製造コスト増加
- 原料価格の変動による利益圧迫
- 急速な市場ニーズの変化への対応遅れ
- デジタル技術の急速な進展への対応負荷
- 新規参入企業による成長市場の競争激化
- 為替変動による海外収益の不確定性
- 消費者の健康志向の高まりによる製品要件強化
- SNS等でのブランドイメージリスク
- 後発技術による商品差別化の難化
- 少子高齢化による市場縮小の懸念
イノベーション
2021: 新生産棟の竣工
- 概要
- 福崎工場に146億円を投じた最新鋭の生産棟を建設。
- 影響
- 生産能力向上と製品品質の安定化を実現。
2020: 要時生成型除菌スプレー発売
- 概要
- 新製品『エムエーティ ピュア』で高機能除菌製品市場に参入。
- 影響
- コロナ禍での需要増加を取り込み、新分野開拓に成功。
2022: デジタルマーケティング強化
- 概要
- SNSを活用した若年層向け販売促進キャンペーンを展開。
- 影響
- ブランド認知度と新商品購買を増大。
2023: 遠隔診療企業との提携開始
- 概要
- 医療アプリ企業と連携し、肌トラブル対策の新サービスを開始。
- 影響
- 健康関連市場への新規参入を図る。
サステナビリティ
- 生産過程でのCO2排出削減を推進
- 水資源の効率的利用とリサイクル促進
- 環境負荷の少ないパッケージ素材採用
- 労働環境の多様性促進と障害者採用の強化
- 地域社会への社会貢献活動の継続実施
- 再生可能エネルギーの活用拡大
- 製品安全性向上のための厳格な品質管理
- グリーン調達の推進とサプライヤー監査
- 環境保全教育の従業員への実施
- 防災・災害対応における地域連携強化