フジマック
基本情報
概要
フジマックは1950年創業の業務用厨房機器の総合メーカーで、自社製造による熱・冷機器を主体に多品種を全国及びアジア圏に展開する業界有力企業です。
現状
フジマックは2019年3月期に連結売上高約369億円、経常利益約22億円を計上し、堅実な経営基盤を持ちます。熱機器と冷機器の自社生産を強みに業務用厨房機器市場で多様な製品群を提供、ホテルやレストランを中心に広く支持されています。海外にも販売拠点を展開し、アジアを中心に成長戦略を推進中です。研究開発に注力し、新技術の導入や製品ラインナップ拡充を進めています。環境配慮型製品の開発とサービス体制の強化で顧客満足度を向上させ、産学連携による技術革新も積極的に取り組んでいます。今後は物流効率化と海外市場開拓を加速し、持続可能な成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 物流子会社のトライアンス設立で供給網効率化を実現
- 熱機器と冷機器の両方を自社製造する業界唯一の企業
- フジテレビ料理番組のキッチン施工を長年担当
- アジア各国に多くの現地法人を有し積極展開
- 女子栄養大学と産学連携で技術革新を進める
- 福岡工場の歴史は1962年創業に遡る
- 2000年代に製造部門を分社化し生産効率を向上
- 製品多品種展開で顧客ニーズに柔軟対応
- 従業員数は連結で約1,040名(2019年時点)
- 代表取締役は熊谷俊範会長、熊谷光治社長の熊谷親子経営
- 南麻布本社へ2020年7月移転し都心アクセス向上
- 海外販売拠点を東南アジアに集中展開
- 製品の品質管理にトーマツ監査法人が関与
- 歴史あるブランド力を背景に業界内で高い信頼
- 業界有数の製品保守・アフターサービス体制
隠れた関連
- 料理番組への厨房施工提供でフジテレビと強い関係を持つ
- 地場の港区南麻布に本社を置く老舗企業グループとの連携
- 主要株主の株式会社ノヴァックスと経営協調関係にある
- 業務用厨房機器業界のコンソーシアム活動に積極参加
- 東南アジアの現地生産拠点と連携し中国にも販売法人が存在
- 全国69箇所の営業拠点が地域の飲食業と密接に連携
- 物流子会社は機器市場の配送効率化に貢献している
- 業界競合企業のホシザキやマルゼンとは直接競合関係にある
将来展望
成長ドライバー
- 業務用厨房機器の省エネ・環境規制強化対応
- 東南アジア市場の飲食店増加に伴う需要拡大
- IoT・デジタル技術の積極導入による差別化
- 多様な顧客ニーズに応える製品多品種展開
- 国内施設の老朽設備更新需要の増加
- 食品安全と衛生設備ニーズの高まり
- 物流効率化による競争力強化
- 産学連携を活かした新技術開発促進
- 海外現地製造・販売ネットワーク強化
- サステナビリティ対応製品の市場成長
- 働き方改革に対応したメンテナンス体制充実
- 新規顧客・業種開拓による市場拡大
戦略目標
- 熱機器・冷機器の更なる省エネ技術開発
- 海外売上比率50%以上の達成
- IoT対応製品の全製品ラインへの展開
- 製品リサイクル率80%以上の維持
- 事業多角化による売上500億円超え
- 顧客満足度90%以上の継続達成
- 物流効率化でCO2排出量削減30%達成
- 産学連携研究の定期的成果創出
- デジタル化による業務効率向上とコスト削減
- 多様な人材活用による持続的組織成長
事業セグメント
業務用厨房設備製造
- 概要
- 多品種の業務用厨房機器を自社製造し、多様な顧客の厨房環境に最適化して提案する事業。
- 競争力
- 熱機器と冷機器の自社一貫生産体制
- 顧客
-
- ホテル
- レストラン
- 外食チェーン
- 病院
- 介護施設
- 学校給食施設
- テーマパーク
- 食品加工工場
- 製品
-
- ガスオーブン
- スチームコンベクションオーブン
- 冷凍冷蔵庫
- 食器洗浄機
- フライヤー
- ベーカリー用オーブン
設備プランニング・施工サービス
- 概要
- 計画設計から搬入据付、保守まで一貫したサービスを提供する事業。
- 競争力
- 社内コンサルティングと技術スタッフによるトータル対応
- 顧客
-
- ホテル開発会社
- 飲食店経営者
- 公共施設運営者
- 製品
-
- 厨房設計
- 設備据付
- 保守メンテナンス
輸入商品販売
- 概要
- 海外製品の輸入販売と保守サービスを行う事業。
- 競争力
- 広範な海外ネットワークと現地支援
- 顧客
-
- 飲食店
- 業務用厨房設備販売店
- 製品
-
- 海外製業務用機器
- 調理器具
物流サービス
- 概要
- 物流子会社を通じて効率的な配送と倉庫管理を実施。
- 競争力
- グループ連携による一貫物流体制
- 顧客
-
- 自社グループ
- 外部企業向け
- 製品
-
- 機器配送
- 保管管理
競争優位性
強み
- 熱機器と冷機器の自社生産能力
- 多品種の製品ラインナップ
- 全国及びアジア圏での販売ネットワーク
- 産学連携による技術開発力
- 一貫した厨房設備施工サービス
- 堅実な財務基盤
- 長年の業界経験
- 柔軟なカスタマイズ対応
- 物流体制の充実
- 高品質な製品設計
- ブランド認知度の高さ
- 多様な顧客層への対応力
- 迅速なアフターサービス
- 海外進出の積極展開
- 高い技術専門性
競争上の優位性
- 業界で唯一、熱機器・冷機器を自社一貫製造
- 全国69の営業拠点と海外グループ企業の拠点網
- 多様な顧客ニーズに応える製品多品種展開
- 企画から施工、メンテまでトータルサポート可能
- 産学連携による継続的な技術革新推進
- 安定した財務基盤と資本構成の健全性
- 迅速なアフターサービス体制で顧客満足度向上
- 総合厨房メーカーとしての高い信頼性
- 海外現地法人設立によるグローバル展開強化
- 物流子会社による効率的な供給網構築
- 強いブランド力と業界内での認知度
- 多岐に渡る業務用厨房ニーズに柔軟対応
- 営業と技術の密接な連携体制
- 先進設備の生産投入による品質安定
- 国内外の市場変化に適応した経営戦略
脅威
- 国内外の景気変動による需要変動リスク
- 中国や東南アジアの競合企業の価格競争
- 素材・エネルギー価格の変動によるコスト増
- 長期的な人材確保の難しさ
- 法規制や環境基準の強化対応負担
- 新技術・製品の急速な陳腐化リスク
- 為替変動による輸入コストの不安定化
- 新型パンデミック等の市場混乱リスク
- 顧客の設備更新サイクルの不透明さ
- 見込み違いによる過剰在庫リスク
- 海外展開における政治・規制リスク
- サプライチェーンの断絶リスク
イノベーション
2023: 省エネ高速スチームコンベクションオーブン開発
- 概要
- 新型オーブンは高効率な蒸気循環技術を採用し、省エネ性能と調理品質を高めた。
- 影響
- 厨房のエネルギーコストを15%削減
2022: デジタル連携型厨房機器の提供開始
- 概要
- IoT技術を活用し、遠隔管理・モニタリング可能な厨房機器を開発した。
- 影響
- メンテナンス効率を向上、故障率20%低減
2021: 環境対応型冷凍冷蔵庫の製品ライン拡充
- 概要
- 新冷媒採用による環境負荷低減型冷機器を複数のモデルで展開開始。
- 影響
- CO2排出削減に貢献
2020: 産学連携による厨房機器の耐久性向上技術開発
- 概要
- 女子栄養大学との連携で機器耐久性と衛生管理の両立技術を研究・開発。
- 影響
- 製品寿命延伸、顧客満足度向上
サステナビリティ
- 省エネ機器開発による環境負荷低減推進
- 製品リサイクルと廃棄物削減の推進
- 省資源設計による材料使用量の最適化
- エコ物流導入によるCO2排出削減
- 産学連携による持続可能技術の研究強化
- 地域社会への環境教育支援活動
- グリーン調達方針の徹底
- 社員参加型エコキャンペーン実施
- 環境管理体制の国際規格認証取得
- 製品の長寿命化による廃棄抑制
- 社内デジタル化推進による紙資源削減
- 持続可能なエネルギー利用拡大