三浦工業
基本情報
- 証券コード
- 6005
- 業種
- 機械
- 業種詳細
- 産業用装置・重電設備
- 都道府県
- 愛媛県
- 設立年
- 1959年05月
- 上場年
- 1982年12月
- 公式サイト
- https://www.miuraz.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- タクマ, エコム, 日阪製作所, NFKホールディングス, アズビル, CSP
概要
三浦工業は1959年設立の小型貫流ボイラーを主軸とした機械製造業界のリーディングカンパニーで、国内トップシェアを誇り環境技術で高い評価を得ています。
現状
三浦工業は2020年3月期に連結売上高1,436億円、営業利益185億円、純利益137億円を計上し安定した財務基盤を保持しています。主力の小型貫流ボイラーでの国内シェアはトップクラスで、食品加工機器や水処理機器でも高いシェアを持ちます。環境配慮型製品の開発に積極的で、水素燃料蒸気ボイラーの発売や量子水素エネルギーの共同開発など先進的な技術革新にも注力しています。2024年にはダイキン工業との資本提携を開始し、事業拡大と技術融合によるシナジー創出を狙います。保守サービス網も充実しており、国内外で安定した顧客基盤を築いています。今後も脱炭素社会を目指したクリーンエネルギー製品の拡充を中心に、中長期的な成長戦略を推進していく方針です。
豆知識
興味深い事実
- 1959年に法人化されてからボイラー製造に集中した専門企業。
- 小型貫流ボイラーで日本国内トップシェアを誇る。
- 2017年に水素燃料ボイラーを世界で初めて商品化。
- 創業は1927年、長い歴史と技術蓄積がある。
- 環境に優しい量子水素エネルギーを共同開発中。
- ダイキン工業と資本提携し業務提携を強化。
- 全国に充実した保守・サービス体制を持つ。
- テレビCMに島田紳助を起用した歴史がある。
- 愛媛県松山市に本社を置く地域密着型企業。
- 食品加工機器分野でも高い市場シェアがある。
- 船舶用機器の点検サービスを国内外で展開。
- 人的資本経営の上位100社入り。
- 軟水装置や水処理機器も製造し多角化を図る。
- 技術力の高さから顧客信頼が厚い。
- 従業員数は約5,800名で安定的な組織を維持。
隠れた関連
- ダイキン工業100%子会社との合弁会社設立による新技術融合。
- 量子水素エネルギー分野でクリーンプラネットと密接な連携。
- 地域のテレビ局あいテレビの主要株主で地域活動に寄与。
- 愛媛FCの袖スポンサーとしてスポーツ文化支援を行う。
- 船舶機器点検でトルコなど海外にも事業展開中。
- 長年にわたりテレビCMで著名人を起用しブランド力向上。
- 人的資本経営を積極導入し働きがいのある職場環境に注力。
- 食品加工機器とボイラーの技術融合による競争優位を確立。
将来展望
成長ドライバー
- 脱炭素社会の実現に向けた環境対応技術需要拡大
- 水素燃料ボイラーの市場拡大と技術革新
- ダイキン工業との資本業務提携によるシナジー効果
- 省エネルギー設備への業界全体の投資増加
- 食品加工産業の省力化・効率化ニーズ増加
- グローバル市場での環境技術需要の高まり
- IoT・AIを活用したスマート保守サービスの普及
- 船舶産業の環境規制強化に伴う設備更新需要
- 自治体を中心とした環境設備投資の加速
- 産業界における品質・安全要求の高度化
- 長寿命製品志向の高まりによるメンテナンス市場拡大
- 公的助成・補助金による脱炭素技術導入支援
戦略目標
- 水素燃料ボイラーの国内外市場シェア30%達成
- ダイキン工業との合弁事業で新規市場開拓
- CO2排出量を50%以上削減する製品ラインの確立
- 保守・サービスのデジタル化による顧客満足度向上
- グローバル環境規制対応製品の全社導入
- 研究開発投資を売上比5%以上に拡大
- 年間売上高2,000億円超の達成
- 従業員満足度90%以上の職場環境確立
- 廃棄物リサイクル率95%以上の維持
- 地域社会との連携強化と社会的責任の遂行
事業セグメント
産業用ボイラー販売・保守
- 概要
- 多様な産業分野向けにボイラーや関連機器の販売及び保守サービスを提供し、設備の安定稼働を支援しています。
- 競争力
- 保守サービス網の充実と高度な技術力
- 顧客
-
- 製造業
- 食品工場
- 医療機関
- 公共施設
- 造船業
- 病院
- ホテル
- 鉄鋼業
- 化学工業
- 暖房設備業者
- 船舶会社
- 建設会社
- 製品
-
- 小型貫流ボイラー
- 水管ボイラー
- 保守サービス
- 蒸気配管設計
- 環境対応型ボイラー
- 水素燃料ボイラー
- 蒸気滅菌機器
- 燃焼制御システム
- 排ガス浄化装置
- 省エネシステム
- 熱交換器
- 蓄熱設備
- 船舶機器点検
- 軟水装置
- 廃熱回収装置
水処理・環境機器
- 概要
- 高度な水処理技術と環境対応機器の提供で、環境保全・循環型社会の実現に寄与しています。
- 競争力
- 高性能・省エネの最新水処理技術
- 顧客
-
- 上下水道事業者
- 製造業
- 自治体
- 環境プラント業者
- 食品加工業
- 化学工業
- 発電所
- リサイクル業者
- 医療施設
- 農業関連
- 公共施設
- 製品
-
- 軟水装置
- 水処理装置
- 排ガス除去装置
- 濾過装置
- 排水処理機器
- 水質改善装置
- 排熱利用装置
- 環境センサー
- 膜処理システム
- 脱硫装置
- 水再生設備
- 排水浄化設備
食品加工機器
- 概要
- 食品業界の生産性向上と品質改善を支援する高性能調理・加工機器を提供しています。
- 競争力
- 業界ニーズに対応した製品設計とサポート体制
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 外食産業
- 食品加工工場
- 飲食店
- ホテル
- 給食事業者
- 短期大学
- 病院厨房
- 学校給食
- 食品流通業
- 製品
-
- 業務用蒸気調理機器
- 蒸気コンベクションオーブン
- 蒸気滅菌装置
- 調理機器保守サービス
- 食品加工ライン機器
船舶機器点検・保守
- 概要
- 船舶向け蒸気設備の安全・効率運用をサポートする点検・保守サービスを提供します。
- 競争力
- 高度な技術と国内外でのサービス網
- 顧客
-
- 船舶会社
- 海運業者
- 造船業者
- 港湾管理会社
- 製品
-
- 船舶用蒸気ボイラー点検
- メンテナンスサービス
- 船舶設備保守
- 技術コンサルティング
省エネルギー・環境技術開発
- 概要
- 脱炭素社会実現に向けた最新技術開発と環境対応製品を推進しています。
- 競争力
- 先進的な研究開発と産学連携体制
- 顧客
-
- 産業団体
- 政府機関
- 研究機関
- 製造業
- 製品
-
- 水素燃料ボイラー
- 量子水素エネルギー関連機器
- 省エネ制御システム
- 環境技術コンサルティング
熱交換機器産業向け
- 概要
- 高効率熱交換器や蓄熱システムを提供し、省エネと生産性向上を支援します。
- 競争力
- 高性能カスタマイズ製品と技術力
- 顧客
-
- 製造業
- エネルギー業
- 化学産業
- 製品
-
- 熱交換器
- 蓄熱装置
- 工業炉要素部品
蒸気配管関連設備
- 概要
- ボイラー供給システムに必須の配管・制御機器を設計・販売しています。
- 競争力
- 一貫設計による最適化と信頼性
- 顧客
-
- ボイラー設置業者
- 工場
- 建設会社
- 製品
-
- 蒸気配管設計
- 蒸気バルブ
- 制御装置
保守点検サービス
- 概要
- 専門技術者による全国的なボイラー保守と点検を実施しています。
- 競争力
- 充実のサービス網と迅速対応
- 顧客
-
- 工場
- 病院
- 公共施設
- 製品
-
- 定期点検
- 緊急対応サービス
- 設備診断
教育・研修サービス
- 概要
- ボイラー及び関連機器の操作・保守研修を提供し安全運用を支援。
- 競争力
- 専門的かつ実践的研修内容
- 顧客
-
- 顧客企業
- 技術者
- 製品
-
- 操作研修
- 保守教育
- 安全管理研修
オートメーション制御システム
- 概要
- ボイラー燃焼や排出制御の自動化システムを開発・提供しています。
- 競争力
- 業界特化型制御技術
- 顧客
-
- 工場
- 製造業
- 製品
-
- 燃焼制御
- 省エネシステム
- 監視装置
環境対応製品開発
- 概要
- 環境規制対応の製品開発及び販売を推進し社会的責任を果たしています。
- 競争力
- 法規制に準拠した高性能機器
- 顧客
-
- 産業界
- 自治体
- 製品
-
- 低NOx燃焼機器
- 排ガス浄化装置
- 環境監視装置
競争優位性
強み
- 国内トップの小型貫流ボイラーシェア
- 環境対応製品開発力
- 広範な保守サービス網
- 長年の業界知名度と信頼
- 技術革新への積極的投資
- 多彩な製品ポートフォリオ
- 安定した財務基盤
- グローバル市場での展開
- 顧客密着型の営業体制
- 戦略的な資本提携
- 脱炭素社会への貢献
- 先進的な水素燃料技術実用化
- 高い製品品質と耐久性
- 幅広い業界ニーズ対応
- 専門技術者によるサポート
競争上の優位性
- 日本国内における小型貫流ボイラーの圧倒的シェア
- 環境技術(水素燃料や量子水素エネルギー)での先進的な地位
- 全国的に整備された保守・サービス網で顧客信頼を獲得
- ダイキン工業との資本・業務提携による技術融合と新市場開拓
- 多様な産業分野に対応可能な製品ラインナップの充実
- 企業理念に基づく環境配慮及びサステナビリティ推進
- 高性能かつ省エネ性能に優れた製品設計技術
- 長期にわたる安定した経営実績と財務の健全性
- 顧客のニーズを的確に捉えた製品開発力
- 船舶機器の保守点検で専門性の高いサービスを提供
脅威
- エネルギー政策や環境規制の急激な変化リスク
- 国内外の競合他社による価格競争激化
- グローバルな資材価格の変動による製造コスト上昇
- 新技術開発の遅れによる市場シェア縮小リスク
- 水素燃料関連技術の市場普及速度の鈍化リスク
- 世界的な経済不安による需要減少の可能性
- 環境法規制の厳格化に伴う設備更新コスト増大
- 人材確保難による技術継承問題
- 為替変動の影響による収益の変動リスク
- 自然災害による生産・物流の混乱
イノベーション
2024: ダイキン工業との資本業務提携開始
- 概要
- ダイキンアプライドシステムズの49%取得と株式4.67%取得で連携強化。
- 影響
- 技術融合と事業拡大による競争力強化
2021: 量子水素エネルギーを利用した産業用ボイラー共同開発契約
- 概要
- クリーンプラネットと共に画期的な低炭素ボイラー技術を開発。
- 影響
- 低炭素社会への貢献と新市場創出
2021: 東京都低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定獲得
- 概要
- 水素燃料使用の蒸気ボイラーとして初の自治体認定を取得。
- 影響
- 製品の環境性能評価向上と販売促進
2020: 新型小型貫流ボイラーの省エネ技術向上
- 概要
- 燃焼効率と制御技術を大幅に改善した新製品投入。
- 影響
- 市場競争力の強化と顧客満足度向上
2022: 水処理機器の新型膜技術開発
- 概要
- 高性能濾過膜により処理効率を向上させた製品群を展開。
- 影響
- 水質改善分野での優位性拡大
2023: AIを活用した遠隔監視システムの導入
- 概要
- ボイラーの稼働状況をリアルタイム監視・解析し保守を効率化。
- 影響
- 保守コスト削減と故障予防効果の向上
2024: 水素燃料蒸気ボイラー新モデル開発
- 概要
- 運転効率と環境性能を兼ね備えた次世代モデルを市場投入。
- 影響
- 環境対応製品のラインナップ強化
2023: 食品加工用高効率蒸気機器の刷新
- 概要
- 調理効率を20%向上させる新技術採用の機器を販売開始。
- 影響
- 食品業界での採用拡大
2022: 廃熱回収型蓄熱システムの実用化
- 概要
- 工業現場の排熱再利用を促進する蓄熱装置を提供開始。
- 影響
- 省エネルギー推進とCO2削減に寄与
2020: 長寿命プレミアムボイラーシリーズ発売
- 概要
- 耐久性を向上しメンテナンス頻度を低減した製品展開。
- 影響
- 顧客のトータルコスト低減に貢献
サステナビリティ
- CO2排出ゼロの水素燃料ボイラー開発・普及促進
- 量子水素エネルギー共同開発による革新的省エネ技術創出
- 排出ガスの低減と環境規制対応製品の拡充
- 再生可能エネルギー活用の推進
- 製品の長寿命化とリサイクル設計の採用
- 社内での省エネルギー・省資源活動推進
- 従業員の環境意識向上プログラム実施
- 地域社会連携による環境啓発活動
- 環境・安全管理体制の高度化
- サプライチェーンにおける環境配慮の強化
- 廃棄物削減とリサイクル率向上目標の設定
- 脱炭素社会実現に向けた長期目標設定