月島ホールディングス

基本情報

証券コード
6332
業種
機械
業種詳細
建設・土木
都道府県
東京都
設立年
1917年05月
上場年
1949年05月
公式サイト
https://www.tsk-g.co.jp/
東証情報
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他の会社
関電工, 三機工, 日揮ホールディングス, 中外炉工業, 太平電業, 明星工業, 大気社, 三井海洋開発, 日工, 三菱化工機, 千代田化工建設, レイズネクスト, メタウォーター

概要

月島ホールディングスは1917年創業の機械メーカー持株会社で、水環境事業と産業用プラントを中心に業界で高い技術力を持つ企業です。

現状

月島ホールディングスは2022年度に連結売上高約931億円、営業利益約57億円、純利益約82億円を計上しております。主力の水環境事業では浄水・下水処理プラントの脱水設備や乾燥設備に強みを持ち、産業事業では化学・鉄鋼・食品プラント、真空装置製造を展開しています。2023年に持株会社制へ移行し事業の専門性・効率性を向上させる体制に刷新。国内外の多拠点展開により幅広い顧客基盤を持ち、PFI・DBO事業も推進しています。環境配慮や省エネルギー技術の開発にも注力し、持続可能な社会づくりを目指しています。今後は水処理装置の高機能化と産業プラント分野の受注拡大を狙い、事業基盤の強化と収益安定化を図る方針です。社会的責任を果たしつつ成長を続けるため、先端技術の導入やグローバル連携も進めています。

豆知識

興味深い事実

  • 設立当初は機械製作所として操業開始し100年以上の歴史がある。
  • 2023年に持株会社制に移行し、グループ経営の効率化を図った。
  • 水環境事業では日本国内の主要上下水道プラントに機器を納入。
  • 関連会社は東南アジア、ヨーロッパ、インドにも駐在員事務所を持つ。
  • 脱水装置の技術は業界内で高い評価を受けている。
  • 元映画監督円谷英二は1916年に一時在籍した経歴がある。
  • 同業他社との競合が多い産業用装置市場で独自技術を強みにしている。
  • 三和グループ及びみどり会のメンバー企業として社会的信頼が厚い。
  • 環境関連分野に特化し持続可能な社会に貢献している。
  • 公共事業を通じて地方創生にも貢献している。
  • 多様な産業分野のプラント設計を担う技術力が強み。
  • グループ企業による上下水及び産業事業の一体運営体制を敷く。
  • 環境装置の熱交換技術でエネルギー効率を追求している。
  • 従業員持株会や取引先持株会も存在し福利厚生に配慮。
  • 近年はAI活用の運転最適化システムを導入し省エネを推進。

隠れた関連

  • みどり会の一員として金融界を含む多業種の企業と連携している。
  • 三和グループに属し旧大輪会グループ等と事業面で関係が深い。
  • 主要株主には三菱UFJ銀行や大同生命、太陽生命といった大手金融機関が名を連ねている。
  • 東証プライム市場上場企業であり、1961年には大阪証券取引所にも上場していた歴史がある。
  • 多様な環境プラント技術は日鉄化工機や大林組など大手建設企業とも取引がある。
  • かつての子会社浅野研究所はマネジメントバイアウトによりグループから離脱している。
  • 東南アジアやインド、ヨーロッパに駐在員事務所を設置しグローバル連携を進めている。
  • 技術開発面では日立製作所や神戸製鋼所等の大手機械・重電メーカーとの協業実績がある。

将来展望

成長ドライバー

  • 環境規制強化に伴う水処理・廃棄物処理需要の増加
  • 省エネルギー・省資源技術の積極的導入
  • PFI・DBO事業を活用した官民連携の拡大
  • 海外市場への製品・サービス展開強化
  • AI技術によるプラント運転最適化推進
  • 持続可能な資源利用と環境保全への高まる期待
  • 多様な産業分野向けの機械製品拡充
  • グループ企業間シナジー創出による競争力強化
  • 国内インフラ老朽化対策の需要増加
  • 脱炭素社会実現に向けた環境対応機器の開発促進
  • 技術革新によるコストダウンと性能向上
  • 地域特性に合わせたカスタマイズ提案力

戦略目標

  • 持株会社によるグループ戦略の高度化と事業多角化
  • 水処理プラント分野での市場シェア30%達成
  • 省エネルギー装置の年間売上100億円超を確立
  • 海外事業売上比率を全体の20%まで拡大
  • 持続可能な環境技術開発への投資増強
  • PFI・DBO事業の全国展開拡大と新規受注獲得
  • AI技術を組み込んだプラント運転支援システムの完成
  • 産業廃棄物処理装置の環境対応レベル向上
  • 社員の技能向上と安全衛生環境の持続的改善
  • 地域社会との協働による環境教育プログラム実施

事業セグメント

水処理プラント建設

概要
上下水道向け汚泥処理及び環境プラントの設計・建設を手がける。
競争力
豊富な設計実績と高度な排泥処理技術。
顧客
  • 地方自治体上下水道事業者
  • 公共施設運営会社
  • 水処理関連企業
  • 環境コンサルタント会社
製品
  • 脱水装置
  • 乾燥設備
  • 焼却設備
  • プラント設計
  • PFI・DBO事業

産業プラント建設

概要
化学や鉄鋼、食品関連などの産業プラントを設計・施工する。
競争力
多分野対応力と高品質な製造技術。
顧客
  • 化学メーカー
  • 鉄鋼企業
  • 食品製造業者
  • エネルギー企業
  • 産業廃棄物処理業者
製品
  • 化学プラント設計
  • 真空装置製造
  • 環境設備
  • 廃棄物処理設備
  • プラント据付

機械製造・販売

概要
各種機械装置の製造と国内外の販売を行う。
競争力
高耐久性とエネルギー効率に優れる機械製品。
顧客
  • 水処理プラント会社
  • 産業機械販売店
  • 輸出企業
  • 建設会社
製品
  • 遠心分離機
  • 攪拌機
  • 真空ポンプ
  • 濾過装置

メンテナンス・サービス

概要
保守点検やメンテナンスサービスでプラント稼働率を向上。
競争力
迅速対応と高度な技術サポート。
顧客
  • プラント運営企業
  • 地方自治体
  • 産業関連企業
製品
  • 機械保守点検
  • 設備運転支援
  • 故障修理

環境コンサルティング

概要
環境規制対応のコンサルティング業務を提供。
競争力
専門知識と実務経験豊富な対応。
顧客
  • 自治体
  • 企業
  • 環境監査機関
製品
  • 環境影響評価
  • 法令遵守支援
  • プラント環境最適化

海外事業展開

概要
海外市場での水処理及び産業プラント事業を展開。
競争力
国内実績を生かした技術展開。
顧客
  • 海外水処理企業
  • 現地プラント業者
  • 海外自治体
製品
  • 汚泥処理設備
  • 環境プラント設計
  • 技術支援

産業廃棄物処理

概要
産廃処理向けの設備と運営を請け負う。
競争力
環境負荷低減技術に優れる。
顧客
  • 産業廃棄物業者
  • 自治体産業部門
  • リサイクル企業
製品
  • 焼却炉設備
  • 分別装置
  • リサイクルシステム

部品製造・販売

概要
機械装置の各種部品製造と供給。
競争力
高精度加工と対応力の高さ。
顧客
  • 機械メーカー
  • 建設会社
  • 工業資材店
製品
  • 機械部品
  • 真空装置部品
  • 水処理機器部品

エネルギー効率化ソリューション

概要
エネルギー効率向上につながる装置とシステム提供。
競争力
環境技術との融合力。
顧客
  • プラント運営者
  • 製造業
  • エネルギー企業
製品
  • 熱交換器
  • 省エネ装置
  • ヒートポンプ

技術ライセンス・販売代理

概要
技術使用や設備販売の代理業務を展開。
競争力
広域ネットワークによる取り扱い力。
顧客
  • 国内外企業
  • リース会社
製品
  • 技術提供
  • 装置販売代理

研究開発支援

概要
研究機関向けの専門機械と支援サービスを提供。
競争力
専門性の高い設計技術。
顧客
  • 企業研究所
  • 大学
  • 公的機関
製品
  • プラント設計調査
  • 実験機械製造

教育・研修サービス

概要
現場技術力強化のための教育研修を実施。
競争力
実務経験豊富な講師陣。
顧客
  • グループ企業
  • 外部企業
製品
  • 技術研修
  • 安全教育

競争優位性

強み

  • 上下水道汚泥処理設備の豊富な実績
  • 多様な産業プラント設計と建設能力
  • 国内外に広がる営業・サービス拠点網
  • 高度な真空装置および化学機械技術
  • 環境対応型設備の開発力
  • グループ内での技術連携体制
  • 安定した財務基盤と資本金の大きさ
  • 長い歴史に裏打ちされた信頼性
  • 持株会社体制による経営効率の向上
  • 顧客ニーズに即したカスタマイズ対応
  • 省エネルギー機器の製造販売
  • 多地域展開によるサービス迅速化
  • 幅広い産業分野への対応能力
  • 公共事業受注実績の信頼性
  • PFI・DBO事業の経験豊富

競争上の優位性

  • 上下水道関連の脱水・乾燥設備に特化した製品群
  • 産業用プラントの設計施工からメンテナンスまで一貫提供
  • 国内外に10拠点以上の営業・工場ネットワークを保有
  • 化学・鉄鋼・食品業界向け機械設備に強みがある
  • 環境規制対応の高度なプラント設計技術を持つ
  • 持株会社制移行によるグループ事業の専門性向上
  • 多様な事業ポートフォリオでリスク分散が図られている
  • 持続可能な社会を支える環境技術の開発に注力
  • 強固な顧客基盤と長期取引関係で安定受注
  • PFI・DBO事業で公共性と民間効率を融合
  • 高い社内技術力が長寿命機器の実現を実現
  • 地域特性に応じたサービス展開能力
  • 関連子会社とのシナジー効果を活かした提案力
  • 脱水装置の高効率化で業界トップクラス性能
  • 環境装置分野での先進的研究開発体制

脅威

  • 公共事業予算の変動による受注不安定性
  • 海外市場での競合他社の台頭
  • 技術革新のスピードに遅れるリスク
  • 環境規制強化による運用コスト増加
  • 原材料価格の上昇圧力
  • 自然災害による事業インフラ被害
  • 労働力不足による生産性低下の懸念
  • 為替変動による輸出入コストの影響
  • 顧客の設備更新遅延による需要低下
  • 新規参入企業による価格競争激化
  • サイバー攻撃や情報漏えいリスク
  • 地政学的緊張による海外ビジネスへの影響

イノベーション

2023: 持株会社制への移行と組織再編

概要
月島機械から月島ホールディングスへ社名変更し持株会社化を実施。
影響
事業専門性向上とグループ経営の効率化を実現。

2022: 高効率脱水技術の開発

概要
水処理用脱水装置の性能向上に向けた新技術を実用化。
影響
エネルギー消費を約15%削減しコストダウンに成功。

2021: 環境対応型焼却設備の刷新

概要
廃棄物焼却プラントにおける排ガス浄化技術を強化。
影響
環境負荷低減と規制対応力強化を両立。

2024: AIを活用したプラント運転最適化システム導入

概要
運転データ解析により省エネルギーと稼働率向上を実現。
影響
年間運転コスト10%削減に貢献。

2020: 海外拠点拡充と現地生産体制強化

概要
東南アジア及びインド拠点で技術支援と生産能力を拡充。
影響
海外売上比率向上につながる基盤整備。

2023: 環境負荷低減素材の開発

概要
プラント設備に用いる省資源かつ長寿命の新素材を採用。
影響
メンテナンスコスト及び廃棄物量を削減。

2022: 省エネルギー型熱交換器の開発

概要
新設計による効率的な熱回収技術を導入。
影響
エネルギー使用量12%減を達成。

サステナビリティ

  • 水処理プラントの省エネルギー設計推進
  • 低排出焼却技術の採用
  • 廃棄物資源循環の推進
  • 環境負荷低減を考慮した素材選定
  • 持続可能な水環境維持活動への参画
  • 地域環境保全プロジェクトへの協力
  • 省エネ機器の継続的開発と導入促進
  • グループ全体でのCO2排出削減目標設定
  • 労働安全衛生と職場環境の向上
  • 環境法規制の遵守体制強化
  • 再生可能エネルギー利用促進
  • 地域コミュニティと連携した環境教育