小森コーポレーション
基本情報
- 証券コード
- 6349
- 業種
- 機械
- 業種詳細
- 製造用機械・電気機械
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1946年12月
- 上場年
- 1983年04月
- 公式サイト
- https://www.komori.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 日リーテック, 明星工, トーアミ, 瑞光, 東京機械製作所, ミマキエンジニアリング, ヘリオステクノホールディング, ムサシ, MUTOHホールディングス
概要
小森コーポレーションは1946年創業の印刷機械製造大手で、国内紙幣印刷機市場で独占的地位を築く機械業界のリーディングカンパニーです。
現状
小森コーポレーションは2023年に連結売上高約876億円、純資産1,033億円を有し、収益基盤が盤石です。主力のオフセット印刷機械は国内市場でトップシェアを占め、国内唯一の紙幣印刷機メーカーとして高い信頼を獲得しています。技術革新では2009年のH-UV印刷機により業界競争力を一層強化し、海外市場では英国や米国、中国などに拠点を設けグローバルな販売体制を構築しています。環境配慮型製品開発やISO14001取得など、サステナビリティに積極的に取り組み、関係工場の統合や新技術研究に投資しています。今後はデジタル化や高度印刷技術を推進しつつ、国内外紙幣印刷の需要維持と拡大を見据えた成長戦略を策定しています。安定した財務基盤を背景に新規事業分野にも注力し、持続的な企業価値向上を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 国内唯一の紙幣印刷機メーカーとして知られる
- H-UV印刷技術で業界をリード
- 創業は1923年、小森機械製作所を前身とする
- ニューイヤー駅伝に実業団チームを出場させる異色企業
- 紙幣印刷プラントを海外の政府機関にも多数納入
- 2009年に独自のH-UV印刷機を発表し市場拡大
- 国内に多くのサービス拠点と工場を保有
- 長年にわたり印刷機械のデザイン賞を多数受賞
- 紙幣印刷では日本だけでなくインドやナイジェリアにも納入実績あり
- 環境認証ISO14001を取得し環境経営に注力
- 東京証券取引所の第1部に1984年指定替え
- グローバルニッチトップ企業100選にも選定
- 多数の子会社を国内外に持ち多角的展開
- 製造用機械業界で高いシェアの印刷・製紙機械部門に属する
- 資本金は377億円超で安定的な財務基盤
隠れた関連
- 政府の紙幣印刷機器納入を通じて金融機関や政府機関と深い関係を持つ
- 印刷産業以外の技術関連企業との協業で研究開発を進めている
- 国内外の特許保有で印刷機技術に関して業界トップクラスの知財を有する
- ニューイヤー駅伝の実業団チーム参加で社員の健康増進と企業イメージ向上に努める
- 海外に販売・サービス拠点を持ち複数の現地法人を設立してグローバル展開を加速
- 紙幣印刷向けシステム開発により政府認証関連産業と強い繋がりを持つ
- 関連株式銘柄に製造用機械や素材・化学会社が多く事業連携を行っている
- 印刷機械の環境対応機能を強化し環境認証取得企業との連携を図っている
将来展望
成長ドライバー
- 国内外紙幣印刷機の安定需要
- 高度デジタル印刷技術の開発と普及
- 環境負荷低減への製品進化
- アジアを中心とした海外市場の拡大
- 印刷機械のIoT対応とスマート化推進
- 製造現場の自動化ニーズ拡大
- 持続可能な社会実現への取り組み強化
- 紙幣以外の安全印刷市場への展開
- 高付加価値製品へのシフト
- 関連サービス事業の拡充
- サプライチェーン強靭化への投資
- 長寿命・高性能印刷機械需要の増加
戦略目標
- 紙幣印刷機における国内独占維持と海外市場拡大
- 環境規制対応型製品の比率70%以上
- 売上高1,000億円超達成
- 新規事業およびデジタル化事業の売上比率30%達成
- グローバル展開拠点の拡充
- 製造プロセスの完全デジタル化
- 研究開発投資の継続増加
- 働き方改革と人材育成の高度推進
- 高い顧客満足度維持とブランド価値向上
- 地域社会との共存共栄の強化
事業セグメント
印刷機械製造・販売
- 概要
- 印刷業界を中心に高品質な印刷機械と関連機器、サービス提供を行っています。
- 競争力
- 紙幣印刷機の国内独占と高度技術力
- 顧客
-
- 印刷会社
- 出版業者
- 紙幣印刷局
- 文具メーカー
- 広告代理店
- パッケージ印刷業者
- 出版印刷工場
- 商業印刷業者
- 政府機関
- 防衛関連企業
- 製品
-
- オフセット印刷機
- 紙幣印刷機
- 特殊印刷機
- プリント後処理機器
- 印刷管理ソフトウェア
メンテナンス・アフターサービス
- 概要
- 機械の稼働維持と性能向上のための総合サービスを提供しています。
- 競争力
- グローバルサービスネットワークと技術サポート
- 顧客
-
- 国内外印刷事業者
- 紙幣印刷局
- 印刷機械販売代理店
- サービス提供会社
- 製品
-
- 機械点検サービス
- 修理・部品交換
- 操作研修
- アップグレードサービス
紙幣・証書関連システム
- 概要
- 紙幣や証書の製造に不可欠な高信頼性機械とシステムを納入。
- 競争力
- セキュリティ性と信頼性の高さ
- 顧客
-
- 中央銀行
- 造幣局
- 政府認証機関
- 製品
-
- 紙幣製造一貫プラント
- 高セキュリティ印刷システム
- 証書プリンター
製造技術開発・研究
- 概要
- 印刷機械の革新技術と生産技術の研究開発を推進しています。
- 競争力
- 業界内トップレベルの研究開発力
- 顧客
-
- 自社開発部門
- 研究機関
- 産学連携パートナー
- 製品
-
- 新印刷技術開発
- 生産効率向上ソリューション
- 環境対応技術
海外市場支援
- 概要
- グローバル展開を支える販売とサービスの現地対応。
- 競争力
- 多国籍販売網と対応力
- 顧客
-
- 海外印刷会社
- 現地代理店
- 海外サービス拠点
- 製品
-
- 現地販売支援
- 技術サポート
- カスタマイズ製品
競争優位性
強み
- 国内唯一の紙幣印刷機メーカー
- 印刷機械分野での長年の技術蓄積
- 高い製品カスタマイズ力
- グローバルな販売・サービスネットワーク
- 強固な財務基盤
- ISO14001取得による環境対応体制
- 製品の高信頼性と性能
- 多様な印刷機械ラインアップ
- 顧客との長期的な信頼関係
- 高い品質管理体制
- 充実した国内外サービス拠点
- 持続可能な製造プロセス
- 経営陣の安定したリーダーシップ
- 豊富な特許保有
- 専門技術者による技術支援
競争上の優位性
- 国内紙幣印刷市場で独占的地位を確保し安定収益
- H-UV技術など独自の印刷技術開発に成功
- 幅広い製品ラインアップで多様な市場ニーズに対応
- 海外拠点の充実により国際競争力を強化
- 高いアフターサービス体制で顧客満足度向上
- 製造プロセスにおける環境負荷低減努力
- 長期的な顧客関係構築に基づく安定した注文
- 製品品質と信頼性における高い評価
- 専門技術者チームによる迅速な問題対応
- 多国展開による市場リスク分散
- 資本力を活かした研究開発投資
- 高度印刷技術とデジタル化対応力
- 厳格な品質管理による障害低減
- 製紙機械を含めた生産工程の一貫提供
- ブランド認知度の高さと業界での信頼度
脅威
- 海外メーカーの価格競争激化
- 印刷業界のデジタル化による需要縮小
- 原材料価格の変動リスク
- 為替変動による収益影響
- 新規技術開発の遅れリスク
- 環境規制の強化による設備投資負担増
- グローバル政治リスクによる海外販売減少
- サプライチェーン断絶リスク
- 労働力不足による生産能力低下
- 経済情勢悪化による設備投資抑制
- 新興市場の競合企業台頭
- 技術者の人材流出リスク
イノベーション
2025: 米ドル紙幣印刷機の受注強化
- 概要
- 米国ドル紙幣印刷局向けに複数台の銀行券印刷設備を受注し規模を拡大。
- 影響
- 国内唯一の紙幣印刷機業者として収益基盤を強化。
2023: H-UV印刷技術の高度化
- 概要
- 従来のH-UV技術を進化させ印刷品質と環境性能を改善。
- 影響
- 市場シェア拡大と顧客満足度向上に貢献。
2022: スマートメンテナンスシステムの導入
- 概要
- IoT技術を活用し印刷機械の稼働監視と予防保全を強化。
- 影響
- ダウンタイム削減と運用効率向上を実現。
2024: 環境配慮型製品開発推進
- 概要
- 省エネ材料・工程を適用した新印刷機械シリーズ投入開始。
- 影響
- 顧客の環境負荷低減ニーズに応える。
2021: 海外生産拠点の設備統合
- 概要
- 海外工場の合理化と生産能力増強によりコスト削減を実施。
- 影響
- グローバル競争力の強化に寄与。
サステナビリティ
- ISO14001認証の継続的維持と拡大
- 製造プロセスにおけるCO2排出量削減
- 廃棄物リサイクル率向上計画
- 省エネ印刷機械の開発と普及促進
- 従業員の環境教育プログラム推進