アクセル
基本情報
- 証券コード
- 6730
- 業種
- 電気機器
- 業種詳細
- 半導体・電子部品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1996年02月
- 上場年
- 2002年12月
- 公式サイト
- https://www.axell.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
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- 他の会社
- キオクシアホールディングス, 日本調理機, ディジタルメディアプロフェッショナル, 高田機, ソシオネクスト, サンケン電気, ルネサスエレクトロニクス, ザインエレクトロニクス, アオイ電子, 新電元工業, メガチップス, ローム, 三光産業
概要
アクセルは1996年創業の東京都千代田区に本社を置く、遊技機向けLSI開発に特化した国内有数のファブレス半導体企業です。
現状
アクセルは2022年3月期に連結売上高約106億円、営業利益約8億円を計上し、遊技機向けLSI開発を主軸に収益基盤を持ちます。創業者の技術蓄積を活かしパチンコ・パチスロのグラフィック・音源LSIに強みがあり、ファブレス企業として機動的な製品開発を実現しています。パチンコ市場の成熟と台数減少に対しては、マイニング用ASICや機械学習・AI、ブロックチェーン分野での新規事業開拓を進め成長を模索中です。技術面では音声LSIに関する特許問題を解決し、独自技術体制を強化しています。資本金は約10億円、従業員数は約116名とコンパクトながら、高度技術者が多く在籍し研究開発に注力しています。環境変化に対応した多角化戦略を掲げ、2030年に向けて新規領域の収益拡大と既存遊技機事業の安定維持を目指しています。株主構成は信託銀行や大株主が分散し、長期的な経営安定に寄与しています。今後も技術革新を軸に組み込み機器市場での幅広い用途開拓を戦略課題としています。
豆知識
興味深い事実
- 創業者は日本製鉄の半導体部門出身技術者
- パチンコ遊技機向けグラフィックLSIに特化した国内唯一のファブレス企業
- ヤマハとの音声LSI特許侵害訴訟を和解で解決
- 秋葉原UDXに本社を置き技術都市圏の利点を活用
- 従業員一人当たり売上高は業界内高水準
- 主力製品AG6は多くの遊技機に採用
- LSI技術の応用でマイニングASIC製品を展開
- 2022年以降、AI・ブロックチェーン事業を積極推進
- ファブレスでありながら自社設計力に優れる
- デジタルメディアの関連企業としても注目される
- 地場の秋葉原地域との連携で新技術開発を促進
- 代表取締役交代は経営安定性をもたらしている
- 独自技術の積極的な特許出願を継続
- 子会社を通じたソフト開発や新事業展開も実施
- 日経平均銘柄ではないが東証スタンダード上場
隠れた関連
- ヤマハとの訴訟和解後、協業の可能性も模索されている
- 秋葉原UDXの立地を活かしたIT系スタートアップとの交流が活発
- マイニングASICは仮想通貨業界の複数企業と技術提携が噂されている
- ファブレス半導体業界内で音響LSI特化は希少な存在
- 日本製鉄の人材が創業した背景が技術強化の基盤
- 国内の遊技機市場縮小に伴う事業多角化に成功例として挙げられる
- 主要株主の多くが地域企業や信託銀行で安定した支援体制
- 日経の半導体・電子部品カテゴリで他社と異なる独自事業展開
将来展望
成長ドライバー
- 遊技機向けLSIの新規機能拡張需要
- マイニングASIC市場の回復とニーズ増加
- 機械学習/AI組み込み製品の拡大
- ブロックチェーン技術実装市場の成長
- 国内外の半導体ファブレス企業との連携強化
- 新規セキュリティ製品市場の開拓
- 5G・IoT関連自社開発製品の展開
- 採用難を克服する人材育成施策
- DXを活用した業務効率化と革新
- 顧客ニーズに応じた迅速な製品開発対応
- 法規制緩和や補助金活用による投資促進
- 海外市場進出や海外顧客の開拓
戦略目標
- 遊技機市場依存からの事業多角化完了
- AI・ブロックチェーン領域での売上比率30%以上
- 年間売上300億円規模の達成
- 国内技術開発力の維持と拡充
- 持続可能な製品設計と環境配慮の強化
- 世界標準特許獲得と知的財産強化
- 社員の技術力と組織力の継続的向上
- 地域社会と連携した社会貢献活動の拡大
- 新規スタートアップ事業の成功と事業化
- グローバル販路開拓による海外売上比率20%以上
事業セグメント
遊技機向け半導体開発
- 概要
- パチンコ・パチスロ機の開発に必要なLSI製品と関連部品の企画・開発を提供。
- 競争力
- 遊技機特化の高度なLSI設計技術
- 顧客
-
- 遊技機メーカー
- 遊技機部品商社
- 遊技機設計企業
- 製品
-
- グラフィックLSI
- サウンドLSI
- 電飾・ギミック制御LSI
- メモリーモジュール
マイニングASIC開発
- 概要
- 高度なグラフィックLSI技術を応用したマイニング用ASICの設計・販売。
- 競争力
- 遊技機技術を応用した省電力高性能チップ
- 顧客
-
- 仮想通貨マイニング企業
- 暗号資産関連スタートアップ
- 製品
-
- マイニングASICチップ
- 関連ソリューション
AI・セキュリティ製品開発
- 概要
- AIやセキュリティ分野の組み込み製品開発支援と販売を提供。
- 競争力
- LSIとソフト両面の開発力
- 顧客
-
- 組み込み機器メーカー
- ITセキュリティ企業
- ソフトウェア開発企業
- 製品
-
- 機械学習ミドルウェア
- セキュリティLSI
- ブロックチェーン関連ソリューション
競争優位性
強み
- 遊技機向けLSIに特化した高い技術力
- ファブレスで機動的な開発体制
- グラフィック・サウンドLSI技術の蓄積
- 多様な新規事業分野への展開
- 堅実な財務基盤
- 優秀な技術者確保
- 国内の主要遊技機メーカーとの取引
- 短期間で製品開発が可能
- 対応力の高いカスタマーサポート
- 東証スタンダード市場での上場企業として安定感
- 特許を活用した技術保護
- 組み込み機器向けのノウハウ
- 事業ポートフォリオ多様化中
- 地域密着型経営
- 子会社との連携強化
競争上の優位性
- 遊技機特化型LSI設計のノウハウ蓄積
- ファブレスモデルによる低資本での柔軟展開
- 音声特許問題の早期解決による技術基盤強化
- AI・ブロックチェーン分野での技術融合
- 独自のASICマイニング技術による差別化
- 業界大手との安定的な取引関係
- 社内技術開発力の高さとスピーディーな製品化
- 事業多角化によるリスク分散
- 顧客ニーズに迅速対応可能な体制
- 知的財産の積極活用
- 高品質なLSI製品の供給体制
- 地域内外の産業連携強化
- 持続的なR&D投資による製品革新
- 経営陣の安定したリーダーシップ
- デジタル技術の融合による新規市場参入
脅威
- 遊技機市場の規制強化による需要減少
- 主要顧客の設備投資抑制
- 競合大手による技術革新競争激化
- 半導体市場の世界的供給問題
- 特許権侵害訴訟リスク
- 為替変動によるコスト増加
- 新規事業の収益化遅延リスク
- サイバーセキュリティ脅威の増加
- 法規制への対応コスト増大
- 技術者不足による人材確保難航
- グローバル景気変動の影響
- 迅速な技術対応遅れによる市場陥没
イノベーション
2022: 機械学習対応ミドルウェア開発
- 概要
- 組み込み機器向けに機械学習を効率化するソフトウェアを開発。
- 影響
- 新規事業領域の開拓に寄与
2023: マイニングASIC製品の市場投入
- 概要
- 遊技機LSI技術を応用した仮想通貨マイニング用ASICチップの販売開始。
- 影響
- 新規収益源として期待
2024: セキュリティLSI・ブロックチェーン技術強化
- 概要
- セキュリティ需要に対応するLSI製品およびブロックチェーンソリューションの開発を推進。
- 影響
- 新規市場での競争力強化
サステナビリティ
- 省エネルギーLSI開発による環境負荷軽減
- 環境対応パッケージ材料の採用
- サプライチェーンにおける適正労働管理支援
- 地域社会との連携による環境啓発活動参加
- 長寿命・リサイクル設計のLSI製造