新電元工業
基本情報
- 証券コード
- 6844
- 業種
- 電気機器
- 業種詳細
- 半導体・電子部品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年08月
- 上場年
- 1961年10月
- 公式サイト
- https://www.shindengen.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- キオクシアホールディングス, ディジタルメディアプロフェッショナル, ポールHD, トリケミカル, ソシオネクスト, サンケン, ルネサスエレクトロニクス, アクセル, ザインエレクトロニクス, アオイ電子, メガチップス, ローム
概要
新電元工業は1949年設立の電気機器メーカーで、半導体や電源装置を主力とし国内電源3社の一角を担う技術力に優れた企業です。
現状
新電元工業は2021年3月期に連結売上高804億円を計上しましたが、営業利益及び純利益は赤字となりました。主力の半導体および電源装置事業で高い技術を持ち、自動車用電装品や通信機器向け整流器も展開しています。近年は省エネ対応や耐環境性能の向上に注力し、新工場の稼働など生産体制強化を図っています。競合他社との技術競争が激しく市場変動が大きいため収益改善に向けた構造改革を推進中です。社内での開発力向上とグループ会社のシナジー活用も進めており、将来的には高信頼性パワー半導体製品の拡充により市場シェア拡大を目指しています。環境対応製品や高効率電源等の研究開発も持続し、持続可能な製造・経営体制の構築が中長期課題です。市場ニーズの高度化に伴い、受注開拓や新規事業の検討も進行中であり、安定した成長の基盤強化に努めています。
豆知識
興味深い事実
- 1949年に電元工業の半導体部門を継承し発足した歴史的経緯がある
- サイダックは同社登録商標として国内外で認知されている
- 電源3社の一角を占める老舗電気機器メーカー
- 通信機器用整流器の国内シェアは高水準を維持
- 新工場の稼働により生産効率が飛躍的に向上
- LED故障対策用製品を早期に市場投入し業界をリード
- 複数のグループ会社を有し幅広い事業展開を行う
- 東京都心の新大手町ビルに本社を置く
- 半導体と電源技術の複合による独自製品群を有する
- 二輪車用電装品分野で長年の実績がある
- 関連企業多数と技術連携および市場拡大を推進
- 耐環境性の向上に向けた材料技術開発も推進している
- 国内だけでなく海外拠点も含めた生産体制を整備
- 社内の技術開発者が多数特許を保有している
- 安全規格の充実に伴い対応製品を継続的に更新
隠れた関連
- 半導体分野でルネサスエレクトロニクスと技術提携の可能性がある
- 関連株としてサンケン電気やポールHDとの市場連携が注目される
- 地域の工場誘致に積極的で埼玉県から多大な支援を受ける
- LED故障対策製品は他の照明メーカーにも広く採用されている
- 複数のグループ会社が各地に分散し地域経済に寄与している
- 製品は国内外の自動車メーカー向けにも供給されている
- 通信インフラ事業者と長期的な取引関係を維持している
- 高度な半導体加工技術を背景に新規事業開発にも注力
将来展望
成長ドライバー
- 自動車電装品のEV・ハイブリッド対応市場拡大
- 省エネルギー製品に対する需要増加
- 5Gなど通信インフラ強化による部品需要拡大
- 国内外の製造業復調による部品需要回復
- 環境規制強化による先進環境技術の需要増
- グループ内シナジー強化と合理化推進
- IoT機器向け高性能パワー半導体の開発進展
- 製造工程の高度自動化によるコスト競争力強化
- グローバル市場への営業展開強化
- 安全・保護部品の多様化ニーズ対応
- 新規顧客セグメント開拓による成長促進
- 再生可能エネルギー関連市場参入
戦略目標
- 高効率パワー半導体製品で国内トップ3入り
- 連結売上高1000億円以上の達成
- 海外生産拠点の強化と多拠点運営体制の確立
- 環境対応製品の売上比率50%以上
- 生産工程のデジタル化・自動化100%
- 製品品質と信頼性で業界の最高基準確立
- グループ会社間の技術・営業連携最大化
- 持続可能な経営のためのカーボンニュートラル実現
- 人材育成と社内技術伝承体制の充実
- 新規市場・新技術開発への継続的投資
事業セグメント
二輪車電装品セグメント
- 概要
- 二輪車用の電装品およびパワー半導体を提供し、安全性と性能を向上。
- 競争力
- 高信頼性の電装製品と半導体技術
- 顧客
-
- 二輪製造業者
- 部品商社
- 二輪整備工場
- 製品
-
- イグニッションコイル
- ヘッドライトユニット
- 電装制御用パワーIC
通信機器用部品セグメント
- 概要
- 通信インフラ向けに低損失で信頼性の高い電力供給部品を提供。
- 競争力
- 低消費電力化と環境対応製品開発
- 顧客
-
- 通信機器メーカー
- インフラ事業者
- 通信設備業者
- 製品
-
- 通信用整流器
- DC/DCコンバータ
- パワーIC
自動車電装品セグメント
- 概要
- 四輪車用高性能電装品の製造で安全・快適な車社会に貢献。
- 競争力
- 技術力を活かした車載向け電源制御
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 自動車部品サプライヤー
- 製品
-
- 自動車用ヘッドライト
- イグニッションコイル
- 車載用パワーIC
産業機器用電源セグメント
- 概要
- 産業分野での高効率で安定した電源供給を実現。
- 競争力
- 長寿命かつ高効率電源技術
- 顧客
-
- 産業機械メーカー
- 設備保守業者
- 電気機器販売会社
- 製品
-
- スイッチング電源装置
- インバータ電源
- 制御用パワーIC
電子機器用部品セグメント
- 概要
- 家電・電子機器向けの信頼性高い電源製品を展開。
- 競争力
- 最新技術反映の小型・高効率製品
- 顧客
-
- 家電メーカー
- 電子機器設計会社
- 製品
-
- DC/DCコンバータ
- 半導体素子
- 安全保護部品
ソリューション・サービスセグメント
- 概要
- 顧客ニーズに合わせた技術サービス提供。
- 競争力
- 豊富な技術ノウハウとサポート体制
- 顧客
-
- 製品開発企業
- 組み込み設計事務所
- 製品
-
- カスタム半導体設計
- 技術サポート
- 製品評価試験
環境技術セグメント
- 概要
- 省エネルギーと環境保護に寄与する製品を開発。
- 競争力
- 環境負荷低減技術の蓄積
- 顧客
-
- 省エネルギー関連企業
- 環境装置メーカー
- 製品
-
- 省エネ対応電源装置
- 環境対応パワー半導体
モーター制御セグメント
- 概要
- 高効率かつ高信頼のモーター制御製品を提供。
- 競争力
- 高性能駆動技術の開発力
- 顧客
-
- モーター製造業者
- 産業設備メーカー
- 製品
-
- パワーIC
- モータードライバー
安全・保護部品セグメント
- 概要
- 製品安全を支える各種保護部品を供給。
- 競争力
- 高信頼性製品群の展開
- 顧客
-
- 電子機器メーカー
- 建設機械業者
- 製品
-
- サイリスタ
- 過電流防止製品
試験・検査サービスセグメント
- 概要
- 技術評価と品質向上を支援するサービス。
- 競争力
- 高度な検査装置と専門知識
- 顧客
-
- グループ会社
- 外部顧客
- 製品
-
- 製品性能試験
- 信頼性評価
電子部品販売セグメント
- 概要
- 幅広い電子部品を取り扱い顧客に提供。
- 競争力
- 豊富な製品ラインナップとサポート
- 顧客
-
- 販売代理店
- 一般顧客
- 製品
-
- 各種電子部品
- 半導体
研究開発支援セグメント
- 概要
- 次世代技術開発を支援する部門。
- 競争力
- 先進的研究インフラと人材
- 顧客
-
- 自社研究部門
- 外部研究機関
- 製品
-
- 新素材開発
- 試作製品提供
競争優位性
強み
- 卓越したパワー半導体技術
- 多様な電源装置開発力
- 豊富な顧客基盤と業界実績
- グループ会社との連携体制
- 長年培った信頼性と品質
競争上の優位性
- 高信頼性の半導体製品群で他社との差別化
- 幅広い産業分野に対応可能な製品ラインアップ
- 先進的な技術開発と製造プロセス
- 顧客ニーズに即したカスタム製品設計力
- 安定した生産体制と国内外での拠点確保
脅威
- 激化するグローバル半導体競争
- 新興市場からの低価格製品の台頭
- 予期せぬ経済変動による需要減少
- 技術革新の速さに伴う製品陳腐化リスク
- 為替変動によるコストおよび利益圧迫
イノベーション
2021: 省エネ型スイッチング電源開発
- 概要
- 業界最高水準の省エネ性能を持つスイッチング電源を開発。
- 影響
- エネルギー消費を15%削減し環境負荷軽減に貢献
2022: 高耐圧パワーMOSFETの試作成功
- 概要
- 高耐圧対応の新型パワーMOSFETを試作し性能向上を実現。
- 影響
- 産業機器の信頼性向上を達成
2023: 新工場稼働開始による生産能力強化
- 概要
- 埼玉県朝霞市に新設工場を稼働し生産ラインを増強。
- 影響
- 生産効率20%向上、納期短縮を実現
2024: LED故障対策サイダック改良品の市場投入
- 概要
- LED用保護部品の性能改良により製品寿命を延伸。
- 影響
- 顧客満足度と市場競争力を強化
2022: 通信機器用低消費電力IC開発
- 概要
- 通信機器向けに待機電力削減型パワーICを開発。
- 影響
- 通信インフラの省エネ化に寄与
サステナビリティ
- 省エネルギー型製品の積極開発と展開
- 廃棄物削減とリサイクル率向上の推進
- 環境負荷低減の製造プロセス導入
- 社内省エネ活動の拡充
- 地域清掃活動および緑化推進
- 環境法規制の厳守とISO14001認証維持
- 環境教育の社内実施
- グリーン調達の促進
- 製品の品質保証による廃棄削減
- カーボンニュートラルへの方針策定