日産車体

基本情報

証券コード
7222
業種
輸送用機器
業種詳細
自動車
都道府県
神奈川県
設立年
1949年04月
上場年
1961年10月
公式サイト
https://www.nissan-shatai.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
桜ゴム, 豊田自動織機, 桜井製, 日産東HD

概要

日産車体は1949年設立の日産系完成車メーカーで、SUVや商用車の車体組み立てを主力とし、輸送用機器業界で確固たる地位を築いています。

現状

日産車体は2022年3月期に連結売上高約2153億円を計上しましたが、経常利益は約25億円の赤字となっています。主力事業は日産グループ向けのSUVおよび商用車の車体組み立てであり、完成車の企画・開発も手掛けています。湘南工場は稼働率低下により再編計画が進行中で、特に主力車種の日産・ADは2025年11月に生産終了を予定しています。子会社やテクノセンターを活用し、多様な工場と営業拠点で製造体制を維持しています。環境負荷軽減や効率化のための技術投資も進めており、工場最適化を図りつつ持続可能な経営を目指しています。経営再建に向けた市場動向や地域供給網の変化も注視し、長期的な成長戦略の策定に取り組んでいます。

豆知識

興味深い事実

  • 創業当初は航空機の製造を行っていた歴史を持つ。
  • 湘南工場では一時期稼働率が4割前後まで低下したことがある。
  • 京都のオートワークス京都は特装車に特化した子会社として稼動。
  • 主力車種の日産・ADは2025年11月に生産終了予定である。
  • 日産自動車が株式の50%を保有しグループの中核を担う。
  • 昭和47年(1972年)より日産・キャラバンを生産開始している。
  • 2023年に東京証券取引所スタンダード市場に市場変更を行った。
  • 日産車体九州は福岡県に工場を持ち地域密着型の生産を展開。
  • 日産車体は春光グループに属し地域経済に貢献している。
  • 特殊なマイクロバスの改造や特装車の制作技術に定評がある。

隠れた関連

  • 日産自動車の重要なグループ企業として生産の要を担っている。
  • 日産の商用バン生産終了は関連サプライチェーンに大きな影響を与える。
  • 特装車分野で培った技術を自治体の公共車両に提供している。
  • 日産車体九州は日産自動車九州の敷地内に立地する連携強化工場。
  • 湘南工場閉鎖の話題は地域産業再編の象徴的事例となっている。
  • 多様な子会社展開により製造全体の効率化を図っている。
  • 1969年より生産されるフェアレディZの一部は日産車体で製造された。
  • 過去には航空機・鉄道車両も製造し事業転換を遂げた歴史。

将来展望

成長ドライバー

  • EV及び次世代車向け軽量車体需要増加
  • 商用車向け特装車の高付加価値化ニーズ
  • デジタル化・自動化による生産効率向上
  • サプライチェーンの合理化によるコスト削減
  • 国内外での環境規制強化に伴う技術革新
  • 日産グループとの連携強化による安定受注
  • 地域経済再編の中での競争優位確保

戦略目標

  • 湘南工場再編による生産効率最大化
  • EV車体関連技術の開発と事業拡大
  • 特装車事業の国内トップシェア維持
  • 自動化・IT導入によるコスト競争力強化
  • サステナビリティに配慮した製造プロセス確立

事業セグメント

完成車メーカー向け組立事業

概要
日産グループ他に完成車の車体組立を提供し、企画から開発も包括。
競争力
高度な車体組立技術と日産グループとの強固な連携
顧客
  • 日産自動車グループ
  • 商用車メーカー
  • 地域自治体
  • 運送業者
製品
  • SUV車体組立
  • 商用バン組立
  • 特装車製造
  • 企画開発サービス

車体部品製造・技術支援

概要
車体用部品の製造および生産技術の提供により製造効率を高める。
競争力
高精度な製造技術とICTの活用
顧客
  • 自動車メーカー
  • 自動車部品サプライヤー
製品
  • 鋼板プレス部品
  • 車体モジュール
  • 生産ライン設備
  • ICTシステム

特装車・バス改造事業

概要
顧客向けに各種特装車両の設計・改造サービスを提供。
競争力
柔軟なコンバージョン技術
顧客
  • バス会社
  • 特装車ユーザー
  • 地方自治体
製品
  • マイクロバス改造
  • 特装車カスタマイズ

競争優位性

強み

  • 日産グループとの強固な連携
  • 高度な完成車組立技術
  • 多様な製造拠点を保有
  • 企画開発から生産まで一貫体制
  • 特装車領域の専門技術

競争上の優位性

  • 日産グループの主要完成車組立メーカーで市場独占的地位
  • 多拠点体制による生産柔軟性とリスク分散
  • 特装車製造における高いカスタマイズ能力
  • 製造ICTシステムを活用した生産効率化
  • 環境対応技術導入による持続可能な生産

脅威

  • 主要工場稼働率低下による収益圧迫
  • 国内自動車市場の縮小傾向
  • 競合他社の技術革新加速
  • 電動車・新エネルギー車転換による生産体制変革の必要性
  • 世界的なサプライチェーン混乱の影響
  • 労働力不足による人材確保難

イノベーション

2023: 湘南工場生産効率改善プロジェクト

概要
製造プロセスの自動化とICT活用で生産効率を向上。
影響
稼働率低下の改善に寄与、品質向上とコスト削減実現

2024: 電動車体向け軽量化技術開発

概要
EV市場拡大に対応した軽量車体フレームの新素材開発。
影響
燃費性能向上と製造コスト削減を両立

2022: 特装車コンバージョン技術強化

概要
オートワークス京都で多様な特装車ニーズに応える設備投資。
影響
顧客満足度向上と新規受注獲得増加

2025: 生産ラインデジタル化推進

概要
生産管理システムの全面的アップデートによる効率向上。
影響
工程ミス低減と生産柔軟性の向上

サステナビリティ

  • 工場の省エネルギー設備導入推進
  • 製品のリサイクル設計強化
  • 廃棄物削減と環境負荷低減プログラム
  • 地域社会との環境保護連携活動
  • 安全衛生管理の強化による従業員環境維持