新家工業

基本情報

証券コード
7305
業種
鉄鋼
業種詳細
製鉄・金属製品
都道府県
大阪府
設立年
1919年11月
上場年
1949年05月
公式サイト
https://www.araya-kk.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
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他の会社
富士興, 淀川製鋼所, 丸一鋼管, 東自機, カノークス

概要

新家工業は1919年創業の鉄鋼業界の老舗企業で、鋼管製造を主力とし、自転車用リムの国内首位メーカーとして業界をリードしています。

現状

新家工業は2023年度において連結売上高約363億円、安定した営業利益を計上しています。主力の鋼管部門は主に家具や建築材料、自動車関連向けの形鋼を製造しており、国内外で堅調な需要を維持しています。自転車用リム製造においては国内最大手であり、競輪用NJS認定リムの唯一生産企業として高いブランド力を有しています。福祉機器分野では車椅子用サスペンション車輪「アブソレックス」など独自技術を展開し、産業分野向けサスペンションキャスターも販売しています。近年はインドネシアに合弁会社を設立し海外展開を強化し、グループ企業の拡充により製造から販売まで一貫体制を構築中です。ISO9001やISO14001認証取得による品質と環境管理に注力し、持続可能な経営体制を整えています。積極的な事業多角化と製品開発で中長期的な成長を目指しています。最新の人事動向も公開し組織強化を図っており、今後も国内外での市場ニーズに応えた製品強化と拡販が期待されています。

豆知識

興味深い事実

  • 競輪用NJS認定リムを生産する国内唯一のメーカーである。
  • 日本初のマウンテンバイク投入メーカーとして評価を得た。
  • 自転車リムの老舗で国内最大手のシェアを誇る。
  • 車椅子用サスペンション車輪『アブソレックス』は同社独自技術。
  • 東京工場、大阪関西工場、名古屋工場、千葉工場、山中工場を持つ多拠点企業。
  • インドネシアに現地法人を設立し海外生産拠点を拡大。
  • 三和グループの一員として国内外で幅広く協力関係を持つ。
  • 創業者新家熊吉は自転車用木製リムの製造から事業を開始した。
  • ISO9001、ISO14001の両認証を全社で取得している。
  • 福祉機器向け部品開発に早期から注力しニッチ市場で存在感。
  • 競輪業界とは強い結びつきがあり競技の安全性向上を支援。
  • 千葉工場のチタンアングル生産開始で製品多角化を推進。
  • リム製品のOEM供給も手がけておりブランド多様化。
  • 鋼管製造は粗鋼生産を行わず圧延加工に特化している。
  • 販売子会社アラヤ特殊金属が鋼管販売を専業としている。

隠れた関連

  • 同じ三和グループの大同工業と創業者が関係し、両社の経営陣も交流を深めている。
  • 競輪用リムは日本唯一のNJS認定品のため、競技団体と強固な協議関係にある。
  • 子会社のインドネシア法人は東南アジアの鋼管市場拡大に伴い重要な海外拠点となっている。
  • 旧みどり会の会員企業として他業種の有力企業ともパートナーシップを築いている。
  • 福祉機器のサスペンション車輪は医療機器メーカーとも技術連携を図っている。
  • アラヤブランドの自転車リムは旧ツバメ自転車の伝統を引き継ぐ歴史的価値がある。
  • 業務用建築資材メーカーや自動車部品メーカーと長期契約を継続し信頼関係を構築。
  • ISO認証の取得に加え、環境法規制への自主遵守活動を自主的に推進している。

将来展望

成長ドライバー

  • 国内外でのインフラ建設拡大に伴う鋼管需要増加
  • 高齢化社会に対応した福祉機器部品の拡充
  • 競輪市場におけるNJS認定製品の継続的な需要
  • アジア新興国市場の生産拠点強化によるコスト競争力向上
  • ロールフォーミング技術のさらなる高度化と多角化
  • 環境負荷低減製品開発による新規顧客開拓
  • グループ企業とのシナジー効果の拡大
  • ISO認証など品質・環境管理体制の強化による信頼獲得
  • OEM供給の拡大と新ブランドの市場開拓
  • DX推進による生産性向上と効率化促進

戦略目標

  • 海外売上比率を20%以上に増加しグローバル展開強化
  • 鋼管製品の環境配慮型ラインの構築によるCO2削減
  • 福祉機器部品の国内シェア拡大と新市場参入
  • 競輪用リムの技術革新による製品競争力向上
  • 製造プロセスの自動化とデジタル化100%達成
  • グループ全体でのサステナビリティ目標の設定と遂行
  • 新素材開発による鋼管の高機能化実現
  • 地域社会と連携したCSR活動の拡充と継続
  • 製品ラインナップの多角化による収益安定化
  • 社員の技術・技能向上のための教育体系整備

事業セグメント

鋼管製造・販売

概要
家具や建築、自動車関連向け鋼管と形鋼の製造販売を行い、多様な顧客のニーズに応えています。
競争力
ロールフォーミング技術を駆使した高品質大量生産能力
顧客
  • 家具メーカー
  • 建築資材メーカー
  • 自動車部品メーカー
  • 設備メーカー
  • 産業機械メーカー
  • 建設会社
  • 鋼管販売会社
  • 海外関連企業
  • 鋼管加工業者
  • 機械製造業者
製品
  • 家具用鋼管
  • 建築材料用鋼管
  • 自動車用形鋼
  • ステンレスパイプ
  • チタンアングル
  • 特殊鋼管
  • 鋼管部品

自転車関連製品

概要
競輪用リムの製造を中心に、自転車関連の高品質リムを多数製造しています。
競争力
国内唯一の競輪用NJS認定リム生産企業
顧客
  • 自転車販売店
  • 競輪関係者
  • スポーツ用品店
  • 自転車部品メーカー
  • 国内公的団体
  • プロチーム
  • OEM自転車メーカー
  • 輸出業者
製品
  • 競輪用NJS認定リム
  • マウンテンバイク用リム
  • ロードバイク用リム
  • OEMリム製品

福祉機器用部品

概要
車椅子や産業用キャスター向けのサスペンション部品を製造販売しています。
競争力
独自開発のアブソレックス技術に基づく高性能製品
顧客
  • 医療機器メーカー
  • 福祉用具販売店
  • 病院・介護施設
  • 産業機器メーカー
  • 流通機器メーカー
製品
  • 車椅子用サスペンション車輪
  • 産業用サスペンションキャスター

加工機械部品製造

概要
各種加工機械向けの精密な部品製造サービスを提供しています。
競争力
高精度加工技術と長年のノウハウ
顧客
  • 加工機械メーカー
  • 機器メンテナンス会社
  • 設備工事業者
製品
  • 加工用鋼管部品
  • 機械用特殊部品

競争優位性

強み

  • 鋼管製造に特化した高い技術力
  • 国内最大手の自転車用リム生産体制
  • 独自のサスペンション技術による福祉製品開発
  • 幅広い産業顧客との強固な取引基盤
  • 豊富な製品ラインナップと多角化事業
  • 長い歴史による信頼とブランド力
  • ISO認証取得による品質管理の徹底
  • 国内外をカバーする製造・販売網
  • 安定した経営基盤と財務体質
  • 三和グループ及びみどり会のネットワーク
  • 海外合弁事業展開による成長基盤

競争上の優位性

  • 競輪用NJS認定リム国内唯一の生産メーカー
  • ロールフォーミング技術を活用した多様な鋼管製品
  • 自転車用リムでの高い市場シェアと品質評価
  • 福祉機器向け独自技術によるニッチ市場の確保
  • 多拠点展開により安定供給体制を構築
  • 鋼管から加工機械部品まで一貫生産可能
  • 長年の業界実績による顧客からの信頼
  • 国際標準の品質・環境マネジメント対応
  • 製品多角化で経済変動によるリスク分散
  • 業界主要企業や銀行との強固な資本関係
  • インドネシア子会社による新興市場進出

脅威

  • 鉄鋼業界の原材料価格変動リスク
  • 国内外の鋼管メーカーとの競争激化
  • マウンテンバイク市場の縮小による影響
  • 環境規制強化による生産コスト増
  • 海外新興メーカーからの低価格製品流入
  • 労働力不足による生産性低下リスク
  • 為替レートの変動による収益圧迫
  • 需要減退による事業継続リスク
  • 特許技術の模倣や技術進歩の遅れ
  • 自然災害による生産拠点の被害リスク

イノベーション

2024: 鋼管製造向け新ロールフォーミング技術導入

概要
高精度かつ効率的なロールフォーミング技術を生産ラインに導入し製品精度を向上。
影響
生産効率15%向上、品質安定化に貢献

2023: 新型サスペンション車輪『アブソレックスV2』開発

概要
車椅子用サスペンション車輪の改良型を開発し、耐久性と振動吸収性能を大幅に向上。
影響
顧客満足度向上、販売増加に寄与

2022: インドネシア現地工場の生産能力増強

概要
PT.アラヤスチールチューブに最新鋭設備を導入し生産量を拡大。
影響
海外売上比率増加、現地市場開拓に成功

2021: 競輪用リム製造工程の自動化推進

概要
製造プロセスの自動化技術を導入し作業効率と品質管理を強化。
影響
歩留まり改善およびコスト削減を実現

サステナビリティ

  • 全工場でのISO14001環境マネジメント取得・運用
  • 製造工程における省エネ技術の採用拡大
  • 廃棄物リサイクル率向上の継続的推進
  • 環境負荷低減を目的とした新素材開発への投資
  • 地域環境保全活動への積極的参加