富士興産
基本情報
- 証券コード
- 5009
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 建材・電気機械・金属卸
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年09月
- 上場年
- 1970年05月
- 公式サイト
- https://www.fkoil.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- サーラコーポレーション, 大村紙業, クリップ, 東自機, Misumi, サンリン, 日新商事, カメイ, 岩谷産業, 三愛オブリ, ミツウロコグループホールディングス, シナネンホールディングス, 伊藤忠エネクス
概要
富士興産は1949年創業の石油製品卸売業者で、ENEOSグループとの連携を活かし燃料油・アスファルト販売に特化した企業です。
現状
富士興産は2023年3月期に連結売上高650億円、連結純利益4億円を計上し安定的な収益基盤を持っています。主に燃料油やアスファルト製品の卸売を中心に、ENEOSグループからの製品調達を基盤としています。石油精製からは2001年に撤退し、燃料販売と再生可能エネルギー事業に経営資源を集中しています。太陽光発電事業を複数箇所で展開し環境対応を推進しています。経営再建を課題としつつ、新規事業推進室の設置など経営改革を継続実施。物流ネットワークと元売資格を活用した競争力強化を目指しています。今後は再生可能エネルギーやリサイクル事業の拡大を戦略の柱として、持続可能な成長を志向しています。国内卸売市場の競合激化やエネルギー価格の変動が経営リスクです。海外展開は限定的で国内市場でのシェア拡大と経営基盤の強化を最優先事項としています。
豆知識
興味深い事実
- 石油精製事業からの撤退後も元売資格を維持
- 農林漁業用国産A重油元売事業者として認可取得
- 太陽光発電事業を積極展開し環境配慮へ転換
- 北海道から和歌山まで全国複数拠点を保有
- エフケールブネットなどの子会社を吸収合併
隠れた関連
- ENEOSグループの燃料供給チェーンに深く関与し安定調達を実現
- 和歌山石油精製の資産を継承し石油関連資産を維持
- 産業再生機構から支援を受けた富士油業と経営統合
- 複数の子会社合併を経て効率的な組織体制を構築
将来展望
成長ドライバー
- 再生可能エネルギー事業の拡大
- 燃料油卸売での市場シェア強化
- 物流ネットワークの効率化と高度化
- 環境規制対応製品の販売増加
- ENEOSグループとの協業深化
戦略目標
- 再生可能エネルギー売上比率20%以上
- 物流の脱炭素化を実現
- 燃料油販売の収益改善と経営安定化
- 地域貢献と環境配慮型企業としての認知度向上
- 経営基盤強化による持続的成長
事業セグメント
エネルギー卸売セグメント
- 概要
- 幅広い業界に燃料および関連資材を安定供給。
- 競争力
- ENEOSグループとの強固な連携ネットワーク
- 顧客
-
- 産業界
- 運輸業者
- 建設会社
- 地方自治体
- 製品
-
- 燃料油
- アスファルト
- 潤滑油
再生可能エネルギー事業
- 概要
- 太陽光発電所運営と環境リサイクル事業を展開。
- 競争力
- 複数地域に展開するメガソーラー運営ノウハウ
- 顧客
-
- 地方自治体
- 電力会社
- 環境関連企業
- 製品
-
- 太陽光発電
- リサイクルサービス
物流サービス
- 概要
- 製品の物流網を活かした安定配送サービス提供。
- 競争力
- グループ統括の物流インフラ・技術力
- 顧客
-
- 燃料販売店
- 工業ユーザー
- 製品
-
- 燃料配送
- タンク保守管理
製品開発・販売代行
- 概要
- 潤滑油などのOEM販売やブランド管理。
- 競争力
- 自社ブランドと主要提携ブランドの販売経験
- 顧客
-
- 関連企業
- 小売店
- 製品
-
- 潤滑油ブランド
- AdBlue®製品
競争優位性
強み
- ENEOSグループとの緊密な連携
- 幅広い燃料製品ラインナップ
- 安定した顧客基盤と元売資格
- 複数地域に展開する太陽光発電施設
- 豊富な物流インフラと技術力
競争上の優位性
- グループ内調達による安定供給力
- 燃料卸売と太陽光発電の複合事業モデル
- 長年の業界経験と信頼ある取引先網
- 多角化した事業展開によるリスク分散
- 高品質なアスファルト製品の安定供給
脅威
- エネルギー価格の変動リスク
- 競合他社との価格競争激化
- 環境規制強化による事業影響
- 脱炭素社会への対応遅れ
- 国内エネルギー需要の変動
イノベーション
2023: 北広島の環境開発工業子会社化
- 概要
- リサイクル事業強化のため環境開発工業(株)を子会社化。
- 影響
- 環境関連事業の売上増加と商流拡大。
2022: 木更津メガソーラー竣工
- 概要
- 千葉県木更津市で大規模太陽光発電所を稼働開始。
- 影響
- 再生可能エネルギー事業の基盤強化。
2021: 経営企画部新設による経営強化
- 概要
- 戦略的経営推進のため新規事業推進室を経営企画部に格上げ。
- 影響
- 経営効率と新規事業開発の加速。
2020: アスファルト製品の品質管理強化
- 概要
- 製造プロセス改善と品質検査体制の高度化を実施。
- 影響
- 顧客満足度と市場シェアの維持向上。
サステナビリティ
- 複数太陽光発電所運営によるCO2排出削減
- バイオディーゼル燃料の推進
- リサイクル事業の拡充による廃棄物削減
- 環境に配慮した燃料油の提供
- 省エネ・省資源取り組み徹底