JSP

基本情報

証券コード
7942
業種
化学
業種詳細
産業用資材
都道府県
東京都
設立年
1962年01月
上場年
1990年02月
公式サイト
https://www.co-jsp.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
ダイニック, 昭和パックス, 住友精化, クレハ, サンエー化研, EMシステム, 大成ラミックグループ, 丸東産業, トーイン, エフピコ, RYODEN, ショーエイコーポレーション

概要

JSPは1962年創業の国内大手発泡プラスチックメーカーで、自動車資材を中心に多様な産業用発泡製品を提供する菱ガス化学系企業です。

現状

JSPは連結売上高約1143億円、経常利益約92億円を計上する堅実な財務基盤を持っています。主力事業は自動車バンパーや断熱材などの発泡樹脂製品で、国内市場で高いシェアを誇ります。技術開発では高機能発泡材料の研究に注力し、環境負荷低減と製品性能向上を両立しています。また三菱化学フォームプラスティックとの合併により事業基盤を強化し、グループ内シナジーを発揮。サステナビリティ面では製造工程の省エネ推進やリサイクル技術の導入などに取り組んでいます。中長期戦略としては、成長拡大が見込まれる自動車分野の高機能樹脂需要に対応しつつ、住宅・物流分野の新規市場開拓を計画。海外展開も進めており、グローバル市場での競争力向上に資源を投入しています。近年は材料技術の高度化と製造プロセスの効率化に向けて設備投資を実施し、急速な環境規制強化に対応可能な体制を整備中です。

豆知識

興味深い事実

  • JSPの発泡スチロールは自動車業界で長年の実績を持つ
  • 三菱ガス化学の連結子会社としてグループの一翼を担う
  • 設立当初はポリスチレンペーパーの製造から事業を開始
  • 鹿沼工場群が業界の生産拠点として重要役割を果たす
  • 発泡プラスチックの技術に関し、数多くの特許を保有している
  • 耐熱性発泡材料の開発で国内外の評価を得ている
  • 包装資材分野でも精密機器用の緩衝材に強みを持つ
  • 製造所固有の商品ブランドは顧客間で高い信頼を獲得
  • 環境配慮型素材への移行を早期に進め産業界の模範的存在
  • 安全・環境基準が厳しい工業製品認証を多く取得している
  • 本社は東京都千代田区の新日石ビルに所在
  • 製造工程の効率化を進めグローバル競争力を強化中
  • 労働環境の充実により従業員の定着率も高い
  • 主要株主は三菱グループ系列企業中心
  • 異業種からも当社技術に関心を寄せる企業が多い

隠れた関連

  • 主要顧客である自動車業界の複数大手メーカーと長期取引関係がある
  • 三菱ガス化学とのグループ連携で研究開発力を強固に維持
  • 鹿沼工場群は地域の産業振興および雇用創出に大きく寄与
  • 製品は国内だけでなく海外輸出も一部で実施しグローバル展開を図る
  • 環境対応型発泡材の技術は他産業分野への応用検討が進行中
  • 包装資材分野で食品分野の大手企業との提携関係を持つ
  • 政府の環境・エネルギー施策に積極的に参画し技術開発を促進
  • 社内研修体制を充実させ技術継承と人材育成に力を入れている

将来展望

成長ドライバー

  • 自動車産業の軽量化ニーズ増加による発泡樹脂需要拡大
  • 住宅・建築分野における省エネルギー化・断熱需要の増加
  • 環境規制強化に伴うリサイクル・エコ製品への関心上昇
  • 包装資材の高機能化・多様化ニーズの成長
  • グローバル市場への積極展開と海外顧客基盤拡大
  • 技術革新による高性能材料開発の推進
  • 生産効率化や省エネルギー製造の高度化
  • デジタル化による製品設計・品質管理の強化
  • サステナビリティ経営への社会的要求増大
  • 脱炭素社会実現への取り組み強化
  • 多様な産業分野への素材供給拡大

戦略目標

  • 自動車向け高機能発泡材料の国内外シェア拡大
  • 省エネ・環境対応型製品の売上構成比60%以上達成
  • 全工場におけるCO2排出量30%削減達成
  • 製品リサイクル率向上と循環型社会への貢献強化
  • 海外事業の売上比率40%以上を目標に拡大
  • 研究開発投資の継続的拡充により技術競争力維持
  • 社内人材育成と技術継承体制の強化
  • デジタル技術活用による生産革新完成
  • サプライチェーンの環境・社会ガバナンス強化
  • 多様な業界ニーズに対応する新製品開発の加速

事業セグメント

自動車部品製造

概要
自動車の安全性・快適性向上に寄与する発泡プラスチック製品を供給。
競争力
高性能・軽量素材の研究開発力で業界トップクラス
顧客
  • 自動車メーカー
  • 自動車部品サプライヤー
  • 二輪車メーカー
  • 商用車メーカー
  • 電気自動車メーカー
  • 車体改装業者
  • 国内輸送企業
製品
  • 発泡バンパーパッド
  • 断熱材
  • 防音パッド
  • 軽量発泡パーツ
  • 衝撃吸収材
  • エンジンルーム用耐熱フォーム
  • シールパッド

住宅建材製造

概要
環境対応・省エネ住宅向けの断熱・遮音資材を主要顧客に提供。
競争力
独自の発泡技術により高性能で耐久性に優れる
顧客
  • 住宅建設会社
  • 建築資材卸売業者
  • リフォーム業者
  • 工務店
  • 公共建築事業者
  • 省エネルギー設備業者
製品
  • 断熱ボード
  • 防音パネル
  • 気密シート
  • 耐水ボード
  • 省エネ断熱材
  • 遮音フォーム

包装資材供給

概要
輸送・保管時の製品保護を目的とした各種緩衝・包装資材を展開。
競争力
多様な素材対応とカスタマイズ性に優れる
顧客
  • 食品メーカー
  • 精密機器メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 物流会社
  • 小売業者
製品
  • 緩衝材
  • 食品用トレー
  • 医療用包装材
  • 防振パッド
  • 高耐久緩衝材

環境対応製品開発

概要
環境負荷低減を目指す産業用発泡製品の研究・提供を実施。
競争力
先進の環境配慮技術に基づく製品展開
顧客
  • 産業廃棄物処理業者
  • 環境関連企業
  • 公共機関
  • 再生資源業者
製品
  • リサイクル発泡材
  • エコシート
  • 生分解性緩衝材
  • 環境保護材

物流資材供給

概要
物流効率と製品保護の両立を実現する発泡製品を提供。
競争力
耐久性と軽量化の両立技術
顧客
  • 物流企業
  • 輸送会社
  • 貨物取扱業者
製品
  • 衝撃吸収パッド
  • 防振材
  • 発泡パレット

競争優位性

強み

  • 国内大手発泡プラスチックメーカーでの高いブランド力
  • 三菱ガス化学グループの安定した経営基盤
  • 豊富な製造設備と広範な生産拠点
  • 高度な技術研究開発力を持つ
  • 幅広い産業分野への製品展開
  • 高い製品品質管理体制
  • 環境対応製品の開発実績
  • 顧客ニーズに柔軟に対応可能なカスタマイズ
  • 長年の業界経験と信頼性
  • 堅実な財務状況
  • 国内外の多様な販売チャネル
  • 社内技術者の高い専門性
  • 安定した顧客基盤
  • 持続可能な生産プロセス
  • 法規制遵守への確実な対応

競争上の優位性

  • 三菱ガス化学グループの資本力と技術支援を受けられる点
  • 発泡プラスチック技術における国内トップクラスの研究開発力
  • 業界をリードする自動車用発泡材料の高いシェア
  • 多様な産業ニーズに応える製品ラインナップの充実
  • 環境規制を先取りした製品開発と省エネ製造技術
  • 全国に広がる生産拠点による迅速な供給力
  • カスタマイズ対応の柔軟性で顧客満足度向上
  • 持続可能な原材料調達に注力していること
  • 安定した経営に裏付けられた長期的な取引関係
  • 独自の品質管理システムによる信頼性確保
  • 精緻な製品設計による高機能発泡製品
  • 製品の耐久性・機能性に優れる研究実績
  • 多様な用途展開で市場リスクを分散
  • 積極的な設備投資と省エネルギー化推進
  • グループ内連携による効率的な経営

脅威

  • 原材料価格の変動によるコスト圧迫
  • 海外製造業者との価格競争の激化
  • 環境規制の一層の強化による適応コスト増
  • 顧客の発注動向変化による売上不安定化
  • 新技術の登場による従来製品の代替リスク
  • 為替変動による輸入コストや海外収益への影響
  • 景気低迷による産業需要の減退
  • 原材料供給の途絶や遅延リスク
  • 技術者不足による開発・生産力の低下
  • 自然災害による工場稼働停止リスク
  • 法規制遵守コストの増加
  • 競争激化に伴う利益率低下

イノベーション

2023: 次世代断熱発泡材の開発完了

概要
従来品比で熱伝導率を20%低減した高性能断熱発泡材を完成させました。
影響
住宅分野での省エネ促進と新規顧客開拓につながる。

2022: リサイクル発泡材料の製造技術刷新

概要
廃棄樹脂を活用した環境配慮型発泡材料の量産化に成功しました。
影響
持続可能な製造プロセスの構築に貢献。

2024: 省エネ製造装置の導入

概要
最新の省エネ型製造ラインを稼働させ、CO2排出削減を推進。
影響
年間エネルギー消費削減率15%。

2021: 自動車用防音発泡体の高機能化

概要
騒音低減性能を30%向上させた新製品を投入しました。
影響
自動車メーカーからの採用拡大に成功。

サステナビリティ

  • 工場における省エネルギーと廃棄物削減を推進
  • 使用済み発泡プラスチックのリサイクル強化
  • 化学物質管理の厳格化と安全性向上
  • 環境負荷低減に寄与する新製品の開発
  • 地域社会と連携した環境保護活動