エフピコ
基本情報
- 証券コード
- 7947
- 業種
- 化学
- 業種詳細
- 産業用資材
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1962年07月
- 上場年
- 1989年11月
- 公式サイト
- https://www.fpco.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ダイニック, 昭和パックス, クレハ, サンエー化研, 大成ラミックグループ, フジシール, 丸東産業, トーイン, JSP, リンテック, ショーエイコーポレーション, 旭情報
概要
エフピコは1962年創業の化学業界の簡易食品容器最大手で、リサイクルトレー製造に強みを持ち国内市場シェア約30%を誇るリーディングカンパニーです。
現状
エフピコは2020年度に連結売上高約1863億円、営業利益約155億円を達成し、食品容器市場で強い競争力を持ちます。主力は合成樹脂製および紙パルプ製の簡易食品容器の製造・販売で、業界トップシェアの約3割を占めています。環境配慮型のエコトレーやエコAPET製品の展開によりサステナビリティに積極的に取り組み、使用済みペットボトルの再生利用事業も推進中です。国内外での回収と再生システムの構築によって資源循環に貢献し、障害者雇用率13%以上と社会的責任も重視しています。中長期的には脱炭素社会への対応を強化し、水平リサイクル技術や再生資源活用の拡大を目指しています。また、地域社会貢献や多様な販売チャネル拡充にも注力しており、今後の成長戦略の中心に環境負荷低減と持続的成長を据えています。
豆知識
興味深い事実
- 食品容器市場で約30%の圧倒的シェアを持つ最大手。
- 1981年に業界初のカラートレーを製品化した先駆者。
- 日本初の食品用PET再生工場を2011年に開業。
- 障害者雇用率13.78%で業界トップクラス。
- 回収したトレー原料を再利用した「エコトレー」が商標登録されている。
- 地域社会と連携し全国で使用済みトレー回収を実施。
- 創業者小松安弘は地元福山に強い地域密着型経営を展開。
- 新宿オークタワーの36階に東京本社を構える。
- 多くの子会社で製造・流通・販売の一体運営を実現。
- 環境と経済の両立を目指すネガティブ経営術を支持。
- 徹底した環境負荷軽減技術により業界評価が高い。
- 食品包装材以外の医薬品用梱包材も展開。
- 東証プライム上場企業として高い透明性を確保。
- テレビ東京のカンブリア宮殿などで紹介歴あり。
- リサイクルやエコ関連のニュースに頻出する存在。
隠れた関連
- 廃プラスチックの再生利用を通じて国内廃棄物規制に対応し、地域廃棄物処理業と緊密連携している。
- 大手食品スーパーマーケットやコンビニの包装材供給で物流・販売業界と密接に連携。
- 障害者雇用の促進により自治体や福祉団体と強力なネットワークを築いている。
- 環境認証取得への取り組みがESG投資家層とも連動し資金面での信頼を得ている。
- ペットボトルリサイクルと連動した素材メーカーや製造装置メーカーと共同研究を展開。
- 地域ごとの物流網構築により地方中小流通企業との取引関係を拡大。
- 食品安全分野では医薬品・衛生用品向け資材製造企業との技術的協業がある。
- 国内外の環境NGOおよび業界団体と連携し持続可能な資源循環を推進。
将来展望
成長ドライバー
- 食品容器の環境規制強化によるエコ製品需要拡大
- 国内外での食品流通市場の成長と多様化
- 水平リサイクル技術の普及による新材料市場形成
- サステナブル経営への社会的要請の高まり
- 高機能・高付加価値製品開発による差別化
- 健康志向・食品安全志向の高まりによる市場拡大
- 地域連携強化による社会的信用の向上
- デジタル技術導入による生産効率と品質向上
- 国際展開の加速による新規顧客獲得
- 脱炭素政策対応の技術革新
- 多様な販売チャネルの拡充
- 障害者雇用推進による企業価値向上
戦略目標
- 国内市場におけるシェア35%以上の維持・拡大
- リサイクルトレー比率50%超の実現
- 脱炭素社会対応製品の全面展開
- 生分解性容器のラインアップ強化
- 障害者雇用率15%超の継続と社会的評価向上
- 新製品開発による年次売上増加率5%以上の維持
- 国内外のグリーンサプライチェーン構築
- デジタル技術を用いた製造プロセス最適化
- 地域社会とのパートナーシップ強化
- ESG基準による評価指標の国際水準適合
事業セグメント
食品メーカー向け包装資材
- 概要
- 食品の製造・加工用包装資材を幅広く提供し、生産効率と製品価値向上をサポート。
- 競争力
- 製品カスタマイズと環境対応能力に優れる
- 顧客
-
- 大手食品メーカー
- 中小食品メーカー
- 加工食品メーカー
- 冷凍食品メーカー
- 給食事業者
- 外食チェーン
- 製品
-
- 簡易食品容器
- フィルム包装材
- リサイクルトレー
- カラートレー
- 耐熱トレー
- 抗菌トレー
スーパーマーケット・小売店
- 概要
- 店舗用食品包装資材を安定供給し、陳列と販売促進を支援。
- 競争力
- 全国的な流通網と迅速な納品体制
- 顧客
-
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- ドラッグストア
- 専門店
- 百貨店
- 製品
-
- 食品トレー
- 使い捨て容器
- エコ容器
- 包装材
食品流通・物流業者
- 概要
- 食品輸送に適した包装資材を供給し品質保持を実現。
- 競争力
- 高性能素材と用途別設計技術
- 顧客
-
- 物流会社
- 冷蔵・冷凍倉庫
- 配送業者
- 製品
-
- 輸送用包装資材
- 耐久性トレー
- 保護フィルム
環境リサイクル事業
- 概要
- 使用済みプラスチック容器の回収・再生システムを構築。
- 競争力
- 食品安全に対応した再生技術
- 顧客
-
- リサイクル事業者
- 廃棄物処理業者
- 地方自治体
- 製品
-
- リサイクルトレー用ペレット
- 再生プラスチック製品
国外顧客向け製品供給
- 概要
- 海外市場へ高品質食品トレーを供給する。
- 競争力
- 国際品質基準対応と環境対応製品
- 顧客
-
- 海外食品メーカー
- 外食チェーン
- 卸売業者
- 製品
-
- 簡易食品容器
- 特殊用途トレー
医薬品・衛生用品向け包装材
- 概要
- 医療・衛生分野向け安全包装資材を提供。
- 競争力
- 高度な品質管理と抗菌技術
- 顧客
-
- 医薬品メーカー
- 衛生用品メーカー
- 製品
-
- 医薬品梱包材
- 抗菌包装材
外食産業向け資材
- 概要
- 外食産業のニーズに合わせ使い勝手の良い包装材を展開。
- 競争力
- ニーズに特化した商品提供
- 顧客
-
- ファーストフード
- レストランチェーン
- 給食サービス
- 製品
-
- 持ち帰り容器
- 使い捨てトレー
- 食品保存容器
販促・イベント用包装資材
- 概要
- 販促キャンペーン用の特別仕様容器を開発。
- 競争力
- デザイン性と短納期対応力
- 顧客
-
- イベント企画会社
- 販促代理店
- 小売業者
- 製品
-
- 特注パッケージ
- 限定デザイン容器
スポーツ・レジャー関連包装材
- 概要
- イベント向け軽量・環境配慮型容器を供給。
- 競争力
- 持ち運びやすさと環境対応
- 顧客
-
- スポーツ施設
- レジャー施設
- 飲食ケータリング
- 製品
-
- 使い捨て容器
- 軽量トレー
教育・福祉施設向け資材
- 概要
- 福祉・教育施設向けに衛生的で安心な包装材を提供。
- 競争力
- 社会貢献とニーズ理解
- 顧客
-
- 学校給食
- 福祉施設
- 特例子会社
- 製品
-
- 食品トレー
- 環境対応商品
オンライン小売業者向け包装資材
- 概要
- ネット通販に適した梱包材や緩衝材を提供。
- 競争力
- 配送負荷軽減と環境対応製品
- 顧客
-
- ECサイト運営
- ネット通販業者
- 製品
-
- 緩衝トレー
- 環境対応パッケージ
地方自治体・公共機関向け資材
- 概要
- 地域の環境施策を支える包装資材を提供。
- 競争力
- 公共ニーズに即した製品開発
- 顧客
-
- 地方自治体
- 公共施設
- 環境団体
- 製品
-
- リサイクル促進資材
- 環境啓発用容器
競争優位性
強み
- 国内最大の簡易食品トレーシェア約30%
- 高度なリサイクル技術の保有
- 環境配慮型製品の開発力
- 広範な顧客基盤と販売網
- 強固な社会的責任と障害者雇用推進
- 長期にわたる業界経験とブランド信頼
- 食品安全規格への高い適合力
- 国内複数の生産拠点による安定供給
- 積極的な環境サステナビリティへの取り組み
- 柔軟な製品カスタマイズ能力
- 総合的な包装資材の提案力
- 国内外の業界主要プレイヤーとの連携
- 研究開発体制の充実
- 社内品質管理・監査体制の強化
- 地域密着型の社会貢献活動
競争上の優位性
- 食品容器業界で国内トップクラスの市場シェアを保持
- 使用済み製品回収から再生製造まで一貫したエコシステムを構築
- 1981年に業界初のカラートレーを開発し製品差別化
- PET再生工場の日本初開業による環境技術優位
- 障害者雇用率13%超で社会的評価が高い
- 幅広い製品ラインナップで大手小売から中小まで対応可能
- 各種環境認証や規格へ積極的に対応し信頼性向上
- 生産拠点の地域分散により安定供給の強み
- 顧客の環境配慮ニーズに即応可能な製品開発力
- 東証プライム上場に伴う透明度・ガバナンスの高さ
- 食品安全規格や衛生管理への厳格な対応体制
- 新技術導入に積極的で市場ニーズに柔軟に対応
- 全国的な流通網と販売体制の充実
- 社内の研究開発施設を活用した技術革新
- 環境負荷軽減と生産効率向上を両立する製造プロセス
脅威
- 原材料価格の変動リスクが利益を圧迫
- 国内外の競合他社による価格競争激化
- プラスチック製品規制強化による製品見直し圧力
- 環境意識の高まりによる素材転換ニーズ増大
- 資源循環システムの変化に伴う対応コスト増
- 新規参入による市場分散の可能性
- 自然災害による生産拠点の影響リスク
- 物流コスト上昇と供給網の不安定化
- 技術革新の遅れによる市場競争力低下
- 市場の消費動向変化による需要減少
- 法制度改正による事業運営の複雑化
- 社会的信用損失リスクや不祥事によるイメージ悪化
イノベーション
2025: 高度リサイクル技術の導入拡大
- 概要
- 使用済みトレーの水平リサイクル技術を国内外で展開し資源循環を強化。
- 影響
- 再生原料使用比率向上と廃棄物削減を実現
2024: エコAPET製造設備の増設
- 概要
- 国内初のペットボトル再生食品容器工場の生産能力を拡大。
- 影響
- エコ容器供給能力を25%向上
2023: 抗菌トレー製品開発
- 概要
- 食品安全性向上を目的とした抗菌加工済みトレーを新規投入。
- 影響
- 衛生面での顧客満足度向上に貢献
2022: 環境配慮型紙パルプトレー拡充
- 概要
- 生分解性紙パルプトレーの品揃えを強化し市場競争力を向上させた。
- 影響
- 持続可能な製品ラインアップ拡大
2021: 製造プロセス自動化の推進
- 概要
- 生産ラインの自動化と効率化によりコスト削減と品質安定を両立。
- 影響
- 生産能力15%向上と不良率低減
2021: 顧客向けリサイクル啓発キャンペーン
- 概要
- 顧客に対して使用済み容器の回収促進活動を展開。
- 影響
- 回収率向上に寄与
サステナビリティ
- 使用済み食品容器の水平リサイクル促進
- ペットボトル再生食品容器の拡大
- 障害者雇用率13%以上の維持と推進
- 製品の環境負荷軽減を目指す素材開発
- 廃棄物ゼロ工場の実現に向けた取り組み
- 脱炭素技術導入によるCO2排出削減
- 地域との連携による資源循環社会構築
- 再生可能エネルギーの活用促進
- 持続可能な社会づくりへの積極的貢献
- 環境教育・啓発活動の実施
- サステナブル製品の拡充
- 製品のリユース・リサイクル設計強化