イーエムシステムズ
基本情報
- 証券コード
- 4820
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- システム・ソフトウエア
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1980年01月
- 上場年
- 2000年12月
- 公式サイト
- https://emsystems.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- イメージワン, データホライゾン, ファインデックス, ソフトマックス, ソフトウェア・サービス, メディカル・データ・ビジョン, カナミックネットワーク, CEホールディングス, Welby, JMDC, IDHD, JSP, 加藤産
概要
イーエムシステムズは1980年創業の医療・調剤薬局向けシステム開発企業で、国内シェア約3割のトップ企業です。
現状
イーエムシステムズは2021年12月期に単体で約136億円の売上高を計上し、医療・調剤薬局システム分野で国内トップ級の市場シェアを持っています。創業以来、セイコーエプソン系の医療用システム事業を事業継承し、調剤薬局向けソフトでは全国的に顕著な浸透を果たしました。2019年よりクラウドベースの「MAPsシリーズ」を投入し、医療ITの最新トレンドに対応しています。従業員数は約413名で堅実な経営を継続し、医科システム分野や介護福祉システムへの展開も推進中です。東京都港区に東京本社を置き、全国に多数の拠点を展開しています。2022年には初の全国テレビCMを放映し、ブランド認知向上も図っています。今後は電子カルテの普及促進や地域医療のIT化推進、クラウドサービスの拡充に注力し2025年以降の成長を目指しています。業界競争は激化していますが、強固なサポート体制と顧客基盤を活かし持続的な成長を見込んでいます。
豆知識
興味深い事実
- 社名のEMはエプソンメディカルから由来する。
- 調剤薬局システムで国内3割のシェアを占めるトップ企業。
- 創業者は自動車販売業から医療ITへ転身した異色の経歴。
- 2022年に初の全国テレビCMを放映し知名度を拡大。
- セイコーエプソンの医療用事業を事業継承してスタート。
- 全国に多くの営業・サポート拠点を持つ医療IT企業。
- 医療用電子カルテシステムの開発に早期参入。
- 直販とリース方式による顧客対応が特徴的。
- 医療や介護分野のIT化推進に貢献している。
- 医療機器とのデータ連携技術が高い評価を得ている。
- 子会社を中国などに展開し海外事業を視野に入れる。
- CMに有名俳優林遣都氏を起用している。
- 全国5万店以上の薬局へのIT化が事業基盤。
- 創業から40年以上にわたり医療分野に特化。
- 医療情報セキュリティ対策の先進企業のひとつ。
隠れた関連
- セイコーエプソンの医療用事業撤退時に主要事業を継承し独立独自路線を確立。
- 主要株主の株式会社コッコウは医療関連の物流・サービス事業者と連携。
- 関連子会社を通じて中国国内の医療IT市場に展開。
- ゴールドマン・サックスが主要株主でグローバルな資金調達力を持つ。
- 日本国内の調剤薬局用システムの中で高い市場シェアを確保。
- クラウド技術を活用し業界初の直販ITサービスを実現している。
- 創業者國光浩三氏がIT導入成功の経験を活かした経営戦略を実践。
- テレビCMの主題歌は人気バンドWANDSが担当し話題となった。
将来展望
成長ドライバー
- 医療・調剤薬局のIT化ニーズの継続的拡大
- クラウドサービスの普及による契約件数増加
- 電子カルテの法制度整備と利用促進
- 介護・福祉分野のIT導入加速
- 地域医療連携システムの需要増
- 政府の医療DX推進政策と連動
- AI活用による業務効率化ニーズ。
- 全国的な医療機関の保守・サポート需要
- 遠隔医療・テレワーク運用環境整備
- 医療情報セキュリティ需要の増大
- 新規事業分野への積極的投資
- 海外中国市場への展開加速
戦略目標
- 調剤薬局システム市場シェア40%以上維持拡大
- クラウドサービス契約件数を年間1万件達成
- 電子カルテ分野で全国有力システムとの競合優位確立
- 介護福祉システム事業による売上比率20%超え
- 地域医療DXにおける基盤構築とリーディングポジション獲得
- 持続可能な経営基盤強化と脱炭素運営の実現
- 従業員満足度向上による労働生産性20%改善
- 医療情報セキュリティ国際基準認証取得
- 海外展開における売上比率10%達成
- デジタルヘルス分野での新技術の積極導入
事業セグメント
調剤薬局システム導入支援
- 概要
- 調剤薬局向けITシステムを提供し、運営効率化と法規制対応を支援。
- 競争力
- 無償保守サービスと全国直販体制
- 顧客
-
- 全国調剤薬局チェーン
- 個人薬局経営者
- 医療法人
- 地域薬剤師会
- 製品
-
- EMサクサク薬局システム
- 調剤マイスター
- クラウド調剤デスク
- 薬歴管理システム
医療機関電子カルテシステム
- 概要
- 医事会計・電子カルテを中心に医療機関のIT化を推進。
- 競争力
- 全国対応クラウドサービスと高い信頼性
- 顧客
-
- クリニック運営法人
- 診療所
- 病院情報システム部門
- 医師会
- 製品
-
- MRNカルテスタイル
- Medical Recepty NEXT
- レセプトシステム
- 診療管理システム
介護・福祉ITソリューション
- 概要
- 介護福祉現場の業務効率化とサービス品質向上を支援。
- 競争力
- 業界特化型クラウドサービスの信頼性
- 顧客
-
- 介護施設運営会社
- 障害者福祉サービス事業者
- 自治体福祉課
- 福祉団体
- 製品
-
- 福祉ケアMAPs
- 介護記録システム
- ケアプラン管理
- 福祉業務支援ツール
ネットワークシステム事業
- 概要
- 医療業界のネットワーク環境構築と運用支援を提供。
- 競争力
- 高セキュリティかつ安定稼働の構築ノウハウ
- 顧客
-
- 医療機関
- 薬局
- 自治体
- 医療関連団体
- 製品
-
- ASPネットワークサービス
- 遠隔診療支援システム
- セキュアVPNソリューション
医療機器・PC販売
- 概要
- 医療環境向け機器の販売とメンテナンス。
- 競争力
- 医療システム連携に強み
- 顧客
-
- 病院
- 調剤薬局
- 医療機器販売店
- IT機器販売代理店
- 製品
-
- パソコン機器
- バーコードリーダー
- 医療用プリンタ
- OA及びサプライ品
ソフトウェア開発・保守サービス
- 概要
- 医療・福祉向けシステムの長期安定稼働を支えるサービス。
- 競争力
- 顧客密着のサポート体制
- 顧客
-
- 医療法人
- 薬局運営会社
- 福祉関連組織
- 自治体
- 製品
-
- システムカスタマイズ
- 保守・運用サービス
- バージョンアップ支援
- 技術サポート
電子カルテ連携・データ管理
- 概要
- 電子カルテや医療データの統合管理と分析支援。
- 競争力
- 高度なデータ連携技術
- 顧客
-
- 医療機関
- 医療情報センター
- ITソリューション企業
- 研究機関
- 製品
-
- データ連携プラットフォーム
- 分析ツール
- レポーティングシステム
地域医療連携システム
- 概要
- 地域医療の効率化と患者支援をITで促進。
- 競争力
- 地域密着型運用ノウハウ
- 顧客
-
- 医療連携組織
- 自治体医療課
- 地域医療支援機構
- 病院連携グループ
- 製品
-
- 地域包括ケアプラットフォーム
- 情報共有システム
- 患者支援ツール
遠隔医療・テレワーク支援
- 概要
- 遠隔医療や医療従事者のリモート勤務を支援。
- 競争力
- 医療特化型高セキュリティ技術
- 顧客
-
- 医療法人
- 診療所
- 介護施設
- IT企業
- 製品
-
- 遠隔診療システム
- テレワーク支援ツール
- セキュア通信環境
研修・教育サービス
- 概要
- ユーザー教育を通じてシステム導入効果を最大化。
- 競争力
- 講師経験豊富な専門スタッフ
- 顧客
-
- 医療機関
- 薬局経営者
- 医療スタッフ
- 教育機関
- 製品
-
- システム操作研修
- 医療ITセミナー
- オンライン講座
海外事業支援
- 概要
- 海外市場への医療システム展開支援を実施。
- 競争力
- 中国進出子会社との連携
- 顧客
-
- 海外医療機関
- 現地法人数社
- 医療機器メーカー
- IT企業
- 製品
-
- システム導入支援
- 運用コンサルティング
- 多言語対応ソフト
コンサルティングサービス
- 概要
- 医療業界向けICT導入の総合支援を提供。
- 競争力
- 長年の業界知見と技術力
- 顧客
-
- 医療法人
- 企業
- 自治体
- 業界団体
- 製品
-
- 業務改善提案
- システム最適化診断
- IT戦略策定支援
競争優位性
強み
- 国内最大級の調剤薬局システムシェア
- 無償の保守・サポート体制
- 幅広い医療系事業の展開力
- 全国に広がる営業・サポート拠点
- 創業以来の医療分野特化の知見
- 高い技術力による製品信頼性
- クラウドサービス対応の先進性
- 顧客密着のカスタマーサービス
- 多様な医療関連子会社との連携
- 実績豊富な創業者主導の経営
- 市場ニーズに即応した製品開発
- 地域医療連携システムの強み
- 電子カルテ事業への継続的投資
- 多チャネルの販売体制
- 医療機関との信頼関係
競争上の優位性
- 調剤薬局向け直販かつ長期無償保守モデルで顧客維持が高い
- クラウド型医療IT製品展開で市場変化に対応可能
- 全国展開の充実したサービス拠点により迅速な対応が可能
- 多様な医療IT関連事業を自社で展開し横展開強化が可能
- 政府の医療IT推進政策と連動したサービス提供力が高い
- 長年の医療機関との実務ノウハウ蓄積で信頼性が高い
- 創業者國光浩三の経営手腕による安定経営基盤
- 電子カルテと調剤システムの統合的提供が競合との差別化
- 中国拠点の活用による開発・展開コスト最適化が可能
- 医療福祉分野での幅広い販売チャネルを有している
- ブランド認知向上に向けたTV CM等のマーケティング強化
- 新規医療IT領域への積極的投資姿勢
- 多角的な顧客ニーズ対応により離脱リスクが低い
- 技術進展を活かした次世代医療システム提供能力
- 業界専門性が高いことで競合参入障壁となっている
脅威
- 医療制度改正によるシステム要件変更リスク
- クラウド型競合製品の台頭による市場競争激化
- 医療機関のIT投資抑制傾向
- 医療情報セキュリティ上の脅威と法令遵守負担増
- 人口減少に伴う医療市場規模縮小リスク
- 海外企業による低価格ソリューションの進出リスク
- DX推進に伴うシステム更新コスト増加
- 労働力不足によるサービス維持の困難化
- 技術革新スピードが早く対応遅れのリスク
- 保守サービスのコスト増加に対する収益圧迫
イノベーション
2022: 初の全国テレビCM放映
- 概要
- 芸能人起用によるブランド認知向上施策を開始。
- 影響
- ブランド認知度が全国的に向上
2021: MAPsシリーズクラウドシステム発売
- 概要
- クラウド基盤の医療IT製品群を展開し柔軟性を強化。
- 影響
- 顧客獲得と市場シェア拡大に寄与
2023: 電子カルテ機能の強化アップデート
- 概要
- 医療現場の操作性向上と法令対応機能を拡充。
- 影響
- 顧客満足度と継続利用率向上
2024: AI技術による薬歴入力支援機能導入
- 概要
- AIを活用した薬歴記録自動化支援を開発。
- 影響
- 薬剤師の業務効率が向上
2022: セキュリティ強化プロジェクト開始
- 概要
- 医療情報の安全性確保に向けた対策強化を実施。
- 影響
- 厳格な法規制遵守体制が確立
サステナビリティ
- 医療業界の環境負荷低減を目指すクラウドシステムの推進
- 地域医療へのIT支援を通じた社会貢献活動の強化
- 従業員の働き方改革と多様性推進
- セキュリティと個人情報保護の徹底
- 持続可能な経営を目指した省エネルギー運用の推進