くろがね工作所

基本情報

証券コード
7997
業種
その他製品
業種詳細
日用品・生活用品
都道府県
大阪府
設立年
1927年03月
上場年
1961年10月
公式サイト
https://www.kurogane-kks.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
稲葉製作所, ミット, 川上塗, タカノ, 小松ウオール工業, イトーキ, 日本ISK, オカムラ, 内田洋行

概要

くろがね工作所は1927年創業のオフィス家具や医療設備を中心に製造販売し、業務用向けスチール製品市場で堅実な地位を持つ老舗メーカーです。

現状

くろがね工作所は2019年11月期に連結で約95億円の売上高を計上し、安定した財務基盤を維持しています。主力のオフィス家具事業では金属製デスクやチェアの供給を行い、医療用ベッドやアキュドアユニットなど医療設備分野にも注力しています。特にアキュドアユニットはバリアフリー対応の引き戸システムとして高い評価を得ており、同社の代表的製品です。三和グループ及びみどり会に所属し、関連企業との連携による安定した需給体制を構築しています。競合他社にはオカムラやイトーキ、内田洋行などがあり、差別化のために技術開発と品質向上を継続しています。今後は医療・福祉分野向け製品の需要拡大を見込み、新商品開発と販売チャネル拡充に取り組んでいます。環境配慮を念頭に置く経営を推進し、中長期的な成長と社会的責任の両立を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • 社名「くろがね」は鉄を意味し金属製品メーカーの由来。
  • 1970年代に子供番組とタイアップした学習机ブランドを展開。
  • アキュドアユニットは床にレールを敷かずバリアフリー設計。
  • みどり会や三和グループのメンバー企業として知られる。
  • 大阪市西区新町に本社を構える老舗の金属家具製造企業。
  • 医療設備分野でも高い専門性を持つ数少ない家具メーカー。
  • 連結売上高は約95億円で安定した中堅企業ポジション。
  • 主要株主にはワイ・ケイ株式会社や日本生命保険が名を連ねる。
  • 住宅向け家具・建具も手がけて多角的な事業展開をしている。
  • 医療用吊り下げドアで市場のバリアフリー需要を牽引。

隠れた関連

  • 三和グループやみどり会を通じて多くの建設・家具関連企業と連携。
  • かつてフジテレビの子供番組とコラボしブランド認知を広げた。
  • 日本生命保険や第一生命保険など大手金融機関が株主に名を連ねる。
  • 医療用設備の独自商品が医療機器メーカーとも競合・連携する面を持つ。
  • 大阪市の地域経済に根ざした企業ネットワークが強みとなっている。
  • 建具製造の技術は住宅メーカーの供給でも活用されている。
  • 関連株式には塗料製造の川上塗料や文具関連のMITホールディングスも含まれる。
  • 医療・福祉用品として高齢化社会に適応した製品開発を進めている。

将来展望

成長ドライバー

  • 高齢化に伴う医療・福祉用品需要の増加
  • オフィスの働き方改革による家具需要変化
  • バリアフリー対応製品の市場拡大
  • 環境規制強化に伴う環境配慮型製品の要望増大
  • 三和グループとの連携強化による販売網拡大
  • IoT・スマート家具技術の導入による差別化
  • 地方自治体の公共施設更新需要
  • 住宅リフォーム市場の成長
  • 安全性・快適性を求める新規市場の開拓
  • 製造プロセスの自動化と効率化

戦略目標

  • 医療・福祉分野の売上比率を30%超に拡大
  • 環境負荷を低減した製品ラインの全社展開
  • 新素材・高機能素材の積極採用と開発推進
  • 自社製品の海外市場への本格進出開始
  • スマート家具の研究開発体制を強化
  • 生産現場のデジタル化による効率30%向上
  • 三和グループとの共同商品開発を増加
  • 地域社会との連携による社会貢献度向上
  • 安定した配当政策の継続と株主還元強化
  • 多様な販売チャネルとEC活用の最大化

事業セグメント

オフィス家具セグメント

概要
オフィスの働きやすさに貢献する金属製家具を提供し、多様な業種に対応。
競争力
長年の実績による信頼性と耐久性が高い製品群。
顧客
  • 企業オフィス
  • 公共機関
  • 教育機関
  • 医療機関
  • 官公庁
製品
  • 金属製デスク
  • オフィスチェア
  • 会議用テーブル
  • 収納キャビネット
  • ロッカー

医療・福祉設備セグメント

概要
医療施設向けに安全性と快適性を重視した設備を提供。
競争力
独自のバリアフリー設計で市場差別化。
顧客
  • 病院
  • 介護施設
  • 老健施設
  • リハビリセンター
製品
  • アキュドアユニット
  • 医療用ベッド
  • チェアベッド
  • 医療用ロッカー

建具・住宅設備セグメント

概要
住宅用の高品質な建具を提供し、快適な居住環境を支援。
競争力
耐久性とデザイン性の両立。
顧客
  • 住宅メーカー
  • リフォーム業者
  • 建築設計事務所
製品
  • 金属建具
  • 木製建具
  • 引き戸システム

事務用紙工品セグメント

概要
日常の事務作業を支援する紙工品を多彩に展開。
競争力
品質管理の徹底と安定供給体制。
顧客
  • オフィス
  • 教育機関
  • 印刷会社
  • 文具販売店
製品
  • コピー用紙
  • 各種ファイル
  • 文具用紙製品

劇場・公共設備セグメント

概要
公共空間に適した耐久性の高い設備を提供。
競争力
用途に応じたカスタマイズ対応。
顧客
  • 劇場
  • 文化施設
  • 公共ホール
製品
  • 劇場用椅子
  • 公共用ベンチ

競争優位性

強み

  • 長い歴史と業界での信頼
  • 高品質なスチール製家具技術
  • 医療・福祉分野での専門性
  • 堅実な経営と安定した財務基盤
  • 三和グループとの連携による優位性
  • 多様な販売チャネルを持つ
  • 地域密着型のサービス提供
  • 独自のバリアフリー製品開発力
  • 市場で確立されたブランド認知度
  • 多様な製品ラインナップ

競争上の優位性

  • アキュドアユニット等独自医療設備のヒット商品
  • オフィス家具分野での豊富な経験とノウハウ
  • 三和グループを通じた販売・調達の強固なネットワーク
  • 高い耐久性を持つスチール製品の製造技術
  • バリアフリー対応製品で医療・福祉市場に差別化
  • 1970年代からの学習机ブランドの認知獲得
  • 幅広い顧客層に対する提供力とカスタマイズ対応
  • 堅実経営による財務安定性の維持
  • 多チャネルによる顧客接点の多さ
  • 業務用製品の品質と安全性に対する信頼

脅威

  • 大手家具メーカーや医療機器メーカーの競合激化
  • 原材料価格の変動によるコスト増加リスク
  • 新規参入企業による市場シェア侵食
  • 人口減少に伴う国内需要の減少リスク
  • 環境規制強化による製品開発・製造コストの増加
  • 景気変動による企業投資の減少影響
  • 海外製品の価格競争力強化
  • 労働力不足による生産性低下の懸念
  • 技術革新の遅れによる市場競争力の低下
  • 社会的ニーズ変化への対応遅延

イノベーション

2023: アキュドアユニットの改良モデル発表

概要
より静音性と耐久性を高めた吊り下げ型引き戸を開発。
影響
医療福祉市場での製品評価向上を実現。

2022: 環境対応型スチール素材の導入

概要
リサイクル率の高い素材を用いて製品の環境負荷を低減。
影響
環境規制への対応強化と企業イメージ向上。

2024: 医療用チェアベッド新モデルの発売

概要
省スペース設計かつ操作性を向上させた新製品を展開。
影響
介護現場での採用増加に貢献。

2021: 生産工程の自動化推進

概要
スマートファクトリー化による製造効率の大幅改善。
影響
コスト削減と生産品質の向上を達成。

2020: 住宅用建具へのデザイン強化

概要
多彩なデザイン展開で住宅市場への対応力強化。
影響
住設市場からの注目度と販売実績の向上。

サステナビリティ

  • リサイクル可能な金属素材使用の推進
  • バリアフリー設計製品の拡充
  • 製造工程の省エネルギー対策強化
  • 地域社会との協働による環境保全活動
  • サプライチェーンにおける環境管理の徹底