加賀電子
基本情報
- 証券コード
- 8154
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 建材・電気機械・金属卸
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1968年09月
- 上場年
- 1985年12月
- 公式サイト
- https://www.taxan.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- リョーサン菱洋ホールディングス, 高千穂交易, 東京エレクトロンデバイス, 黒田グループ, マクニカホールディングス, レスター, 扶桑化学工業, 協栄産業, 伯東, シークス, 第一実業, RYODEN, 新光商事, 立花エレテック
概要
加賀電子は1968年創業の独立系電子部品商社で、EMS事業を展開し、国内外で高い評価を得る卸売業の大手企業です。
現状
加賀電子は2021年3月期に連結売上高約4,224億円、営業利益114億67百万円を計上し、堅調な収益基盤を持っています。国内を中心に電子部品の卸売を主力事業に、多品種少量生産を可能とするEMS事業を展開し、国内外の大手メーカーからの受託生産に強みを持っています。技術力や生産体制の向上に努め、製品品質と納期遵守で顧客から高い信頼を獲得しています。加賀電子はサステナビリティ面でも地域貢献や環境対応に注力し、持続可能な成長を目指しています。2022年の東証プライム市場移行後も事業拡大を推進し、海外拠点の拡充や新技術投資を積極的に進めることで長期的な競争力強化を目指しています。近年は協栄産業の完全子会社化などM&Aも活用し、事業ポートフォリオの多様化にも取り組んでいます。今後は半導体や電子機器の安定供給ニーズ増加を追い風に、更なる成長を展望しています。
豆知識
興味深い事実
- 社名は創業者の出身地、加賀百万石に由来する
- かつて加賀テックとしてゲームソフト事業を展開していた
- 東証プライム市場の上場企業で安定経営を維持
- 電子部品卸売業界で長い歴史を持つ独立系大手
- 多品種少量生産のEMS事業が事業の柱となっている
- 加賀電子カップという女子ゴルフ新人戦を協賛している
- 国内外に複数の営業・製造拠点を持つグローバル企業
- ゲームソフト関連事業は2015年に撤退している
- 多様な子会社と連携し事業展開を行っている
- 日経スペシャル カンブリア宮殿で経営手法が紹介された
隠れた関連
- ゲームメーカーのデジタル・ゲインと関係が深かったが現在はゲーム事業から撤退
- サミーやセガと関わりのあったエスアイエレクトロニクスをグループ再編で整理
- 加賀電子が協賛する女子プロゴルフトーナメントが地域活性化に寄与
- 代表者の塚本勲は創業時から社名由来となる加賀百万石に縁が深い
- 複数の電子部品・周辺機器ブランドを独自に展開している
- 通信事業部長など執行役員の人事異動が定期的に報じられている
- 製造・開発受託事業は日経業界指標では主要業務ではないが成長分野
- 資本金約121億円超と同業界では安定した財務基盤を有する
将来展望
成長ドライバー
- 半導体需要のグローバルな拡大
- EMS事業の多品種少量対応能力強化
- IoT、5G関連電子機器市場の成長
- 環境対応型製品へのニーズ増大
- 国内外の製造業向けサプライチェーン強化
- M&Aによる事業領域の拡大
- 技術革新による高付加価値製品開発
- デジタル化とDX推進による効率化
- 継続的なサステナビリティ対応の強化
- 海外拠点のサービス品質向上
- 新興国市場への積極的進出
- 顧客ニーズの多様化への柔軟な対応
戦略目標
- 半導体部品供給における国内トップシェア確保
- EMS事業のグローバル展開と売上倍増達成
- 環境負荷低減製品比率を50%以上に引き上げ
- DX活用による生産性向上でコスト30%削減
- サプライチェーンの強靭化によるリスク最小化
- 多様な人材活用と育成で働きがい向上
- M&A戦略で新たな事業分野を開拓
- 地域社会への貢献活動を継続的に拡大
- ESG評価指標で業界上位を維持
- 顧客満足度向上による長期契約率70%以上達成
事業セグメント
半導体・電子部品卸売
- 概要
- 幅広い分野の製造業者を対象に多様な半導体や電子部品を卸売し、安定供給体制を提供しています。
- 競争力
- 多品種少量生産への柔軟対応力と国内外の強固な調達網
- 顧客
-
- 家電メーカー
- 通信機器メーカー
- 自動車部品メーカー
- 産業機械メーカー
- 電子機器製造業者
- EMS事業者
- 医療機器メーカー
- 企業向け電子機器サプライヤー
- 精密機器メーカー
- IT機器メーカー
- 航空宇宙関連企業
- ロボットメーカー
- 製品
-
- マイコンIC
- パワー半導体
- メモリ製品
- センサー
- 受動部品(抵抗、コンデンサ)
- コネクター
- ディスクリート半導体
- 表示用デバイス
- 変換アダプター
- IoT専用部品
EMS(電子機器受託製造)
- 概要
- 各種電子機器の製造を受託し、設計から製造・検査まで一括サービスを提供します。
- 競争力
- 幅広い製品ラインナップに対応する高い技術力と迅速な納期管理
- 顧客
-
- 家電メーカー
- 通信機器メーカー
- 医療機器メーカー
- 車載機器メーカー
- IT機器メーカー
- 産業機械メーカー
- IoT製品メーカー
- 精密機器メーカー
- 新規創業ベンチャー
- 電機商社
- 製品
-
- 電子機器設計・製造受託
- プリント基板実装
- 組立検査サービス
- 製品開発サポート
- 品質管理サービス
- カスタム製品製造
- 量産ライン構築
- 技術コンサルティング
PC・OA機器卸売
- 概要
- 企業や官公庁向けにPCやOA機器を卸売し、オフィスのICT環境を支援しています。
- 競争力
- 豊富な製品ラインナップと安定的な供給体制
- 顧客
-
- 企業のIT部門
- 官公庁
- 教育機関
- 小売店チェーン
- 専門店
- 代理店
- 法人ユーザー
- サービスプロバイダー
- 製品
-
- 複写機
- レーザープリンター
- インクジェットプリンター
- ファクシミリ
- PC周辺機器
- ネットワーク機器
- OA消耗品
電源機器開発・販売
- 概要
- 高度な設計技術に基づく電源機器を開発・提供し、多分野のニーズに応えています。
- 競争力
- カスタム設計能力と高信頼性の製品提供
- 顧客
-
- 産業機械メーカー
- 電子機器メーカー
- 自動車部品メーカー
- エネルギー関連企業
- 研究開発機関
- 医療機器メーカー
- 製品
-
- スイッチング電源
- 変圧器
- AC/DCコンバーター
- 電力制御機器
技術コンサルティング・サポート
- 概要
- 製造技術や品質向上のコンサルティングサービスを提供し、顧客の製品競争力を支えています。
- 競争力
- 豊富な実績と多様な業界知見
- 顧客
-
- 製造業各社
- 中小企業
- ベンチャー企業
- 研究機関
- 大学
- 製品
-
- 技術コンサルティング
- 製造プロセス改善
- 品質管理指導
- 設計支援サービス
競争優位性
強み
- 豊富な製品ラインナップと多品種少量対応力
- 国内外に広がる強力な調達ネットワーク
- 高品質なEMS受託生産技術
- 堅実な財務基盤と安定した収益性
- 長年の業界経験による顧客信頼
- 国内外の拠点を持つグローバル展開
- 多様な子会社・関連会社との連携
- 業界内での高いブランド認知度
- 市場のニーズ変化に適応する柔軟性
- 専門的な技術コンサルティング能力
- 資本金の充実と健全な財務体質
- 迅速な顧客対応とサービス提供
- 安定した人材確保と育成体制
- 充実した製品供給と在庫管理
- 積極的なM&Aによる事業拡大
競争上の優位性
- 多種多様な半導体と電子部品の安定供給に強みがあり、競合と差別化されたポートフォリオを持つ
- 高い技術力を持つEMS事業を通じて、製品開発から製造まで一貫したサービスを提供可能
- 国内最大級の調達網により、コスト競争力と迅速な供給体制を確保している
- 顧客との長期的な信頼関係に基づく受注が多く、安定収益に寄与している
- 多地域にわたる営業・製造拠点で柔軟な対応とローカルニーズへの対応が可能
- 企業文化としての品質へのこだわりと納期遵守が高い評価を得ている
- 積極的なM&A戦略により新規市場開拓や事業多角化を推進している
- 製品とサービスの幅広さにより顧客ワンストップ購買が可能
- 専門的な技術サポートやコンサルティングを提供し顧客満足度を向上
- EMS分野での技術革新と設備投資で競合優位性を保有
- 強固な財務基盤が市場変動に対する耐性を高める
- 業界内での確固たるブランドと信頼性を構築
- 環境・社会に配慮した企業活動でESG面の競争力を強化
- 顧客ニーズに即応するスピーディな商品展開と提供体制
- 多角的な事業群で市場リスクを分散し安定経営を実現
脅威
- 半導体供給不足による調達リスク増大
- 世界的経済情勢の変動による需要不安定化
- 激化する国内外競合他社との価格競争
- 技術革新の速度についていけないリスク
- 急速なデジタル化に伴う業界構造変化
- 為替変動による輸入コストの上昇リスク
- 原材料価格の高騰とサプライチェーンの混乱
- 環境規制強化による製造コスト増加
- 人手不足による生産性低下の可能性
- ITセキュリティリスクの増加
- 政治・貿易摩擦による輸出入制限
- 自然災害などの想定外のリスク発生
イノベーション
2023: 協栄産業の完全子会社化完了
- 概要
- 市場シェア拡大と製品ポートフォリオの強化を目指し、協栄産業を完全子会社化した。
- 影響
- 事業規模拡大と新規顧客獲得に寄与
2022: EMS製造ラインの高度自動化導入
- 概要
- 最新の自動化設備を導入し、生産効率と品質管理を大幅に改善。
- 影響
- 生産コスト削減と納期短縮を実現
2021: IoT関連部品の重点販売開始
- 概要
- 次世代IoT機器向け高性能部品の販売を強化し、新市場を開拓。
- 影響
- 売上増と新規顧客層開拓に成功
2024: 環境対応型製品ラインナップ拡充
- 概要
- エコ素材を用いた電子部品製品の開発と販売を開始。
- 影響
- 環境規制対応と顧客満足度向上
2020: グローバル調達システムの刷新
- 概要
- AI活用による調達効率の高度化を推進し、コスト競争力を強化。
- 影響
- 調達期間短縮とコスト削減効果
サステナビリティ
- 電子部品の環境負荷低減に努める
- 地域社会への寄付・支援活動を継続
- 社内の省エネ・廃棄物削減を推進
- サプライチェーンの倫理的管理強化
- 女性活躍推進と多様な人材育成
- 社員の健康促進と働き方改革実施
- 地域産業の技術教育支援プログラム
- 海外拠点における環境保全活動参加
- クリーンエネルギー利用の拡大
- 社会貢献とボランティア活動促進