はせがわ
基本情報
概要
はせがわは1966年設立の仏壇・仏具・墓石の小売最大手で、全国133店舗展開する業界唯一の上場企業です。
現状
はせがわは直営店133店舗を全国に展開し、仏壇・仏具販売の業界最大手として確固たる地位を築いています。2017年には売上高約194億円、従業員数1,132名の体制で安定成長を続けています。主力の仏壇事業に加え1997年から墓石事業、2007年から東京都に葬儀紹介事業を展開し、事業の多角化を推進。2024年には現代仏壇を子会社化し、小売・卸売事業の強化を図っています。CMの『しあわせ少女』などのブランドイメージ戦略も根強く、地域密着型の販売チャネルを確立。長谷川家の経営体制の継続と、福岡と東京の二拠点体制で全国展開を支えています。今後は相続・終活相談などの新分野に注力し、事業の深化と地域社会への貢献を図っています。継続的な店舗展開とデジタル活用で顧客基盤を拡大し、安定収益確保に努めています。
豆知識
興味深い事実
- 業界で唯一上場している仏壇・仏具専門企業
- 福岡県発祥ながら全国展開している
- 『しあわせ少女』のCMが長年地域に愛されている
- 清水寺の修復に子会社が携わっている
- 東京・福岡に本社機能を二拠点置いている
- 創業1929年の長谷川仏具店からの歴史を継承
- 仏壇の自家製造開始は1954年で業界老舗
- 葬儀紹介事業は2007年から東京都限定で展開
- 現代仏壇の子会社化は2024年の最新動向
- 仏壇のオンライン販売推進で販促強化
- CM曲『おててのしわとしわをあわせて』が有名
- 長谷川裕一会長は著書『お仏壇の本』の著者
- 高級伝統仏壇の職人技が評価されている
- 店舗展開では都市部中心に小型店を多数運営
- 多様な関連会社を持ち複合的事業展開
隠れた関連
- 子会社はせがわ美術工芸が文化財修復で高評価
- 福岡証券取引所から東証へ市場移行した業界先駆
- 長谷川家が主要株主で経営の一貫性を保持している
- 競合の葬祭関連企業とアライアンスを模索中
- 放送CMのメロディは多くの地域仏壇店でも利用
- 東京都の葬儀紹介事業では専門家連携が強み
- 未公開の生前予約サービスが成長分野の一つ
- 装飾消耗品などBtoB製品も多数手掛けている
将来展望
成長ドライバー
- 相続・終活分野のニーズ急増による新規市場拡大
- 都市部小型店舗展開による若年層取り込み強化
- デジタルチャネルの活用による販売促進
- 伝統文化保存と現代ニーズ融合による製品革新
- 子会社統合効果による製品ラインナップ強化
- 地域密着サービス強化に伴う顧客ロイヤルティ向上
- 高齢化社会の葬祭関連需要増加への対応
- 環境配慮商品開発によるブランド価値向上
- オンライン終活相談サービスの普及促進
- ブランドイメージ刷新による新規顧客層獲得
- 国内外の仏壇需要回復に伴う売上増加
- 法規制順守による社会的信頼性の向上
戦略目標
- 全国主要都市に150店舗体制を構築
- 終活・相続事業の売上20%占有目標
- EC売上比率30%の達成
- 環境負荷低減と持続可能な素材使用
- 従業員の多様性と働きやすさの実現
- デジタル化推進による顧客体験向上
- 伝統文化保存と先端技術融和の深化
- 地域コミュニティとの連携強化
- CSR活動および文化貢献の継続発展
- 国内最大の仏壇・仏具ブランド維持・拡大
事業セグメント
小売・卸売事業
- 概要
- 小売店や葬儀社向けに仏壇・仏具などの製品供給と卸売を全国規模で展開。
- 競争力
- 全国直営網を活用した安定供給体制と高い商品開発力
- 顧客
-
- 直営仏壇店
- 百貨店
- 地方小売店
- 葬儀業者
- 寺院
- 霊園管理会社
- イベント企画業者
- 葬祭関連サービス事業者
- インテリアショップ
- ギフト関連企業
- 製品
-
- 仏壇
- 仏具
- 墓石
- 供養用品
- 葬儀関連商品
- イベント装飾品
- 小型仏壇
- 伝統工芸品
- 季節商品
- オリジナル商品
- 手元供養品
- 霊園紹介サービス
- 終活関連書籍
- 墓石メンテナンス用品
- カタログ通販商品
葬儀紹介・終活支援事業
- 概要
- 東京都内を中心に葬儀紹介や終活支援サービスを提供しニーズに対応。
- 競争力
- 地域密着型のネットワークと専門的な相談体制
- 顧客
-
- 一般消費者
- 高齢者施設
- 自治体
- 終活支援団体
- 葬儀会社
- 保険会社
- 医療機関
- 墓地霊園管理者
- 金融機関
- 相続関連企業
- 製品
-
- 葬儀紹介サービス
- 終活相談サービス
- 生前予約プラン
- 終活関連情報提供
- 終活セミナー
- 相続サポート
- 遺品整理サービス
- オンライン相談
- 葬祭プラン
- 家族葬サービス
製造・開発事業
- 概要
- 伝統工芸技術を活かした仏壇・仏具の製造と製品開発を行う。
- 競争力
- 熟練職人と先端技術の融合による高品質製品づくり
- 顧客
-
- 自社店舗
- 仏壇小売店
- 工芸品市場
- 仏具業者
- 記念品・ギフト業者
- OEM企業
- 伝統工芸団体
- 文化施設
- 海外販路
- イベント会社
- 製品
-
- 仏壇製造
- 仏具職人製品
- 特注品製造
- 工芸品開発
- 木工製品
- 手元供養品開発
- 新素材採用製品
- オーダーメイド商品
- 展示用商品
- 文化財修復関連
競争優位性
強み
- 業界最大手で全国133店舗展開
- 直営による品質管理と販売体制
- 独自のブランドイメージ戦略
- 子会社現代仏壇との事業展開
- 地域密着型のサービス強化
- 長谷川家を軸とした安定経営
- 多角化した事業ポートフォリオ
- 豊富なメーカー直営経験
- 多様な商品ラインナップ
- 東京・福岡二大拠点体制
- 葬儀紹介と終活相談の専門サービス
- 伝統技術と現代技術の融合
- ブランド認知度の高さ
- 安定した資本基盤
- 充実した顧客サポート体制
競争上の優位性
- 上場企業として業界唯一の知名度と信頼性
- 直営販売網による顧客接点の強さ
- 多様な事業セグメント展開による収益安定化
- 豊富な歴史からなるブランド資産活用
- 最新技術を取り入れた製品開発力
- 福岡発の全国展開で地域密着性を確保
- 家族経営による長期ビジョンの遂行
- 仏壇仏具の卸売から小売までの垂直統合
- CMでの強いイメージ訴求力
- 終活や相続分野の新規参入による差別化
- 子会社を活用した製品バリエーション拡大
- 葬儀や墓石事業の多角経営
- 高いカスタマーサービス評価
- 霊園紹介など伴走型サービスの提供
- 店舗の都市展開で若年層の取り込み
脅威
- 人口減少による需要減少リスク
- 競合他社の低価格攻勢
- 伝統文化の変化による市場縮小
- 新規参入企業の増加
- 自然災害の店舗影響
- 経済不況による消費減少
- 法規制強化による事業制約
- 原材料価格の高騰
- 高齢化社会に伴う顧客層の変化
- 代替サービスの普及
- デジタル化遅れによる競争力低下
- 感染症拡大による対面販売支障
イノベーション
2024: 現代仏壇の子会社化による事業拡大
- 概要
- 株式会社八木研からの分割により現代仏壇を完全子会社化し、仏壇・仏具事業強化を図った。
- 影響
- 製品ラインナップと卸売規模の拡大に成功
2023: 相続・終活相談サービスの急成長
- 概要
- 東京地区における相続・終活関連相談サービスを強化し、新たな顧客層を獲得。
- 影響
- 新事業売上の大幅増加と顧客満足度向上
2022: タイパ冷食・推し壇等の新規マーケティング展開
- 概要
- 若年層やZ世代をターゲットに地方創意による新たな商品開発とプロモーションを実施。
- 影響
- 集客力強化とブランドイメージ刷新
2021: デジタル広告・ECチャネル拡充
- 概要
- ECサイトとオンライン広告に注力し、顧客接点の多様化と販売促進を進展。
- 影響
- 売上のオンライン比率が10%超に上昇
2020: CSRとして清水寺修復支援事業
- 概要
- 子会社はせがわ美術工芸が清水寺の内部修復に関わり、伝統文化保存に貢献。
- 影響
- 企業ブランドの社会的評価が向上
サステナビリティ
- 伝統技術保存と地域文化支援活動
- 環境配慮型素材の仏壇開発推進
- 従業員の健康促進と働き方改革
- 地域社会との連携による文化貢献
- 持続可能なサプライチェーンの構築
- 地元福岡の環境保護活動参加
- 廃棄物リサイクル率向上対策
- デジタル化によるペーパーレス推進
- 社員の多様性尊重と人材育成
- 安全衛生基準の徹底管理
- 相続・終活分野での社会的ニーズ対応
- 地域イベントへの積極参加