日本テレビホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 9404
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- マスメディア
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1952年10月
- 上場年
- 1959年09月
- 公式サイト
- https://www.ntvhd.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- フジ・メディア・ホールディングス, TBSHD, 中部日本放送, 朝日放送グループホールディングス, RKB毎日ホールディングス, BSNメディアホールディングス, テレ朝HD, テレ東HD
概要
日本テレビホールディングスは1952年創業の情報・通信業界大手で、認定放送持株会社として国内放送網の統括を担うリーディングカンパニーです。
現状
日本テレビホールディングスは2023年3月期において連結売上高約4140億円、経常利益約518億円を計上し、安定した収益基盤を持つ。主力事業の地上波テレビ放送は日本最大規模の視聴者基盤を有し、BS・CS放送を含む三波一体経営を推進。持株会社体制下でグループ連携を強化し、多チャンネル化とデジタル化の波に対応。衛星放送やネット配信にも積極展開し、Huluなどのデジタルプラットフォーム運営で新たな収益源を創出。2024年からは系列局4社と経営統合を進め、地域展開を拡大。持株会社設立により多様なコンテンツ制作会社を傘下に持ち、アニメ制作や音楽出版も展開。2023年には行政指導を受けたが迅速に改善し、ガバナンス強化に注力。サステナビリティやDX推進も課題に挙げ、2030年に向けたグループ経営の強化と投資成長を目指す。今後は放送業界の変化に対応しつつ、デジタルメディア事業の拡大と地域密着型展開が鍵となる。
豆知識
興味深い事実
- 1953年に民放初のテレビ局として開局した歴史ある企業。
- 読売新聞グループの資本支援で強固な経営基盤を有す。
- 放送持株会社制度で三波一体経営を推進する先駆け的存在。
- 系列局4社と2025年に経営統合し地域展開を強化。
- Huluや日テレNEWS24など多様なデジタル配信チャネルを運営。
- スタジオジブリやタツノコプロなどアニメ制作会社を傘下に持つ。
- 長年読売新聞社出身者が経営陣に就任している。
- 行政指導を受けたが迅速に問題を解消し信頼回復に努めた。
- 国内キー局として最新IT技術を用いた放送効率化に積極的。
- 多様なメディアコンテンツを一体的に提供する数少ない企業。
- スポーツ関連では東京ヴェルディの運営も行う。
- 地域コミュニティへの貢献活動にも注力している。
- ニュースネットワークNNN・NNSの中核企業である。
- 多くの著名テレビ番組を長年にわたり制作している。
- クロスメディア戦略で多方面から収益を獲得。
隠れた関連
- 読売新聞グループとの強い資本的・人的結びつきが経営安定の支柱。
- 系列局4社を持分法適用関連会社とし連携強化を図っている。
- 日本最大級の地上波ネットワーク基盤を競合キー局より早く整備。
- Hulu運営を通じて海外メディア企業との連携機会を拡大。
- アニメ制作の子会社により国内外市場で高いブランド価値を保有。
- 公益財団法人を多数設立し文化・芸術活動を支援している。
- 東京ヴェルディなどスポーツチーム運営を通じ地域活性に寄与。
- 持株会社移行後、グループ内の経営資源最適化を積極展開。
将来展望
成長ドライバー
- デジタル配信サービスの利用者拡大による収益増。
- 衛星放送・CS多チャンネル化による視聴機会拡大。
- 地域系列局統合による経営効率とサービス向上。
- DX推進に伴う業務効率化と新規事業創出。
- 多様なコンテンツ製作力による市場競争力強化。
- 広告収入の多元化と新たなマーケティング手法。
- サステナビリティ推進による企業価値向上。
- 海外メディア連携とグローバル展開機会の拡大。
- AI・IT技術の活用による制作・広告効果の革新。
- ユーザーデータ活用による視聴者ニーズ対応強化。
- スポーツ・イベント連携によるブランド価値向上。
- 地域密着型サービスによる顧客基盤の強化。
戦略目標
- デジタル配信収益を全収益の30%以上に拡大
- 系列局連携による地域市場シェアの20%増加
- カーボンニュートラル実現に向けた放送設備刷新
- AI活用による制作工程自動化率の50%達成
- 多様性推進とインクルージョン強化による企業魅力向上
- 広告プラットフォームの革新で収益多様化
- Huluなどプラットフォームの海外展開強化
- 社員満足度向上と人材育成による組織力強化
- DX推進による事業モデル変革の実現
- 地域社会に根ざした価値創造と社会貢献の拡大
事業セグメント
映像制作業務
- 概要
- 多様な映像コンテンツ制作と配信を支えるB2Bソリューションを提供。
- 競争力
- 高技術の制作陣とネットワークを活用
- 顧客
-
- テレビ局
- 広告代理店
- 映画配給会社
- コマーシャル制作会社
- デジタルコンテンツ企業
- イベント企画会社
- 企業のプロモーション部門
- 放送制作会社
- 音楽制作スタジオ
- ゲーム会社
- 製品
-
- テレビ番組企画・制作
- CM制作
- アニメーション制作
- 音楽出版
- 映像編集サービス
- ライブ映像制作
- 制作機材レンタル
- CG制作
- 配信システム開発
- キャスティングサービス
放送・配信プラットフォーム提供
- 概要
- 安定した放送・配信基盤と各種管理システムを提供。
- 競争力
- 長年の放送技術と先進的IT技術の融合
- 顧客
-
- ケーブルテレビ局
- 衛星放送事業者
- ISP
- 携帯キャリア
- コンテンツ配信事業者
- スマホアプリ企業
- 映画館
- 自治体
- 公共団体
- 海外放送局
- 製品
-
- 放送技術提供
- 衛星放送システム開発
- ネット配信基盤
- ライブ配信サービス
- デジタル著作権管理
- 顧客管理システム
- 広告配信システム
- インフラ管理
- 多言語配信システム
- クラウド配信サービス
広告・マーケティングソリューション
- 概要
- 多様なメディアを活用した広告効果最大化に貢献。
- 競争力
- 読売新聞グループとの連携力とブランド影響力
- 顧客
-
- 企業広告部門
- ブランドマネージャー
- マス広告代理店
- デジタル広告企業
- イベント主催者
- PR会社
- 市場調査会社
- スポーツチーム
- 文化施設
- 自治体観光部
- 製品
-
- テレビCM企画
- クロスメディア広告展開
- スポーツ・イベント連携
- デジタル広告配信
- マーケットリサーチ
- ブランドコンサルティング
- プロモーション企画
- タレントキャスティング
- SNSマーケティング
- コンテンツマーケティング
イベント企画・運営
- 概要
- 集客力ある多彩なイベントで地域活性と企業価値向上に寄与。
- 競争力
- 豊富な番組資産と人脈を活用した企画力
- 顧客
-
- 自治体
- 企業
- 文化団体
- 学校法人
- 商工会議所
- スポーツ団体
- メディア企業
- 広告代理店
- 地方自治体観光部
- 国際機関
- 製品
-
- 大型イベント企画
- ライブコンサート制作
- スポーツ大会主催
- 地域振興イベント
- 文化芸術祭運営
- 教育イベント支援
- プロモーションイベント
- コンサルティング
- デジタルイベント配信
- ファン交流会企画
映像技術サポート・ソリューション
- 概要
- 高品質で安定した映像制作・放送を一貫支援。
- 競争力
- 最新技術を活用する技術スタッフの専門性
- 顧客
-
- 放送局技術部
- イベント制作会社
- 映像制作スタジオ
- スポーツ中継企業
- 企業映像部門
- 映画制作
- 広告会社
- 教育機関
- 地方公共団体
- 配信プラットフォーム企業
- 製品
-
- 映像伝送技術提供
- 制作機材レンタル
- ライブ中継技術支援
- 編集・ポストプロダクション
- 映像品質管理
- AR/VR映像技術
- デジタルアーカイブ構築
- 技術トレーニング提供
- クラウド映像管理
- システムインテグレーション
音楽出版・音楽コンテンツ事業
- 概要
- 幅広い音楽コンテンツと出版事業で市場を支える。
- 競争力
- テレビ局直結の強力な音楽制作連携体制
- 顧客
-
- レコード会社
- テレビ・ラジオ局
- 映画制作会社
- 配信プラットフォーム
- 広告代理店
- アーティストマネジメント
- イベント企画会社
- 音楽制作会社
- ゲーム制作会社
- 教育機関
- 製品
-
- 音楽著作権管理
- 楽曲制作支援
- 音楽配信ライセンス
- BGM制作
- ライブ・コンサート支援
- 音楽出版権販売
- プロモーション制作
- 音楽イベント企画
- 声優・アーティスト契約管理
- 音楽教材開発
メディア関連ITサービス
- 概要
- メディア運営向け多様なITソリューションを展開。
- 競争力
- 長年放送業界で培ったノウハウをデジタル化
- 顧客
-
- 放送局
- 制作会社
- 広告代理店
- 配信プラットフォーム
- 編集スタジオ
- マーケティング会社
- レポーティング企業
- データ分析企業
- eコマース運営者
- 動画配信運営企業
- 製品
-
- 番組管理システム
- 放送データ分析
- 広告効果測定ツール
- オンライン配信管理
- コンテンツ管理システム
- デジタルアーカイブシステム
- 視聴者分析データ提供
- SNS配信連携ツール
- モバイルアプリ開発
- コンテンツ販売プラットフォーム
生活・健康関連事業
- 概要
- 健康・スポーツ分野の事業展開で社会貢献。
- 競争力
- メディアとの連携で健康情報普及を支援
- 顧客
-
- フィットネスクラブ利用者
- 健康志向層
- スポーツ愛好者
- 企業福利厚生部門
- 地域団体
- 学校関係者
- 医療・介護施設
- 公共機関
- イベント事業者
- 地域コミュニティ
- 製品
-
- ティップネス運営
- 健康プログラム提供
- スポーツイベント協力
- 健康指導サービス
- 体力測定
- 企業向け健康コンサル
- 地域健康促進活動
- 身体機能トレーニング
- 介護予防プログラム
- ウェルネス教育
イベント・ライフマーケティング
- 概要
- 多様なイベント企画で顧客接点を創造。
- 競争力
- テレビ番組とのシナジー効果を最大化
- 顧客
-
- 一般消費者
- 地方自治体
- 企業イベント主催者
- 文化団体
- プロモーション会社
- 小売業者
- 購買層
- ファンコミュニティ
- 旅行代理店
- スポーツ観戦者
- 製品
-
- 日テレイベンツ
- ライフマーケティング企画
- ファンサービス型イベント
- 地域フェスティバル支援
- キャンペーン企画運営
- 物販企画
- 会場設営
- プロモーション戦略
- チケット販売管理
- ファン交流企画
不動産関連事業
- 概要
- 自社関連不動産を活用し安定収益確保。
- 競争力
- メディア運営との連動が可能な都市型物件保有
- 顧客
-
- 商業施設利用者
- 企業テナント
- 広告事業者
- 地域住民
- 建築・開発会社
- イベント主催者
- 行政
- 文化団体
- 宿泊施設事業者
- 物流事業者
- 製品
-
- 汐留スタジオ
- 日本テレビ塔管理
- 店舗賃貸管理
- 番町スタジオ運営
- イベント会場提供
- オフィスビル管理
- 不動産賃貸サービス
- ロジスティクス支援
- 広告看板管理
- 施設設備保守
出版・書籍関連事業
- 概要
- 多様な出版物で広範な読者層をカバー。
- 競争力
- 新聞社グループの編集・流通網を活用
- 顧客
-
- 一般読者
- 教育機関
- 図書館
- 書店
- 出版社
- 文化施設
- 研究団体
- スポーツ愛好者
- ファン層
- 広告主
- 製品
-
- 中央公論
- 旅行読売出版社
- 日テレ公式書籍
- イベント関連出版物
- 文化・教育書籍
- スポーツ関連出版
- エンタメ雑誌発行
- 児童書籍
- 専門書刊行
- PR・広告出版物
人材関連サービス
- 概要
- メディア業務を支える人材を多角的に供給。
- 競争力
- 業界に精通したスタッフ提供能力
- 顧客
-
- メディア業界
- 映像制作会社
- イベント運営会社
- 広告代理店
- 芸能プロダクション
- 学校法人
- 一般企業
- 自治体・公共機関
- 物流会社
- 人材派遣会社
- 製品
-
- 日テレ人材センター
- イベント人材派遣
- 専門技術職紹介
- 研修・教育サービス
- キャスティングマネジメント
- 人事業務アウトソーシング
- 労務管理支援
- 報道・制作スタッフ派遣
- タレントマネジメント
- 収録スタッフ派遣
競争優位性
強み
- 国内最大級の地上波放送ネットワーク
- 読売新聞グループの経営基盤
- 多チャンネル放送の三波一体経営
- 豊富なコンテンツ制作能力と子会社群
- デジタル配信プラットフォーム運営
- 系列局の経営統合推進力
- 強力なブランド認知度
- 広範な広告収入基盤
- 多様な収益源の確立
- 高度な放送技術力
- 豊富な人材資源
- 放送持株会社としての法的優位
- 豊富な特許・著作権資産
- 地域密着の放送サービス
- 確立された放送・配信インフラ
競争上の優位性
- 読売新聞グループの資本・人脈を活用した強力な経営基盤
- 地上波から衛星、ネット配信に跨る幅広いチャネル網
- 子会社によるコンテンツ多角化と制作力強化
- 系列局との連携による地域密着サービスの充実
- 新規事業への積極的な資本投下と技術導入
- 多様なプラットフォームを通じた視聴者接点の創出
- 広告・マーケティング領域への幅広い進出
- 安定的なキャッシュフロー基盤による経営の安定性
- 総務省からの指摘を受けたガバナンス強化の迅速な対応
- デジタルトランスフォーメーション推進によるビジネス効率化
- 優良な人材確保と育成に注力する体制構築
- 国内キー局の中での歴史的なブランド価値と認知度
- 協業による新規コンテンツやサービスの早期実装
- 放送持株会社制度を利用したグループ経営の最適化
- 多様な広告主との強いパイプラインを持つ
脅威
- テレビ広告市場の縮小と視聴率低下
- デジタルプラットフォームとの競争激化
- 規制強化による経営活動の制約
- 視聴者のメディア消費多様化に伴う収益減少
- 新規ネット配信企業の台頭と市場シェア獲得
- 放送法のマスメディア集中排除原則違反リスク
- 経済状況の変動による広告投資の影響
- コンテンツ制作コストの増加傾向
- 人材流出と専門技術者不足
- 風評被害や不祥事による企業イメージ低下
- 自然災害による放送インフラの停止リスク
- 国際情勢の変動による海外展開の不確実性
イノベーション
2024: 読売中京FSホールディングス設立
- 概要
- 系列局4社の経営統合により新たな認定放送持株会社を設立。
- 影響
- 地域展開の強化と経営効率の向上を実現。
2023: デジタル配信プラットフォーム強化
- 概要
- Hulu等のネット配信サービス機能を拡充しユーザー増加を促進。
- 影響
- 若年層視聴者の獲得と収益多角化に貢献。
2022: DX推進による放送システム高度化
- 概要
- 最新IT技術を活用した制作・配信体制の刷新を推進。
- 影響
- 制作効率向上とコスト削減効果を達成。
2021: AI技術を活用したコンテンツ制作支援
- 概要
- 映像編集や番組企画にAIを導入し制作工数を削減。
- 影響
- 業務効率とコンテンツ品質の向上を実現。
2024: 新規デジタル広告事業の展開
- 概要
- データ連携型広告プラットフォームを立ち上げて広告効果測定強化。
- 影響
- 広告収益の拡大と顧客満足度向上。
2023: サステナビリティ強化計画開始
- 概要
- 環境配慮型の放送設備導入や紙媒体削減を開始。
- 影響
- 企業価値の向上と社会的信用獲得。
2022: 次世代放送技術研究
- 概要
- 5Gネットワークを活用した双方向放送技術の開発に着手。
- 影響
- 視聴体験の革新と新規サービス創出を見込む。
サステナビリティ
- 放送設備の省エネルギー化推進
- 廃棄物のリサイクル率向上
- ペーパーレス化による資源節減
- 地域社会との環境教育協力
- SDGs目標に沿った企業活動強化
- 多様性と包摂性の推進
- カーボンニュートラル計画の策定
- サプライチェーンの環境負荷低減
- デジタル化による紙媒体削減
- 社会貢献活動への積極参画
- 働き方改革と健康経営の推進
- 災害対応力強化と防災支援活動