大阪瓦斯
基本情報
- 証券コード
- 9532
- 業種
- 電気・ガス業
- 業種詳細
- 電力・ガス
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1897年04月
- 上場年
- 1949年05月
- 公式サイト
- https://www.osakagas.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- TOKAIホールディングス, 日本瓦斯, 中部電, 関西電, 東ガス, 東邦ガス, 北海道ガス, 広島ガス, 西部ガスホールディングス, 北陸ガス, 京葉ガス, 静岡ガス
概要
大阪ガスは1897年創業で近畿地方中心に都市ガスと電力を供給し、技術革新と海外投資を進める業界大手です。
現状
大阪ガスは2022年3月期に連結売上高約1兆5868億円、営業利益949億円、純利益1282億円を計上し、安定した財務基盤を持つ。国内都市ガス市場で全国2位の販売量を誇り、導管総延長は約6万3100kmに及び、関西圏の主要エネルギー供給者としての地位を確立している。電力事業も展開し、国内外で約301万kWの発電設備を運営。技術開発に注力し、省エネ型ガス機器や先端燃料電池システム(エネファーム)を推進。サステナビリティへの取り組みも積極的で、バイオガスの受け入れ開始や合成メタンの実証実験を行い、環境負荷低減を目指す。海外では東南アジアや米国のLNG基地・火力発電事業に注力し、2030年度に海外利益を全体の3割に拡大する戦略を掲げる。地域とも連携し社会貢献活動を展開し、今後も再生可能エネルギーと技術革新を成長ドライバーとして持続的成長を図る。
豆知識
興味深い事実
- 都市ガス販売量で全国2位を誇る大型事業者
- 国内最大級の天然ガス火力発電所を保有
- 旧野村財閥の中核企業として財界に影響力大
- 本社ビルは戦前モダニズム建築の登録文化財
- 地域冷暖房事業で日本初のサービス提供実績
- 通信事業へも参入し多角化を推進
- 合成メタンの環境技術開発に先駆的な取組み
- 多数の関連会社を擁するDaigasグループの中心
- 社会貢献として地域社会への被災地支援も実施
- 従業員約2万人規模の大企業
- 停電時のガス安全供給技術に優れている
- 大阪ドームの建設地は創業地跡として記念碑設置
- ガス機器の販売と施工に強みを持つ
- 海外事業ではシェールガス分野へ参画
- 上市当初より東証プライムに上場
隠れた関連
- りそな銀行の御堂筋支店が本社ビル1階に入居
- 関西電力と電力小売市場で競合関係にある
- 丸紅や伊藤忠商事など大手商社と連携し海外展開
- 東京ガスや東邦ガスと都市ガス業界大手同士の競合
- 多くの地方自治体と地域新電力会社を共同設立
- 大輪会と三水会という複数の地元企業集団に加盟
- 大阪商工会議所の会頭を複数回輩出している
- テレビ大阪やMBSテレビ等の地元メディアのスポンサー
将来展望
成長ドライバー
- 再生可能エネルギー拡大による需要増
- 海外市場でのエネルギー事業拡大
- 省エネルギー技術とスマートエネルギーの推進
- 新規通信サービスによる顧客基盤強化
- 環境規制強化への技術対応需要
- 地域密着型サービスの深化
- デジタル化による業務効率化推進
- 燃料転換による脱炭素ニーズの増大
- 家庭用燃料電池市場の拡大
- グループシナジー創出による競争力向上
- IoT・AI技術導入による新サービス開発
- 地域新電力市場拡大による成長
戦略目標
- 海外事業で利益比率30%達成
- カーボンニュートラルに向けた技術拡大
- 合成メタン事業の商用化
- 電力小売事業の市場シェア拡大
- 地域熱供給サービスの全国展開強化
- 再生可能エネルギー比率の大幅向上
- スマートエネルギーシステムの構築
- 持続可能な不動産開発の推進
- 地域社会との共生強化
- 顧客満足度向上とブランド強化
事業セグメント
都市ガス卸売
- 概要
- 地域のガス事業者や公共団体に都市ガスおよびLNGを安定供給。
- 競争力
- 広域ネットワークと大規模導管網の保有
- 顧客
-
- 地方ガス事業者
- 公共団体
- 産業顧客
- 製品
-
- 都市ガス
- LNG
- ガス導管サービス
電力卸売・小売
- 概要
- 国内外の発電所からの電力を卸売及び小売で提供。
- 競争力
- 安定的な発電設備と顧客基盤
- 顧客
-
- 関西電力
- 中部電力
- 自治体
- 企業
- 製品
-
- 発電電力
- 小売電力契約
ガス機器販売・工事
- 概要
- 多様なガス機器と付帯工事を提供し、暮らしの快適性を支援。
- 競争力
- 技術力と大規模サービス網
- 顧客
-
- 住宅メーカー
- 工務店
- 設備業者
- 商業施設
- 製品
-
- ガスコンロ
- 給湯器
- 空調機器
- 設置工事
不動産開発・管理
- 概要
- 都市部での不動産開発・住宅改修を通じ安定収益を創出。
- 競争力
- グループの幅広い資産活用力
- 顧客
-
- 不動産オーナー
- テナント企業
- 住宅購入者
- 製品
-
- 住宅リノベーション
- 複合施設開発
- 資産管理
海外エネルギー事業
- 概要
- 東南アジアと米国でのエネルギー事業に積極投資し成長を図る。
- 競争力
- 現地強固なネットワークと技術支援
- 顧客
-
- 海外パートナー企業
- 政府機関
- 製品
-
- LNG基地
- 火力発電
- シェールガス
再生可能エネルギー
- 概要
- 低炭素社会を目指し環境対応技術に注力している。
- 競争力
- 先進的な環境技術の導入と実証
- 顧客
-
- 地方自治体
- 産業団体
- 製品
-
- バイオガス
- 合成メタン
- 風力発電
通信サービス
- 概要
- 通信サービスに参入しエネルギーと連携したプランを提供。
- 競争力
- 多角的エネルギー提案とインフラ融合
- 顧客
-
- 一般家庭
- 企業
- 製品
-
- 光回線サービス
- ISPサービス
地域熱供給・冷暖房
- 概要
- 地域密着型の省エネ熱供給事業を実施し環境貢献。
- 競争力
- 技術力と多地点サービス展開
- 顧客
-
- 大型施設
- 住宅団地
- 公共施設
- 製品
-
- 地域熱供給
- 冷暖房サービス
LPガス充填・配送
- 概要
- 安心・安全なLPガスの供給をバックアップ。
- 競争力
- 信頼の流通網と設備管理
- 顧客
-
- 住宅
- 業務用施設
- 製品
-
- LPガスボンベ
- 配送サービス
産業用ガス供給
- 概要
- 産業現場で必要な多様な産業ガスを供給。
- 競争力
- 品質管理とカスタマイズ力
- 顧客
-
- 製造業
- 医療機関
- 研究機関
- 製品
-
- 高純度ガス
- 特殊ガスプラント
保守・点検サービス
- 概要
- 機器の安全維持とメンテナンスを担う。
- 競争力
- 全国ネットワークと専門技術
- 顧客
-
- ガス事業者
- 一般消費者
- 製品
-
- 機器点検
- 安全検査
- 修理サービス
環境対応エネルギー
- 概要
- 持続可能な社会に向け環境対応を推進。
- 競争力
- 多様な技術導入と実証実験
- 顧客
-
- 企業
- 自治体
- 住民
- 製品
-
- 環境負荷低減プログラム
- カーボンニュートラル技術
競争優位性
強み
- 業界2位の都市ガス供給力
- 技術革新による省エネルギー機器開発
- 広範なガス導管インフラ網
- 海外への積極的なエネルギー投資
- 多角化したエネルギービジネス
- 安定した財務基盤
- 強固な地域連携ネットワーク
- 多様な事業ポートフォリオ
- 長年の業界経験とノウハウ
- 持続可能性への高いコミットメント
- 先進的な発電設備保有
- 高いブランド認知度
- 充実した顧客サービス体制
- グループ会社とのシナジー
- 環境技術の導入と実証
競争上の優位性
- 広域かつ効率的なガス供給ネットワーク所有
- 合成メタン・バイオガス事業への先行投資
- 家庭用燃料電池システムの開発と普及促進
- 海外の天然ガス・火力発電プロジェクト参画
- 多様なエネルギー事業によるリスク分散
- 地域冷暖房など地域密着の熱供給サービス
- 独自技術による安全性と省エネ性能の向上
- ITと通信サービスの連携による新サービス展開
- 強力な顧客基盤と長期契約
- 環境負荷低減を実現する先端技術導入
- 多様な販売チャネルとサービスショップ
- ガス機器の開発からメンテナンスまでの一貫体制
- 政府・自治体との連携強化
- 国際的なビジネスネットワークの構築
- 堅実な経営体制と透明なガバナンス
脅威
- エネルギー市場の自由化に伴う競争激化
- 再生可能エネルギー普及によるガス需要減少
- 海外事業の政治・規制リスク
- 燃料価格の変動による収益圧迫
- 厳格化する環境規制への対応負担
- 技術革新の遅れによる競争力低下
- 災害時のインフラ被害リスク
- 顧客のエネルギー選択多様化
- 人材確保と育成の課題
- サイバーセキュリティリスクの増大
- 地域独占からの市場開放圧力
- 国際的エネルギー需給の不確実性
イノベーション
2023: 合成メタン実証設備の稼働開始
- 概要
- CO2回収能力を15倍に高めた合成メタン実証設備を稼働。
- 影響
- 温室効果ガス排出削減に寄与
2023: コンパクト住居での生活検証
- 概要
- 省エネ技術を活用した小型住宅における生活実験を開始。
- 影響
- 新たな生活モデルの提案に成功
2022: 電力小売全面自由化への対応強化
- 概要
- 家庭用及び小口業務用電力供給事業に積極参入し顧客基盤拡大。
- 影響
- 新規契約者数大幅増加
2021: 導管部門の法的分離による分社化
- 概要
- 法規制対応のため、導管部門を100%子会社に分社化。
- 影響
- コンプライアンスの強化
2020: リノベーション事業への本格参入
- 概要
- グローバルベイス社株式取得により首都圏でリノベ事業拡大。
- 影響
- 収益源の多角化に成功
2024: eメタン試験施設の拡充
- 概要
- 再生可能エネルギーを活用するeメタン事業の実証拠点拡大。
- 影響
- 事業化に向けた知見獲得
2023: さすガねっと通信サービス開始
- 概要
- NTT西日本等と提携し、ISP事業に新規参入。
- 影響
- エネルギーと通信の融合を図る
2022: バイオガス受入拡大
- 概要
- 品質確保条件付でバイオガスの受入申込開始。
- 影響
- 環境負荷低減に貢献
2020: 省エネルギーコージェネ導入促進
- 概要
- 省エネ発電システムの普及を促進し環境負荷削減推進。
- 影響
- CO2排出量の削減効果
2024: 燃料電池技術の実用化推進
- 概要
- 次世代燃料電池コジェネレーション技術を開発。
- 影響
- 省エネ・低炭素社会への貢献
サステナビリティ
- バイオガスや合成メタンの実証運用推進
- CO2排出削減技術の積極的導入
- 地域熱供給サービスによる省エネ促進
- 再生可能エネルギーの事業拡大
- 環境保全と地域共生へのコミットメント
- 安全性向上のための設備更新
- サステナブルな不動産開発
- 省エネルギー機器の普及促進
- 環境負荷の見える化と情報開示
- カーボンニュートラル技術の導入
- 社会貢献活動と地域支援強化
- 社内環境教育の充実