昭和産業
基本情報
- 証券コード
- 2004
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 食品製造
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1936年02月
- 上場年
- 1949年05月
- 公式サイト
- https://www.showa-sangyo.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ニップン, 日清製粉グループ本社, 日東富士製粉, 鳥越製粉, 日清オイリオ, Jオイル
概要
昭和産業は1936年創業の総合食品メーカーで、製粉・食用油・糖質製品分野で国内トップクラスのシェアを持ち、食品素材の多角展開を特徴としています。
現状
昭和産業は2021年3月期に連結売上高約2560億円を計上し、製粉及び食用油分野で国内第3位のシェアを誇っています。主力製品の天ぷら粉では市場シェア1位を維持し、製粉、油脂、糖質、飼料の多角化事業で安定した収益基盤を形成。国内外での生産体制と多様な製品ポートフォリオにより競争力を維持しています。技術開発ではレンジ調理用粉末製品等の販売拡大に注力し、環境・社会貢献として男性育児休業の推進や次世代認定マーク取得など働きやすい職場環境づくりに努めています。今後は連結子会社の拡充を進め、穀物ソリューションカンパニーとして多様な穀物素材を活用した新製品開発を推進し、成長と持続可能な企業価値の向上を目指します。
豆知識
興味深い事実
- 日本で初めての即席天ぷら粉を製造・販売したパイオニア企業。
- 男性の育児休業取得推進で厚生労働省の次世代認定マークを取得。
- グループで多様な穀物に関するビジネスを展開し、食品素材の多角化を実現。
- 昭和産業の社名は創業年の昭和時代から由来する。
- 以前は肥料製造・販売事業も展開していた歴史がある。
- 大手流通・小売業者との長期的な取引関係が強み。
- 食品の多角化を掲げ、食品素材を広く提供する穀物ソリューションカンパニーを自称。
- 国内外に多くの製造拠点と研究所を保有している。
- 業界トップクラスの天ぷら粉シェアを持つ。
- 昭和産業の製品はテレビCMや幅広いメディアで認知度が高い。
隠れた関連
- 多くの食品メーカーと原料供給で密接に連携し、業界横断的なネットワークを形成。
- 子会社を通じて飼料産業にも影響力を持ち、畜産業界とも連携が深い。
- 長年の販売チャネル構築により、全国の小規模小売店舗にも製品を供給している。
- 製粉業界内の競合他社とも資本・業務提携関係を持つ場合がある。
- 食品関連イベントや地域のスポーツチームなどのスポンサー活動で地域密着を推進。
- 関係会社との連携で冷凍食品から健康食品まで幅広い商品展開を可能にしている。
- 穀物サイロの保有を通じて安定した原料調達体制を確保。
- 複数のメディアで提供番組やCMを展開し、認知度向上とブランド強化を図っている。
将来展望
成長ドライバー
- 健康志向の高まりによる機能性食品需要拡大
- 製粉以外の糖質・油脂・飼料分野の多角化戦略強化
- 食品素材の高付加価値化と新製品開発
- デジタル技術導入による生産性向上と効率化
- 国内外の食品市場における安定的な供給網の構築
- サステナビリティ重視の経営による市場競争力強化
- 新規事業やグループ企業のシナジー創出
- ブランド強化を通じた消費者ロイヤルティ向上
- 海外市場の拡大と現地パートナーシップ
- 安全安心な食品供給に対する消費者信頼の強化
戦略目標
- 穀物ソリューションカンパニーとしての業界リーダーシップ強化
- 製粉・油脂・糖質・飼料各事業の持続的成長達成
- SDGs目標に沿った環境・社会貢献の拡大と報告
- 国内外の製造・販売拠点の最適化とDX推進
- 新技術開発と製品ラインナップの拡充
- 働きやすい職場づくりによる従業員満足度向上
- 消費者ニーズに応える健康志向製品の強化
- 地域社会とのパートナーシップ強化による共存共栄
- 原材料調達の安定化とサプライチェーン強靭化
- 多角的事業展開による総合食品企業としての成長継続
事業セグメント
業務用製粉・調製品
- 概要
- 業務用に高品質の製粉及び調製粉製品を安定供給し、顧客の製品開発を支えています。
- 競争力
- 国内最大級の製粉技術と多品種対応力
- 顧客
-
- 製パン業者
- 製菓業者
- 食品加工業者
- 外食チェーン
- 給食事業者
- ホテル
- レストラン
- 製品
-
- 小麦粉
- 天ぷら粉
- ホットケーキミックス
- プレミックス粉
食用油供給
- 概要
- 業務用食用油を安定供給し、品質管理と機能性を提供しています。
- 競争力
- 品質管理の高さと供給安定性
- 顧客
-
- 外食産業
- 給食業者
- 食品製造業者
- 加工食品メーカー
- 製品
-
- サラダ油
- 揚げ物用油
- 植物性健康油脂
糖質製造・供給
- 概要
- 多様な糖質製品を高品質で提供し、多分野の原材料として活用されています。
- 競争力
- 多様な糖製品展開と安定供給力
- 顧客
-
- 製菓メーカー
- 清涼飲料メーカー
- 食品加工業者
- 医薬品メーカー
- 製品
-
- 結晶ブドウ糖
- 異性化糖
- コーンスターチ
配合飼料販売
- 概要
- 畜産・水産向けに高品質な配合飼料を提供し、成長促進をサポートします。
- 競争力
- 飼料の栄養設計力と品質管理
- 顧客
-
- 養鶏業者
- 畜産業者
- 養魚業者
- 製品
-
- 配合飼料全般
- 栄養強化飼料
穀物サイロ・物流サービス
- 概要
- 穀物の保管及び流通管理で顧客のサプライチェーンを支えています。
- 競争力
- 広域にわたるサイロネットワーク
- 顧客
-
- 穀物輸入業者
- 製粉会社
- 食品メーカー
- 製品
-
- 穀物サイロ保管
- 物流管理サービス
不動産賃貸業
- 概要
- 本社ビル等の不動産賃貸事業で安定収益を確保しています。
- 競争力
- 立地の良い不動産保有
- 顧客
-
- 企業
- 個人テナント
- 製品
-
- 事務所ビル賃貸
- 商業施設賃貸
競争優位性
強み
- 製粉業界での国内トップシェア
- 多角的な食品素材展開
- 製品開発力と多様なブランド展開
- 安定した顧客基盤と広範な販売網
- 厚生労働省認定の働きやすい職場環境
- 国内外の複数工場保有による生産安定性
- 豊富な子会社による事業多角化
- 歴史あるブランド力
- 顧客ニーズに応じた柔軟な製品開発
- サプライチェーンの強固な構築
競争上の優位性
- 独自技術による天ぷら粉市場での圧倒的シェア
- 製粉・油脂・糖質・飼料の広範囲な事業分野
- 子会社および関連会社を通じた事業領域の拡充
- 次世代認定マーク取得による社会的評価の高さ
- 国内外での拠点展開による物流・生産効率化
- 多様な販売チャネル展開で顧客接点を最適化
- 安定した財務基盤に基づく積極的なM&A展開
- 顧客の製品開発支援に重点を置いた販売戦略
- 幅広い用途に対応する製品ポートフォリオ
- 健康志向製品群の拡充と差別化されたブランド
脅威
- 国内食料品市場の人口減少による需要縮小
- 原材料価格の国際的な変動リスク
- 競合他社との価格競争激化
- 食品安全基準の強化及び規制変化
- 環境問題による生産コスト増加リスク
- 海外市場における現地競合の台頭
- 自然災害による生産拠点被災リスク
- 為替変動の影響による収益圧迫
- 新規代替食品の台頭による需要影響
- 労働力不足による生産性低下
イノベーション
2020: ボーソー油脂株式会社の連結子会社化
- 概要
- 公開買付けによりボーソー油脂を完全子会社化し、食用油事業を強化。
- 影響
- 油脂分野のシナジー創出と事業拡大に成功
2020: サンエイ糖化株式会社を完全子会社化
- 概要
- 糖化製品分野の競争力強化と製品ラインアップ拡充を目的に子会社化。
- 影響
- 糖質製品の市場シェア拡大に寄与
2023: 植物由来たんぱく質の新ブランド立ち上げ
- 概要
- 健康志向の高まりに応じた植物性タンパク質製品のブランドを開設。
- 影響
- 新たな健康食品市場の開拓に成功
2021: 食用油の賞味期限延長技術開発
- 概要
- 独自の技術により食用油製品の賞味期限を延長し利便性を向上。
- 影響
- 消費者満足度向上と廃棄削減に寄与
2022: デジタルトランスフォーメーション推進
- 概要
- 生産・物流プロセスのデジタル化により効率化を実現。
- 影響
- 生産コスト削減と品質管理の向上
2024: 業務用小麦粉の価格調整
- 概要
- 原料価格高騰を踏まえ、価格体系の見直しを実施し市場対応。
- 影響
- 収益維持と顧客関係の強化を両立
サステナビリティ
- 男性育児休業取得の推進と次世代認定マーク取得
- 食品ロス削減に向けた生産調整と販売戦略
- 再生可能エネルギー利用の拡大
- 環境負荷低減を目指した製造工程の改良
- 地域社会への環境教育支援活動
- プラスチック包装削減推進とリサイクル強化
- サプライチェーン全体での持続可能な調達
- 健康的な食生活促進に向けた製品開発
- 安全衛生管理体制の強化
- 従業員の多様性および公平性推進